一人進路相談。

そうなんだよなぁー。数学やり始めてから時間が経って定着してきてんでそれで何をやるの?ってことになってるってことだと思うんだよね。前はそれ自体について知らなかったけど今はある程度分かるようになって「んでどうすんの?」って感じになってるんだよね。前はこんなことは無かったのに今の俺のこの「で?」っていう感じはそれだけ数学が自分に定着したっていう表れなんだと思うんだよね。だからまぁある程度やれば必然的に出てくる話なんだけど結構これも困ったもんだよねぇ。前みたいに漠然と「極める」みたいな感じでいられなくなっちゃってるんだよねぇ。で、まぁでは実際に何がやりたいのか?ってのを考えるとやっぱり原点のn次元系の話になるよね。数学に目覚めたと同時に見つけ出した課題っつーかなんつーか。で、当時とは違って今はそれが具体的にどういうことをやるのか?ってのが分かるわけで、まぁそれが結局はいつも書くようにTopological Quantum Field Theoryとかになってくるわけよ。目覚めたと同時に気になったっていうもの自体の具体的な話なんかは「Quantum Symmetries on Operator Algebras」ってやつがあるんだけどまさにこれですね。読んだわけじゃないんだけど。


で、著者の一人が河東泰之という人なんだけどまぁ知ってる人は知ってると思うけどまぁ所謂凡人に絶望を与える系の人なんですよね(笑)「Mathematicians: An Outer View of the Inner World」っつー本を読んで絶望したっていうああいう本に出てくるタイプの数学者ね。ようはなんで絶望するのか?っていうと俺なんか話にならないぐらい数学が出来る人が俺の気になることを具体的にリサーチしてるってことなのよ。俺が気になることってすげー独創的なものか?っていうとそんなことなくてすげーベタなもんばっかなんだよね。だからすでにリサーチがあって色々と研究が進んでる分野だったりするのよ。だからまぁ別に取り立てて俺がやる必要も無いし、まぁもちろん知りたいけどね、でもまぁ完全に眺める側になるわけじゃん?まぁ数学で何かをやれる!って思うほど勘違いはしてないけど完全に眺める側に徹するっつーのもまぁ一種の諦めなんであってそれが辛いよねぇーっていう。完全にアレだよね、大学院ぐらいまで進んで詰むタイプだよね(笑)


で、まぁようはいつも書くようにそういう抽象的な世界にどっぷり浸るって感じでいいのか?っていうと違うかなぁーっていうか、あとまぁそこはリアリストだからさ、いや、本当に凡人が出る幕ではないような世界の話をさ、まぁそれこそ眺めることが出来るだけでも十分なぐらいの世界なんだけどね、なんかでも「うーん・・・」って考えててもさっき書いた絶望を与える本に出てくるmathematiciansが「うーん・・・」って考えてる姿を想像するとすげー滑稽になっちゃうわけよ。いや、そこお前が「うーん・・・」って言うなよっていう俺に対する突っ込みになっちゃうわけ。んでもまぁそんなの関係ないや。自分は自分なりにやる!ってことだとまぁもう趣味で確定なんだよね。趣味として数学をやるんですねってことになっちゃう。


なんかそのさ、俺が考えてるような全力を注ぐようなイメージではないんだよね。かといっても経済だの金融だの応用数学だのに興味があるのか?っつーと正直そりゃ純粋数学に比べれば全然興味ないですよってことなんだよね(笑)んーまぁでも自分の中ではあれだよね、サブジェクト的にはカオス理論とかの方向にはなってるのかなぁー?って気はするけどね。まぁ結局、この分野も化け物みたいな人たちがリサーチやってるってことなんでまぁそりゃー凡人が出る幕はないんだけどってまぁそれ言い出すと数学は全部そうだからね。まぁあれだよね、純粋数学方面ではまぁ量子力学とか量子コンピューターとかの話にもなるからまぁそういう方面の知識も増えるってことにはなるけどさ、いや、んで逆にカオス系だと応用範囲が凄いわけよね。はっきり言えば何でもカオスなわけだからさ、どの道誰かの仕事を眺めるだけってことになったとしてもカオス系を具体的に知ることが出来ると明らかに知ることが出来る範囲は広くなるよね。純粋数学方面だとそれはないんだよね。あ、まぁそんなことはないかな。


まぁあとあれね、ようは力学系とかさ、こういう感じの数学ってやってこなかったしさ、まぁんでファイナンスがきっかけで色々とやってなかった数学にも手を出すようになってまぁその一環ではあるんだよね。カオスも所詮は自分の中では大体しか分かってないわけで理論的に具体的に分かってるわけじゃないからね。まぁやっぱカオスとか非線形的なものってやっぱ数学好きになるそれ以前にそういうサブジェクト自体が好きだったからまぁ長年の夢ではあるんだよね。おぼろげながら面白そうだって思ってた分野に関してガッツリ数学的に攻めてみるってことになるのかな。こればかりは「全部やる」ってことにはならないんだよねぇーっていうかさ、実際にヤヴァいなぁーって思うのがさ、金融に興味が湧いてきたとか言い出してからすでにもう5ヶ月ぐらい経ってんだよねって話なんだよね。積読になってる本で5月に注文した本とかあるんだよね(笑)当時テクニカルすぎて全然読めなかったやつなんだけどね。まぁそんな感じでさ、一瞬なんですよ。時間なんて。なんでこんなに時間が経ったのか?っていうと金融系の本ばっか読んでたからでしょう。んでも本来は数学をやるべきじゃないの?みたいな話に仮にしてみるとまぁそりゃどんだけ時間あってもそっちに時間ふれませんよってことになるわけだよね。いや、これがヤヴァいのがやっぱり色々と手を出しすぎるとどれも中途半端になっちゃうってことね。んだからまぁあれなんだよね、例えばカオスにフォーカスするんだったらカオスにフォーカスしてアブストラクト系のは読まないようにするとかね、まぁ結果的に色々読んでると全部全く進まないんだよね。なんか年齢あんま関係ないとか言いつつもさ、いや、こればかりはなんか今20歳ぐらいだったらなぁーって思うね(笑)10年色々とやってもまだ30やん?今から10年やったらおっさんになってるからね。笑えねぇーよマジで。


んでもまぁ正直な話、純粋系のは知識はもうそろってるからやろうと思えばいつでも出来るってのはあるよね。だからまぁ5年後ぐらいにカオスとかファイナンスで行き詰って思い出したようにまたやり直すってのも余裕で出来るしそういう意味でまぁ興味ある分野に手を出しまくってみるってのがさ、やっぱり若さっつー体力もあって出来るってことならやっぱ知らない分野にガンガン手を出すってのは今やるべきことなんじゃないかな?って思うんだよね。頭にフレームワークを作っておきたいじゃん?ある程度それが出来ちゃえばあとはもうすでに持ってる知識とか感覚と照らし合わせてやっていくって感じになるわけだから。まぁそれでもまぁどの分野でも眺めるだけってのは分からないっつっちゃー変わらないんだけどさ、でもやっぱ俺はリサーチレベルで眺めたいんだよね。おっさんが趣味でやってるレベルで眺めるってのは嫌なのよ。あとまぁカオスはともかく金融とかの場合、またなんか起こったときにさ、それが具体的に色々なエコノミストによって語られたりさ、どれがどうなってこれが起こったのか?とかさ、やっぱ実社会と関係あることだから生きてる限りそれは続くから金融の知識ってあるに越したことないんだよね。俺は浮世離れしたようなものばっかに興味を持ってきたけど金融に関しては本当に初めてと言っていいぐらい実学と言うと変だけど割と有用で実社会と関係あるものなんだよね。まぁあれですよ、まぁ例のあれですけどね、前にも書いたけど純粋数学諦めて応用に行くっていう典型的な感じではあるんだけどさ、でもそこはまぁ妥協ではなくてさ、純粋系はウィザードみたいな連中が魔法を操ってる世界だからマグルの俺にゃー無理な話だってことになるわけでさ、だったらマグルらしい数学をやったほうがいいんじゃない?ってことになるよね。まぁでも理解することが不可能ってわけじゃないから完全なマグルではないんだけどね。理解できるけど魔法は唱えられないって感じか(笑)


だからそんな唱えられない魔法について知ったところで何になる?って話なんだよね。だったらまぁ今後もなんだかんだで生きていくんだったら金融とかやったほうが色々と広がりはあるんじゃない?ってことになるよね。やっぱりすげー重要な金っつーのを軸に何でも切り込めるようになるってのは強いよね。いや、でもなんかね、まぁここ5ヶ月は金融にどっぷりだったけどさ、まぁどっぷりだったおかげで色々と理解できるようにはなったんだけど本当にそれだけ時間をめちゃめちゃ使ってきたって話なわけでさ、んでもまぁやっと入り口に立ったぐらいなんだよね。んだからちゃんとやっていくって話なんだったらまぁまたえらい時間それに費やすことになるわけでさ、まぁそんなに時間を使ってるっていうつもりはないんだけどまぁ5ヶ月経ってるからね。実際に。まぁ凄く充実はしてたけどね。んでまぁ抽象的なもんだとこうはならないよね。より社会の仕組みが分かるようになるとかさ、知らなかったことが理解できるようになる!とかそういう有機的な繋がりがないじゃん?まぁそこが純粋数学の良いところでもあるんだけどね。まぁ実際につながりは無いわけじゃないんだけどまぁ比較対象としては泥臭い応用数学に比べればそりゃつながりはないっていうそういうレベルね。まぁ当たり前だよね。応用数学は応用する「何か」ってのありきでやってるわけだからそもそも全然ジャンルが違うわけで。


あとまぁさ、例によって俺はオンオフが激しいじゃないですか?だから出来ないときは全然出来ないまま時間だけが過ぎていくからさ、めちゃめちゃ集中できる時間ってのが限られてるんだよね。その時間を何に使うか?ってことになるわけよ。永遠とやってられるならなんでもできるかもしれないけどずーっとオンなわけじゃないからね。なんかでもあれだなぁーなんか器用貧乏になりそうな感じだわなぁー(笑)結局最終的に俺がすげーいやだなって思うただの「物知り博士」になりそうな感じがするよね。まぁそれがいやだからなんか俺って常にエキスパートになりたい部分ってのを何かに求めてるってのはあるよね。んでもまぁさ、何かを極められる人ってこんな迷いもなくやるわけだから「どれをやろう?」とか考えてる時点ですでに適正なんてたかが知れてるって話なんだよねぇ。なかなか認めたくないけど認めざるを得ない事実ですよねぇ。まぁでもいいんじゃないかな。とりあえずまぁ確率とかも好きになったわけだしさ、統計なんかにも興味が出てるわけジャン?まぁそれはそれでいいんじゃないかなー?ってことではあるよね。マグルらしい興味だなぁーと言えばそれまでだけども(笑)なんかこういうのも知らないうちに勝手な差別ってのがあるよね。整数論とか代数みたいなのが一番!って感じがしてるもんね。でもこれってイデオロギーじゃなくて実際に実感としてそうだよね。なんかまぁ俗っぽい言い方をすると神の領域っつーのかな?だからこそなんか俺程度のもんがやって何になるわけ?っていう身の丈があってない感じがしちゃうんだよね。数学って嫌なぐらい崇高なんだよねぇ。明らかに数学側が選民主義だもん(笑)神の領域だから当たり前なんだけどね。あとそこはなんか誤魔化さないで認めたいってのはあるんだよね。それを認めたうえで俺はどうすんの?って話を具体的に考えていきたいわけで。


まぁそんな感じなんですよ。一人進路相談的なね。やり残した感があるものに関しては人生長いから後からいくらでもやれるような感じなんだったら今しかやれなさそうなものを中心にやっていったほうがいいってことになりますよねってことなんだよね。あとまぁあれなんだよね、応用系は所詮は応用系で実際はあんま興味ないっつー本音もさ、それ言い出すとまぁ数学自体がそうだったのよ。何しろ分からないし分からないってことは苦痛だしあと正直面白みが分からないってのもあってさ、味をしめるのにだいぶ時間かかったからね。「楽しい!」って感じられるようになってからまぁ本当にハマりだしたなぁーって感じはあるよね。それで言うとそんなに昔の話でもないわけだよ。だからまぁ金融とか応用とかにしてもそんなに面白くなくてもまぁまだあんまり分からないから面白さに気がついてない部分はあるだろうって思っておこうかなって思ってるんだよね。まだはじめたばっかだしさ。


まぁそんな感じですね。まぁなんだかんだで色々と頭を使ってそれで時間が過ぎていくってのはとりあえずそれはハッピーなことだよね。最悪なのは何もやらなかったりできなかったり特に何かにフォーカスすることなく時間だけが過ぎていくってことだからさ、まぁ今はそうじゃないからね。フォーカスできるものを持ってるってのはやっぱ強みだよね。まぁこれが俺にとってのブレイクスルーになるのかなんなのかは分からないけどまぁ良い模索の仕方ではあると思うよね。自分を卑下するわけではないけどんでもまぁ現実的な話とある程度のリアルな現状ってのを考えてやれそうなことってのを考えていくしかないもんね。それを分かってないで身の丈にあってないことを続けてもしょうがないとは思うよね。んでもそれは諦めとはまた違うわけでさ、そこのなんか「やりたい!」ってことと現実の兼ね合いっつーのかな?まぁなんでもやろうと思えば出来るんだけど、例えば俺が俳優になりたい!って思ったとしてまぁでもそれって無理じゃん?そこは無理じゃないですか?やっぱ(笑)出来ることと出来ないことを見極めるってそういう意味で大事なんだよね。それを無しに何でも出来る!って考えてても砂上の楼閣だもんね。まぁ自己啓発本とかにはそれでも何でも出来るはずだ!ってよく書いてあるけどさ、でもやっぱ現実的に出来ることと出来ないことってあるじゃん?そこは意志だけじゃどうにもならない部分ってのもあるからね。やっぱそういうのはめちゃめちゃリアルな視点に立って分析しなきゃダメだよね。


まぁそんなわけでんじゃまた。