ロシアのピザはトマトソースとチーズが十分ではない。

mimisemi2007-04-11

そうそう。テストね。ペーパーテストってのは昔からダメで、理解していることの総まとめみたいなテストでもありえないような間違いを多くして教師も驚くような点数を取ることが
よくあるんだよね。まぁ昔からそうだったんだけど、当然、こっちに来てからテストを受ける機会が多いんだけど、相変わらず思い知らされたのが、セメスター初めに受ける
先生が生徒の能力を計るテストみたいなのがあって、それはリーディングだったんだけど、テストの内容ってのは簡単でグローバルマーケティングについての大雑把なエッセイで
例えば中国では「ビッグマック」という言葉を知らない人がいるのはそんなに珍しいことではないので、新しい場所を開拓しながらビジネスを展開していくには、その展開する
先々の広告媒体ややり方などを事前に調べておくのが成功の秘訣であるみたいな感じなんだけど、例えばロシアのピザチェーン店ではトマトソースとチーズが他の国と比べて
十分じゃないピザでもロシア人は好む、というのもピザチェーン店がそれしかないのと、ロシアのトラディショナルななんとかっていう料理に似ているのでロシアで流行った
っていうようなのを引き合いに出して、「ロシア人はそれを好むが、旅行者はそれを好まない」みたいな単純な文章の本質的な意味は何か?というのが4択から答えるんだけど
もう一個しか回答が無いと分かりきっている選択肢に対して俺は「ロシアのピザはトマトソースとチーズが少ない」なんていうナンセンスな選択肢を選んで間違えていたり、
中国では広告は禁止されているので、主に広告の出先は店頭なので、人々が広告などの情報を得るために並んででもそこに行くこともあるみたいな文に対しての「そこ」とはどこ?
ってな明らかに簡単な問題で、選択肢を覚えてるぐらいなんだけど、1.中国 2.広告 3.行列 4.店という選択肢に対して俺はなんと2って答えてたのね。どうみても「店」しか
ありえない。中国というのはまず無いし、行列に行くというのは意味として成り立たない。で、広告に行くというのも意味として成り立たなくて、行くという動詞が当てはまるのは
場所しかない。だから中国と店しか選択肢が無くて、もう店しかないのに俺は広告って答えたんだよね。もう意味が分からない。この文脈での「big picture」とはどういう
意味ですか?という簡単な答えにも、俺は「一番重要な点」と答えてるんだけど、選択肢ってのが、大きい写真、最悪の状況、全ての背景、一番重要なポイント、ってのの
四択で、どうみてもどっから考えても「全ての背景」しかない。The whole contextね。でも俺は一番重要な点と答えてて、これまた意味が分からない。なんでこんな風に
答えたのか?正直、この全体のテキストに関して全く分からないところは無かったし、答えは今見るとテキストを読み返す必要もないぐらい全部分かっているのに凄まじい
ミスを繰り返して最悪のグレードを取ってしまった。まぁ授業の成績に関わるものではないので気にしなくてもいいんだけど、俺としては最高に気になるのね。というのも
こういう問題に対する答えというか、ペーパーで悪い点数ばかり取る傾向が子供の頃からあって、先生からも「一旦勘違いすると全部勘違いする」ってよく言われていた。
だから分かっているのに点数が取れないという変な生徒だったんだよね。俺。なんとなく自分でもわかっているのは、一旦、ペーパーテストというフォーマットになると
思考力が完全に奪われるのね。まぁもっとも思考力を必要とされるような高度なテストなんて受けたことが無いんだけど、例えばそれは何人かの人が教室にいて、その中で
時間制限を受け、人が何人もいるわりに異常に静かな環境でやらなきゃいけないという環境から全く集中できないというのもあるし、ペーパーテストというフォーマットだと
例えば「次のうちどれでしょう?」という問いがあると頭がこんがらがってしまって馬鹿も同然になるわけ。よく覚えているのが、小学三年の時に受けた国語のテストで
25点とか取ったと思うんだけど、人間が出来ることでも猿が出来ないことはあるし、猿が出来ても人間が出来ないことがあるみたいなことを扱った文章で、文章の中から
例えば筆者が人間にはできなくて、猿にはできるということの例えを出しなさいみたいな問題で俺は「タバコをすう」って書いたのね。物凄い珍回答でしょう。俺が思ったのは
人間が出来て猿にはできないことだと思ったんだけど、問題が逆だったのと、どこをどうして勘違いしたのか本当に分からなかったね。他も算数である公式を覚えるために
その一つの公式だけを使った100問ぐらいある算数のテストがあって、先生が、全ての問題が散々やった一つの公式で解ける問題ばかりなので、誰でも点が取れるサービステスト
みたいなことを言ってて、まさしくそんな感じで、普段ダメなやつでもこの公式さえ頭に入っていれば誰でも出来る問題だったんで、上が100点で下が80点ぐらいの楽なテスト
だったんだけど、2点っていうのを取ったやつがいて、それが誰かというと俺だったのね。公式のやり方だか理解の仕方を間違っていたらしく、全部独自の解き方で解いていたので
答えがほとんど無かったんだよね。2点というのがなんだったのかは恐らく一問ぐらい「俺公式」の公式のやり方を間違えて正しい公式を使ってしまった、ようは俺ルールの中では
間違えの公式が一問か二問ぐらいあって、それで2点だったんだと思う。逆に俺公式があっているなら俺は98点だったということだ。凄いでしょ?もう完全に俺って学校とかテスト
っていうものに適応できないどうしようもないやつなのね。それが今でも全然残ってるわけ。中学の頃も社会とか理科がほとんど暗記問題だったんで楽だったはずなんだけど、
暗記ってもんが出来なかったのと、全く興味が無かったので暗記できないってのもあったのと、さっぱり勉強しないやつだったんで、親に無理やり部屋に閉じ込められて勉強の時間を
課せられてたぐらいヒドかったんだけど、その勉強しなきゃいけない時間も実際は漫画を読んでいたりオナニーしていたり変態プレイを想像していたりして、理科とか社会どころじゃ
なかったわけ。頭の中には俺の「社会」が広がってたんだけど、恐らくそれってのは誰も理解できない社会なんだけどね。だからテストでは20点で、答えられた場所というのが
お決まりの「光合成」とか「酸素」とか「二酸化炭素」みたいなのばっかで、他の場所は検討もつかなかったのをよく覚えてるね。社会に関しては恐ろしい左翼の教師が物凄く偏った
変な授業をしていて、その授業ってのがその教師のノートの文章を、その教師が丸々無言で黒板に書き綴るという授業で、テストに出るという部分を四角い枠で囲んでそこに
第二次世界大戦」とか「1945」とかのキーワードを入れるんだけど、中間テストと期末テストに、その教師のノートとほぼ同文の文章が書いてあるペーパーを渡されて、キーワードの
部分が四角い空欄になっていて、そこを埋めれば点数が取れるというくだらないやつで、ようは普段からその教師が黒板に書いた文を丸々ノートにコピーして、四角い空欄の部分を
暗記すれば全部答えれるというものだったのね。ただ俺はある意味では学校の中で12を争う馬鹿だったけど、ある意味で学校で一番賢い生徒だったので、そんな馬鹿馬鹿しい暗記は
やってられなかったので、ボイコットしてたんだよね。こんなのおかしいって。そのおかげで点数は2点とか5点ぐらいだったんだよね。部分的に「第二次世界大戦」とか「日本」とか
暗記しなくても分かる部分があるんで、そういうところだけ書いて、あとは全部空欄みたいな。だから社会の成績は一番上が5の中の常に2だったね。なぜ2かというと、この教師が
左翼で、恐らく人権とかヒューマニズムを考慮してか、絶対1はつけない教師だったからなんだけど、結果的に社会だけが2で他は全部1っていう成績を取ったこともあったな。
伝説の教師ならぬ伝説の生徒でしょ。俺。ただそれが全てボイコットの結果であって、やれば全部5ぐらい簡単に取れるという生徒だったら本当の意味での伝説の生徒だったかも
しれないけど、頑張ったところで3ぐらいが限度なんだよね。俺の脳では。暗記力も無いし、ましてや公式を覚えるみたいなのが最悪に苦手だし、と思えば、今回の英語のテスト
みたいな、読解力を求められるテストでも変な勘違いとか、変な思い違いをするし、全然ダメなのね。もうダメダメ。中学校の成績は全て1だったけど、能動的に通っていた
某アメリカ4大でのグレードはトップクラスだったとか、こうなるとかっこいいんだけどね。どの道、俺はやっぱただの馬鹿ってことなんだよね。特に今回のリーディングのテスト
では顕著で、仮に「全ては勘違いだった」って弁解したところで、あんな答えを選択して提出した俺は俺なわけで、結局のところ、俺の脳の能力なんて、こんな簡単な広告に関する
エッセイですら読めないような脳を持っているわけ。その割に難しい本を英語で読んだりしているのは恐らく読んだと思っていて何も理解していないんだろうね。今日気がついたよ。
たぶん流し読みしていて理解してないのよ。それは日本語の本でもそうかもしれない。かなりの量を読んでいるけどほとんど理解してない。ってーのも俺が馬鹿だからってわけ。
「ロシアのピザはトマトソースとチーズが十分ではない」なんていう回答をするやつが、英語で小難しい本を読もうとしてもまず無理なんだよね。トマトソースレベルで
ニーチェを英語で読もうとしたり、ネグリを英語で読もうとしても無理ね。今は電子音楽実験音楽の歴史みたいな本を読んでるけど、恐らく理解してないと思う。理解してるけど
恐らく実質的に俺の読解力はトマトソースレベルなんで理解力も相当乏しいと思うね。こういうペーパーを受けると本当に自分の脳の具合がよく分かる。基本的に頭は相当良くないね。

なんかそのー小学校のときの「タバコを吸う」と、今回の「ロシアのピザはトマトソースとチーズが少ない」っていうのは同一人物の回答だっていうような関わりがありそうだよね。
ある程度まともなアカデミックなエッセイで「ロシアのピザはトマトソースとチーズが少ない」なんてことを述べる理由は全く無いわけで、そんな回答を選んだ俺の脳ってのは
基本的に壊れていると思う。そういえば今回のリーディングのクラスではレベルが上がったってのもあって読書と読書感想文が課されてて、まぁ俺にとっては別に新しいことでも
なんでもないんだけど、基本的に先生は「英語で読んで慣れるべきレベルだから、今セッションで二冊本を読んで読書感想文を提出すること」みたいなことを言ってて、まぁ授業の
一環なんだけど、俺が得意げに「電子音楽実験音楽の歴史」だとか「ニーチェをどう読むか?」なんて持っていったら「正気か?」って言われるに違いない。だってトマトソースの
脳を持ったジャップがこんなたいそうな本を英語で読んで感想文を書こうとしているんだから、もう「正気か?」って言われてもしょうがないよね。いやね、もちろんテストでは
思考停止に陥って馬鹿以下になるという傾向は自明であっても、なんだかそれでも普段の読解力が高かったら、思考力停止に陥って思考力が三分の一ぐらいに低下しても、そこそこの
点数はキープできるんじゃないか?って思うのね。普段の読解力がたいしたこと無い割にペーパーで三分の一になるので、もうアホみたいな答えしか書けないってわけ。俺もう
人間やめたほうがいいかな。トマトソースとか「広告に行く」って書いたりとか、俺こそが自分自身に対して「正気か?」って問いたくなるね。あんまもう話さないほうがいいかな。
英語で。俺の馬鹿さ加減がもっと露わになっちゃうでしょ。で、「トマトソースが・・・」なんて言い出したら終わりだね。

そうそう。昨日で選択授業の変更の最終日だったんだけど、あんな性格の悪いオカマのクラスは続けられないし、物凄い死活問題なんで、割と仲が良い英語学校の黒人の女の人の
スタッフに頼んで変えてくれるよう頼んだんだけど、俺もなんだか気が入っちゃって、演技してたのか分からないけど、顔をしかめつつ泣きそうな顔をして「いや、もう
変えられなかったら、もうそれは苦痛でしかないんです」みたいな日本語で訳すと舞台俳優のセリフみたいな感じだったんだけど、その後、担当の人が来てから、この人にも
色々説明したんだけど、この人曰く、あのオカマの人気は高いらしく、この英語学校でもかなり有名な先生で、例えばいろんな生徒が彼のクラスを取りたいっていうぐらい
人気がある先生なんだそうで、俺みたいなヤツは最悪だっていうレポートをを始めて聞いて驚いてるよなんてことを言っててさ、他の生徒はみんな彼のクラスをべた褒めするぐらい
良いって言っているらしいんだけど、これは完全に身の保身のためだね。あんなどうしようもないオカマを雇っている英語学校にも責任があるので、「いやー実は彼、前々から
クレームが多くてねぇ・・・」とは言えないんだろう。というのも俺が説明するときにようはこっちってある程度大げさに話さないと特にこんなイレギュラーな変更とかは
押し通せないんでかなり誇張して説明するわけ。「彼のクラスのほとんどの生徒が彼に対して良い印象を持っていないように見えたし、実際、僕の友達の女の人は彼の授業が最悪で
変えたいと思ってるんだけど、変更の時期が過ぎちゃったのを知っているんで変更できないでいる」とかね、俺だけのわがままじゃなく、ジェネラルにやつの印象は悪いですよ
ってことを大げさに言うわけ。ってことでこのちょっとオフィスでも役職が高そうなショーンコネリーみたいな人は「キミは特例で変えてあげるけど、絶対他の生徒には
言わないでくれよ。キミが言ったことで他の生徒がまた変えると言い出しても困るし」なんてことをいいつつ特例ってことで他のクラスに変更できたのね。英語ってなぜか
映画のセリフみたいなニュアンスの言い方とかがいたるところにあって、このショーンコネリーは「いいかい、この変更用紙を明日の新しい選択授業の時に持っていって、
そこの先生にこれを渡すんだ。その際には何も言わずそーっと静かに教室に入っていき、何も言わずにこの変更用紙を先生に渡すんだ。分かったかい?くれぐれも他の生徒に
何があったかなどは言ってはいけないよ」みたいな感じなんだよね。お前は特例だぞっていうのを強調するかのような説明なのと、特に教室に静かに入っていき、何も無かったかの
ように先生に変更用紙を渡すんだみたいなくだりの部分は実際聞いてるとOO7のミッションを受けているような気分になったね。なにしろショーンコネリーに似てるからね。
まぁショーンコネリーは受ける側だけどさ、まぁ俺が新しい007だとすると、元007からミッションを受けてる感じね。で、俺がその変更用紙を受け取ったら「ありがとうございます!
マジで感謝します。貴方は私の人生を救ってくれました!」なんて大げさに礼を言うわけよ。で、ショーンコネリーは「そんな大事だったのか?彼にとっては?」と言わんばかりの
驚きのリアクションでなかなか良かったよ。実際、クラスを変更できなくてあの偏屈なオカマの授業を二ヶ月以上も受けなきゃいけないかと思うと、もう彼の授業は全部休むしか
なくなるのね。俺にとって。これは大きい損質なわけ。VISAの問題もあるから欠席が多いと、学生VISAにも影響しかねないし、結構焦ってたんだよね。でも英語って少々大げさに
言うほうがネイティブっぽいニュアンスが出るんだよね。っていうのもネイティブってかなり大げさな表現をしたりするのよ。でもあのオカマのポールは昨日の授業の終わりがてらに
いやらしい目つきで俺のほうを見ながら「今日の授業は役に立ったかい?」なんて俺の脚から顔まで見上げながら言うわけ。ゲイであることは全然いいんだけど、タチの悪そうな
ゲイなんでそれも嫌だったね。散々書いたけど俺はなぜかゲイにもてるので。たぶん俺もゲイ的なオーラを発しているから、あっちもキャッチするんだろうね。ゲイ的なヴァイヴを。
でも俺は別にゲイじゃないけど、ゲイっぽい人って必ずしもゲイってわけじゃないからね。知り合いの友達のモロに女言葉のオカマの美容師は綺麗な奥さんと結婚してて子供もいる
んだけど、珍しいことじゃないよね。俺ってでも嬉しがるときとか小走りするときとかボーリングの玉を投げるときとか、かなりオカマモーションだね。知り合いに「お前の
投げ方は完全にお嬢様ボーリングだ」って言われたことがあったもん。でもまぁいいよね。フェミニンな男っていてもいいでしょ。とりあえずコネリーのおかげでクラスを変えられた
んで、明日はオカマの心配をすることなく学校に行けますわ。良かったよ。マジで。

ザーメン無しで勘弁。週末にでもなんか探しとくわ。それにしてもゲットーハウス系のシカゴハウスは俺の生命の一部なんだよね。

Mushroom Jazz

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