ウォール伝、はてなバージョン。

革命家/徳の戦士/サタニストによる日々の思索を頭をクリーニングするかの如く書き連ねるブログ。

アメリカ式、ドランクライフ。

mimisemi2007-04-27

ホームレスの話題からまぁ色々あって精神病関連の話題になったんだけど、あのインテリ先生のクラスね、で、俺は堂々と「パニック障害と酷い鬱に苦しみ続けてきていて、
一時期は酷い薬物中毒だった」ということを言うと、インテリ先生は「あなたはスマートで人より物事を考えるからよ。精神病なんかじゃない」ということを言ってくれて、
他のクラスメートも「何かに秀でている人はちょっと普通とは違ったりするものだ」とか、こういったネガティブと思われるような「精神病」ということを隠すことなく
まぁカミングアウトというと変だけど、色々と言うと返ってくるのがこういう意見だったりすると、なんだかね、果たして日本でなんて言われてきただろう?って思い返し
ちゃうんだよね。「それは怠惰だからだ」とか「そんな話聞きたくない」とか「そーなんだー・・・」とか「いいよ。今は。そんな話」とか、そんなレスポンスばっかで、
少なくとも「スマートだから」なんて言われたことは一度も無かった。そういえばある友人の意見で、精神病というのはただ人と違うというところもあって、そういった要素も
一括して精神病と定義するのは危険だと言っていた。大体同意かな。というのも鬱気質とかパニック発作気質みたいな人はいるからね。そこでもちろん、病的なまでの人もいれば
病気というよりは、その人の人格だとか性格に依存するところが多いものもあると思う。こういったところがまぁ人と変わっている部分というところね。鬱気質。ただこれも
一括で鬱病になっちゃう。もちろんかなりの人が重度とまではいかないにしても、軽症鬱の傾向があったりするってのは、明らかに世の中が鬱社会だからだよね。鬱を生み出しやすい
社会。これはアメリカでも同じで、相当な数の鬱病患者がいて、日本とは比べ物にならないほど精神病関連の薬品の儲けってのが凄いらしい。それはもちろん日本みたいな、一見
普通のサラリーマン風だけど実は鬱っていう、そんな人も含めてね。まぁそんな人が大半なんだそうだけどね。でもこれは歴史的に見てもここ20年ぐらいは特に物凄い鬱社会だよね。
歴史に例を見ないぐらい世界的に人の精神が病んでいる時代だと思う。俺は貧困が精神病を生み出すとは思えないのね。現に日本では貧しくも無い人間がバリバリ精神病に
かかってるわけで、逆に後進国で貧乏暮らしでも幸せと感じている人が多いってのは有名な話だよね。幸せだと感じますか?という質問に幸せと答える率が世界的に見ても最下位に
近いぐらい低いのが日本だから。そう思うと幸せって何なのかな?って感じだよね。悪いけど俺は今、色々あるにしても昔がヒドかったから幸せでしょうがないんだよ。もう
インタビューされても幸せって答えられるぐらい。インテリ先生はアメリカのデプレッションは急激に増え続けているというけど、日本の場合、エッジがもっと半端じゃない
んじゃないかと思う。いや、分からんけど、アメリカって幸せを感じるスキルとか作るスキルとか探すスキルに長けている人が多いと思うんだけど、日本人はその文化や社会構造から
幸せという概念が個人単位で達成されることが稀なわけね。これは明らかに文化の違いだけど、まぁアメリカなりのデプレッションはあるにせよ、日本の鬱ってのは半端じゃ
ないんだよね。いくら先生は今のアメリカ人は色々なことで葛藤している人が多いと聞いても、所謂、社会を覆う閉塞感だとか、人々への不信感、もしくは社会への不信感だとか、
一番多いのは将来への絶望だとか、日本を代表するかのようなこういった鬱の原因となっていることというのは比べてもしょうがないし、社会が違うので比べられないんだど
ネガティブ度とか重症度は日本のほうが格段に上だと思う。ようは日本人が感じている鬱の度合いというのは、平均的なアメリカ人が感じている鬱とは比べ物にならないぐらい重度
ってことね。それは普段書いているような、ジョークがコミュニケーションに無いだとか、休みの日の時間の使い方が下手糞だとか、まぁ前に書いたのを思い返してほしいんだけど
日本ってのは元々鬱を感じやすい社会形態なんだよね。その点、アメリカの場合、気晴らしとかストレス解消が上手いと思う。まぁ何回も書くように比べられないし、アメリカって
広いから一概には言えないんだけど、まぁ言ってることは分かるでしょ。だから俺は先生に言ったんだよね。「いくらアメリカがそうであっても、自分の国と比べれば、人々はまだ
幸せを感じているように思える」ってね。まぁ先生はアメリカの事情を深く知っているんで、んなこと言われても比べられないって思っただろうけど、鬱大国の日本から来た
俺としてはアメリカの鬱はまだまだ軽症だなって思えてきちゃう。いや、それはポジティブな意味でね。なんとかすれば解消できるレベルなんだけど、日本の場合、かなりヤバイ
ボーダーラインまで来てると思う。このままだと鬱が標準みたいになっちゃうと思うね。問題は元々鬱気質みたいな人以外も鬱になっているということなんだよね。まぁつまりは
社会からのプレッシャーだとか、みんなと同じように振舞わなきゃいけないだとか、社会や環境から強いられるルールが多すぎるわけ。そりゃストレスも溜まるわけよ。それで
前に書いた組織内での理不尽さと、人間関係の複雑さ、あとは家庭の空洞化と地域の空洞化でしょ。で、冷めたコミュニケーションとユーモアの無さ、まぁこの部分はアメリカに
比べてだけどね。もう生活にゆとりが無いのよ。だから金稼いだって幸せになる分けない。そこでワーキングプアとかになるともう最悪ね。

そこで今日一番書きたかったのがこのことなんだけど、リーディングクラスの先生っつーかおっちゃんなんだけど、普段は割とユーモアがあって円滑では無いんだけど、まぁまぁな
授業なんだけど、今日は妙に機嫌が悪くて、俺に対してもずいぶんと冷たくてね。で、それは俺が若干遅刻してきたのと、宿題をやってなかったからなのかなーとかも思ったわけ。
まぁ他に宿題をやってないやつがかなりいたんでオカンムリだったのかもしれないけど、それにしてもずいぶんと機嫌が悪そうなのよ。あーだからもう次は絶対宿題やってこよー
とか思ったんだけど、後で他の生徒から話を聞いたら、この先生の体調が悪いらしくて、頭痛と胃痛があって朝から調子が悪かったらしく、それで宿題をやってこないやつが
いるんで余計にイライラしてたんだそうなんだけど、これこそがアメリカ的なゆとりなのよ。普通、先生が個人的な理由で機嫌悪いまま授業をやるなんてアウトでしょ。そういう
先生もいるかもしれないけど、日本的な考えだと、普通に仕事をしなきゃダメってことになるじゃん?でもホント、アメリカンだなーって思うんだけど、先生の機嫌によるわけよ。
だから機嫌が悪いときは機嫌が悪いまま授業をやる。それはホント、スーパーとかいろんな店でも感じることで、機嫌の悪い店員とそうじゃない店員と、前は機嫌が悪かったけど
今日はそうでもなかったっていう店員もいたりして、この辺の具合が相当ラフなんだよね。ウォール街で働いているような連中のことは分からないけど、まぁこういった草の根的な
場から、なんとなくアメリカ全体の雰囲気が見えてくるわけ。電車でも車掌の気分次第で駅を勝手に通過しちゃったりとかさ、日本だともう大事でしょ。ニュースになるぐらい。
でもこっちだと全然大事じゃ無いし、市民もこういうことに慣れてるから、こういったことになると、過ぎちゃったからんじゃ歩こうかとかタクシーで行くかとかまた乗り換えるか
とか、いちいち地下鉄にクレームを言うなんてことはないんだよね。いや、クレームを言う人もいるかもしれないけど、所謂あの日本的な大事感は無いわけ。こういうところがね
俺はアメリカの適当さっていいなって感じるところなの。もちろん悪いところもあるんだけど、俺は逆に悪いサービスでも、そこまで社会が張り詰めてないっていうのを態度の
悪い姉ちゃんから感じられたりして、逆にハッピーな気分になるのね。俺もあんな感じで別に頑張るなんてやめちゃえって電気じゃないけど、ピシッっとしてるなんてバカバカしいな
って思っちゃうの。日本の場合、それがソーシャルプレッシャーなのね。こうあらねばならないという掟みたいなのがあって、それは出来ないとダメ人間とか負け犬みたいな扱いを
されるでしょ。ああいうゆるーい感じからね、なんだかアメリカのハッピーってああいう部分からも来てるのかなって感じるわけね。ようは仕事中だったらもう黙ってピシッっと
やらなきゃいけないとか、そんなのって日本はあるでしょ。でもこっちなんてホントさ、今の英語学校でも学校がコミカレ内にあるんで、例えばパソコンを使うときなんかは
コミカレの学生と同じパソコンがある部屋で使ったりするんだけど、そのね、コンピューターラボの職員っつーか、まぁ監視員も兼ねた、まぁスタッフっつーのかな。もうすんげー
ラフなのね。仕事中なのに平気でバーガーとか食ってたり、なんかの雑誌読んでたり、すんげーリラックスした体勢で椅子に寝転がりながら他の職員とダベってたりするわけ。
インテリ先生はこういうアメリカンな現象を「総ドランク気質」って呼んでいるんだけど、まぁようはみんなが酒に酔ったドランク気質ってことね。でも仕事中にダラーッっと
するようなことが許されない国から来た俺としては凄まじくフリーダムを感じるのと、職員がああなんでこっちも緊張しないっつーか居心地がいいんだよね。で、気分がいいんで
目と目が合うと「あ、いつもどうもね。んじゃね」みたいな会話が生まれてくる。こういうところにこれまたアメリカのハッピーを感じるわけ。逆にこういう細部まで統制されている
ようなのが日本でしょ。もうストレスだらけの世の中なのよね。前にも書いたけどあんなダラーッっとしててもいいんだったら、俺もイリーガルでバイトしたいぐらいだもん。
時給なんかはたぶん日本のバイトとそんなに変わらないんだろうけど、前にも書いたように、ずーっとピンとしてなきゃいけないっていうので時給900円と、ダラダラと業務を
こなしてて時給8ドルじゃだいぶ意味合いが違うでしょ?もうそう思うと日本のレジの時もあの早川ってやつさ、前に書いたと思うんだけど、俺が研修期間の時の教育係みたいに
なっててさ、年下のくせにタメ口ですんげー威張ってくるわけ。で、すんげー細かいことを注意してくるわけ。たいしたことでもないのに。で、ああいう立場を使って横暴な態度を
取るっていうのが本当に上手いやつで、バイトでも一応俺が後輩であいつはパートでも会社から気に入られてて有能って思われてるんで自信があるんだよね。だから俺の教育係
になったと思うんだけど、もう凄かったね。まぁ今度書いたやつ拾ってくるわ。で、分かるでしょ?こっちのレジのバイトなんてこんなことは絶対起こりえないわけ。ゆるーいし、
ゆっくりやっても客は何も言わない。まぁそれが普通だからね。俺はそういうゆるーい感じでも社会が回っているっていうのに凄く魅力を感じるんだよね。日本は労働時間も
長くて、ルールは厳しくて、接客業だと客が神様で、常にピシッっとしてなきゃいけなくて・・・本当に余裕が無いんだよね。全てにおいて。だから閉塞感を感じるのは人間として
当然なわけ。それはマルクスも書いてるように、人間なんて元々誰かの下で何時間も働くように出来てないんだから。こういう労働ってのは明らかに人間の本質からかけ離れてる
ものなわけで、明らかに人間の自然に反していることをしてるんだから、その結果、精神病にかかったり病気になったりするのは当然なんだよね。アメリカも特にチョムスキーなんかを
読んでると、ビジネス社会でほとんどの人が一部の特権階級に従属しているというけど、日本のそれと比べると、さっきの鬱の度合いと同じく、まだ全然マシだよなって感じちゃう。
それは他の圧政が行われている国から逃げてきた移民も感じてるだろうね。だからアメリカでの生活が楽じゃなくても、本国よりマシなんでイリーガルだろうがこっちに住み続ける
んだろうね。そういう意味だと俺もこういった逃げてきた移民と全然変わらないんだなって感じちゃった。ただ親の仕送りがあって生きていけて、イリーガルで仕事をする必要が
無いという、極めて贅沢な移民というかね。だから自立した移民になるためにグリーンカードが必要だったり仕事が必要だったりするんだけど。

ただまぁアメリカの場合、問題はありえないぐらいの格差社会なんだよね。もうこれは日本のそれとは比べ物にならないぐらい酷い。日本の場合、今まで格差社会が無かったか
あったとしてもそんなに大きくなかったんで問題になっていなくて、で、近年それが酷くなりつつあるということで、社会問題になっているけど、例えば世界を見渡せば日本なんて
まだまだ格差はマシなほうなんだよね。ニューヨークなんてウォール街で何千万も稼いでてアップタウンに住んでいるような金持ちから、ホームレスからシェルター暮らしやら
子供のホームレスまでいたりして、極端なんだよね。もう物凄い。で、ウォール街の連中とかそこそこ稼いでる連中って、まぁ人にもよるけど、やっぱ日本と同じく貧困なんかに
ついては興味が無いらしいんだよね。前にこっちは民意が高いって書いたけど、まぁ平均的には高いと思うけど、金持ちが他の連中を気にしないってのは同じみたい。
「ホームレス?あ、んなの考えたこともなかった」っていうようなビジネスマンも月並みにいるらしくてね、ガッカリなんだけど。ただ全体を見渡せば、人々の政治的・社会的な
意識は日本に比べれば相当高いよ。異常に見えるぐらい高いかもしれない。ホームレスといえば俺も今日残高調べたら32ドルしか口座に無かった。手持ちは10ドルだから、42ドル
しか所持金が無いってことだね。まぁ貧乏は貧乏だね。まぁ仕送りがあるだけいいんだけど楽じゃないね。

そうそう。デイザーいいのないわ。もう尽きた感じ。これからはんじゃ月ザーにしていこうかな。週ザーは無理っぽいから。ネタが無いんでね。

あ、JazzanovaのMIX↓なんだけど、13曲目のNowhere (I Can Go) (At Jazz' Astro Black Mix)ってのがたまらん。すげーDJでかけたい曲なんだよな。こういう甘い感じのたまらんよね。

Broad Casting

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