PC革命。

mimisemi2007-05-14

情けないことにアドバンスのスーパーロボット大戦にハマり倒してしまって、週末は全てこれに時間を費やしてしまった。それにしてもロボット大戦を始めてやったのは中1ぐらいの
頃で、元々ロボット系があまり好きではなかった俺だったんだけど、友達から借りた、スーファミのEXをやったら見事にハマってしまったわけね。で、スーパーロボット大戦から
いろんなロボットアニメについて知ることになったっつーか、図鑑ってのがあって、調べると凄いんだわ。データが。キャラについてのデータもロボットについてのデータもね。
で、当時は勉強なんてしてるわけなかったから、この図鑑を隅から隅まで読んでたらロボットアニメに興味を持ち始めたんだよね。で、元々全く興味が無かったガンダムなんかにも
関心を寄せるようになって、見てみたら結構ハマったわけだけど、本格的に好きになったのは10代の後半ぐらいで、もちろんなんでかっつーとあのややこしいストーリーね。
かなり政治的な要素が絡まってるんで、はっきりいって本当の良さはロボット好きの子供に理解できるわけないんだけど、まぁそんな感じね。ガンダム好きっつーとモロオタクな
感じがするけど、これはオタクカルチャーなんかじゃなくて、物凄く優れたアニメ作品なわけで、それこそ偏見なんていらないわけね。まぁそれはともかくアドバンス版のやつだと
なんたら戦艦ナデシコなんてのが出てきたりしてさっぱり分からないんだけど、シャアとこんな萌え系の文脈のアニメのキャラクターが会話してたりするだけで面白いんだよね。
ロボット大戦の何が凄いかって言うと、ロボットオタクのためのゲームに終わってなくて、色々なものが交錯したストーリーで、全く違ったロボットアニメの話が別のロボットアニメ
の話と関係していたり、そのまた絡ませ方が絶妙なんだわな。作ってる側がこれまた完璧にロボットアニメを熟知しているんで、ストーリーの絡み具合もマニアックっつーか、
原作知らないと分からないような話とか、醍醐味が掴めない要素があったりするんだよね。それにしてもやっぱロボット大戦をやると俺の愛情はリアルロボット系にばっか注がれ
ちゃって、主に使うのはガンダムZガンダムZZガンダムガンダム0083に出てくるモビルスーツばっかで、スーパーロボット系は全然使わないのね。仮に使えるスーパーロボット
がいても、それだったらその予算をモビルスーツ系に使うっつーかね。俺が好きなのは回避率の高い精鋭のパイロット達を乗せたモビルスーツで出撃して、遠距離から飛び道具系で
攻略するってのが好きなのね。スーパーロボット系の近距離戦で攻略しようとは全く思わないわけ。

まぁそれはともかくさ、仲のいいコロンビア人の友達がいるんだけど、こいつはこっちで恐らくは不法に入国していて、ソーシャルセキュリティなんかも偽造のを買ってそれで
仕事をしているんだけど、朝の4時から午後の1時まで仕事して、その後学校に来てるんだよね。で、親からの仕送りなんてのはなくて、学費も生活費も家賃も全部自分の仕事で
払ってるわけ。それに比べて俺って何よ?って感じでしょ。週末はゲームに明け暮れるなんて。まぁ別のゲームに明け暮れようが勉強していようが、ようはいくら貧乏生活とはいえ
親の仕送りでノコノコとやっていける留学生ってのがいかに恵まれてるかなんだよね。まぁ特にアジア系のやつらだけど、やっぱなんつーかハングリーさが違うよね。このコロンビア
人とかって。ただホント不平等だなって思うのは、ハングリーさがある例えば俺のこの友達みたいなやつが優秀な成績を修めて大学を卒業できるかっていうとそうでもないっつーのは
結局、仕事が大変すぎて勉強なんてしてられないか、もしくは学校に割く体力がもう残ってないとかってことで、俺みたいな親の仕送りでノコノコとやっていける留学生は
例えば週末はゲームをしつつ、気が向いたら勉強か、もしくは勉強に関わることとかに時間を割けるわけで、仕事に終われてない分、忙しい毎日を送っていなくても、ハングリーで
時間が無い連中より当然時間もあるし、体力が残っているので勉強も出来たりする。ただホント、一時期精肉で8時間労働をしていたときのことを思い出すと、はっきりいって
仕事終わりなんてもう一日の終わりで、その後には何も無いわけよ。飯食って寝るだけ。だって疲れすぎてるからね。それでよ、8時間労働をした後、学校に来てて、しかも学校
終わりに宿題があるなんて考えられないべ?そんな生活を俺の友達はしてるわけ。かといって必死だからっつって精神論みたいなのでバリバリ勉強できるかというとそうでもない
っていうのはさっき書いたような体力的・精神的な限界なわけ。変な話、ゲームに熱中していると、ホント、心底恵まれた環境にあるなって痛感するわけね。逆に金持ちばっかりいる
留学生の中にいると、なんでこんな金が無いんだろう?とかって思うんだけど、今みたいな必死で生活している連中がいるような環境にいると、ホント自分は恵まれてるなって
感じるわけ。それにしてもそのレンジが凄いわけよ留学生の。いきなり一ヶ月休みを取ってラスベガスでギャンブルに明け暮れる留学生もいれば、朝の4時から仕事をしてきた後、
学校に来てるやつもいるわけよ。ホント、世の中ってこんな感じよね。ホント不平等。で、底辺が苦しい生活をしているから精神的に強いかっていうとそうでもないし、はっきり
言えば金があるやつが強いのは当たり前なんだよね。ギャンブルに明け暮れることができる留学生なんか金の問題も親の問題もないんで、ゆっくり英語の勉強をしながら、次は
大学なんつって留年しながらもなんとかやっていけるなんてお気楽な留学生活を送れるわけだけど、違法でも働かないとやっていけない連中なんてのはそもそも生活に余裕が
無さ過ぎて、お気楽な金持ち留学生が有り余る時間の中でたまに勉強をするぐらいの時間すらも無くて、結果的に学力ではこの金持ち留学生より劣るなんてこともあるわけでしょ。
それは脳が悪いんじゃなくて、単純に生活が過酷過ぎて勉強する暇もないってわけよ。だから金で守られている留学生はストレスも無いし時間は有り余っているので、環境から来る
優勢さで過酷な連中に勝っちゃうわけね。ホント、これって世の中の縮図だよね。なぜか貧乏人が酷く働いて得るものも少なくて、なぜか金持ちは少ししか働かないのに得るものが
多かったりするわけ。基本的に世の中が一部の金持ちによって動かされていて、一部の金持ちに有利になるような環境が作られていたとしたら、もう一般の連中に希望は無いわけね。
もちろんそこで諦めるのもあれなんだけど、俺は慎ましい生活をしていても、なにしろこっちで勉強できるっていう経済的な基盤があるというのは明らかに裕福とはいえないけど
恵まれているわけでしょ。だからこんな俺でもチャンスがあるわけ。で、仕事しなくていいんでゲームも出来るし読書もできるし勉強もできるわけ。仮に親の仕送りが無くなったら
明らかに今の生活は出来なくなるし、違法で仕事をしながら勉強するといっても、はっきりいって勉強する環境としては良いとは言えないわけだし、四年生の大学に進学できるだけの
金を数年で稼げるとも思えない。それでも進学したいということで必要以上の労働をしている主に後進国から来ている生徒も今の英語学校にはいるけど、ホント、彼らの話を聞くと
あまりに生活が過酷過ぎて、今の自分は何?って気分になってくる。結局俺も金の力というか経済力によってこうやってチャンスを与えられているわけで、なんつーか金が悪い
金が悪いっていえないんだよね。どれだけ親の経済力で俺は救われてるんだ?って思っちゃうわけで。

経済力といえば、メモリの片方がダメになって、2週間ぐらい256MBでPCを動かしてたんだけど、もう処理落ちはするわ、何をするにも時間がかかるわで、時代の流れを感じるわけよ。
だって昔は256なんつったら十分すぎるメモリだったのに、今では普通のOSとセキュリティソフトを動かすだけでも256じゃ足りないわけで。そこでもうあまりにもどうにもこうにも
いかなくなったんでメモリを買おうと思ってネットで調べたら唖然とするぐらいメモリが安いのね。今。メモリといえば俺は5万からというイメージがあったんだけど、例えば256
なんて数千円で買えるわけでしょ。で、結局、なんと1Gのメモリを買ったんだけど、140ドルぐらいだったわけ。もちろん今の俺の経済には大打撃だけど、それにしても親の仕送りから
メモリを買うだけの余裕がある俺の生活といったら、やっぱり改めて考え直すべきだなって思ったわけ。もちろん本音はメモリを買っただけで経済的に大打撃というのは好ましく
ないんだけど、冷静に考えれば買えるだけ十分というかね。ただあんまりね、例えば自分が惨めだと思っても部落の人の生活を思い浮かべれば自分は惨めじゃないみたいな、そういう
考えは嫌なのね。ただね、なんつーかいろんな国からいろんな事情でこっちに来ている学生が本当に多くて、なんだか色々と考えさせられるわけよ。本当に。だからメモリを買った
だけでもう残高ヤバイっていう感じ方はどうなのかな?って気がするわけね。まぁそれにしてもさ、もうPCの買い替え時かな?とか思ってたわけ。もちろん買う金なんてないんだけど
ヘッドフォンジャックは潰れちゃってるし、キーボードも壊れかけているし、最近のソフトを動かすと結構重く感じたり・・・なんてさ、このPCもボロくなったななんて感じてた
んだけど、メモリを変えたらもう凄いのなんのって!昔は256だったのを256プラスして512とかで、まぁその256の差というのを感じたということはあったけどね、今回は256から
1256だし、512からしても倍なわけ。もうホント、新品のPCを買いなおしたような使い心地で、なんつーかあれだね、こんなPC関係のものが安くなっているともう買い替えは必要ないね。
あとからこうやっていじるだけで全然寿命が延びるっつーかね。実際、あれでしょ、常にメモリもHDDも使いまくっているような状態でPC使ってると寿命が早くなるんだよね。
だから例えば動画編集だとか音声編集だとかPCに負担がかかるようなことはしょっちゅうやらないか、やるんだったら十分なシステムを積んでからやるべしってのは、ある程度、
PCを使う上で常識なのかもしれないけど、メモリは高いってイメージがあった俺にとってメモリを買い換えるなんていう発想は無かったわけね。もちろん250GBの外付けHDDを
年明けぐらいに買って、今までのPC生活に革命が起こったわけだけど、まぁ改めて考えてみてみると250GBのハードディスクの値段がそんなに高くない時代にメモリが高いわけ
ないわけで、まぁそりゃね、考えれば分かるわけよ。まぁそれはともかく片方のメモリがダメになったというのをきっかけにまぁこうやって買ってみたわけだけど、結果的に
ホント、マシンの寿命を延ばすことになったなって凄く感じたのね。もう今まではホント、PCに負担がかかってたなーなんて思うわけよ。熱も物凄かったんだけど、メモリ変えてから
明らかに熱が減ったね。このぐらいの投資でマシンの寿命が長くなるならはっきりいって高い投資じゃないよね。だからホント、心がけているのがね、HDDをパンパンにしない
ってのと、一回に色々な処理をしないってのはね、特にメモリがイカれてからは心がけてるね。それにしても俺のイメージだとメモリって処理を助けるぐらいのイメージで、主に
処理速度の有無はCPUに依存してるだろって思ってたんだけど、メモリの威力ってのも物凄いね。だからホント、一昔前のやつでも、それこそ今ぐらい周辺機器が安かったら
色々工夫して全然現役で使い続けれるわけね。なんか今まで苦労してたのがバカバカしいっつーか、色々な作業がマシンの能力に依存しているっつーか、俺の生活がPCに依存してる
んで、処理速度って普通に生活に影響を及ぼすよね。今、こうやってマシンの速度が速くなって、今まで意味の無い苦労をしてたんだなーってことが色々ありすぎて、なんだか
もっと早く気がつけばよかったななんて感じたわけね。ここまで処理速度が変わるとは思わなかったわけよ。マジで。これは曲作りにも影響があるな。恐らく。処理速度とかって
マジで曲作りに変化を及ぼすわけよ。具体的に書くと面倒だからやめるけど。まぁとりあえずそんな感じで「俺のマシンは古いから遅いんだよね」とかいってないで、とりあえず
マザーボードが許す限りのメモリを使ってから言うべきだね。こういうことは。例えばこうやってウォール伝の更新をするときも明らかに早いわけ。いやーなんかあれだね、処理速度
ってのは人間の生活の流れとモチベーションに影響を及ぼすね。マジで。

そういえばこの下の動画で井筒さんが言っているような意見を理解できるのが俺みたいなので、理解できないか真っ向から反対するのがあの例の日本人みたいな感じだとすると、もうなんつーかお互いの理解なんてできるわけないよね。だって全く違う角度から物事を言ってるわけだから。で、動画の説明も「若者が国を守るのはけしからんby朝鮮シンパ井筒言いたい放題」
って書いてあるけど、ようは動画を紹介してるやつは「とんでもないことを言っているオヤジ」ということで晒しているわけでしょ。この動画を。で、なぜか朝鮮シンパ井筒とかに
なってるわけ。もう凄いよね。こういうこと言うと左翼だの朝鮮シンパってのは何がなんだか分からんけど、恐らく思考の停止はあの例の日本人にも起こっているんだろうなって凄く感じますわね。怖いのが俺はまともな意見を言っているといっても、例えばこの動画みたいに「とんでもないことを言っている」って扱いをされたりもするわけでしょ。で、恐らくね、別に俺は特別井筒さんに思い入れがあるわけじゃないんだけど、動画を晒しているのがあの例のクラスメートの日本人で、喋ってるのが「とんでもないことを言っている」俺なわけよ。昨日だかおとといにあれを書いてから無駄に考える時間が多いんで色々考えたんだけど、ようはあそこまでの意見とか観点の食い違いはもう簡単なことじゃないわけよ。もうイスラム原理主義者とカトリック原理主義ぐらい物事の観点が違うわけで、俺がいくら日本の教育について文句を言ったところで、日本好きなあいつっつーかなぜか日本を庇護したいあいつにしたら、俺はとんでもない
非国民なわけだ。でもこういう安易な政治的な観点というか、例えば簡単に朝鮮シンパって言ってみたりするような、インスタントな政治の雰囲気ってやっぱり今の時代だからなんだろうね。恐らく元々ノンポリみたいなやつが、こういう世界状況と日本の状況とまぁあとネットもあると思うけど、こういう安易な動機で政治的な考えを持つってのは本当に危険で、それは例えばアメリカの911以降の保守化というのも、恐らくはそんな政治的なことについては知らん振りだった連中があの事件によって一気に意識が高まって、安易なメディアの報道やら情報に踊らされて安っぽい政治的な考えを持つようになったんだと思うんだよね。日本も同じだよね。本当に。政治やら国の動向に目を向けるのはいいことだけど、ここまで安易になってしまうと考え物だよね。本当に。大部分がくだらない政治的な傾向に踊らされているというのも、元々いかにノンポリだったかっていう良い例だよね。元々自分の思想なり意見を持ってる人ってのは、意見に影響されても流されるようなことはないわけよ。だって自分の柱があるわけでしょ。ただこういう流されるやつって恐らく何も無いから流されるんだと思うんだよね。まぁあの日本人がどうだかは分からないけど、あの異常な日本に対する庇護のしっぷりには呆れるわけね。俺が否定しすぎ?って思うんだけど、日本を批判するためにわざわざ批判材料を探してきてほじくる
ようなことはしてないし、あくまで問題に対して批判的な発言をすること対して、この日本人みたいなレスポンスを受けると、なんかね「あ、あのプチ右翼ってやつか?」って思っちゃうわけ。前にも書いた「格差社会は日本でも本当に問題で、資本主義のプロセスの中に格差が生まれるということがあるとすれば、これは必然なわけで、状況はアメリカと似たようなものかもしれない」っていうことをもっとブロークンに言ったことに対して「日本にニューヨークの地下鉄で見るような子供のホームレスはいない」とかさ、おかしいと思わない?俺の観点は格差なわけで、ホームレス度や格差の度合いを言ってるわけじゃないわけよ。他にも「日本はアメリカナイズされていて、文化がなくなっている」というのにも「でも日本の伝統文化は存在するし、
芸者なんかは京都に行けば見ることができる」とかさ、こんなことも言ってたんだけど、ホントおかしいよね。いやね、感動してるわけよ。俺は。こういう若者は本当にいるんだなって
実感しちゃったわけ。今までは明らかにこういう存在はバーチャルな存在で、まぁ存在しているのは確実なんだけど、実際接してみて感じることの実在感というのは凄いわけよ。なんだかね、俺としては物凄く嫌な存在だけど興味津々なんだよね。相手は確実に嫌がるだろうけど、ホント、一回ちゃんと話してみたいって思うんだよね。何を持ってそこまでダメになっている日本を庇護したいのか、その理由というか、どういう真意で俺の批判に同調できないのか、本当に興味深い。俺の批判なんてのも本当にジェネラルなもんで、今挙げたような格差だとか教育だとか文化だとか、とっくに問題点は指摘されていて、とっくに色々な議論が行われているような特別でもなんでもないことなんだけど、なんでこんな周知の問題に関しても「いや、そうじゃない」って言えるのか、本当に興味深いわけね。俺が特別な思想と主観で変な議題を持って来ていることに対して批判を受けたのなら納得なんだけど、俺がたまにクラスで話していることというのは全く持って一般問題だからね。一般問題っつーか、とっくに指摘されきっている問題。でもやっぱあいつにしたら俺は「反日左翼」にしか見えないのかなー?前にも書いたように若者の役割の一つは社会や政府を批判することやアゲインストすることなわけで、その逆の保守に行ってしまうというのは本末転倒だと思うんだよね。こいつが50近いおっさんだったら俺は納得だし、恐らくこいつと話したいとは思わないと思うんだけど、問題は俺と同じような年齢で、俺とは逆行するかのような保守思想を持っていそうな雰囲気を漂わせているので興味深いわけ。なぜなぜ?って。「俺たちの国」という発想がどういうところから来るのか本当に興味深いんだよね。まぁ今まで書いたことは全部断片的なこいつの発言からの妄想だけどね。

Skalpel

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