俺のマニフェスト。

mimisemi2007-07-27

例のマルクスのTシャツを気にいったといっていた先生の話なんだけさって書いておいて、その話アップしてなかったね。というかテキスト開いたら出てきてさ、アップしてないかもって強迫観念にとらわれて眠れなかったので仮に過去にアップしていたとしても電波にしたがってアップするぜ。

いやー学校いったんだよねー。初めて朝から。で、まぁ結局ね、前と同じレベルを繰り返すんだけど、レベルが高けりゃいいってもんじゃなくて、ようはいかにいい先生の授業を取るかなんだよねって開き直りっぽいけど、そんな風にでも考えないとやってられない。英語学校でレベルが高くなって特をするのはあれなんだよね、他の生徒の英語レベルね。そりゃ当然、それ相応の生徒が上のクラスにはいるし、本当にアホなやつは上に上がれないんで、酷いバカがいない。で、自分も刺激されるわけ。あと適度なプレッシャーもあるね。周りが上手いんで下手なこと出来ないな・・・みたいな。ただ正直、今回のレベル6はね、まぁ自惚れるわけじゃないんだけど、前の楽しい仲間達がいたレベル6に比べて生徒のレベルはそんなに高くないわけ。ってことは何が悪いかっつーと、他の英語が上手い生徒から刺激を受けることが無いってところなんだよね。みんなそこそこ話せる程度なんで、別に刺激は無いわけ。ただまぁ面白かったのが、もう二度と会わないだろうと思ってた例のインテリ先生がさ、スピーキングとリスニングの先生なわけ。今日、行ったらさ、まぁ前もって生徒のリストがあるから知ってはいたんだろうけど、さすがに会うとお互い失笑っつーか呆れ笑いみたいな感じなのよね。先生も「貴方に教えるのはもう飽きたわ。変えるんだったら変えてもいいわよ」なんていわれたんだけど、俺は先生のクラスが好きなんで「先生が苦痛に思わなかったら僕は喜んで受けます」なんて答えたりなんかしてさ、まぁ先生が心配してたのはやり方なんだけどね。ようは先生のクラスってのは基本的にプレゼンがあって、最後に一人のプレゼンがあるっていう方式で、まぁ一緒なのよね。って意味でも変えてもいいわよってことだったんだろうけど、まぁ実際、大学に行くまでの繋ぎなんで、信頼できる先生のクラスを受けたほうが建設的なわけ。仮にレベル7とかもう一個のレベル6(生徒が多いんで二つある)に行っちゃって嫌な先生がいたら最悪だからね。それにしてもインテリ先生にはあっちは迷惑かもしれないけど、偶然とは言い切れない偶然を感じるね。なんつーかあっちは迷惑かもしれないけど、はっきりいってレベル7に上がれなくて良かったかもしれない。っつーか3セメスター偶然にも同じ先生の授業を受けてるやつって一人もいないからね。俺だけよ。マジで。あと面白かったのがリーディングの先生。前のセメスターは最低だったけど、今回はっつーか前にも聞いてたんだけど午前のクラスを教えてる先生って基本的に質が高いらしいんだけど、それを裏付けるかのような先生で、まぁすげーこれまたインテリなわけ。バイトとか仕事して英語を教えてるっていうよりかは、本当にプロフェッショナル。今日も英語というよりは言語学的な授業で、まぁ言語学っつーと大げさだけど、英語って形態素って
言われる最小の言語の単位から成り立っている言語でっつーか英語だけじゃないと思うんだけど、例えばCONTEXTという語彙にしても、conっていう集合体だか集まりの中みたいなのを表すものと(授業の内容覚えてないな)textの組み合わせで出来ている単語なわけ。こんぐらいのことは日本語の英語学習の本なんかにも載ってるんだけど、ちゃんと説明できる英語教師がいるのかは分からんね。それは日本でもアメリカでも。いるのかもしれないけど、教わった覚えが無い。っつーかこういうところこそポイントだよね。ただの単語の暗記なんてナンセンスなわけだ。まぁいいや、それはともかく、この最小言語の先生がね、まぁ俺がたまたまマルクスのTシャツを着てたんだけど、初対面で「そのTシャツ好きだよ」なんて言ってきてさ、「あ、これはいい予感がするな」って思ったんだけど、ホント面白そうで理解のありそうな頭の良い先生だったわけね。特にウケたのが、最初ってコトで生徒へのインタビュー用紙みたいなのを書くやつがあって、質問は「名前は?」とか「趣味は」とか「アメリカの好きなところは?」とかなんだけどね、結局まぁなんつーか初日の授業は起きれなくて休んでたから書いてなかったわけ。で、まぁそれを書かなきゃいけなかったんだけど、授業が2時間半ぶっとおしで休みが無いんで、授業の終わりになるぐらいまでに完全に書けてなかったわけね。説明がややこしくてスマン。で、「あの紙は書き終わった?」なんて授業の後半ぐらいで聞いてきてさ、終わってないって答えたら「お前はレイジーなブルジョワジーなのかい?」なんてジョークをかましてきて嬉しくなってしまった。俺が高らかに笑ったんで追加で「キミは机上のマルクス読者なのかい?」なんて追加してきてさ、最初は意味が分からなかったわけ。Chair Marx Readrerとかそんなんだったと思うんだけど、まぁ呼んで字の如く、マルクスを読んでるだけで何もしない人たちっていうことなんだけど、俺が「んでも大体の人がそうなんじゃないですか?」なんて言ったら「いんや、少なくとも俺はそんなことはないよ」なんて言ってきてさ、あ、この人も色々と読んでるんだなって分かったんだけど、まぁ話が前後するけど、この先生は労働者階級に生まれて、まぁ結構貧乏だったらしいんだけど、生粋のニューヨーカーで大学を卒業後、コロンビア大学でアメリカンヒストリーの博士号を取った後、ハンターカレッジで教員になるための学位を取ったっつーまぁすげーアカデミックな人でさ、まぁ読んでそうだなって感じなわけ。っつーかニューヨークってほかに比べればこういう教養の高い人が多い感じがするんだよね。前にも書いたけど、アドミンのいつもお世話になってる黒人の女の人なんかも三島を何回も読んでて、文が美しいだとか、描写が素晴らしいだとか、とてもアメリカ人とは思えないような感想を言うわけ。まぁアメリカ人なんて言い方をすると失礼なんだけど、これまた前にも書いたように、アメリカ人のイメージとか教養の無さっていうイメージを作ってるのはブッシュとか、ああいうのを支持するアホなアメリカ人たちなんだけどね。教養が高い人もいるのに、バカなアメリカ人のバカさ加減が半端じゃないんで、底上げならぬ底下げされちゃってるわけ。だから誰も三島を読んでるなんて思わないわけよ。読むだけなら簡単かもしれないけど、感銘を受けて何度も読むっつーのが凄いよね。著書は全部読んでるらしい。とりあえず例のアメリカンヒストリーの先生はさ、たぶん俺を意識してか、経歴を話すときに「プライベートスクールで金持ちのボンボン達に教えてたこともあるんだけど・・・」とかさ、俺的に気になる言い方が色々あったんだよね。あと先生が生徒達質問をして誰も答えないと「君達はあれかね、親からスポイルしているただのアッパーミドルクラスのガキ達なのか?」なんて言うわけ。で、笑ってるの俺だけみたいな。「もしそうだったらあれだよな、クラブに行ってセレブにあってはしゃいだり、ナイキの靴を買ったり、SOHOでブランド物の服を買った後、レストランで食事をするほうが、英語を勉強するより楽しいもんなー」なんて言うわけよ。もう俺としてはかなりツボだったね。こういうジョーク。あ、この人話分かりそうだなって思ったし、生徒が書くインタビューの紙にも「アメリカのことに関して政治的に思うことは?」なんて欄もあって、ポリティカルな人かとは思ってたんだけど、こういうジョークがあるんで、俺は惜しげもなく思ってることを躊躇せず書きまくったね。でもマジで先生によってはさ、コンサバだったりすると俺が書くようなことに関して怒りかねないからね。マジで。こんなのもあったな「とにかく英語で読むってことが大事なわけよ。そういえば学校の入り口にタダでニューヨークタイムズを置いてるところがあるだろ?ああいうのもらったり、あと政治的に左な友達にそういう感じの雑誌をもらったりとか・・・・」なんてまた俺向けのジョークを言うわけよ。一応、クラスに向かって言ってるんだけど、俺しか笑わないようなジョークを連発するわけ。もう嬉しくなっちゃったね。ってことで学校が朝からでもこの先生のクラスなら受けたいなってマジで思うわけで、別に朝起きれるなって感じね。やっぱこういう質から来るモチベーションって重要。あの授業はためになるから出たいなっていうようなことが思える授業ね。そういう授業を受けたいよね。あとはまぁあれかな、ライティングのクラスに関しては2日も起きれなくて休んでるんでまだ分からないんだけど、ライティングの先生も問題なかったら、今セメスターは当たりかしらね。レベル6万歳みたいな。次はリーディングのクラスの先生のときに「アナーキズム」ってモロに書いてあるシャツを着ていこうかな。どんなリアクションになるか楽しみだよね。でもホーチミンのシャツとかさ、去年だけど、先生によっちゃーウケるんだよね。まぁでもあれだよね、ホーチミンっつったらアメリカの敵だもんね。でもアメリカの国旗がプリントされてるTシャツ着るぐらいだったら、ホーチミンのTシャツ着たいよね。一番強烈なのが凄まじくでかく「勝者」って書いてあるホーチミンのシャツね。凄まじくアメリカニズムにアゲインストみたいな。だったらアメリカ来るなよって話だけどね。でもFreedom of Speechの国なんだから、どんなシャツを着ようがいいわけでしょ。俺がアメリカ人だろうかそうじゃなかろうが。来る前は共産系・アナーキスト系のTシャツは特にニューヨークでは着ないほうがいいとか思ってたけど、まぁそれってのもおかしなもんだよな。ガイジンだからこそ着ていいんじゃないかと。そんな風な発言をしてもいいんじゃないかと。でもなんつーかユーモアとして受け止められるって器があるのはいいね。ニューヨーク及びニューヨーカー。俺の見た目から言ってギャグにしか思えないのかもしれないけどね。ゲバラのシャツは流行ってもマルクスのシャツは流行らないわけ。そこが俺としてはポイントなんだけどね。でもさ、共産主義アナーキズムも一般的にイメージとしてしか捉えられてない部分が本当に大きくて、でも実際は本を読んでみると全然違ったりするわけじゃん。そこを
単に名前だけで判断して「ダメ」って言うなんて無知もいいところだよね。いや、俺も無知なんて批判できるほど精通してるわけじゃないんだけど、精通って射精の精通と同じなのね。なんかまだダメだな、キーボードのせいにしすぎるのもあれなんだけど、イマイチ調子が出ないわ。っつーかカタカタうるさいね。もっと静かなのを買えば良かった。まぁとりあえずニューヨークって良い街なんじゃないのかなと思えることが、こういうところでありますわね。それこそアメリカの良心みたいなのがさ、集まってる感じよね。ホント、誰もが言うことだけど、ニューヨークって完全にアメリカから独立したような街なわけよ。ニューヨークっつーかマンハッタン周辺ね。だから俺みたいなボヘミアンが居心地いいって感じられる街なのかもしれない。そういう歴史がある街だからねっつーのはこじつけっぽくて、どっちかといえば、特に近年はそのボヘミアンの故郷みたいなイメージっつーか雰囲気から、完全に資本家の街に変わりつつあるような感じで良い面だけじゃないんだけどね。市長が何しろ「金持ちの街なんだから貧乏人は出て行け」って言ってるからね。パブリックな場で。なんつーかニューヨークのハイソな感じって絶対近年形成されたもんで、元々はそれこそ貧乏人とか移民とか変わり者が住んでた場所なわけでしょ。たぶん俺はそんなヴァイヴを感じて、ここがいいなって思ってるんだろうけど、金の匂いと力でそういうヴァイヴが無くなってきたらもう居る理由はなくなるよね。そんな感じになったら次のボヘミアンな場所を探すしかないわけだけど、世界的に資本主義が進みすぎたら、真っ先に抹殺されるのがアートとかラジカルな思想とか前衛とかそんなんでしょ。そうなるとボヘミアンを地でいくような俺がやっていける社会なんてなくなるわけよ。やっぱ資本主義なんて何も良い事ないね。少なくとも俺には。

ということでした。あ、そういえばA Force more Powerfulって前に書いてたゲームが届いたんだけど、なんだか高度過ぎて、始めるまでに時間がかかりそう。というかディティールが一般的なシュミレーションゲーム、例えばテーマパークとかシムシティとかA列車みたいな、まぁあと種類違うけど三国志とか信長の野望とかさ、そういうのと比べ物にならないぐらい細かいわけ。まずシナリオに関して細かいバックグランドがあって、例えば政府の圧政に苦しめられているある街があって、そこは農業を主にやっている地域と、割と進歩的な街とで二分されているんだけど、政府の体制はファシズムそのもので、投票も無ければ言論の自由も無く、酷い失業率というありさまで、人々もその恐怖によってコントロールされているんだけど・・・みたいな長い話なのね。で、タスクってのが、例えば言論の自由を獲得するだとか、民主的な選挙制を獲得するだとか、後はうろ覚えなんだけど、そのやり方ってのも特にこれといったやり方が無くて、自分で考えてやれって話なんだよね。基本的にその運動のやり方や方法などのベースってのがすでに出版されている非暴力による対立の起こし方みたいな本に沿っていて、かなり本格的っぽいのね。というのもゲームの目的がゲームというよりは教育的な観点から作られているものなので、だからゲーム性重視というよりは、現実性を重視してるんだと思うんだけど、まぁでも基本的にインターフェースはレボリューションに似ているかもしれない。基本的にリーダーと同志がいて、その同志ってのが前にも書いたみたいに、例えばスピーチに長けているだとか、テクノロジーに詳しいとか、書き物が得意だとか、まぁ色々いるんだけど、その一人一人に数え切れないぐらいあるコマンドの中から一つを選んでそれを実行させてゲームを進ませていくみたいな感じなのね。労働組合にうちの政党というかグループの運動を支持してもらうように説得するだとか、独裁者側と強く繋がっている会社のスキャンダルを暴露するだとか、まだ全然やってないから分からないんだけど、色々あるのね。コマンドが。っつーかありすぎでさっぱり分からないの。っつーか恐らくスキャンダルを暴露する前に調査が必要になったりするんだろうけどね。で、JOJOに市民の支持を獲得していきつつ、地域に根ざした出版社や労働組合や色々な組織と手を組んで、例えば金銭的なサポートをしてもらうとか、人を派遣してもらうとか、まぁ分からんけど、そんなのをやりつつ、最終的に独裁者側の政党の支持率と力を「非暴力」によって無くしていく・・・という極めて革命的なゲームなのね。これはたまらんでしょう。マジで。レボリューションで物足りなかったものを全てカバーしているといっても過言では無いぐらい凄まじいディティールと知識が必要なゲームなわけ。で、あと自分なりの方針も作らなきゃいけなくて、例えば税率をどの程度にするだとか、言論の自由はどこまで許されるのかとか、移民の受け入れに関する体勢だとか、選挙制に関しての度合いだとか(誰でも出馬できるのか、限られた人しか出馬できないのかなど)そんなのも全部自分が決めるのね。だからすげープレイヤーのイデオロギーによってゲームの結果が左右されるわけ。もちろん失業率対策などもしなきゃいけないし、人々の言論の自由や、生きていく意志などをポジティブにしていく宣伝活動などもしていかなきゃいけなくて、マジでディティールが細かいのね。面白いのがマニュアルに書いてある文章で、「これは極めて現実的な観点に立った、権力に対する非暴力による作戦や運動のやり方などを個人的に考えていくゲームなのですが、ゲームの結果やプロセスに関しての現実性は一切保証できません。なぜなら現実は一筋縄でいかないことが多く、とても複雑だからです」みたいな注意書きがあるのね。物凄くその非暴力による運動のトレーニングツールという部分が強くて、それこそ凄まじくリアリスティックなフライトシミュレーターの政治版といってもいいかもしれないね。もちろんそれはフライトシミュレーターで上手いこと飛行機を操縦できるからって実際の飛行機を動かすことが出来る保証はないのと一緒だよね。いつもこういう風に説明が下手だったり、ありえないぐらい文章が下手クソというか、他人に言わせると独自なので、後で読み返すことが出来ないんだよね。ウォール伝。バロウズの教えにしたがって、基本的に書き直しなんて相当な必要が無い限りやらないし、特にポリティカルコンパスなんてやってから一ヶ月ぐらいしか経ってないのに今、読んでみると凄まじく恥ずかしいものがある。「これはあんまり分からないんだけど、たぶん何々で・・・」みたいなことを書くぐらいだったら最初からやるなよって言いたくなるね。イカ臭いにもほどがある社会への視点の政治への視点で、情けなくなるね。偉そうに物事が言えるほど俺って知識が無いんだよね。何に関しても。でもこれまた人に言われたんだけど、そうやって自虐的になっているからいつまでたっても自信が持てないんだみたいなことを言われたことがあるっていうか、今、ただ俺が思っただけなんだけど、それもあるよね。俺。うん。そう思うよ。俺は実際は4重人格ぐらいだからね。意見の交換が自分の中で出来るし、会話も自分で出来るんで孤独に苦しむということままずないのね。ところで今日もね、インテリ先生のクラスでまぁ他のグループのプレゼンがあったんだけど、やっぱ精神的に問題が無い人たちって難なく人前に出て話すことが出来るのね。アガっている人もいるけど、度合いとしてはまだテレビ慣れしてなかった頃の蛍ちゃんぐらいなもんで、はっきりいってあがり症のエキスパートの俺じゃないと見抜けないぐらいアガりかたが軽いんだよね。あとなんつーかあれね、恥ずかしいって感じなのね。顔が赤くなったり、ちょっと照れたりとか、その程度なの。俺って死を感じるからね。それこそギャングに密室に連れ込まれて銃を突きつけられてるみたいな感じ。全然これは大げさな表現じゃないよ。マジで。だからね、いや、確かにこんだけ長く英語学校に通ってるとやっぱクラスで発言する癖がつくというか、特にクラスの雰囲気とか先生に慣れてくるとよく喋るようになるんだけど、それまでが大変なのね。ホント。アガっちゃってしょうがない。あと悪循環なのが寝不足で学校に行くと、まぁ羞恥のようにセロトニンやら脳内伝達物質の行き来が鈍くなって、不安を感じたりイライラしたりすることが多くなるわけだけど、そこでまぁ特に問題なのが眠気でさ、それを覚ますためにカフェインを取るでしょ。最近はマジで金が無いので家から汲んできている水にカフェイン錠を混ぜて飲んでるんだけど、カフェイン錠が水に解けてくると水が白くなるのね。あと錠剤が粉末になったのが底に沈殿していたりして、コカインっぽいんだけどね。本当にコカイン使い出したら人間終わりだけどね。で、カフェイン取ると眠気はマシになるけど、震えと動悸が凄くなって、それでパニック発作を誘発しやすくなったりするし、口の渇きなんかもあって、ろれつが回らなくなって発音が最低になって余計に恥ずかしくなって不安になるっていう悪循環なのね。というかこうやって書くと俺って本当にディスアドバンテージ抱えてるよなって感じるわけ。ホント、障害者だと思うよ。本当に。パニック障害者だよ。不安を感じにくい人とか羨ましいもん。プレゼンをやっている人の英語が上手かろうが下手だろうが人前でやってのけているというだけで、俺としてはもうリスペクトものなんだよね。だからなんつーか「あいつ英語下手だな。俺のほうが上手いや」みたいな優越感って一切感じないのね。英語学校ってなんかね、あいつの英語力どんなもんだ?ケッたいしたことねーなみたいないやらしい独特の探りあいがあったりするわけ。逆にここで上手かったりすると一目置かれたりするっていう、まぁ狭い世界の話なんだけど、基本的に俺ってこういう優越感って一切持てないのね。それは物事を大きな視点で捉えてるからだって言いたいけど、そうじゃなくて、基本的に自分はたいしたことないっていう自覚がありすぎるんで、他人より勝ってるって思えないのね。彼らは眠くても学校に来ているだろうし、恐らく夜はちゃんと眠れているだろうし、極度に緊張したりしないだろし、大学はちゃんと出ているだろうし・・・基本的にもうあれなのね、コンプレックスの塊なのね。俺。んじゃとりあえず俺の住所を書いておくね。

324-8322

東京都尾奈ニ区 マンション・ルサンチマン301号室

耳蝉。

それにしてもテストはヒドかったなー。リーディングのテストなんだけど、8点満点中3点だよ。ようは設問が8個あって3つしかあってなかったってことなんだけど、自分でも信じられないね。普段、政治学の本とか社会学の本を英語で読んでいるのに、こんな点数じゃ本の内容をどれだけ理解してるのか怪しいよね。たぶん理解してないんだろうね。でもテストってようは学者ドモの吹き溜まりが色々な浅知恵で学習者を欺くために作ってるようなもんだから、ホント、回答者を困らせるのに長けているなーって凄く思うね。ところでこのテストで満点という韓国人の女の子がいたんだけど、この子にテストについて聞いてみると、もちろん元々の英語力もさることながら、テスト戦略に長けてるのね。ようは消去法であったり、マルチプルの答えの中に極端な言葉が入っているとまずそれはないという判断をしたり、直接文中で触れられているものではないものを予想して書くっつー問題でもその解き方が凄く上手いわけ。はっきりいって問題自体が回答者を困らせるためだけにあるようなものでも、こういうのを駆使していくと、選択肢が狭まっていって最終的に残るのが大抵1つになるらしく、こういうのを駆使していけばテストで点を取るのは難しくないんだそうだけど、俺にとっては「はぁーすげーなー」って感じだったね。韓国も日本と同じく受験戦争やらテストのためだけの授業なんてのがあるから、こういうスキルに関しては世界的に見てもトップレベルなんだろうね。あとグラマーの正確さとか文の読み方なんかも凄く上手いし、サマリーの書き方なんかも凄く上手いし、なんつーかホント、テクニックだよなって思ったわけ。もちろん当然脳は必要だけど、どっちかというと思考力というよりは、理論とか統計を理解して答えを導くみたいな、ロジカルな要素が強いんだよね。ここをこうもってこうすればここはこうなる。だから自ずとここはこうなるので答えはこうである・・・というような感じで、コンピューター的な解析なんだよね。物凄く。だからはっきりいって苦労したくなかったら嫌でもこういうロジカルなカレッジスキルを身につけておいたほうがいいんだろうなって思ったけど、基本的にこういうのには全く興味が無いんで、全く勉強できないんだよね。俺。だから数学もダメなんだろうけどね。っつーかやればできるにしてもやろうという気が全く起こらない。テストも先延ばししまくって、今月末なんだけど、もうこれ以上延ばせないから受けるしかないんだけど、まだまだ数学を勉強する気にはならないね。困った性格だわ。好きじゃないことができないのよ。俺。本当に困ったもんだ。一芸に長けるものは一芸に終わるっていう格言を残したいぐらい限られたことしか出来ないので、それを秀でさせるしか生きる道が無いっていう、極めて消去法的な人生なんだよね。俺の人生。ただ一旦ハマると抜け出さないのでこれは武器かなと思うんだけど、今の社会で言うとはっきりいって確実な社会不適応者だね。どのくらい社会不適応かというと、なぜか日本で枯れ葉を燃やしている民家からの匂いを急に思い出すぐらい社会不適応者。こんな人間をジョークでも「このクラスのインテレクチュアル」とか呼んでくれるマルクス先生がいたりするのはやっぱりあれだね、人に恵まれているし、個性を重視するアメリカンウェイのほうが俺にはまだ合ってるのかもしれないなって思うね。テストの結果知っててもこういうこと言うんで笑っちゃったよ。今日。極端な空腹と寝不足でさっぱりテストに集中できなかったのもあって、もう答えも適当に書いたんであれなのね、出来てないの知ってたのよ。答えもらう前から。なのにこんなことを言うなんてホントあれだね、個性重視だなって思うわけ。まぁ大学とかになると分からんけど、中学とかなんて俺の行ってたところなんてテスト結果で先生から差別を受けてたからね。優秀な生徒は待遇されて出来ない生徒はゴミ扱い。そういえば前の俺のプレゼンのときのそのまぁ例の家族の話ってところからさ、やめないで経済の話をしつつ自分の話題に持っていったって書いたけど、あの後、ずーっと一時間ぐらい喋り倒しだったのね。で、俺のメインポイントとしては、経済的に恵まれていないと子供は不幸になるので経済的な裏づけがなければ子供を生むべきではない、もしくは、子供を持つということに責任を持てないのなら持たないほうがマシだ、なぜなら生まれてくる子供は親を選べないので不幸なだけだからって言ったんだけどさ、結局あれなのね、まぁインテリ先生から色々と反論は受けたんだけど、先生曰く「貴方はマルクスとか読んでるくせに拝金主義みたいなことを言うのね。私は今、正直貴方の意見に驚いているわ。なぜなら貴方が今言っていることは貴方のイデオロギーと完全に矛盾していることだから」なんて言われたんだけど、基本的にさ、俺は普段、資本主義を批判しまくっているけど、この世が資本主義な限り資本主義でサバイブしていくしか無いわけで、結局、金が無い限りダメなのよ。貧乏人が全部を払わされる世の中だからね。インテリ先生は「貴方が信じている革命とやらは当然武力なんかでなされるものではなく、個人個人が幸せになっていくことが最大の革命なのよ」なんて言われたんだけどさ、でもそれってまぁ俺も全面的に同意だけど、それが出来るのって俺らみたいなまだ望みがある中流階級ぐらいなもんじゃん?最初から学校も行けなくて、犯罪に近いような仕事しかないような環境やら地区で生まれたらさ、もうそれって幸せじゃないじゃん。ごく一部の人がそういう凄まじい環境から幸せになっていくのかもしれないけど、基本的に不幸な人ばっかだと思うんだよね。で、またその貧困にあえぐ人の不幸と、ローンで苦しんでいる中流の不幸とでは、不幸の度合いが違うわけ。もちろん不幸を感じる感覚というのが、貧困の人たちだとその人たちが考える不幸なわけで、中流が抱える不幸な感じは一生理解できないでしょ。ただそれは中流も一緒で下を見ればもっと不幸な人はいっぱいいるけど、中流中流なりに精一杯なんだよね。じゃあ何が人々を不幸にしているかっていうと、基本的にそのほとんどの原因が金なわけ。貧困層は当然として、中流も無駄に生活費や物価が上がり続けているこの世の中で、昔から変わってない賃金でやっていくのはどんどん大変になっているでしょ。その割に家は買わなきゃいけないわ、車は買わなきゃいけないわ、子供を育てなきゃいけないわで、全部金なのよ。インテリ先生の理論だと「私は幸せな金持ちに一度もであったことが無い」っていって、金を稼ぐことに翻弄し続けて金に執着し続ける上流階級を批判するんだけど、俺としてはっつーか俺の経験では中の上ぐらいでは、はっきりいってお気楽な家庭が相当あるよなーって思うわけ。子供は働かなくても親から小遣いをもらえていい歳になっても好きなことが出来て、親もハードワークをしなくてもかなりの収入があるような職についていて、奥さんは道楽者で・・・みたいなさ、俺としてはなんつーかこういう家庭を垣間見てきた経験が多いからさ、憎たらしいけど金があると楽なんだよなーって凄く思うわけね。ホリエモンみたいな意見になるけど、ある意味で俺はホリエモンを支持しているところがあって、ホリエモンは「会社に入るとだって搾取されるじゃないですか。だったら自分で金を作ったほうがいい」って言うんだけど、はっきりいって同意。同意したくなくても同意するしかないぐらい同意なのね。俺が革命だなんだって言ったところで社会は変わらないんだから、現実的になって、地盤を固めるようなものを作っていかないと不幸になるだけなの。そりゃね、人里離れたところでさ、農業でもやりながら気ままに過ごせればいいよ。でもそれって俺は無理なの。都市育ちというと大げさだけど、明らかに先進国の恵まれた環境で育ってきたから、俺も明らかにマテリアリズムに心身犯されているわけ。第三国の子供を働かせて暴利を貪っているナイキの靴が大好きだし、やりたい放題の資本主義を象徴するかのようなスターバックスも好きだし、恐らく人並みにブランド物も好きなわけ。情けないよね。マジで。レコードもさ、音楽が好きというのもあるけど、物質的に好きというのもあって、それこそ買ったという物質的な満足感も物凄いわけね。小西とか須永の対談を見てると寒気がするんだけど、俺も同じ穴の狢なんだよね。結局考えていることは一緒。DJカルチャーはくだらないって分かっていても大好きなんだよね。なんか明らかにそのイデオロギーと反するなんというか、頭の中で考えていることと行動が一致しないことが本当に多いわけ。弁証法的にいうと矛盾は常に起こるし起こるべきだみたいな感じになるけどさ、そんなのスターリンが都合の良いときにマルクスとかヘーゲルを引用するようなもんなわけ。ってことになると俺って絶対田舎暮らしは出来ないし、基本的に都市じゃないとダメなんだよね。一ヶ月とかの限られた期間を山やらさ、何も無いところで過ごすのは楽しいけど、それって都市生活ありきの話で、田舎暮らしが永遠に続くと思うとそれはそれで地獄なわけ。それがね、金がある上でやってるならいいのよ。いくらでも都合の良いときに都市に出てパーッと金使って遊んでまた田舎の家に帰ればいいんだから。多くの金持ちがしているようにね。たださ、資本主義やら現代社会を否定して自給自足みたいな生活をするとなると凄まじい貧困とのバトルになるし、そこでバイトで食いつなぐようなものなら、それこそマルクス的な疎外された労働者になるわけでしょ。もちろん社会的にも選んでそんな生活してるんで、貧困は自分のせいだってことになるし、病気になったって誰も助けてはくれないわけ。それはそれで物凄くリスクと苦悩があると思うんだよね。田舎暮らしみたいなのに幻想を抱くべきじゃないと思うのよ。ただね、前のロードアイランドにいたときの例のS君っつー、元ヤクザの建築会社の社長のバリバリ右翼の息子なんだけど、まぁルームメイトでね、っつーかハッパがホームステイ先にばれて、うちのホームステイに避難してきた感じだったんだけど、まぁ色々語り合ったときにさ、このS君が言っていたのは、ある程度この世の中でやりたいことやって、金も稼いで家族も養ったら、綺麗な奥さんと一緒にどっかの第三国の別荘地みたいなところに家を買って毎日ハッパ吸って過ごしたいって言ってたんだけどこれって明らかに現代社会を乗り越えてからの話じゃん?現代社会から逃げてこれはできないよね。出来るのは穀潰しぐらいでしょ。で、やりたいことってのはセックスやら女遊びやら金稼ぎやら人間との交友やら買い物やらなんやらっていう現代社会を象徴するようなことを完全にやり終えて、もういいやーハッパでも吸って過ごそうっていう、仙人的な発想じゃない?いや、まぁ仙人は逆か。仙人は現代社会に嫌気がさして山篭りしてる感じだからね。でもある意味で何事もやりつくして仙人にいたるって感じじゃん。それって理想的だよね。でも文無しで仙人ッつったらただのホームレスだからね。それは俺は無理なわけ。だったらどうするか?搾取されたくない、ロクでもない会社に勤めたくない、ボスを持ちたくない、無駄なことはしたくない、やりたいことはしたくないっつーとさ、もうやっぱ自分で金作るしか無いわけ。金作るっつっても偽札製造とかじゃなくて、誰かが金を払ってくれるぐらいの何かを持つしかないわけよ。それこそ前に書いたルームメイトの友達のカリスマスタイリストみたいな感じよ。でもそれって凄まじく大変だよね。でもそうするしかもう無いのよね。俺。はっきりいってこれで俺がシャープで金を作ることに長けていたら、それこそホリエモンとあんまり差は無いと思うよ。マジで。ホリエモンって世の中を解析してニヒルになっているようなところがあるよね。あの態度ムカつくけど分かるんだよな。というかちょっと理解できるところがある。超現実主義者だもんね。ヤツは。というか現実的にならないとマジでやっていけない。特に俺みたいな元々は極端な理想主義的な人間は特にそう。この性格って遺伝っぽいんだよね。俺の死んだ爺ちゃんが凄まじい夢見人で、それが戒名にも刻まれているぐらい夢見人だったわけ。まぁただ頭の良い人だったから色々あっても最終的にまぁすげーハッピーな爺さんだったけど、基本的にあれなのよね、やっぱ俺の爺ちゃんもなんだかんだで会社経営したりしてたからさ、そういう意味では現実社会でやってきているわけ。元々没落する前は貴族みたいな家だったんだけどね。俺の代じゃなくてオヤジが子供の頃の話だけどね。そう。俺って貴族の血を引いてるのよ。半端じゃなかったブルジョワジーの。それでアナキストってクロポトキンみたいでかっこよくない?まぁクロポトキンみたいな人生を送るのは真っ平だけどね。ってことでいくらマルクスが好きだろうがクロポトキンチョムスキーやゴールドマンが好きだったとしても、現実的にならないと本当に不幸になるだけなわけ。でも俺がレイジーなのってこれも貴族の血筋だからなのかな。まぁいいや。そういえば母方の爺さんも貴族だったんだよね。しかも凄まじい武勇伝のある穀潰しだったんだよね。まぁでも建て直したという点は両方の爺さんに共通することなんだけど。その建て直しの精神を受け継がなきゃいけないんだけど、どうも穀潰しっぽい血のほうが濃いような気がするので、余計に現実的になって切磋琢磨しなきゃいけないなって思うわけ。ところでその貴族の血筋ってさ、うちのオヤジも没落貴族の息子だから貧乏な経験をしている割に、無駄にお坊ちゃまなところが残っていて、金使うときはパーッっと使うんだよね。金に関しては厳しいんだけど、父も母もイマイチルーズなところがあるんだよね。こんなこと本人達を目の前にして言ったらなんて言われるか分からないけど、俺はそれを受け継いじゃいけないんだけど、イマイチ血は争えないようなところがあるね。ロードアイランドからこっちに移ってきたときにレコードで破産したって書いたけど、ホント、酷いなって思うよ。マジで。まぁ手に入れたものも大きいんだけどね。まぁそんなのもあって今は相当昔よりは金遣いもマシになってきたけど、やっぱこないだみたいなさ路上でレアなレコードに出会うと金が無くても買っちゃうとかさ、そういうところが凄くあるわけ。これが怖くてしょうがない。ホント、自分が信用できないんだよね。だから親にも必要以上の金はマジで送ってほしいって思わないし。貯金できる人って凄いと思うよ。俺は絶対無理。そんなんだから俺も物質社会の下僕であることは間違いないわけ。手に入れたいものは手に入れないと気がすまないぐらい凄まじい物欲があるからね。俺。それが特にレコードの向かうと半端じゃないわけ。だからレコード禁止法の法案を
自分の国会で通したんだけどね。多数決で可決されたから。1人は反対していたけど3人は賛成だったからね。次はナイキ禁止法でも作って、次はスタバ禁止法の法案も協議してみようかな。親からの仕送りはマジで血税だから税金を使う政府並に慎重にならないといけないわりに、今、現存する政府並に税金を適当に使うこともあるので、やっぱそれは修正していかないといけないね。んじゃあどうするかっつーとまず無駄な財政支出を削減しなきゃいけないわけ。クーラーとか冷風機とかはインフラ設備だからしょうがないにしても、ぜいたく品の購入や私腹を肥やすような使い方は絶対しちゃいけないわけ。本当に必要なことに使わないとね。血税は。今後はより一層自分が一国を担う政治家みたいな気分で親の金を税金として受け取ろうと思うね。マジで。それが俺のマニフェスト

ところで、今日はそのマルクス先生のテストでさ、ボキャブラリーテストみたいなのがあって、俺は全く準備してなかったのもあってさ、テストラグル状態だったわけだけど、他の生徒はそそくさとテストを終えて席を立っていく中、気がついたら残っている生徒は俺一人で、しかも解答用紙の回答の書き方を間違えていて、「あーキミも鈍い頭族の一員なんだね」」と言われたりして、先生は一体何を思っただろうね?相当鈍いやつだって思ったに違いないよ。それがいくら俺が先生に褒められようがシャープとか言われようが、そんなものは夏の女のように幻だというのはわかっているわけ。シャープだったらこんなことに苦労しないし、数学も勉強できるはずでしょ。テストとかのさ、グレードに影響するようなことがさっぱりダメなくせに、たまにそのシャープと言われるようなことも言ったりすることもあるので、そのギャップに関して、なんというか解析不能なんだと思うんだよね。タイプで分けられないような人間なわけ。例えば今日もさ、教科書の中でホーキング博士のビックバンの話が出てきて、マルクス先生は「ホーキング博士について知っている人はいるかい?」っつって答えたのが、天文学専攻の例の英語の達人の女の子と俺だけだったんだけど「あー俺が期待していた通りの人たちが手を上げてくれたようで嬉しいよ」なんていうんだけど、その割にテストではビリなわけ。ようは別にビックバンについてちょっと知っていようが、量子論についてちょっと読んだことがあろうが、別にそれは頭がいいということを意味するわけじゃないんだよね。もちろん教養というものがテストの結果を表すものではないにしても、基本的に俺の考えだと本当に頭がいい人というのはテストなんて赤子のケツの穴を捻るぐらい簡単なことなわけ。この天文学の韓国人の女の子みたいなのが本当に頭の良い人で、俺はただ鈍いヤツが色々とカジっているだけなわけ。で、その異様な風貌とオーラから一目置かれたりするだけで、実力がたいしたことないのがテストで証明されちゃうわけね。もちろんテストが全ての結果ではないんだけど、基本的にグレードを取れないやつは大学じゃ生き残れないからさ、そういう意味だと俺はダメ生徒よ。やっぱ。そういえば二年前に初めてニューヨークに来てさ、リバーデールってところに例の元ヒッピーのカリビアンの若い黒人を囲っている50過ぎのママの家にホームステイしたいたときに通っていたっつーか一応生徒として来たってことで通ってた英語学校で知り合った日本人がいるんだけど、たまたま先週だかに書類に関して大学に確認をしにいったときにね、大学の近くの交差点で偶然再会したわけ。で、「あ、もしかしてY君じゃない?!」って声をかけたんだけど、声をかけられる前までは「あー覚えてるよ。ただ最初はわからへんかった。ただマニアックなやつおるなーって思ってジロジロ見てただけなんやけど」なんて言っててさ、まぁすげー褒め言葉だなって思ったんだけど、恐らく俺は彼がジロジロ見てこなかったら彼に気がつかなかったと思うのね。なんだあのアジア人、ジロジロ見てきてるなって思ったらY君だったって話で。ってことは俺のこのマニアックなオーラーが出会いを引き寄せたってことでさ、ポジティブに考えられるけど、基本的にこういうのってグレードには関係ないことだからね。このY君ってのはニューヨークに滞在している不良日本人をレペゼンするぐらいな感じを地でいくような人なんだけど、こういういろんな人に出会っている経験がある人からですら、マニアックやなーって言われるのは嬉しいことだよね。全身に革命的なオーラが出ているということでしょ。それがアメリカでは個人主義の名の元に割と保護される傾向にあるような気がするわけね。これって小学校の頃から変わらない。今子君は頭がいいのになんでこんなこともできないの?ってもう耳にタコどころかイカ臭くなるぐらい言われてきたね。で、それを改善する努力もしようとしないレイジーなブルジョワ気質を持った親からのスポイルで生きている中流のガキというのが俺なわけ。だからやっぱ基本的にバカの壁ならぬダメの壁を壊せないわけ。ガキといえば今日、クラスメートに「18歳?」って言われて嬉しかったな。まぁもっともポジティブというよりかは、Youとか千秋みたいな感じの年齢不詳な感じなんだと思うけどね。しかも国籍も不明っつー、いかがわしさに拍車をかけるような人間なのね。俺。クラスメートのタイ人からも「貴方結局、何人なの?」って聞かれるわ、
日本人から「えー!!!日本人!!!!」って言われるわ、言われなれちゃったからね。前にも書いたように韓国系の店に行くと店員から韓国語で何かを言われ、中国系の店に行けば中国語で何かを言われ、ただ面白いのが日本人の誰一人として俺のことをパッっと見で日本人って思わないところなんだよね。カミュって感じかしら。異邦人っていう意味で。もうミスター・コスモポリタンでしょ。で、このタイ人の女の子に「これっていつも言われるんだけど、んじゃ最初は何人だと思ったの?」って聞いたら「えーまぁ見た目はアジア人だけど、妙に色が白いし、
韓国人か中国人かって思ったけど、お目目がパッチリしていてまつ毛が長いからそうじゃないって思ったし、でも日本人の割には変な眼鏡かけてるし、変なTシャツ着てるし(ホーチミン
髪型も変わっているし・・・だからといってどこかって言われると分からなかったんだけど・・・」なんて言われて嬉しかったね。そんなイルなヴァイヴを俺は発しているのかと思うとさ、このイルさを武器にするしかないかなとは思うんだよね。もちろん自惚れて出過ぎないようにしなきゃいけないけど、まぁ逆に出過ぎないと大学じゃやっていけないらしいから、ちょうどいいかもしれない。中国人のクラスメートからも物珍しい感じで「絶対あなた中国人でしょー。え?日本人?だったらご両親が中国から来たのね?」なんて言われてさ、いかに自分のイル度が高いかというのを思い知らされたね。たぶん思っていることや考え方なども見た目に影響するんだろうね。だからこっちに来て自分を抑圧する必要がなくなったんで、余計にイル度が高くなったのかもしれない。ただ最近思うのは、最近はすっかり金持ちの街と化したニューヨークでも変な人たちはまだ存在するけど、その変な加減というのもニューヨークスタンダードというのがあり、俺はそこから外れているので、結局、変わり者が多い街ですら変わり者扱いされるんだなと思ったわけね。思うにゲイパレードに巻き込まれたときも、俺は明らかにその一員だと思われただろうし、凄まじい格好のレズやホモに混ざっていても、俺は私服ですらその中で目立っていたに違いない。腹が減っていたんでピザ屋を色々回ったんだけど、ゲイパレード関係の人たちでいっぱいになっている異様な当日の数々の店内からも俺が店に入って行くと、その異様な人たちから凄まじい視線を感じるわけ。ってことはその異様さを超えてる異様さを俺は持っているんだろうね。前にも書いたようにニュージャージーに住んでいた頃は、ゲイの聖地であるクリストファーストリートの駅からニュージャージーに帰る必要があったので、通学路だったんだけど、ゲイショップの前に立ってコンドームを配っている黒人の店員からコンドームの束をもらったり(もちろんコンドームオナニーに使用)特に夜になるとゲイでごった返すんだけど、その通りを行きかうゲイカップルから仲間を見るような目つきで見られたり、俺がSMショップを興味深そうに覗いていると、店員が「入って来い」と言わんばかりの熱い視線を送ってきたりとか、ようはそのヴィレッジピープルから仲間と思われるような雰囲気があるんだよね。俺。ゲイオンリーのパーティーのフライヤーを配っているレズの黒人の姉ちゃんから笑顔でフライヤーを渡されたりさ、で、振り返ってその姉ちゃんを見てみると明らかに人を見てフライヤー配ってるんだよね。ストレートには無駄だから配ってないわけ。アーナルほどなって感じちゃう瞬間だったわ。あとよく人から変わった眼鏡と呼ばれる眼鏡をしながらスタバで読書をしていたときにね、鏡張りで外が見えるテラスみたいなところで座って本を読みながらコーヒーを飲んでいたんだけど、いきなりその通りを行きかう人がさ、俺の写真を撮ったんだよね。明らかに俺なわけ。最初俺は誰かが記念撮影でもしてるのかと思ったんだけど、明らかにカメラが俺のほうを向いていたっぽいのと、そこには俺ぐらいしか被写体がいなかったので、恐らくニューヨークの変な人みたいな感じで写真を撮られたんだろうね。その変な場所にあるスタバで怪しげな本を読みながら変な眼鏡をしてコーヒーを飲んでいる国籍不明の人間が絵になったんだろうね。あと思うのは、変な人にも変な人なりの決まったタイプがあって、ニューヨーカーはその変な人たちを見慣れているんだけど、ジャンル分けが出来ない俺みたいな人間に関しては見たことが無い種類なのでやっぱ珍しいわけね。変なオーラが出てるって昔から言われてきたことだけど、こっちに来てから顕著なのはやっぱりあれだね、曲がりなりにも生きる希望みたいなのを見つけているからなんだろうね。だからオーラも出るわけね。そういえばこっちで仕事をするとかさ、その大変さを他の日本人のクラスメートとかと話していても、必ずと言っていいほど「シュンイチ君は大丈夫だと思うよ」って言われるんだけど、まぁ素直に喜べないのは、その意味が優秀だからとかっていう理由じゃなく、異様だからっていう理由からなんだよね。目立つし変だからどっかで気に入られるんじゃない?っていう、そのグレードとかさ、学校の成績だけじゃなく、人間のグレードとしてもさ、低い俺がよ、こんな光栄なことをいわれる理由といえばただ一つ、異様だからってことなわけよ。まぁ喜べるけどね。場所が場所だけに。他の変わってる連中より変わってるんだって思うといいよね。一緒ってのが嫌だから。俺は。違いが好きだからね。まぁ違いすぎるけどね。違いすぎるっていうのに気持ちの気っていう字が組み合わさると、俺を形容するピッタリな言葉になると思うんだけどね。認めたほうが楽だからね。マジで。なんというか自分でも変わった人になかなか出会えないって嘆いてたりするとさ、ようは世界ってのが変わってない人の集合体なわけで、会えないのは当然なんだよね。というのは自分が当事者で度合いが半端じゃないんで、なかなかいないわけよ。変な人が回りの人間は狂った人間ばかりだっていうのと同じ発想。ようは実際は世界観が自分が思っているのと真逆ってことなわけ。普通は普通から成り立っているんであって、普通じゃない人から普通を見ると普通の理解に苦しむんだけど、本人はそれがスタンダードだという認識をなかなか持てないっていうね。で、どんどん世の中との乖離がデカくなってくるわけ。ただそういうアウトローをこっちは楽しむ土壌があるんで、割とノビノビとやっていけると思うんだよね。毛伸び。蹴伸び。高校の授業さー通信制だったんだけど、ようはドロップアウター達を受け入れている学校だったから、授業とかテストの内容が凄かったわけね。体育とかいって、授業の内容が、泳いでいてターンをするときに使うのが蹴伸びであるみたいなのを地でやってるわけ。で、テストにもこの蹴伸びっていうのが空欄出てくるわけ。こんな簡単な回答なのにちゃんとワードを選べてさ、その選べるワードってのが「蹴伸び・クロール・平泳ぎ・バタフライ・ターン」とかそんなレベルなの。だから誰でも卒業できるわけ。だから俺の高校の成績は物凄くいいわけで、ある意味で海外の航行のグレードなんて気にせず、成績の総合評価で入学の是非を判断するこっちの大学に入るのにはかなり有利なんだよね。蹴伸びって答えただけで成績は最高の5になるわけだから。ちょうどこの頃に倫理の教科書かなんかでさ、マルクスが載ってて凄まじくインスパイアされてさ、倫理のレポートの最後っていうのがね、まぁレポートのラスト兼テスト代わりだったんだけど、教科書に出てきた気に入った思想家の一人を選び、なぜその思想家を選んだのか、なぜ気に入ったのかを書きなさいみたいなさ、そんなのがあって、俺はマルクスについてビッシリレポート用紙に書いたらさ、グレード5だからね。もう成績は半端じゃなく良かったよ。俺。ただサルでもできるような数学のテストでだけ、いつも赤点を取って再テストとか受けてたけどね。笑っちゃうよね。高校の成績がこんな理由で見た目だけ優秀だなんて。勝手に開封して見た英文の成績証明書にもさ、彼は凄まじい努力によって2001年度、当高校を卒業しましたなんて書いてあるわけ。成績も世界史が5とかさ、文章処理が5とかさ、情報処理が5とかさ、国語が5とか4とかさ、唯一悪いのは数学の2ぐらいなわけ。まぁ全然話は違うけど、アメリカの政治家、例えばブッシュみたいなのもまぁグレードは悪かったけど、学校側は書くわけでしょ。卒業しましたって。これってこの俺の高校となんら変わり無いよね。まぁこの俺が通ってた高校は普通よりは高い金を取るけど、まぁ人助けみたいなこともしていなくもないけど、スクーリングの校舎の屋上から生徒が飛び降り自殺したりってのもあったけど、まぁ悪い高校じゃないわけね。頭は悪いけどね。結局、でも俺が考えるグレードって、つまりは俺が通ってたこの高校となんら変わり無いわけ。基本的にグレードなんて限られた材料の中で決まるものだし、教育側の判断でいくらでも変わるわけ。その人間の出来・不出来に関わらずね。だから俺はテストとかくだらないから基本的にボイコットするわけね。こんな一時的な暗記のテストで良い点取ったって全然意味無いでしょ。もっと本質的なことを学ばないと。ってことでリーディングの授業の点が悪かろうが、好きな文章に関しては英文だろうがいくらでも理解できるし、頭に入るから全然危機感は無いわけ。ちょっといやらしいね。この構成。散々、自分のコトを出来ない人間だとか書いておいて、最終的には実は達観してますよみたいなさ、嫌な感じ。でもまぁ実際、そうよ。テストってくだらないし、そのテストの点数を重要視するような教師は基本的にたいしたこと無いし、学ぶことも少ないと思う。俺はそんな腐った教育を受けたくないんでこっちに来たわけね。うわーかっけー締めくくりだなぁ!!我ながら!!いや、もちろん勉強するべきよ。つまらない文章でもグレードのためにちゃんと読めるようにするとか、テストってのはくだらないけど、存在する限り受けなきゃいけないんで、やっつけ仕事的に対策を取らないといけないと思うっつって数学の勉強をしてないわけだけども。でもあれよね、こっちの大学って最終テストがエッセイだったりするわけじゃん。それってすげーいいよね。俺にとっても好都合。少なくとも暗記を強要されるテストよりは全然いいわけ。やっぱ教育の本質は暗記力やテストの解き方なんかじゃなく、思考力を研ぎ澄ますためにあるものだよね。くーっ!かっこいい締めだ!まぁあれね、本当のこと言うと、テストの結果とか小さいことだって思っててもあれだけどね、悪い点数取ると落ち込むっていうぐらいスケールの小さい人間ってのが俺だけどね。等身大はこういうところにあるわけ。山ちゃんとか山下とかにシンパシーを感じるぐらい俺ってスケール小さいよ。マジで。それは俺が保証するから。ということで、オリジナル・キャンタマンこと耳蝉でした。

Revolutionary 2

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