ウォール伝、はてなバージョン。

革命家/徳の戦士/サタニストによる日々の思索を頭をクリーニングするかの如く書き連ねるブログ。

フェラーリ先生について。

mimisemi2008-02-04

id:yokonaitoさんから耳蝉が持ってるリュックフェラーリのCDとは何?ってツッコミがあったってことで色々書いてみるわ。昨日の続きはまた今度で。


一個一個タイトルとかレーベル名とか参照するのが面倒だから大雑把に書くわ。あと俺が書いてるのって正確な情報が全てじゃないからね。ちゃんとフェラーリ先生について知りたい人は、ちゃんとしたソースを参照してください。まぁこんなのをちゃんとした情報と受け止めている人はいないだろうけどね。あ、あとだいぶ前に先生について書いたやつがあるんでそれを引っ張ってくるわ。


まずつづり忘れたんでジョンゾーンのレーベルって言わせてもらうわ。あのジョンゾーンのレーベルからのやつね。これはたぶんあれね、過去のボツ作品っつーか作ったんだけどどこもリリースしてくれなかったみたいな作品2点ぐらい入ってたと思うけど、一曲目は適当なピアノとパーカッションの作品で、リズムトラックのMIDIデータを音色ピアノで再生したようなピアノとっつーかパーカッションのピアノも生なんだけど、もう長く聴いているのが辛いぐらいどうしようもない。フェラーリ先生のやつは基本的にプレスクリヤン以外はどうしようもないのが多いんだよね。アカデミックに見たらまぁ価値があるのかもしれないけど、俺個人としてはフェラーリ先生の現代曲に一度も魅力を感じたことが無い。ってことでほとんど持ってたんだけど売っちゃったんだよね。ちなみにこれも中古でよく見かけるね。あ、んでその適当なピアノとパーカッションの作品と、二曲目はあのBvhastだかなんだかっつーオランダのレーベルからのやつに入ってるPetitなんたらっつーフィールド音源と恐らく先生自身の小学生が吹いてる縦笛みたいな音が重なってるやつの二番煎じみたいなやつで、バックで流れてるドローンみたいな音は相当似てる。ちなみにPetitのほうがデキはいいんでこっちを聞く価値は全く無い。ってことでこれはジャケ以外は買う価値無しですね。あ、んでそういえば商品紹介でジャケとか持ってこれるんで自分で調べる手間が省けたっつーかまぁいいや。はい過去からの陰陽。

ジョンゾーンのレーベルから出ているやつなんかは、特に表題曲なんかはヒドすぎる。これがまた否定的じゃなくて肯定的にとらえれるダメ加減なんだよ。パーカッションとピアノとかいう最近の東京系の即興音楽を彷彿とさせる編成の曲なんだけどピアノのフレーズがMIDIのドラムトラックをピアノの音色で再生してしまったみたいな音なんだよね。パーカッションのグダグダ。コロンビア大学だか優秀な音楽院を卒業したパーカッショニストだかピアニストだか知らないけど、もはやそんなのはどうでもよくなってる。どうでもよくなってるって表現が多いけど、一番適切な言葉だと思うよ。途中で明日から自転車とか散歩中に口ずさみたくなるようなお茶目なメロディーが入ってくるんだけど、その入り方がまた唐突でたまらんのだよ。いや、実際一時期この曲のピアノのフレーズを口ずさんでた時期があったよ。そんぐらいキャッチーなんだな。小西康陽もビックリなぐらいとってもキャッチー。2曲目は割とマジメなテープ作品で、Petitシンフォニーだかなんだかに激似というかそのまんまじゃんってな内容なんだけど、おそらくバージョン違いなんだろな。でもライナーの文章はやけに説得力があって読んだあとに聴くと「なるほど・・・」と先生の芸術性に関心してしまうようになっているから驚きなのだ。

Cellule 75

Cellule 75


はい次。Blue Chopstickからのやつを書くか。まずトートロジーだかなんだかっていう青っぽいどっかの風景がジャケのやつね。リュックフェラーリテレフォンスマイルで有名な先生が酔っ払いつつ赤い電話で喋ってる裏の写真が印象的なこれだけど、ジョンゾーンのやつと同じく、先生の写真以外の価値は皆無に近い内容。基本的に現代曲で確か弦楽器系となぜか耳にうざったいエレキギターが入ってるんだけど、なんか出落ちの音楽っていうか、新喜劇とかでズッコケルときの雰囲気がずーっと続くような感じなんだよね。あ、こうやって書くと意外と面白そうだな。いや、そこまで面白くない。なんか妙に間がある演奏っつーか「ペンッ」「デケデン」「バイーン」みたいなのが地味に続く感じだったと思った。ただバイーンってほど音は大げさじゃないっつーかあんま聴いてないうちに売っちゃったんで断片的にしか覚えてないけど、間違いなく言えるのは買う価値無しってことです。

同じレーベルから出ているTautologos3ともう一個綴りがめんどくさい曲は、苦痛としか言いようのない現代曲なんだこりゃ。でも確実にミスター・プレスク・リヤンことリュックフェラーリの息吹を感じることが出来るから素晴らしい。間と間を適当なフレーズで埋めるような曲で、西洋音楽チックなフルートとかヴァイオリンに混ざってなぜかエレキギターが入ってくるのがアンバランスで最高なんだよな。何より極めつけは裏ジャケの先生の酔っ払った顔に尽きる。なぜこの写真をチョイスしたのかが不思議なぐらいナイスな写真で酔っ払いすぎてイッっちゃったような顔つきの先生がカラフルな電話を持って話しているのか話そうとしている感じなんだけど、加茂氏に言わせれば「うん。俺、リュック」みたいなニュアンスなんだよ。もうこれに尽きる。CDの内容にがっかりしてもリュックフェラーリの電話越しの笑顔だけで200点といった感じ。書き忘れたけど、ジョンゾーンのレーベルから出ているジャケも、女性の下着の広告だかポスターの前で、あまりにも変態チックな笑顔で立っているリュックフェラーリ先生。もう最高。また写真の画素数が微妙なところがいい。どうしても聞きたがっていた友人に貸して、感想を聞いたんだけど苦笑いが帰ってきた。たぶんこれが普通のリアクションだと思う。自分がレスバクスターを尊敬するのは、金のためにムード音楽を大量生産して、中原に言わせると後期のしょうもない恐怖映画のサントラをやっちゃって仕事が亡くなって、ひっそりと死んだってところにある。自分もこうありたい。DJファンク並にハウスで儲けて、儲けた金でレーベルを設立して難解な音楽ばかりリリースして半ば伝説と化したところで勢いが衰えて、カタログがすべて廃盤になってエロ本の山の中で腹上死ならぬ本上死。これが出来れば思い残すことはないと思う。ちなみに先生の有名なElectronic Worksはストラーヴェンやらプレスクリヤン第三章やら伝説の序章となった長いタイトルのやつとかが入ってるんで買わない手はないと思う。お茶目心と伝説と笑顔が混ざった最高のディスクです。ただAcousmatrixっていうエレアコ系だかにシリーズものでジャケがどうしようもない火星の荒れた大地みたいなジャケなので、是非マスタリングをしなおして、例のイイ顔のジャケで再販してほしい。出たら絶対買う。っつーかお金があればそれを出すためだけに自分のレーベルを設立したいぐらい。あーなんかリュックフェラーリ聞きたくなってきたな。


Interruptor / Tautlogos 3

Interruptor / Tautlogos 3

はい次。Sub Rosaから出てる青いなんか変な畑とかで使いそうな機械がジャケのやつね。これも例によって売っちゃったんだけど、とにかく最初に再生して驚くのが牛の「モォー」って声ね。確か再生して最初に出る音がこのCDの最大音で「うわっ!」とか思ってボリューム下げちゃうこと間違いなしな感じなんだけど、基本的になんつーかフェラーリ先生の後期の作品の特徴である旅したついでにとってた音を編集してたまにナレーションとか入れるっていう一連のシリーズの一個ね。基本的にフィールドなんだけど、プレスクリヤン的なもんじゃなくて、先生がどっか海外行ったときの旅の記録ってだけで、特に芸術的な趣は無いのね。おっさんが喋ってたり、おばさんが喋ってたり動物がモーモーいってたりするだけっつーか、たまに妙にうるさくなるのが相当ムカついた記憶があるな。まぁ普通っつーか何回も聴けるもんじゃない。

Les Anecdotiques

Les Anecdotiques

はい次。Far West Newsってやつね。これもフェラーリ先生の死後シリーズなんだけどっつーか死ぬ前にリリースしてやれよ。全く。これはまぁ先生のアメリカのたびの記録って感じかな。ただ笑っちゃうのが途中の韓国人の留学生だか学生の女の子との会話ね。いや、韓国系アメリカ人だったかもしれないけど、この子と先生が話してるんだけど唐突に会話が終わったかと思うと「私たちは楽しい会話をしました。彼女は韓国レストランに私を誘ってくれて、言うまでも無く、私はそのレストランに行きました」みたいな小学生の絵日記を音でやってる感じなんだけど、本当に間抜けな感じが先生っぽくて最高。音の編集とかもセンスゼロで、これがいつも俺の書く先生は現代音楽の巨匠なんかじゃなく、むしろ後期レスバクスター的なモンドスターなんだってところなんだけど、基本的にレスバクと似ているかもしれん。初期はムード音楽で稼いで確かドビュッシーだかをベースにしたエキゾで大成功した後、仕事が無くなって適当な仕事をし始めてどうしようもない作品を連発したっていうね。先生の場合、レスバクのエキゾに当たるのがプレスクリヤンとかミュージックプロムナーデで、他はX線の目を持つ男とか吸血のなんたらみたいなサントラなのね。先生のおじいちゃんっぷりを楽しむなら、ブルーチョップスティックとかSub Rosaからの死後シリーズとか死ぬちょっと前シリーズはオススメだね。モンドとして。ただ現代音楽とかちゃんとした電子音楽として聴くなら諦めたほうがいい。

FAR-WEST NEWS (EPISODES 2 AND 3)

FAR-WEST NEWS (EPISODES 2 AND 3)

はい次。これも搾取が得意なSub Rosaからのやつで、Son Memoriseってやつなんだけど、プレスクリヤンの第四章が入ってるんだけど、基本的に先生にとってのプレスクリヤンとは虎舞龍のロードみたいなもんなんだよね。いつまで続くんだ?っていう。基本的にこれもFar Westとか青い機械のやつと同じ感じで、まぁ旅の音素材が違うだけで、基本的にまぁ同じなんだけど、所々に入るしょうもないエフェクトとか電子音が非常にモンド。どれだったか忘れたけど凄まじく笑えるトラックがあったと思う。「おいおい。おじいちゃんやりすぎ」みたいな。それにしても過剰なエフェクトがかかってたり、いきなりノイジーになったりするのは本当にモンドだなぁーって思いますね。ホント、先生の作品はどれもこれも現代音楽的というよりかはモンド的なんですよ。

Son Memorise

Son Memorise

はい次。Modeから出てるマネキンのやつね。これはシリアスな現代曲で確かオペラみたいな感じのが入ってたと思うんだけど、いきなりしょーもない2000人の狂人みたいなシンセが入ってきて笑えるぐらいかな。現代曲を聴くならもっと他にいいのがあるんで価値無し。確か航海をイメージしたやつが入ってたと思うんだけど、方法論が面白くて、他人にとってきてもらった船の中の録音、まぁ船長との他愛も無い会話とかなんだけど、それを元に勝手にストーリーを作って、んでこの録音とオーケストラが交互に混ざり合うみたいなやつだったと思うんだけど、これじゃないさっき書いたオペラだとかの前半の現代曲がつまらなすぎるんで買う必要なし。

名門レーベルのなんとかModeってところから出ている女性の体のパーツのテキストとオペラとピアノみたいな曲なんだけど一聴するとまともなんだけど、曲の後半になると信じられないぐらいショボイシンセが入ってくる。今までピアノで弾いていたメロディーやらフレーズがそのB級ホラーというか、恐らく吸血の群れのレスバクスターのスコアで使われているようなシンセの音で弾かれているからおどろきなんです。今までのオペラと女性のエロチックな喋りと囁きのおフランスな上品さはどこにいったのかしら?ってぐらい。さすが先生。期待を裏切るようなことはしない。次の30分にも及ぶ大作の船のシンフォニーだか、とにかく船のドキュメント風のやつは秀逸。船長との会話とか恐らく船でメシ食ってるときの音とかが入りつつ、サウンドシネマよろしく例の女性のテキストが入る。内容はどんなだったか忘れた。とにかく長いから。途中で先生のスコアによるオーケストラが入るんだけど、微妙に操作されていて、例えばストリングスの鳴りはじめのときにCDJをストップしたような「ダララララ」ってのが入るんだけど、これがなぜかストリングスにかけられていてよく分からないけどかっこいい。例を出すとフェネスのヴィブラフォンの反復の曲みたいなやつ。あれがストリングスに短い区間でかかっている。でもこれはなんだかかっこいいな。音がDJ的。さすがテープDJだ。でもさすが先生。油断ならない。これには凄まじいエピソードがある。この船の曲はスタッフやら知り合いだからにこの船に乗り込ませて例の飯の音とか船長の喋りとかを録音させている間、自分はパリで優雅に船を想像しつつ、「ダラララ」ってなるオーケストラのスコアを書いていたという。自分が乗れ。人に任すなってな野次が聞こえてきそうだけど、おそらくこの想像っていう部分にキーがあると俺は思う。直接乗ったら船長の嫌な部分とか、同席していた女性のファジーな部分なんかが見えてきて、シンフォニーにならなくなるからなんだろう。自分の想像の中での船であることに意義がある。実は船長は大食いでルーズな性格とかだったら、大先生は困り果てるに違いない。完成のプロセスにおける重要な部分を占めていると思われる船の想像。おそらくワインとパンで優雅にキメつつスコアを書いていたに違いない。もう最高だ。先生。

Ferrari: Chansons pour le corps; Et si tout entiere maintenant...

Ferrari: Chansons pour le corps; Et si tout entiere maintenant...

はい次。Cycle Des Souvenirsね。これは名作。たまにおじいちゃんらしい変なシンセのタムとかダサいシンセが入るのはご愛嬌だけど、幻想的で他のやつと比べてアホ度が少なくて真面目に聞ける。ただ寝る前に聞くと途中の雷の音で目が覚めること間違いなし。これはマジでオススメだね。

Cycle des Souvenirsだかなんだかのドラッグシティーの傘下から出ているやつは普通に幻想的でいい。なんつーかプレスクリヤンが極まったなっていう。でもさすが先生、抜け目がない。途中に懐かしいぐらいに思えるリズムマシンのタムの音がサイケに左右にパンニングされた音が入ってきて妙なシンセフレーズが入る。なんかHGルイスの効果音を彷彿とさせるんだよな。いや、もっと近いのは悪魔のしたたりだな。すごく近い。分かる人はこれを想像しれればいい。でも循環ってだけあって、イメージで言うとアニメかなんかの回想シーンでの「ホワァンホワァンワァーン」に似たようなシンセの音が入るんだけどね、これはタムと一緒に鳴る妙なシンセフレーズとはまた違うんだけど、曲の重要な部分を担っている、ようは音のワープみたいな感じだね。はぁーまた場面は変わるのかぁーとか幻想的になりつつ今晩のメシの事と同格なぐらいに考えていたら、また例のみょうちきりんなサイケタムとシンセが来るんだよ。ドラマチックに演出しているのだろうけど、かなり間が抜けている。ホント、昔の恐怖映画のSEに通ずるものがあるな。で、これも例によって女性のテキストが入る。

Cycle Des Souvenirs

Cycle Des Souvenirs

はい次。プレスクリヤンね。まぁこれはあえて説明する必要は無いでしょう。名作だけど、名作なのはプレスクリヤン第一章とミュージックプロムナーデだけで、リヤン第二章と第三章はひじょーにモンド。それこそ一連のSon MemoriseだとかFar Westの予兆があるようなナスティな感じなのね。プレスクリヤンが評価良かったんで続編作って失敗したみたいな、ホラー映画みたいな作品ね。あ、んで確かINS-GRMのやつって昔、タワレコの店員の人に聞いたことがあるんだけど、レコードプールっつーか流通のプールに入ってないらしいんだよね。だから取り寄せるのが面倒だったり、なんつーかそこら辺のCDみたいなのと違って普通の商品として扱われて無いらしい。それにしてもForced ExplosureだかのGRM系のCDの充実ぶりには驚かされるよね。ってことでリンク無しで。

はいんで恐らく最後があのAcousmatrix Worksね。たぶんこれがフェラーリの音のカタログ的なCDで、あのベートーヴェンとストラヴェンスキーの馬鹿馬鹿しいコラージュとかたぶんこれでしか聴けないんですげー貴重。一曲目のPetitシンフォニーだかも途中のバツバツ言う金属音がうるさいながらも先生の良い面というか、例のホワーんとした幻想的な感じがあっていいね。ちなみに本人がフルート吹けるんでなんとか無理にでも作品に入れたくなってるんだと思うんだけどね。

プレスク・リヤンの第一章はミュージックコンクレートにしてもサウンドアートにしてもフィールド作品にしても革命的(言いすぎ?)な作品だと思うんだけど、2〜3になっていくにつれ、どんどんグダグダになっていくのが凄くいいよ。ハリウッド映画の続編並に失敗しているのが凄くいい。失敗といっても否定的な意味ではなくて肯定的な意味でね。なんというか現代音楽とかいう難しい部類のではなくて、マニュエラあたりで書いてありそうな「大先生可愛いー!今回もやってくれました」的な音なんだよね。1は文句なくいいと思うし、午後のティータイムのBGMとしても寝る前の音楽にしてもベッドイン中の音にしても全部対応できると思うんだけど、2に関しては、最初の鈴虫というか「ジィー」っていう虫の音と先生の実況はいいんだけど途中でゴッドファーザーのテーマみたいなフルートが入ってきて感動的になったと思ったら、HGルイスもビックリの「ベヤァオーン!」ってなシンセの馬鹿でかい音と雷が鳴るんだよ。INA-GRMから出ているプレスクリヤンのアルバムなんだけど、一曲目が音の遊歩道みたいなタイトルで、昔にしちゃ凄まじく秀逸でユーモアのあるテープコラージュなんだけどね、大先生を超すテープコラージュは聞いたことないよ。ピエールアンリのユーモアなんて公務員のギャグ程度のものに思えてくる。遊歩道は行進曲風の曲とか過剰な音の移り変わりでちょいうるさい感じがあるんだけどね、2曲目のプレスクリヤンで和むわけだよ。文句なしに。なのに3曲目のプレスクリヤン第二章でいきなり「ベギャオン!」ってなシンセが鳴るもんだからビックリするわけ。時間的にも寝ながら聞いていてウトウトと寝に入るぐらいの時に文句なしに起こされる感じ。あのくっそーやられた!みたいな気分はズリネタにしていた映像でイキそうになったら、司会者とか男優とか関係ないやつが映ったみたいな感じなんだよ。みのもんたの顔を見ながらイクなんて精子がもったいなさすぎる。まぁ若いうちは玉が膿で腐りそうなぐらい精子が出るから減るもんじゃないんだけど、さすがに悲しい気分になる。これと似ている。いや、似ていないか。例のデカイ効果音が反復するわけだけど、微妙に変わるんだよな。そこがまた凄くいい。プレスクリヤンの第三章はエイリアン3並にダメダメで、リズムマシンが入っちゃってる。しかも冒頭からスペーシーなシンセの音。原型も何もない感じ。しょぼーいロック風のリフが鳴ったと思ったら、安っぽいリズムマシンの手弾きっぽい音。「ポッポペポペ・・・ドンドンチャーン」みたいな感じ。これはキツイ。ラテンとも言えない何がしたいのじゃよく分からない音なんだなこれが。先生のトレードマークである女性の囁きやら話し声は入ってるんだけど、シンセやらリズムマシンの音がインパクト大でどうでもよくなってる。確か副題が女達の井戸端会議じゃないけど、3人の女性とかそんな感じだったと思ったけど。どんどん「シューイーン!」みたいなシンセとリズムマシンが過激になってきてうるさいったらありゃしない。で、フェードアウトして終わり。なんていうか洗練されてたり完璧な説得力がない分、凄く味のある曲になっているんだよね。それは火の鳥と運命をミックスさせちゃった先生だけあって、センスは半端じゃない。

あと割と最近出たDVDとCDがセットになってる搾取が得意なSub Rosaから出てるやつがあるんだけど、弦楽器だかの現代曲でいかにもつまらなさそうなんで買ってません。聴いたこと無いけど、99パーセントぐらいの確立で他の現代曲と同じくつまらないのが明白なんで気にならない。ちなみにSub Rosaって前にも書いたけど、例の電子音楽史みたいなコンピがあるでしょ?あれって最悪なのがものによっては作者にお金が払われてないらしいんだよね。勝手に見つけてきてCD化してるらしい。だからあのローリーなんたらっていう女性の電子音楽家なんかがAmazonのレビューに直接書いてるんだよね。散々連絡したのに無視されただの、あとエジプトだか音楽家のシェフェール以前にミュージックコンクレートをやってたっていう記念碑的な作品に関してもこのCDについては本人にお金が支払われていないだとかなんだとか。基本的になんつーかあれだよね、100円ショップとかにあるジャズのCDとかと同じようなやり方なんだよね。著作権とか無視しちゃってんで世界中からマイナーな電子音楽の音源集めてきて「電子音楽史」とかたいそうな名前をつけてコンピにしてるっていう。これがポップスとかになると訴訟沙汰になるんだけど、マイナーな電子音楽なんで大事にならないっつーのを分かっててSub Rosaがやってる感じがあって最悪ね。もうだから個人的にSub Rosa大嫌いなんだよね。まぁ100円ショップにあるやつは違法じゃないからSub Rosaとは違うけどね。

Didascalies (Bonus Dvd)

Didascalies (Bonus Dvd)

あとあれ、これは興味あったんだけど買い逃してからもう気になってない。あとで調べてみよう。

Impro-Micro Acoustique

Impro-Micro Acoustique

あとこんなのが出てたなんて知らなかった。それにしてもなんで死後に出すんだろう?本人に金額の交渉とかしなくていいからかな?追記。知ってた。店で見かけてコンクレートとかフィールドもんじゃなくて生演奏系の現代曲っぽい感じだったんで買うのやめたんだよな。

Didascalies

Didascalies

あとこれ何?Uk盤なんで嫌に高いんだけど。っつーかErik MってあのErik M?コンクレート合戦かしら?

Et Tournent Les Sons

Et Tournent Les Sons

ってことでid:yokonaitoさん、まぁこんな感じですよ。フェラーリ先生の作品は。まぁようはオススメはCycleとプレスクリヤンだけってことです。ところで過去のインヤン読んでて思ったんだけど、書いてることが今と同じだね。レスバクスターだのホラー映画の続編だのなんだのって。

↓はいつものオススメコーナーのやつでフェラーリ先生とは関係ありません。本質的には完全に関係ないとは言い切れないけどね。

Escape from Noise

Escape from Noise