夢って叶うもんなんだねっていう。

mimisemi2009-03-28

いやー政治学でのプレゼンなんだけどさ、まぁね、各週に生徒が教科書のチャプターを説明するって形のプレゼンがあってね、まぁこれは毎週あるプレゼンなんだけど、俺はマスメディアのチャプターだったんだけどね、それのタイトル忘れたけど、The ideological dominanceだったと思うんだけど、他の生徒がさ、俺と同じ部分のプレゼンをやっちゃってさっつーか事前に同じチャプターをやる生徒は話し合ってプレゼンがかぶらないようにしなきゃいけなかったんだけど、俺と同じ部分をやった子っつーのがあんま学校に来ない子でさ、登校拒否とかって意味じゃなくて、出席率があんま良くない子なんだけどね、まぁそれはともかくだ、チャプターのサマリーはもう出来なくなっちゃったっつーか逆に安心したのがね、俺がプレゼンでやろうと思ってたのはアルチュセールイデオロギー装置の概念を持ってきて、どうメディアが世論に影響しているのか?ってのを説明しようと思ったんだけど、まぁもちろん事前に安定剤飲んで挑んだんだけど、英語に自信がないから黒板に色々と書いて説明しようと思ったんだけどっつーかさ、他の子がプレゼンやってる時に俺が黒板で書いてたら「ビル、ちょっと今は書くのやめてくれない」とか先生に言われちゃってさ、テンパってると最悪だよね。


事前の黒板を使うってことを先生に伝えておけばよかったのにっつーかウォール伝も何もかもがそうだけど、俺ってその場の思いつきで衝動的に行動するんだよね。だからまぁアルチュセールの名前とイデオロギー装置の概念だけ書いて終わりにしようと思ったらねっつーか、その俺のプレゼンの前に俺と同じトピックのプレゼンをやってた子がプレゼン終わって、んでまぁ質問コーナーみたいになっててさ、まぁプレゼン後の質問コーナーって毎回あるんだけど、先生はどうしようもない俺に気を使ってくれて、その生徒からの質問の間に俺が黒板に色々書くことになってさ、そしたらまぁ俺の悪い癖っつーかウォール伝癖っつーかさ、書き始めると止まらなくなるんだよね。で、結局、黒板全体を使ってダイアグラムみたいなのまで書いちゃってさ、まぁね、質問コーナーがすんげー盛り上がってたから、俺はずーっと黒板に色々書きながら聞いてたんだけど、盛り上がってたおかげもあって黒板全体を使って色々書くぐらいの時間が俺には許されていたわけね。


で、「あー安定剤が効いてるのは分かるけど緊張するなぁー」とか思いつつ、俺は黒板に色々と書き終えて、んでずーっと下向いたまま待ってたんだけどね、そしたら先生が「質問がいっぱいあるようだけど次はビルの番だ!」っつってさ、なんかとんかつソースのかけ方っつーか松ごっつの教えようのコーナーのはがきみたいにさ、「常日頃から期待をされている僕が普通にとんかつソースをかけるわけにはいきません」みたいなさ、「ビル頑張れよー!」みたいななんか期待があるんだよね。人気者っつーとあれだけど、インテリキャラみたいなのも手伝ってかなんかあるんだよね。期待が。で、まぁ俺のプレゼンが始まったんだけどやり始めると嫌いじゃないんだよね。昔はお笑い芸人になりたかったし、なんつーか人前に出て人を笑わせるみたいなのに夢を持ってた時期があってさ、なんつーか緊張するんだけど、でも人前に出てなんかやるのが好きなんだよね。で、どうせ原稿とか書いてきても覚える気が無いし、段取りとかダメだからいつものようにインプロで行こうとは思ってたんだけど、普段からなんつーか人前で凄いプレゼンをする俺みたいなさ、人前でプレゼンをしつつジョークも混ぜて人を笑わせてるみたいなさ、こんな風になれたらいいなぁーっつー理想の自分みたいなのが凄くまぁ昔から妄想レベルであるんだよね。で、まぁ言うまでもなくそれってのは思いが強ければ強いほど実現するんだけど、今回はそれを改めて思い知ったねっつーのがさ、もう掴みはバッチリだったんだよ。


「あーなんか知らないうちに色々と黒板に書いちゃったけど、まぁ僕はセンシティブなのであんま僕のほうを見ないでください。僕はセンシティブなタイプの天才なので」とか言うともうすげーウケるわけ。まぁ意外性みたいなのがあるんだよね。自信なさげに結構面白いことを言うっつーかまぁ日本語で書いても全然面白くもなんともないんだけど、一時期、スタンドアップコメディを研究していた時期があったから、ジョークのストラクチャとかさ、ジョークのやり方とか結構分かってるんだよね。俺。でもそれは計算してやるんじゃなくて、その場の思いつきでやるのね。それが少なくとも俺にとっては一番だし、今までもそれで上手くやってきたわけ。だから計算したらダメなんだよね。直感っつーかさ、そういうのを活かさないと笑いって生まれないんだよね。で、もうクラスが俺に釘付けじゃない?で、まぁ安定剤のおかげなんだけど、そのクラスの大爆笑で俺は「いける!」と思ってんで一気にエンジンをいれるんだよね。普段、脳内議論とかウォール伝を書いているような気分で人のことなんて気にせずにブロークンな英語でアルチュセールについて説明し始めたらもうさ、凄かったんだよ。自分でも驚くぐらい色々な言葉が口から溢れ出してきて、全然詰まる事がなかったのね。


でもムーア先生がたまに補強してくれつっつーか俺のウォール伝並に分かりづらいプレゼンをガイドするかのように「んじゃあこれはこういうことだね。ということはこれについてはどうなのかな?」ってさ、ガイドしてくれたのよね。で、その先生のガイドもあって俺はそれについてガーッっと喋り始めるんだけど、まぁたかじんみたいなもんでさ、人前に出るのが苦手で緊張するんでウロウロ動き回りつつベラベラ喋るんだけど、それがまた変人キャラみたいなのを補強してるっつーか、まぁこれが素なんだけど、すげー威力があんのね。異様なんだけどなんかすげーなみたいなさ、自覚的に狙ってやってるわけじゃなくて、人のことを気にせずに自分のやりたいようにやると大体成功するんだよね。まぁもちろん今回はムーア先生のおかげってのがデカイんだけど、ムーア先生がさ「ビルが言いたい事はつまりはこういうことだね?俺はあっているかい?」なんてまぁ俺が言った事を生徒に向けてサマライズしてくれるのね。で、俺はまぁ調子に乗って「その通り!キミはちょー優秀な生徒だ!Aプラスをあげよう!」なんつったらまた先生もクラスも馬鹿ウケでさ、先生は顔を真っ赤にして笑ってるし、みんなが凄い笑顔で俺を見てくれるわけ。プレゼンやってる最中に客観的に自分を見ている俺が「これだ・・・これなんだよ」って凄く思ったよね。


それこそ俺がこのぐらいのことが出来ればいいのになっつー理想像がさ、完璧じゃないまでも具現化してるんだよね。クラス中が俺の話に釘付けで、まぁ俺はずーっとウロウロしながら下向いて話してるんだけど、みんな聞いてくれてるっつーかまぁ異様な雰囲気もあって釘付けになっちゃうんだろうね。で、途中でマリファナとかの話が出てきたら「まぁでも国家は僕らのプレジャーを奪う事なんて出来ないんです」っつったらまたもう馬鹿ウケっつーか「ビル最高!」なんて声が上がりつつ、それこそお笑いで言えばウケまくってる芸人みたいな感じだったよね。で、結局色々さ、俺の英語が完璧じゃないんでアルチュセールを説明するのが大変だったんだけど、先生のおかげもあって、まぁそこそこ説明できて、んでなおかつみんな理解してくれたみたいでさ、んでまぁ最後にちょっと啓蒙臭い締めっつーかさ、これまた先生のガイドがあって、「キャピタリズムや消費主義とこのイデオロギー装置の相関関係を説明してくれるかい?」なんて結構難しいことも聞いてくるっつーかさ、先生は俺をガイドしつつ試してたのかもね。先生はアルチュセールについて知らないみたいだったけど、この先生のガイド兼テストっつーのがさ、また俺のプレゼンを長引かせることにもなったんだけど、まぁようはあれだね、まぁ普段からウォール伝では書いていることなんで全然新しい事でもなんでもないんだけど、まぁティピカルにさ、アメリカンドリームという幻想の虚偽意識を権力者が様々なイデオロギー装置を使って市民を洗脳して、その結果、サバーブに良い家を買って車を買って犬2匹と子供二人と綺麗なワイフみたいなね、そういう虚偽的なアメリカンドリームということを撒く事で権力者というかステイトは資本主義の維持に成功しているみたいなね、まぁこんな流暢にはっきりとは説明できなかったけど、でもブロークンながら頑張ったよね。先生も満足しているようだったしさ、で、締めでまぁ我々がこの資本主義に対抗できる方法としては一人一人がチョムスキーの言うところのメディアリテラシーも含めたIntellectual self-defenseを身につけて、自分達の本来的な意味でのhighest goodを求めるようにならなきゃいけないみたいなさ、まぁシュトラウスショーペンハウエルを混ぜたような話でオリジナリティはゼロなんだけど、それこそが我々が資本主義に対抗する手段の一つなんです!なんて拳を胸の前でギュッ!と握りしめるようなジェスチャーと同時に締めたらねっつーかまぁ普段俺が妄想の中の演説でやってるような締めをやったらもう凄かったよ。拍手が。「ビルー!グッジョブグッジョブ!」なんてクラスのみんなから凄い拍手をもらってさ、なんか凄く感動したね。


妄想でやってたことが実現したんだから。まぁその後、質問のコーナーがあったりしたんだけど、まぁ俺のプレゼンが結果的に30分近くになってたんで、まぁ先生が休憩を入れようっつーんでまぁブレイクになったんだけど、色んな人がさ「ビル凄かったよ!」とかさ「グッジョブグッジョブ!」とかさ、卵も俺をハグしてきて「最高だったよ!」なんて言ってきてくれたりね、もう凄かったね。とにかく凄く嬉しかった。英語力というよりかはもう情熱だよね。終わった後は全身汗かいててっつーかまぁ興奮してたんだろうね。体温がめっちゃ上がっててさ、すげー熱かったんだけど、俺のプレゼンも熱かったと思うんだよね。その熱さが伝わったというかなんというか。黒板を消してたら黒人の女の子が「ビル最高だったわよ!あ、黒板は私が消しておくからいいよ」なんて言ってくれて黒板を消してくれたりさ、なんか凄まじいレスポンスっつーかクラスがまぁ元々熱いから、俺の情熱をそのまま受け取るようなパッションってのがこのクラスにはあるんだよね。だからもうなんつーかとにかく凄かった。将来はもっと凄いスピーチっつーとあれだけど、まぁレクチャーなりプレゼンが出来るようになってればいいなって帰りの電車で思ったね。俺にはパッションがあるんだから、あとは知識と英語力を磨けばもうオッケーなんだもんね。そんななんつーか将来への光みたいなのを今日は見た気がしたね。


あ、んでお転婆女も来てたっつーかちょうど俺のプレゼンの時に来てさ、んで俺のプレゼンを聞いたら帰ってったんだけど、まぁちょっとコメントとか聞きたかったかな。別に付き合おうと思ってるわけじゃないんだけど、まぁなんつーか可愛い子からのコメントって聞きたいじゃない?厭らしい話だけども。そういうところはいくら情熱のあるプレゼンをやったところでさ、魂を磨く事が人間にとってのhighest goodなんだ!なんて情熱的に語ったところで俺はまぁ基本的に俗人だからね。可愛い子に「ビル最高だったわ!」って言われたかったね。可愛い子に言われるためにやるんじゃなくて、まぁ結果としてそういうのがあったらまぁ悪くないなって思うんだけど、まぁ帰っちゃったからね。あまりの俺の豹変っぷりにちょっとひいたのかもしれないね。普段は大人しいんだけど政治になると俺は熱くなるからね。政治っつーかまぁ好きな事全般そうね。すんげー興奮しちゃうのね。で、コントロールが効かなくなったりなんかして。で、終わった後はランナーズハイみたいな気分になってるのね。


まぁそれはともかく授業の後に先生に「先生のヘルプが無かったらプレゼンは成功しませんでした」って言いたかったんで、まぁ先生にそれを言うためにまぁクラスの後に先生にお礼を言いにいったっつーか、プレゼンの後も先生は「僕は邪魔しようとしてたわけじゃなくて助けようと思ってたわけで勘違いしないでくれよ」って言ってきたんで「いや!もちろんです!先生の助けがなかったら成功しませんでした」っつったんだけど、なんかまぁちょっとハメを外したっつーのが心残りでさ、「キミは良い生徒だ!Aプラスをあげよう!」なんて笑かすためだったとは言えっつーかまぁ先生もジョークなんだって理解してくれてはいるんだろうけど、改めてまぁお礼が言いたくてね、で、まぁ言いにいったんだけど、まぁまた俺の癖でさ、先生に聞きたい事があって、んでまぁミヘルスの寡頭制の鉄則について聞きたかったんでね、まぁ唐突に「革命を信じてますか?」なんて聞きつつさ、まぁ先生は信じてるっつーんだけど、「でも仮に革命が成功してもミヘルスが言っていたように、政府ってのは基本的に寡頭政治になる法則がありますよね。それについてはどうお考えですか?」なんて聞いたらね、まぁ色々とそこから話が発展して、んでまぁ先生がプロジェクターを5階に返しに行くっつーんで俺もついていって、んでまぁ話を続けたんだけど、っつーかこれなんだよね。俺が夢見てたのは。唐突だけどまぁすげープレゼンするとかさ、クラスの人気者になるとかモテるとかさ、凄いやつと出会うっつーのも夢だったし実現しつつあるんだけど、凄い先生と放課後にマンツーマンで喋るっつーのも俺が引きこもりの時に考えてた「アメリカのカレッジに入ってブイブイ言わせてる俺」の妄想像の一つだったんだよね。それはまぁ去年の哲学のクラスで実現してたけど、でもこれまた政治学のクラスでそれが実現できるとはねっつーか俺って出会いに恵まれてるなって本当に思ったね。


まぁクズみたいな先生もいるんだけど、基本的にムーア先生やフーコー先生や古くは英語学校のインテリ先生みたいなのがいれば、他のクズ教師は全部相殺になるね。そのぐらい良い先生との出会いってのは大きい。で、まぁ先生と色々話してたんだけどさ、先生としてはまぁラディカルデモクラシーを信じててね、それはムフ的な意味だったのかは訪ねるタイミングが無かったんだけど、先生としてはねっつーかまぁ俺の誤解が多いかもしれないエリート論も改めてまぁ具体的に説明したんだよねっつーのがまぁマルクス流の下部構造からの上部構造への移行じゃなくて、下部構造っつーかプロレタリア独裁なんてロシア革命を見ても無理だったわけで、結局、必要なのは上部構造からの革命なんじゃないか?っつーさ、まぁ俺流の解釈のSolid State Societyの黒幕と同じような考えなんだけどっつーのはね、例えばまぁシュトラウスって左翼じゃないでしょ?でも俺ってシュトラウスっつーかシュトラウス的な賢人独裁っつー考えもあくまで革命の一環として考えてるのね。だから俺はまだ革命家なんだけど、プロレタリアや人民の力を信じない革命家っつーのかな?上からの力で全てを変えるっつーね、マルクス流の下部構造の話をシンプルに受け止めるなら、俺はそれが上部構造なのね。相変わらずまぁ政治とかの話になると興奮し始めちゃって、んで英語がヘタクソになってめちゃめちゃになっちゃうんだけど、先生はまぁ理解してくれてさ、特に相当まぁ先生も左翼だからかなりクリティカルなポイントを理解してくれたみたいなんだよね。


俺がネオコンとかシュトラウスって言ってもあくまで俺は革命家のままなんだっつーのを先生は凄く理解してくれたみたいで凄く嬉しかったんだけど、先生の理論っつーのはね、先生はユートピアンではなくてね、まぁ簡単に言うと啓蒙主義なのね。人々は消費やら虚偽意識やらっつーのに全然気がついてないんで、俺の仕事はそれを少ないサークルでも気がつかせて、ウェイクアップさせることだっつーんだけど、まぁニヒリスティックに言えばまたしつこいようだけど、仲正昌樹が言ってたような左翼のおせっかいではあるんだよね。ウェイクアップしてなくても消費が好きならやらしときゃーいいじゃんっつーさ、仲正がそこまで言ってたかどうか分からないけど、俺はまぁそう思うし、仮にウェイクアップしても消費は続けると思うんだよね。現に俺だってブランドモノとかなんだかんだで好きだしさ、何ヶ月か消費を我慢して金貯めて高いデザイナーズブランドのメガネとか買ったりするし、ナイキとかジョーダン大好きだし、ウェイクアップしても俺はある程度は俗物的なものが好きなままなんだよね。


魂を磨きつつも、でもその一方で世間的な消費もするんだよね。全部ユニクロとかじゃなくて好きなブランドの服を買ったりするわけ。ウェイクアップしててもこうなんだからさ、ましてや俺みたいなかなり変人の哲学好きのタイプですらそうなんだから、哲学を重要なものだと見なしていない人達がウェイクアップしたところで消費を続けるだろうし、自己実現だとかさ、幻想的な夢っつーかまぁ所与としてのアイデアとしての夢っつーのを追い続けると思うんだよね。だから啓蒙は無駄っつーかさ、仏教であるじゃない?大衆に向かって説法するっつーやつと分かる人にだけ説法するっつーやつ。で、俺はもう後者しか啓蒙の意味は無いなって思ってるわけ。ある程度の地頭と魂とヴァーチューの才能を持った人にそれを伝えないと意味無いんだよね。まぁ意味無いとは言わないけど、先生はまぁ自分でも言ってたけど、そういう意味でまぁ自分は人民に対しては理想主義的なところがあるかもしれないとは言ってたけど、そこは先生の政治的信念だからそれはそれでいいし、前にも書いたかもしれないけど、従来的なマルクス主義的っつーかグラムシ的な陣地戦ってのが下部構造で行われている分にはいいんだよね。


でも上部構造っつーか上からの力も同時に働いてるよっていうね、下からと上からの力で既存の政府が潰れるっつーかシステムが変わるっつー分にはいいんだよね。プロレタリアからの反逆もエリートの反逆があってもどっちがあってもいいし両方が相互的に作用して反逆が大きくなればそれはそれでいいわけで。あ、んでそんな話をしていたときに先に帰ったと思ってた卵とさ、偶然にもまぁ学校の外で会ったのね。ようは先生と俺がマンツーマンで話してて、んで卵が偶然ジョインしたわけ。で、まぁ3人で色々話したんだけどっつってもちょっとの間だけど、やっぱ先生は教師歴長いけど、こんだけまぁ凄いやつっつーとあれだけど、政治的にパワフルっつーか情熱のあるやつが集まるってのは相当珍しいっつってたんだよね。俺は哲学者っつーかまぁプラトン的な意味でのステイツマンによる統治を信じていて、んで卵はどうだったか分からないけど、まぁ先生はラディカルデモクラシーを信じてると。先生は最後にさ、俺の言う事も卵の言う事も先生が言うこともあっているんだけど、やり方やパースペクティブが違うっつーんだよね。


で、どれが本当に正解かは分からないし、それはやってみるしかないっつーさ、まぁ先生らしい良い締めになったところで、まぁ先生とは別れたんだけど、その後にまぁ俺はちょっと例の事で失望しかけていた卵と話を続けたんだけど、まぁ卵は基本的にやっぱまぁ頭は良いね。ソフィスト的なところがあるにしても、まぁ嫌みな言い方になるけど話す価値があるっつーか同じレベルで話せるやつって少ないから「あいつはソフィストだ!」なんつって否定しないでやっぱ良いところを見て付き合って行った方がいいんだよね。完璧じゃないにしても、まぁ付き合う価値はあるやつなんだなとは思ったね。あ、まぁ色々女の子の話とか政治の話とかしつつ立ち食いのホットドッグ屋でホットドッグを食いながらまぁ色々話した後に卵とは分かれたんだけど、元相方にしてもさ、仮にまぁソフィスト的なところがあってもだからといって「あいつはダメだ」じゃないんだよね。卵にしてもロバートにしても元相方にしてもそれなりの個々の短所はあるにしても、やっぱあれだけ頭が良い連中って滅多にいないんだからやっぱ人間関係続けないともったいないって感じがするよね。そんな人材滅多にいないわけだからさ、大切にしなきゃなってのは思ったね。希少性で人間関係を選ぶっつーのもどうかな?って気がするけど、でもやっぱレアなのは基本的に大切にしなきゃいけないよね。さっき名前を上げた知性ある連中達は基本的にみんな良いやつなわけだし。


ところで卵とは相変わらずまぁ色々喋ったんだけど、俺が卵にした質問ってのがさ、可愛さと賢さって一致しないよねっていうね、聞いてみたんだよね。「お転婆娘のこと好きなんだろ?」みたいなのを遠回しに聞きつつもさ、卵の本音を聞いたらまぁ感じてる事は俺と一緒で、見た目は可愛くてファックするには良い相手だけど、まぁ中身はただの活動家のワナビーだねっつーさ、まぁ俺はむしろ活動家のワナビーであっても活動家ってところがまぁある程度ポイント高くて、まぁ相当お馬鹿なところもあるっつーかホントお転婆なんだけど、あのまぁ政治を気にするっつー態度はまぁ評価できるんだよね。でもまぁお転婆過ぎてっつーかまぁ所謂知的な女性とはほど遠いっつーかさ、まぁ失礼な話なんだけど、まぁ言い方は違うかもしれないけど、活動に目覚めたギャル系って感じなんだよね。ギャル系ではないか。雨宮かりんみたいな感じになるけど、逆に雨宮かりんぐらい行けば凄いと思うんだけどね。まぁそれは彼女次第だし、まぁ俺は心の中では応援してるんだけど、それとまぁ付き合うとかってのは全然別だよねっていうね、可愛いんだけど性格がお転婆過ぎて。お転婆娘だったらまだいいんだけど、俺が卵に聞いた質問っつーのがさ、「うわー!可愛い!」とか思って話してみると馬鹿だったっつーか、まぁ馬鹿じゃないんだけど、まぁそんなたいした中身じゃないっつーね、卵も言ってたんだけど、才色兼備みたいなのはマジでレアだっつってたね。いや、そりゃそうだな。で、倍率は東大の比じゃないよね。そう思うと俺は理想が高過ぎるんだよね。同じレベルの会話が出来る可愛い子って相当レベルの高い子だよね。そんな子他のもっとイケメンの頭の良いやつにもってかれてるだろっつーね、俺じゃ無理みたいな基準の高さなんだよね。


っつーか続きを貼ろうと思ってたらこれが1エントリー分ぐらいになったんで、今日はこれでいいか。まぁプレゼンが大成功だったってことでね、まぁ自慢してもしょうがないんだけど、自慢っつーか俺が「これは凄い!」って思ったのがね、そのさっきも書いた頭で描いていた自分の理想像というのに自分がどんどん近づいているという実感を得たって意味での覚え書きがしたかったのね。ホットドッグを食べ終わって、んで卵と分かれて、んで地下鉄の駅を歩きながらね、まるで呪文のように「前に進むだけだ。あとは前に進むだけだ」って自分に言い聞かせてたのね。それこそThe science of getting richのセオリーがマジでワークしてるわけでさ、まぁあとはもう実践しか無いよねっていうね、夢がリアルタイムにガンガン叶ってるっつー実感は凄いよ。マジで。前にも書いたように成功者ってこういう経験をしてるんだろうなって凄く思ったよね。俺が成功者になるかはともかくとして、成功者のセオリーっつーか成功者の感覚っつーのを体感できてるわけね。


ってことで今日はこの辺で。


PS


重要な事を書き忘れたっつーか書き終わってシャワーを浴びていて思ったんだけど、重要なことはこの成功の実感を自己イメージというか自己に投影させることなんだよね。もちろんこれで成功したから「俺はスピーチの天才だ!」なんて思うのは大間違いなんだけど、でもあれだけ先生にもクラスメートにも絶賛されるようなプレゼンを行えたんだから、それはそれで凄いことなんだと自分で認めることね。自分はある程度、人前に立ってプレゼンなりスピーチが出来るんだっつー自信を持つっつーか、これがまぁ実感を自己イメージに投影させるってことなんだけど、この実際、素晴らしいプレゼンをやったという自分を認めつつ、その経験を活かして次にもっと良いプレゼンをやったりすることが必要なのね。それってのがね、ようは今回の大成功っつー実感をイメージとして取り込みつつ、客観的に見てっつーかまぁ客観的に見れば英語はボロボロだし、最近の音読効果もあってあれだけ比較的に流暢に喋れたっつーのはあるんだけど、でもまだまだ英語は文法やら語彙やら発音やらを改善しなきゃいけないところがいっぱいあるし、ましてやアルチュセールみたいな割と高度なものを扱うにあたって、日本語では説明できるんだけど、英語だとイマイチでぎこちなくなっちゃうとか、ようは日本語で喋るのと同じぐらいのフットワークで英語を喋れるようにならなきゃいけないっつーね、結局、まぁこう考えると酷いプレゼンなんだけどね。


アルチュールも細かいところまでは詳しく説明できなかったし、ラカン鏡像段階との関連性なんかも途中で挫折してやめちゃったし、先生からの突っ込みなんかにも即座に答えられなかったところが多々あったし、そういう反省点を内省しながら、ただ事実としての「大成功だった」という実感だけは自分の中に取り入れて、それを積極的に評価するのね。それが自信にも繋がるし、プレゼンの反省点を踏まえるという意味で批判的な目で大成功したプレゼンを見る必要があるのね。ってことで次回のプレゼンみたいなのは、前に書いたっけ?あ、書いたけどまだ貼ってないのか。まぁクリティカルシンキングディベートね。栗子と愛のコンビのやつ。来週ぐらいか。結構すぐじゃん。まぁつまりは経験ってのはこういうことだね。経験から得たエッセンスや実感を自分の中に取り込みつつ、反省点を見つけ出して自分を磨くっていうね。物事に実践や経験が必要なのってこういうことだよね。俺は学校っつー実践の場があるんでラッキーだよね。

アルチュセールの「イデオロギー」論 (プラチック論叢)

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