ベーシック・インカムについて。

mimisemi2010-04-15

http://www.nicovideo.jp/watch/sm9795672


ベーシックインカムについてのさ、ホリエモンとかが出てて東さんが司会やってたニコニコのやつ見たんだけどね、いや、ホントその通りだよなっていう。いや、俺が労働の価値を否定してるけどさ、ホリエモンも同じようなこと言ってるのを見て驚いたね。っつーのが前にニートのやつで書いたさ、ナチスの拷問の穴掘り理論なんだけどさ、意味無い仕事って実際多いよね?でも雇用って意味でさ、食いっぱぐれる人が出ないように雇うっていうさ、でもいらない職って多いよね。


http://d.hatena.ne.jp/mimisemi/20100113


それを上手く表したのが吉田戦車ぷりぷり県に出てくるさ、ツトム君の会社なんだけどさ、「仕事」っつってホッチキスで紙とめたりしてるだけじゃん?わざとカリカチュアライズしてるんだけどさ、俺が子供の頃に思ってたさ、会社とか商社とかっつって実際、仕事って何してるの?っていうあのブラックボックスな感じを見事に描いてるなと思ったよねってまぁ始めて読んだときも小学生ぐらいだったと思うけどね。あ、ぷりぷり県ね。ドラマとかで描かれるオフィスの風景とかもさ、すげー謎じゃん?OLはお茶煎れてさ、上司とか部下はそれっぽい配置でなんかカタカタやってるんだけどさ、「なんとか君、コピーを取ってくれたまえ」みたいなさ、「え?何のコピー?」っていうさ、何してるか分からないんだよね。それこそ有能な人が一人か二人入れば済むような仕事を大勢の連中が時間かけてやってる感じだよね。あのオフィスワークの謎な感じね。


実際のオフィスって色々あるけどさ、仕事ってマジで意味分からない概念だよね。俺はあれは完全にフォームだと思ってるのね。前にこれまた謎だって書いた社会人って概念だけどさ、ようは社会人っつー概念を形作る一種の型だよね。スーツ来て満員電車に乗って会社ってところにいってなんかやるっていうさ、その実態があろうがなかろうがその形自体が「社会人」っぽいっていうさ、あくまでっぽさでしかないっていう。俺の学校で言えばさ、学生らしく教科書とノート持って学校行くってことじゃん?でも実際学べてることなんてほとんどないっつーかまぁ数学は別だけどね。っつーかまぁ学ぶなんて作業は自分でやりますよってことでさ、それこそ何やってるか分からないサラリーマンみたいに俺って何やってるか分からない学生だよね。学校で高校数学レベルの数学やってるってそれって意味あるの?っていうさ、俺的にはナイスなチョイスだけど客観的に謎だよね。「何なのこの人?」って感じじゃん?


でもそれって意味分からないサラリーマンも一緒だと思うんだよね。書類って何の書類なんだか分からないしさ、それが本質的に必要なもんなのかも分からないっつーのが俺の学校で言えば宿題とかエッセイみたいなもんじゃん?やらなきゃ点が取れないからやるもんだけど本質的に全然必要ないってのばっかっていうさ、でもそれをカタカタ作成してプリントアウトして先生に出すっていう型が学生らしさを規定するんだよね。サラリーマンの謎の書類と一緒ね。多分、その辺のサラリーマンが書くような書類なんて大抵が意味ないもんばっかでしょ。で、何かを根底から揺るがすような書類ってのは一部のIT企業みたいなのとかさ、すげー会社のアイデアマンとかが書いてるわけじゃん?学術系然り。一部の天才がすげー論文書いてて他のやつらはただそれらしい行為をしてるだけっていうさ、数学で言えばまた例に出すけどさ、数学ってのは一部の天才が作り上げて残りの奴隷みたいなのが計算をするっていうさ、それと一緒だよね。


本質的に数学に必要なのは定理とか作っちゃうレベルの天才だけで、他は大体可能な奴隷っつーかただの労働力だよね。数学勉強すれば誰でも出来るっていうレベルの事をするって社会で言うサラリーマンとか学校で言う学生とソックリじゃない?いや、そのまんま構造が使えるのよっつーか当てはまるのよね。本当に凄いっつーか必要な事やってるのなんてさ、ホリエモンの言葉を借りればまぁ生活必需品とかを生産してる人達ぐらいで、他は実態の無いさ、経済を回すためにあるようなさ、ただの消費物っつーか遊ぶためっつーか散財するためだけに作られたようなもんが産業になってるわけじゃん?ロケット開発とかが産業になるのと一緒ね。


ロケット開発が意味無いとは言わないけどさ、んでもロングタームのSFみたいな話を実現するっつー話じゃん?火星のコロニー作るとかさ、地球がダメになったら移住する場所を見つけるとかさ、不可能ではないんだろうけど、まぁ今ではSFの世界だよね。全然人間の生活に役に立つことなんて一つもないっていう。まぁただ俺は無駄だとは言わないけどね。それって娯楽系の産業と一緒じゃん?別にあってもなくてもいいようなものって意味でね、誰が最初に火星に着くか?っていう覇権争いのために宇宙開発やってるとかさ、客観的にどうでもいいじゃん?でもそれを政府が開発とかやるとさ、それが産業になるじゃん?ようはそれで食っていく人ができちゃうじゃん?そうすると意味無いって言って無くせないみたいなさ、ロケット開発やってるから家族養えてるみたいな家庭が腐るほどあるわけでさ、職を失う人が大勢出てくるって意味で「産業」なんだよね。実態があるのか分からないようなもんに金を注いでそこで金を回すっつー仕組みだよね。そこから養分を得る人が出てくるっていう。


記者とかそうらしいじゃん?アメリカでいらなくなって大量に解雇されたとかでさ、んでもああいうのもまぁ元々そこまで必要なかったとも言えるよね。まぁネットとかの発達も大きいけどさ、でも新聞社とかって主にプロパガンダって意味で成り立ってるようなもんでさ、それを構成する広告だとかさ、信じる人達とかってのがいなくなったら成り立たなくなるのは当然だよね。だからネットメディアみたいなさ、オルタナティヴメディアとかって言われてたのが主流になるって当たり前の帰結だよね。いらなかったものが淘汰されたってことなわけで。でもまぁそれによって職を失ってる人達は大勢いるわけだよね。だからまぁようは職なんてもんが無くなってるってことだよ。元々本当に必要とされる職なんて一握りなわけで。


学校に関しては俺が前から言ってるよね。Youtubeとかで一流大学の講義がセメスター単位で丸々見れちゃうとかさ、もうそのカリキュラムにおいていらないじゃん?例えばYaleの政治学のイントロダクションコースが見れますっつったらさ、あれで十分じゃん?タダだぜ?オンデマンドで見れるからトイレ行きたくなったら止めれるし分からないところがあったら戻せるし通学する必要は無いしペーパーとかも書く必要ないってことで本質的にフリーだし。まぁペーパーを書くことを課されるってことが知識を得る上で重要だったりすることもあるんだけど、んでもどうせさ、学部の生徒が書くようなエッセイなんて小学生の夏の自由課題とかと同じレベルのもんじゃん?小学生のそれに毛が生えたようなもんだよね。そんなもんに時間を割くんだったら本を読めって話だよね。教育ってシステム自体が本来的な学ぶってことから見ると矛盾だらけだってのはいつも書いてることだけどさ、本質的に学びたいやつは今学べるっつー環境がそろってるよね。本にしても日本語でも英米系のやつにしても、昔の人だったら原著を頑張って読み込まなきゃいけないようなもんのアンチョコみたいなのが死ぬほど出てるじゃん?難しいサブジェクトを理解するのに昔ほど大変な労力が必要とされてないっていう。まぁアンチョコ作りも一種の産業だよね。何もオリジナルなものを作り出せない連中が唯一自分の研究課題で書けて出版できる何かってのがアンチョコだったりもするわけで。まぁそうじゃない場合もあるけどね。大家みたいなのがアンチョコを書く場合もあるからね。大抵そういうのって名著になるんだけど。


ところでベーシックインカムに話は戻るけどさ、これってまぁ俺のイデオロギーとピッタリだよね。基本的にチョムスキーが言ってたことと一緒でさ、生きるってためだけに労働力を売るっていうことが人生になるってことに凄まじい疑問があるんだよね。まぁチョムスキーベーシックインカムについてどう考えてるのか分からないけど、まぁ俺の中のアナーキズム系の系譜の思想と合致するよね。反労働論みたいなのもアナーキズムであるからね。まぁいいや。んでも主要なことはニコ動で語られてるからまぁいいとして、ポイントとしてさ、俺が仮にあそこに出られたら言いたかったなってのが芸術全般のことね。


白田って人が祭りについて言及してたけどさ、ようは芸術系ってパトロンがいて支えられてきたっていう歴史があるじゃない?まぁもっと言っちゃえば哲学とかもそうだよね。生活に困ってないやつが多い。まぁそうじゃない人もいるけども。んで俺が何を言いたいのか?っていうとさ、例えばさ、表現だけを人生の中でやっていきたいって人がいてさ、んでもそういう人ってまぁフルタイムで働いちゃうと芸術活動が出来なくなるとかでさ、フレキシブルに見える派遣とかで働いたりもするじゃん?でも結果的にそういうのって大抵がまぁ低賃金だしさ、肉体労働とかだから疲れたりするじゃん?で、結果的にすげー貧困の中で労働しながらちょっとずつ芸術やってくしかないみたいなさ、それって悲しいよね。こういう人がさ、BIがあることで表現にフォーカスできるってことになるとさ、例えば芸術家のポテンシャルを持った人達って潜在的にいるじゃん?多くはないけど。で、そういうやつらがさ、資本主義的なシステムじゃ到底金にならなさそうな詩だとか彫刻だとかっていうのをさ、自分のバジェットで出来るようになれば最高だよね。ようは生活費を気にする必要がなくなるという意味で表現が表現のままいられるっていうかさ、下手に売れるようなもの書かなくても済むようになるってあらゆる芸術のフィールドにおいてプラスだよね。


もちろん商業ベースでやるっつーかまぁある程度のポピュラリティーを得るということを意識するところから来るものってのもあるよ。ようはそういうことも芸術に入ることで表現自体が良くなるものってのもあるから一概に食える食えないっつー図式を無くすってことが完全な善だとは言えない。んでもまぁ大抵においてそれはワークするっつーかさ、だってBIって最低限の生活の保障がされるぐらいのお金が給付されるってことなわけでさ、例えば自分が芸術やりながらすんげー金儲けしたいってやつがいたらそれはそれでやればいいんだよね。BIがあればなんでもできるってわけじゃなくて生活が保証されるってことなだけだからさ、商業性も保ちたいってやつは自主的にそれをやれるよね。で、そんなの気にしないでやりたいってやつはさ、まぁ金にならないからライブハウスのレンタル料金は稼いだ金で払うとかさ、個展とか自費出版とか自主制作系は自費でやるとかさ、んでもそれって生活が保障されてるっつー生活ベースでやると楽だよね。当然。生活費も稼いでギャラリーとかライブハウスとかを借りる金も稼ぐって大変じゃん?日雇いとかだったらほぼ不可能だよね。でもBIがあれば日雇いっつーか不定期なバイトとかでも全然稼げるよね。


まぁ勿体ぶらないで言うけどBIが凄いのは当然最低限の人権が保障されるということもさることながら芸術系が大爆発するだろうなってところね。それこそそれだけのために生きるってやつが増えてきてすんげー芸術が活性化すると思うのね。あとはクラブとかたまり場的なギャラリーとかにもさ、ラディカルな作家とか芸術家とか思想家とかニートみたいなやつらが渾然一体となって存在するみたいなさ、政治哲学で言うところの公的領域の部分ってのが芸術によって担保される割合が大きくなると思うんだよね。それこそなんつーか芸術・学問思考なサロンが出来るとかさ、それって凄くない?哲学って本来立ち話じゃん?まぁプラトンで言えばね。で、それが例えばさ、他人との何気ない会話で生まれるとかさ、サロンで盛り上がった哲学的対談の文字起こしなんてのを電子出版しちゃうとかさ、そんなのも全然可能になるよね。BIがあれば。そういう可能性が凄まじくなるね。まぁ今みたいな俺ってまぁ高等遊民だと思うけど、つまりは俺みたいなやつらが増えたらそりゃー最高ってことだよね。それは俺のパーソナリティーとかって意味じゃなくて状況ね。生活が保証されててやりたいことに打ち込めるっていう環境ね。俺の場合学問じゃん?で、好きな事ウォール伝に書いたりさ、数学の発見とかも勝手に自分で興奮してたり書いたりしてるじゃん?これって最高に知的にアクティブな生活だけど、こういう生活とかも望めば出来るってやつが増えれば結果的にそれって凄い知的財産の創出になってさ、結果的になんつーか社会にコントリビュートする感じになると思うんだよね。


くだらない芸術系の派閥とかさ、閉じたアカデミアの感じとかさ、俺が大嫌いな感じのが淘汰されて、フリーシンカーみたいなやつらがサロンとかで喋りまくってたり本読みまくって何か書きまくったりとかさ、絵を書きまくったりとか音楽作りまくったりとかさ、んでもそこまで金を稼ぐ必要がないから無料配布するやつも増えたりさ、それこそまぁクリエイティブコモンズ的な発想よね。まぁあと金取りたいってやつもまぁ別に取ればいいわけだし、生活費に困らないって人達が圧倒的に増えるわけだから金回りも良くなると思うんだよね。現行の社会システムじゃとても金を払おうとは思わないようなものにも払えるような心理的余裕が出てくるっていうのかな?楽観的過ぎるとは思うけど、俺がイメージしてるのはアメリカの60年代だね。ビートとかロックとかパンクっていうさ、どうやって食ってるの?っていうような連中がわんさかいてさ、それこそニューヨークってそういう街だったじゃん?


SOHOとかって家賃が安いからアーティストとかが住み着いてたりしてた場所なわけでさ、今じゃ全然違うけどね、でもああいう家賃が安いっつーか生活費が現在と比べてあんまりかからないって状況がもたらした文化的なものって凄いじゃん?ブラブラしてるようなやつらが小説書いたり絵を描いたり詩を書いたりって最高だと思うんだよね。それこそ意味の無い仕事やってるよりよっぽど人間らしくて生産的で人類のためになるような実体があるものを作り出すっていうことになるよね。雇用を作り出すための仕事とか仕事を作り出すための仕事とかさ、そんなことやってるよりよっぽどいいじゃん?世界中が芸術家だらけになったら人類凄い事になると思うな。金で競い合うんじゃなくてイノベーションとか創造力で競い合うって最高だよね。それは良い競争だと思うね。別に競争に入れなくても食えるわけだからいいしさ、競争したいやつはすればいいわけだしさ、BIが導入されたってことで別に競争原理とかが無くなるわけじゃないよね。Eagerなやつはいくらでもナンバー1になろうとするわけで。


まぁ芸術家だらけにはならないと思うけど、んでも本物からなんちゃってからワナビーまで増えることは確かだよね。生活のために仕事をする必要がなくなったから文化的なものにフォーカスが行くってのはある意味自然なことなわけでさ、時間があるから絵でもはじめてみようとかさ、作曲始めてみようとかさ、バンド始めてみようとかさ、そうなるよね。消費からなんつーか自ら作るってことになる率が高くなると思うね。ネットとかもあることだし発表は楽じゃん?簡単じゃん?必要なのは生きていけるだけの生活費と時間なわけでそれはBIが提供してくれるよね。それって芸術にとって最高なことだと思うのね。


いや、俺が特にフォーカスしたいのは文化だな。有閑が保証されればレジャーが発達するでしょ?で、そこに芸術とか思想とかも含まれるわけ。それが文化ってなもんなわけで。文化が安っぽくなるっていう近代的なものの背景にはさ、そういうのって無駄とかさ、金にならないっていうことで人々がコミットしなくなったり、もしくはコミットできなくなるってことじゃん?あとは文化ってのがひたすら受動的な消費するものに成り下がるっていうさ、クリエイターが育たなくてくだらない即物的な消費物しか無くなるってのもあるよね。でさ、生活費が保証されてればやりたいやつが任意でやって勝手にシーン形成していけるよね。それ自体では利益を生んでなくても生活を気にする必要がないからそれの運営するためだけに生活するなんてことも可能じゃん?ようはいかにも金にならなさそうな前衛的なイベントとかさ、偏ったイベントとかさ、集客ってのを考えるから出来ないってのが可能になるよね。まぁそれでもレンタル費っつーか場所代はかかるけどさ、んでもそれって生活費が保証されててやるのとさ、生活費もままならないって感じの中で赤字覚悟のイベント運営するって全然違ってくるじゃん?金を気にしないから生まれてくるものって絶対あるよね。それはやってみないと分からないっつー抽象的なレベルで存在すると思うね。make it happen的なことがBIによって起こる気がするね。


飢餓の恐怖から救われた時間を持て余した人間達は嫌でも創造性を発揮せざるを得なくてクリエイティブにならざるを得なくなるよね。人生をエンジョイするために。そしたら絶対文化生まれるよね。わけわかんないイベントみたいなのが各地で開催されると思うね。で、いかにも金にならなそうだけどやってみたら意外とそうでもなかったなんてこともあるわけでさ、んでそれがあまりにも珍しいために海外からも客が来るみたいなさ、ノイズ系のイベントとかってそうじゃん?ああいうなんつーかビジネスになってない感じのライブとかイベントがいくらでもできるようになるっていいよね。まぁいくらでもってことはないけど、んでもやりたい奴ら同士が金出し合って運営できるよね。生活が脅かされてないってのは本当にデカイよ。俺が典型的じゃん?今の所は学生兼ニートみたいな感じでいられるからさ、読書のペースとかさ、ウォール伝にせよミックス作りにせよさ、まずフルタイムで働いてるようなやつらじゃ物理的に不可能ってレベルの生産性があるじゃん?


「凄いペースと量で迫力!」みたいなウォール伝の醍醐味も俺が生活を脅かされてないっていう余裕から来てるってのは本当に認識してほしいねって認識してるか。かといって将来を気にしなくてもいいってことじゃなくてさ、ある意味でまぁ危機なんだけど、んでも現時点での物理的な危機は無いでしょ?将来っつー抽象的な危機があるからこそ今みたいに時間があるうちにリソースを蓄えまくろうって話なわけで。こんな生活してるやつってレアだから、これは続けてるだけでもう他者と差が出るよね。普通の人じゃとても無理っていうペースで読書とか出来るし思索も出来るじゃん?俺の場合、元々地頭は別にそこまで格別に高いわけじゃないけどさ、んでもこういうクリエイティブな孤独な生活ってのを続けてるおかげで脳が進化したんだよね。色々と脳力開発のサプリとか飲んでるのもあるけどさ、いや、明らかに頭が良くなってるよね。それは毎日使ってるから良くなるわけで。バカになる単純労働とかしてたらこうはいかないよ。元々そこまで格別地頭が良いわけじゃないんだから。


すげー知的生活じゃん?それによって知性もアップしてるわけだ。これって最高じゃん?そういう意味で俺みたいな生活できるやつが増えたら最高だなーって思うのね。まぁ俺の場合、一時的でさ、今後もこういう生活を続けるために自分でなんとかしないといけないっつー話だけどさ、でもまぁ開発できる期間を設ける事が出来てるってのがすげープラスだよね。そう。それなのよ。俺で言えばいい歳だよ。でもある意味でBIが親から保証されてるから学問に没頭できる。その結果、他のバイトとかと掛け持ちでやってる普通の生徒なんかより知識量で圧倒的に凌駕できてるわけじゃん?頭がいいのもあるけどやっぱ大きなファクターはそれだけじゃなくてフリータイムだよね。BIありきのフリータイム。これによってCultivationが可能になるっていう。今俺がやってるのはこれだよね。この間に吸収できるリソースを元に将来に役立てたいってことじゃん?まぁモラトリアムだけど、BIって概念から言うとさ、やる気があるやつなら40歳だろうがさ、ゼロから勉強して何かやるって可能になるじゃん?生活は保証されてるわけだから。バイトしながら予備校みたいなのに通って大学入ってもいいじゃん?まぁ大学を批判してる俺が言うのもなんだけどね、まぁ俺が言いたいのはチャンスってことね。


生活費のためだけに働いててっつーか生存権が脅かされるから仕事を辞められないって人達がスッパリ仕事を辞められるようになるって凄いことだと思うね。そういう人達が金になるものだろうがならないものだろうがさ、自分がやりたかったことってのを始めたり探したりしてそれにコミットしていくっていいよね。まぁ全員が全員そうじゃないけどさ、でも生存権が脅かされないってことで自分を見つめ直すチャンスとかも出てくるだろうしさ、そういうところからくるイノベーションって未知数だよね。過度な期待はできないけどでもまぁあるでしょっていう。だって大半の人が生存権を脅かされるってことでやりたくないような仕事辞められないわけだから。


そういう意味でさ、ホリエモンと子飼さんが言ってるさ、むしろ競争原理が激化するってすげー言えてると思うのね。生存権が保証されているっていう状況での自由主義だよね。能力あるやつはいくらでも金を稼げばいいっていう。ただ参加しないやつも食いっぱぐれることはないっていうさ、まぁ能力差による格差ってのが凄まじくなるけど、それはいいじゃん?別にそれが自然なんだから。人間ってのは能力差があるわけでさ、動画にも出てた東さんとかホリエモンとか子飼さんみたいに頭が良い人って稀なわけじゃない?その差があの結果だよ。大学教授をやりつつ雑誌作ったり著書書いたり、ITで儲けたりっていうさ、それは彼らの能力が高いからじゃん?で、彼らは彼らでいいんだよね。そりゃー彼らが優れた頭脳を持つ人達なんだからしょうがない。そういう格差が出るのはしょうがない。んでもフェアじゃん?生存権が保証されてるって中でさ、みんな色々なことにチャレンジできるようになるってある意味で能力が剥き出しになるってことだよね。能力があってもくだらない仕事辞められなくて何も始められないっていう人達多いじゃん?派遣の綱渡りしてる人達然りだけどさ、そういう人達がちゃんとした自分たちのスタートを切れるようになるっていいよね。


ってことでした。まぁ俺のポイントは文化とか芸術全般とあとは負け組とか言われてる人達の再スタートだよね。俺なんか酷い引き蘢りだったんだから。今でもメンヘラーだけど凄くない?モテてるとかさ、本読みまくってるとかさ、こっちでバリバリやってるってこと自体が凄いよね。いや、人間変わるのよ。BIさえ保証されてればさ、俺みたいなチャレンジが出来るようになれば変われる人っていっぱいいると思うね。俺が良い例でしょ?まぁ俺の場合、BIだけじゃなくて学費とかも親に出してもらってるからさ、まぁ恵まれ過ぎだけどね、まぁ実質労金からの借金なんだけど、んでもそれはこないだ書いた苫米地さんの借りまくれ理論なわけでさ、現在の俺の生活に投資するんだよね。そういう価値のあることを俺はやってると自負してるからね。


これってすげー生産的じゃない?しつこいようだけど繰り返すと生存権が脅かされなくなることからくる人間の創造性に俺は凄く期待したいな。凄く期待したい。ってことでまぁ禅的にさ、「これでいいか」って足るを知るっつーね、まぁ俺で言えばさ、生存権を将来は脅かされるどころか借金が待ち構えてるから頑張らなきゃいけない!っていうことがあるのがモチベーションに繋がってるってのもあるからさ、まぁある意味、生存権が脅かされなかったらここまで頑張らないかもしれないよね。それはまぁ凄く矛盾してるところではあるんだけどね。ようは禅的帰結があっては今の俺みたいなパワーは出ないんだよね。俺は最低限の生活が保障されてもそれだけじゃ嫌なわけでさ、あとまぁ俺のはいつも書いてるようにやるか死ぬかってな感じなわけでさ、その崖っぷちから来るパワーってのを利用してるわけでさ、生活に余裕とか出てきたらまぁちょっと違っちゃうってのはあるよね。しかしながら。まぁハングリーさみたいなのは無くなるかもしれない。でもまぁ仮に月12万もらえたってハングリーじゃん?俺はハングリーだよ。12万なんかじゃとても満足しないね。だからこそBIはBIなんだよね。贅沢できない生活しか出来ないけど死なない生活が出来るっていう額を配布するってことだからね。ようはBIが支給されたら俺みたいな崖っぷちパワーが出ないっつーのはあるけど、んでもこれも逆説的で一時的なBIが出てるから俺はパワーを出せてるわけでさ、なんつーか自分をCultivateする間の貧乏は我慢するって感じだよね。むしろBIの恩恵のおかげでCultivate可能になってるっつーのがさ、まぁ今の俺の利点じゃん?でもそれが永遠とは続かないってのがハングリー精神と危機感を生み出してるっていう。まぁ俺の場合絶妙なバランスだよね。実家から仕送りがあるみたいなぬるま湯とかって言われそうなって言われたことがあるけどさ、そんな環境に見えつつも、んでも実際は借金してて、んで抽象的な生存権の不安があるっていうね、まぁ将来って意味だけど。それを克服するためにBIがある今を利用して自分をCultivateしまくるんだよねってことだよね。だから学校とか行ってる場合じゃないってことになるんだけどってのはいつも書いてることだけど。


まぁそんな感じでもういいかな。それにしても動画見ててさ、俺がモロに子飼さんとホリエモン側の意見にピッタリなのに驚いたね。元々俺は政治的には雨宮処凛とかに近いはずなのにモロに俺の信条がネオリベ系になってるっていう。ホリエモンが変わったってのもあるけど、俺もやっぱ変わったよね。あそこまでホリエモンと意見が合致するのは本当に驚いた。俺があれに出たかったぐらいだったもんな。ってことで書きたい事は書けたし。んじゃまたね。


PS


子飼さんとホリエモンが最後のほうで言ってた「一部の天才が凄いのバッコンバッコン作って・・・」云々っつーのも最近の俺の数学の主張と全く一緒だね。笑える。いや、実際そうだからね。


PS2


ベーシックインカム構想ってアーレントの政治哲学との親和性が高そうな気がした。なんとなくだけど。あんまアーレント読んでないから分からないんだけどね。


PS3


http://www.nicovideo.jp/watch/sm961683


宮崎哲弥も似たような感じなんだろうなと。ここまでのレベルだと出来る人と出来ない人がいるんだよね。そういう能力を持ってる人ってのがいるんだよね。グラビアアイドルでもいた気がする。そのアイドルの親父さんがこれまた似たような能力を持ってて本を一瞬で読めるっていう。俺も速いから本代が半端じゃなくて、今も母親の携帯に電話したぐらいだけどさ、お金についてね、んでもさすがにあんな速さじゃないよね。でも速く読めればそりゃー差は付くよね。知識の差ってやつが。だって読める本の量が半端じゃないわけだから。俺の場合はここまで速くないからさ、いっぱい読んできた結果で速くなったっていう経験的な速さとあとはまぁ取り組む時間だよね。それによってまぁ結構な本を読めてるっていう。