ウォール伝、はてなバージョン。

革命家/徳の戦士/サタニストによる日々の思索を頭をクリーニングするかの如く書き連ねるブログ。

また新作16。


NEKROMANTIK 2 OST x Art Of Noise - Scelette Delicieux (Beat Box Mix)


NEKROMANTIK 2 OST「Scelette Delicieux」+ Art Of Noise「Beat Box Divertion One」


DJ Bold Mushroom, 2011


なんか最近の流れで言うと一気にアングラになった感じだよね。そもそもこの曲誰も知らないだろっていう(笑)ネクロマンティック知ってる人なんてあんまりいないだろうし、見た事がある人でもこのシーンをわざわざ覚えてる人いなさそうだよね。


あと追加ね。



Talvin Singh x YMO - Absolutly OK Dance


Talvin Singh「OK」+ YMO「Absolute Ego Dance」


DJ Bold Mushroom, 2011








あ、んでエントリーがあるので貼るです。


なんつーか音楽って自己生成的なものだと思うんだよね。いくらオリジナルとは言え絶対そこには先人の音楽の影響とかがあったりするわけじゃん?黒人音楽をビートルズが演奏したりさ、古いジャズとかファンクをヒップホップがサンプリングしたり、あとはまぁディスコ系とかもそうだけど、いつも書くように全部は基本的にサンプリングだと思うんだよね。リフを真似したり自分風に改良したりさ、そういう意味だともう80年代後半からサンプリング音楽って当たり前だったし、音楽の歴史で言ったってまぁ常に音楽っていう大きな集合の中の内部的な自己言及って気がするんだよね。self referenceっつーのかな?


で、俺はいつも思うんだけどサンプリングは潔いと思うんだよね。モロにそれだしさ、あとはまぁ素材として分からないように使うというのもあるのかもしれないけど、でもなんつーかサンプリングによって発展してきた音楽っていっぱいあるじゃん?っつーかサンプリング抜きで音楽を語れるのかね?っていうさ、で、前にも書いたように胡散臭いのは作曲なんだよね。


あたかもオリジナルと言われるけどフォーマットとかコード進行とかメロディとか他からそのままパクってきてるとか平気であるじゃん?あれはサンプリングとは言わないよね。盗作だよね。でもサンプリングは明文化されてるもんじゃん?何々ネタですっていうさ、んでもそれをループさせたりそれにラップ乗せちゃうっつーセンスが作り手の凄さっていうか作家性みたいなもんじゃん?で、そういう音楽でクールなやつはいっぱいあるよね。


あとはまぁ実際、言及される側も所謂元ネタという意味でリバイバルっつーかさ、例えばブレイクビーツとかでよく使われる定番のやつをブルーノートが編集して出したりさ、それこそ過去の音楽のリバイバルっつーか、でもそれは常に音楽が自己言及的な要素を兼ね備えているからこそ発生するむしろ必然的なことっつーかなんつーかさ、連続的なんだよね。ようは。


離散的に部分部分で全く違うものが出てくるとかってあんまり無いと思うんだよな。どれもこれもやっぱ過去からの音楽の影響があるよね。元がそれこそ見本となるようなバンドとかユニットみたいなことをやりたかったとしてもやっていくうちに色々と進化していって独自の形態になることとかってあるでしょ?入り口としてサンプリングがあったりさ、それっていいと思うんだよねっつーかそれを権利だ著作権だっつって規制したりさ、大変だから自粛せざるを得なくなるようなのってどうなの?って思うよね。


実際どうなのか分からないけど90年代後半からヒップホップとかってサンプリングを大胆にやらなくなったっつーよね。やってる人もいるかもしれないんだけどまぁ理由としてはやっぱその訴訟がどうのとかっていうことでしょ。でもそれってさ、ネタをループさせてラップ乗っけるだけとかっていうのでもそれでクールなのができてるっていう事実はもうまぎれも無いことじゃん?


つまりは権利云々ということではなくて音楽っつー全体像を見たときにさ、たかがその一端を担っているだけの1作家の権利を守る為に他の創作物の権利っつーか創作物を作るというイニシアチブが無くなるって何なの?って思うんだよね。で、特にネットの時代になるとMad動画とかも含めてさ、それこそデータベース的なものが自己生成的に何かを作り出すっていうさ、メルティングポット的な現象が起きたわけじゃん?まぁあんまマッシュアップの歴史とかって知らなかったんだけどあれも一つのジャンルだよねっつーかまぁそれは結果で見られるべきなんだよね。それが曲そのまんまであれ結果かっこよかったらもうそれは音楽っつー意味で認めなきゃいけないと思うんだよね。


でもマッシュアップ作る人ってようはマッシュアップですっつって出してるわけでさ、自分の作家性とかなんて出してないわけじゃん?そこに変な作り手のアレンジとか加えると微妙になるけど、あくまで乗っけるだけとかコピペだけですよっていうその潔さだよね。まぁそれをCDで出すとかになるとまたややこしいことになるんだけどYouTube的なメルティングポットの中に混ざった面白い混合物としてそれが存在しているっていうことに問題はないどころかそれも一つの作品として認めないといけないと思うんだよな。


そういう意味でマッシュアップがイリーガルアートだみたいなステイトメントも間違ってはいないと思うけど、でもアートっていうにはちょっと大げさ過ぎるんだよね。それこそ悪ふざけとか趣味とかっていうレベルなんだけど、んでも原曲が原曲だしさ、とにかくまぁかっこいいっつーんでみんな好きになっちゃうっていうさ、それはもう現象として捉えなきゃいけないよね。作家がどうのとかってことじゃなくて。


こういう捉え方はできないのかね?っつーのがまぁようはここ5年ぐらいの独自の音楽の形態っていうさ、新しい音楽ってあんま出てきてないけどでもマッシュアップムーブメントって2006年とか日本でも2007年とかにあったわけだしさ、それはもう音楽ムーブメントだと思うんだよね。別に1から作ることだけが音楽じゃないし、そもそも広義な意味で言えば1から作ってる人なんてほとんどいないし。


そういう意味で音楽なんて何かの組み合わせなんだからさ、その最たるもんであるマッシュアップって認めなきゃいけないと思うよね。成功してるやつはかっこいいじゃん?あとは勝手なリミックスとかもクオリティ高いやつとかすげーアクセス数あるしさ、ああいうのは規制しちゃいかんよね。ああいうのってネットカルチャーって言い切れないと思うんだよね。ネットカルチャーとクロスした音楽カルチャーの一つだと思うわけよ。オンラインの音楽っつーかなんつーか。


著作権がどうだの法がどうだのなんて気にするなんてそのもの自体の衰退に繋がるよね。音楽に限らず二次創作的なものを規制するのって結局はそのカルチャーの副産物を刈り取るってことになるわけだから自分で自分のクビを締めてるってことになると思うんだよね。ネットっつーのがあってさ、誰でも簡単に配信できるっていうインフラがあるんだから法もそれに対応したものってのを考えていかなきゃいけないと思うんだよね。それは別に俺がマッシュアップ作ってるから作らせてくれって言うような個人的な主張じゃなくて、ネットにある奇跡的なマッシュアップ群を見てさ、あれが規制されてたら作られなかったっていうものがあるとした時の喪失感だよね。


しつこいようだけどビースティとカプセルとダフトパンクのやつなんてその最たるもんじゃん?いや、それこそああいうのを見て俺も作りたい!とかって思う人がいて作るようになるとかっていうそれも重要だよね。作曲は無理だけどマッシュアップは得意みたいな人もいるだろうしさ、まぁ俺なんてモロにそうだと思うけど、そういうやつらが勝手に色々作れてアップできるっつー状況はあったほうがいいと思うんだよね。まぁ俺はどうでもいいよ。ようは世の中的にってことね。他のやつあんまり聞かないけど恐ろしくクオリティが高いマッシュアップとか作ってる人が世界中にいるわけでさ、そういう人達がマッシュアップを作れなくなるっつーかようはアップできなくなるってことでイニシアチブが削がれちゃったりね、あとはローカルになっちゃって聞く人が減っちゃうとかさ、それってもったいないじゃん?


結果的にリゾーム的にマッシュアップされた側が色んな別な繋がりを持つようになるってのはこないだ書いたから繰り返さないけどね、権利もいいけどさ、それこそJasracみたいに音を楽しむことの権利を奪うようなさ、そんなことを機関が作家を守るためみたいな名目のためにしちゃいけないってことだよね。作家のためじゃなくて音楽のためっていうことを考えないとダメだ。作家の事を考え過ぎて音楽が作れなくなっちゃう場合があるわけでしょ?勝手にサンプリングとかしていいから作れる音楽とかってあるし出来上がる奇跡的にかっこいいトラックとかってあるわけじゃん?それはマッシュアップも同じだよね。


こんな組み合わせが!っていうさ、原曲以上に相乗効果で原曲が生えるようなのってあるわけじゃん?それって音楽ってのを軸に見た時に音楽に貢献してるよね。確かに法的には著作権侵害とかになってるかもしれないけどさ、音楽を殺す著作権なんて意味ないじゃん?クオリティの高いマッシュアップは実際DJとかがかけるっつーのもさ、それが音楽として認められてるってことだよねっつーかそれはマッシュアップを作った側ということじゃなくて、単純なかっこいい組み合わせとかリミックスみたいな感覚でかっこいいって認めてるってことじゃん?ってことはもうそれって音楽だよね。


変な話、方程式みたいなもんだよね。これとこれ足すとこんな感じでかっこよくなりますっつーフォーミュラだよね。それを公開することで楽しくなれる人がいっぱいいるっていうさ、楽しくなるっつーか楽しめる人がいっぱいいるんだとしたらそれは本当にもう音楽だよね。ホント、俺は矛先が違うと思うんだよね。盗作してる作家はいっぱいいるのにさ、なんでそれでクリエイター面してられるのか不思議なぐらいだよね。サンプリングとかマッシュアップのほうが本当に潔いと思うよね。


それこそ盗作のほうがよっぽど著作権を侵害してると思うよね。明記もせずにコード進行とかメロディパクってきてオリジナルのものだって言い張るなんてとんでもないことだよね。でもそれは分かりづらいし一部の人しか分からないことだから糾弾されないんだよね。だからこそ余計に卑怯なんだよね。盗んでるっつーのが分からないからいくらでも盗めるっていう。


まぁそれでも最初の話に戻れば結局は音楽ってそういう自己言及の歴史の積み重ねと発展みたいなところがあるからさ、それも含めた音楽の発展だからいちいちそれを盗作だとかパクりだとかって言ってたら音楽作れなくなるからそこはまぁ露骨な場合はともかくとしてもまぁ別にいいじゃん!ぐらいでいいと思うんだよね。あとなんつーかさ、著作権って何の為に存在するのか?ってことだよね。まぁちょっとこれについては今回色々と考えるきっかけになったよねぇー。パフュームのやつがブロックされたことで色々と調べて色々と知ったしさ、まぁ良かったっつっちゃー良かったよね。こんなに真面目に考えた事なかったからね。


別に俺にとってのマッシュアップとかサンプリングってやりたいからやるだけっていうそれだけだったんだけど、ネットと音楽著作権との関係性とかさ、そういうのって別にそこまでフォーカスしてなかったんだけど、YouTubeっつー媒体に別に有名じゃなくても投稿することでそれを意識せざるを得なかったっつーかさ、すげー色々と見えてくるものがあるんだよね。で、それはしつこいようだけど「俺」は関係無いからね。俺が投稿したいからということで権利を主張するとかじゃなくて、一般論としての音楽と著作権ということであったりね、軸はやっぱ音楽なんであって権利じゃないだろって思うってこととかなのね。まぁこういうのを考えるきっかけになったのが今回のパフュームブロックなんだけど、別にそれは個人的な契機にしか過ぎなかったわけで、ブロックされたから俺が怒ってるとかそういうことではないのでね。ブロックすることで失われるものが一般的にすげーあるだろってことが言いたいのね。


なんかもっと別に考えなきゃいけないと思うんだよな。でも法はこうですっつったってさ、多くの人がPVを見れるようになるとかさ、色んな音楽を知るきっかけになるとかさ、まぁそういう理由があるからといって著作権だのなんだのってことがクリアになるってことではないんだけどね、でもんだったら逆の発想で今のネットがインフラみたいになってる時代に著作権ってもんがいかにその音楽なり色んな創作物の発散というか広がりを阻害しているか?ってことだよね。まぁJasracは絵に書いたようなアホっつーかさ、前時代的でカリカチュアライズされた著作権のあり方みたいな感じだからまぁ分かりやすいよね。ツイッターで歌詞つぶやいただけで著作権侵害だとかなんだとかって言ってるとかもう気違いとしか思えないよね。ジャスラックっつーとんでもない圧制をするキャラクターが出てくる漫画とかアニメ作れば良いと思うんだけどね。


作る側が食っていけなくなるってさ、まぁね、再配信とかを規制するのは当然だよね。それは保護だけどさ、ツイッターで歌詞をつぶやくとかさ、バーでビートルズを演奏するとかさ、それ自体に一切作家へのダメージって無いじゃん?おっさんがビートルズの曲をハーモニカで吹くということでビートルズがどういう損害を被るのか?ってことじゃん?だからなんつーかその実害があるところだけで保護しないとそれは過保護どころかもう圧制っつーか弾圧になっちゃうんだよね。本来自由であるはずの音楽の存在を著作権なりなんなりっていうさ、特にJasracみたいなのは価値を貶めてると思うんだよね。音楽そのもののイメージが悪くなるっつーかなんつーかさ、マッシュアップに関して言えば別にこれはアメリカとかイギリスとかでも同じことなんだけどね。なんかでもなんつーかさ、所詮趣味じゃない?


マッシュアップで食ってる人なんていないわけだしさ、それってローカルな音楽好きの兄ちゃん達が何かの曲のカバーとかアレンジをやってどっかのライブハウスで演奏してるみたいなレベルだと思うんだよね。まぁライブハウスの場合それで金が動くからアレだけどさ、でもまぁ規模にもよるけどそんぐらいいいじゃん?それこそカバーバンドとかやると著作権違反になるから出来ませんとかバカバカしいじゃん?おっさんがYMOのカバーバンドとか趣味でやってたっていいわけだよね。


それ自体でYMOYMOの音楽作品に悪い影響があるか?って無いわけだから。そこをさ、それと著作権は違うとかっていう言い方をする人がいるけど、じゃあ逆に聞きたいのがんじゃあなんのための著作権なの?ってことだよね。作家を守るだのなんだのっていう名目ならおっさんがYMOのバンドやることで作家にダメージはいきませんってことじゃん?ましてや何かの余興レベルでやるぐらいの規模でさ、そんなの別にいいじゃん?端的に言えばマッシュアップも規模的に同じだと思うんだよね。


なんつーかようは作家を守るっつーか音楽を守るっつー目的で作家が守られなきゃダメだよね。違法に配布とかをすると売り上げに影響があるので作家が食っていけなくなるから著作権を守るっつーか違法な配布を取り締まるってそりゃー当たり前だし分かるんだけど、バーでビートルズの曲をハーモニカで吹いたりマッシュアップを作ることが売り上げに影響あるか?って無いと思うんだよね。あとはYouTubeでPV見てるだけで満足している人達なんて最初から音楽なんて買わないだろうしさ、タダだから見てるぐらいの感覚じゃん?逆に元々音楽を買ってる人がYouTubeで満足するわけないんだよね。絶対買うでしょっていう。


ようはさ、違法な配布とかで作家がやっていけなくなると音楽自体が衰退するっつーかやっていける人が少なくなるでしょ?そういう意味での音楽って意味での作家の権利を守るというのは分かるんだけどさ、音楽自体を衰退させるような権利の保護って何なの?って感じだよね。おっさんのYMOのコピーバンドだって音楽だし音楽活動じゃん?広く音楽という意味で見たらそういうのをやれるっていう権利というと大げさだけどまぁ容認するって必要なことだよね。特にJasracみたいな団体は本当にここをはき違えてると思うね。作家っつーか著作の過剰な保護とかみかじめ料の撤収ばかりにフォーカスがいってて、音楽を保護するっていう最大の大きな目的を忘れてるっつーかそもそも最初からそんな風に考えてないのかもしれないけどね。


金になる音楽もならない音楽も音楽という意味では同じなんだからやはりそれは作家の権利を著しく侵害して売り上げを下げるようなことが無い限り最大限表現の自由ってのは守られるべきだと思うね。表現の自由が担保されているからこそ作られる音楽っていっぱいあるわけでってまぁそれはさっき散々書いたからいいか。


ってことですね。まぁそんな感じで今日はこのへんで。