プッツンプロデューサーモード。

ってことで新作貼るです。



Perfume x Patrick Pulsinger - Baby Vintage Love


PerfumeBaby Cruising Love」+ Patrick Pulsinger「Vintage Love (Pulsinger Organism Dub)


DJ Bold Mushroom, 2011


いや、作家性の否定っていうか、そもそもの俺の作曲家としての能力みたいなのを「無い」とか「否定」することで生まれてくる創造性といったらないよね。もうそろそろマッシュアップの波が続いて2ヶ月になろうとしてるんだよね。3月末ぐらいにラビアンローズを作ったからさ、まぁそこから永遠と続いてる感じで、4月中盤ぐらいにリアルタイムに書いたけどまりんのやつを作ってもうピークだろうなっていうか超したなって思ってたらその後だよね。パフュームラッシュが来たの。まぁラッシュというほどではないけどポリリズムを作ってっつーかまぁマッシュアップだけどね、まぁ「作って」でいいか。言い方としては。


まぁあの驚きがあったわけだけど不自然なガールでブロックされてモチベーションが下がりつつYou Tubeの仕組みとかを理解して・・・みたいな感じで割り切った感じでパフュームのをやってるってのが今は続いてる感じだよねっつーかそればっかにフォーカスしてて逆に他のパフューム以外のマッシュアップ作ってないし、ウォール伝もロクにエントリー書いてないもんね。本当にパフューム一色になってるのがここ3週間ぐらいか。毎日そればっかなんであたかも2007年ぐらいからファンだったような錯覚に陥るぐらい埋没してるよね。実はまだ一ヶ月も経ってないんだよねぇー。最近毎日凄いんだよね。充実してて。


でさ、すげー馬鹿になることなんだよね。マッシュアップを作るのってっつーか今の俺のちょっと変な躁状態みたいなのが永遠に続いてるのって主観的な思い込みっていうか、あえてやる快楽としての思い込みっていうオナニーなんだけどさ、パフュームに関しては「俺が作りなおしてるのだ!」って気違いが思うようなことを真剣に作りながら思ってるんだよね。どうやったら音楽的に完璧にクールで世界に通用するようなパフュームが作れるのか?ってプロデューサーになったみたいなつもりで作ってるんだよね。だからかなりマジなのが多いのよ。普通のマッシュアップとかだとノリでできちゃいましたみたいなのもアップしてるけど一連のパフュームのやつのマジさ加減って結構半端じゃないよね。まぁふざけてるように見えるのもあるかもしれないけど、こないだの「願い」みたいなやつを見ると「本気かよ」とかって結構笑えるよね。そんなシリアスにやるかね?みたいな。それがまた馬鹿でいいよね。


これが本当にパフュームの俺が作ったトラックなら死んでもいいぐらい最高なのになぁーってよいやつが出来るとすげー思うんだけどそうじゃないから俺は作るんじゃん?トラックも1からつくれねぇーし、詩を書けるわけでもないし歌ものを作れるわけでもない。んでも「俺バージョン」みたいなパフュームを作りたい!ってすんげー思っててさ、まぁ最初からそうじゃなかったのかな。まぁ段々と思い入れが強くなってきたのかな。で、今は勘違いしたプッツンプロデューサー気分で作ってるんだよね。で「すげー良いのができた!」ってあたかも自分がすげーの作ったように錯覚するときがあるんだけどまぁ俺じゃないんだよねぇー。まぁそのバージョンを作ったのはまぎれも無い俺だけどトラックは作ってねぇーしさ、いや、逆にでもトラック作れたらあんなのは作らないんだよね。


思うに音楽的センスがあるやつでちょっとDTM的なことも出来るやつってプライドでマッシュアップみたいなのをやらないと思うんだよね。ようは俺がいつか別な形態でポップなパフュームみたいなユニットを組んでデビューするぞ!とかさ、プロデューサーになるぞ!とかって勘違いして切磋琢磨してると思うんだよね。20代前半の頃の俺はそうだったよね。マジで音楽やろうとしてたから。で、才能が無いことに気がついて、んで「もーいーや」ってことになってノイズも作らなくなって、その諦めからむしろなんつーか自分で作るんじゃないんだけど編集する的なさ、まぁミックスとかそうだけどね、そういうのばっかやるようになったっつーのもそもそも自分に対して見限ってるからなんだよね。俺は音楽を作れる類の人間じゃないってことを完全に認めちゃったからこそそれで食おうとしてるようなセミプロみたいなやつらがプライド的にもできないようなやつとかをやっちゃったりできるようになったような気がするんだよね。


プライドあるやつって中途半端な事ばっかしてるんだよね。結局はドラムンベースとかダブステップとかエレクトロハウスでもいいんだけど、自分のを作ろうとしてスタイルを真似てきてんで細かくエディットしたりとかして自分のですっつって出してるんだけどすげー中途半端なんだよね。まず12インチとかで出てても買おうと思わないし、所詮はやっぱセミプロやなってのをすげー感じるわけだよね。


でもそこで下手に器用だからそういうのを作り続けられちゃうから作り続けるんだろうけど、俺はまずトラックを作れないしさ、作れたとしてもそんな劣化バージョンなんて作ろうとは思わないしさ、何かの音を真似てシンセとかで再現するんだったら別にそのままサンプリングすればいいじゃん!って思うようなやつだからさ、色んな意味で自分に諦めがついていて、だからこそつぎはぎだらけでさ、サンプリングっつーかもうそのまんまじゃん!みたいなやつとかね、でもそれにデュシャンの泉のようにDJ Bold Mushroomって署名しちゃうことで自分のですって言っちゃうみたいなさ、言えないんだけどでもまぁ言うってことがコンセプトですよってことだよね。intentionとしてはそれだね。モロにデュシャンのオマージュというとかっこ良過ぎるんでまぁパクりですわな。あ、あの必ずDJ Bold Mushroomっていうのと作った年を書くのがようはデュシャンの真似ってことね。最初は真似じゃなかったんだろうけどまぁ結果的にすげー真似になってると思うのね。


美術だとそれが方法論的に分かりやすいんだけど音楽だとなかなかそれはないよね。だってそもそもそれはそれじゃん!っていうさ、パフュームの曲じゃん!っつって署名することでマッシュアップだろうがDJ Bold Mushroom作にするなんておかしいじゃん?ってことになるじゃん?っていうかおかしいじゃん?ってなるところに署名という行為が意味ある行為として発生するんだよね。そこがまた面白いんだな。耳蝉バージョンのパフュームを俺がプロデュースしてますっつって我田引水どころか他人の曲をそのまま持ってきて乗っけてるっていうさ、でもいくつかのやつは結果的に大成功してると思うんだよね。めっちゃかっこよくなってるし、原曲が大抵の場合、好きじゃない俺にとってはまぁ最高のサウンドの異化なんだってのも前に書いたよね。俺にとっての聞けるパフュームなんだよね。


元が聞けないからこそ聞けるようになるというところがまた凄いやり甲斐というかモチベーションになるんだよね。基本的にもうパフュームの3人は大好きになってるんだよね。ネットで過去のパフュームが出た番組とかやってた番組とか色々見たしさ、なんかまぁすげー人間的に魅力がある人達だなっていうさ、そこがまた他のアイドルと違うところだよね。3人とも面白いし絶妙なバランスがいいよね。必ず1シーズンに深夜ですげー緩い番組を持ってほしいと思うよね。気になる子ちゃんとシャンデリアハウスは最高だよなぁ。本当に3人とも可愛過ぎだと思うっていうかまぁ思い入れの錯覚なのかもしれんけどさ、まぁ下手するとスキゾなストーカーだよね。「俺がパフュームをもっと良くできるんだ!」って勝手に思い込んでる変態っていうさ、まぁそういうモードを自分の中でこれまたシミュレーションしてる感じだよね。実際真面目にそうなることはないけど、でもそんぐらい危ない感じで作ってるっていうさ、それによってまぁ思い入れとかでてきたりこだわりが出てきたりするんだよね。


まぁモノにもよるけどさ、かなり歌を出すようにしてきたと思わない?結構歌詞が聞き取れるのが多くなってきたのはやっぱり愛着だよね。まぁやっぱオケが明らかにデカいんだけどそれはまぁ当初のコンセプトだし変えようとは思わないけどでもまぁなんつーかだいぶ作り方が変わってきたなと。このプッツンプロデューサーモード最高だなと思ったね。ってのがなんでこうなれるか?ってプロデューサーとか作曲家になれないから自虐的にこんな感じになるしかないってところなんだよね。でもそっから結構面白いものがあったりするっていう。まぁバラつきがあるのは俺も認めるけどね。でもバラつきと派手さ加減は違うよね。地味だけどいいやつはあるからね。


でも残念なことにさ、パフュームやり過ぎてもうそもそものネタが無くなってきてるんだよね。新曲はアップできないしVeohは音悪いからDaily Motionに変えようか?とか思ったけどやっぱようつべにアップできるってのが個人的に面白いわけよ。そうなると今の所セーフなのって昔のやつなんだけど、トライアングルとかはNight Flight以外は全部作っちゃったと思うんだよね。なんでNight Flightだけやってないのか?ってまぁあれはテクノポリスにそっくりでテクノポリスとのマッシュアップはもうあるからやる必要がないってのとまぁ別にテクノポリス以外でやればいいじゃん!って思うんだけどイマイチ浮かばないのね。で、アルバムのGameで言えばPuppy Loveとシークレットシークレット以外はもう全部作ったと思うんだよね。


で、最初のComplete Bestのやつはあんまり作るモチベーションが湧かないっつーのがさ、アイコンとしてのパフューム度が無いじゃん?あれはあれでいいっつーか曲的にはああいう中田ヤスタカがいいしさ、あれはいいと思うんだけど、子供のユニットだった頃のやつだから今のパブリックイメージとだいぶ違うじゃん?声とかがね。だからそのポップアート的なさ、有名なシンボルみたいなのをイメージとして使って作るってところが弱くなっちゃうんだよね。まぁそれでももうComplete BestとねぇとFake itと新曲2曲ぐらいしかないんだよね。まぁ当初の目的はパフィームの曲を全曲俺が作りなおす!ってことだったんだけどさ、まぁ作りなおすっつーかマッシュアップだけどね、Gameの残りの二曲とねぇとFake itは作れそうな気がするけどComplete Bestを全部やるって結構面倒っつーかピコピコ系だからさ、大体まぁ持ってくるようなやつの相場とか決まっちゃってるし、異化感が出せそうにないなってのがすげーあってさ、まぁやってはみるけどね、まぁでもなんつーかあれだよね、トライアングルとGameに入ってる曲は本当にやり甲斐があるっつーか異化作用バッチリなのばっかでさ、もう最高だよね。


そう思うと寂しいんですよね。残りの曲が少ないから。あーこれもいつか終わっちゃうんだなーってまぁマカロニみたいな心境になってきてるんだよね。やっぱ2010年の曲はつべにアップできないってのがあってなんかあんま作る気がしないんだよね。まぁでもやろうかな。曲的にはComplete Bestよりは全然やりやすいし。


このまぁ勘違い感っていうかコンポーザーとして諦めきる感じだよね。作り手としてのプライドみたいなのがあったらこんなのやれないと思うんだよね。俺がマッシュアップみたいなのを作るようになったのって2005年ぐらいだと思うんだけどまぁこんなペースじゃなかったけどさ、もう完全にあの頃からトラックを作るってことをやっぱ諦めてたんだろうね。当時も色々と書いてたと思うけど、良い意味で気合いが入ってないところで結果的に面白いのができてるってことで、んだったらまぁそれやったほうがいいじゃん!ってことなんだよね。結果よければ全てよし!でさ、結果的に俺の中でパフュームがすげーかっこよくなってて聞けるようになってればまぁいいわけよ。


それが俺がアレンジしたとかリミックスしたとかマッシュアップだったとか経緯は関係無いのね。結果的に誰が作ったのか分からんけど異様にかっこいいパフュームの曲のバージョンがあるっていうそれだよね。まぁ気合いが入ってないって適当に作ってるってことじゃなくてね、コンポーザーとかアレンジャーになろうとしてるわけじゃないっていうさ、そういう気合いは一切無いってところででもすんげー良いやつ作りたい!って別な意味での気合いが入ってるっていうそういう気合いね。これでやっていこう感が無いところで爆発的に出てくるモチベーションってあるんだよね。それがまぁ俺が今回書いている俺が音楽を完全に諦めてるってところなんだよね。


あと岡本太郎とかも書いてたけどさ、アヴァンギャルドとかなんて芸術性を踏みにじるところから始まるんだとかってことなんだけどさ、まぁ俺のマッシュアップをそんな大げさなものに位置づけするつもりはないんだけどさ、全然音遊びにしか見えないけど、でも本人はかなりマジでやってるっていうさ、これがまた俺的に面白いんだよね。上手く行かない場合とかは真剣に悩んだりして。音楽性を踏みにじることはしてないけど、なんつーか既成の作曲みたいな概念は踏みにじってるよね。で、中田ヤスタカのことも踏みにじってるよね。究極のダメ出しだもんな。俺のバージョンのほうがいいっつって作るんだから見方次第では最高の批判にもなりかねないよね。


まぁ俺はそんなアンチテーゼでやってるつもりはないんだけどね。やっぱすげーやりやすいトラックってあってさ、それはもうeverything comes naturalだけど結果的にやっぱあんま手を付けてないっつーか俺的にやり辛いのばっか残ってるってのはあるよね。前はパフュームの曲はマッシュアップのポテンシャルがすげーじゃん!とか思ってすげー勢いで作ってたけど、すげー勢いで作れるようなやつをほとんど作っちゃったってのが今の状況だよね。だからあとはeverything comes naturalではないものをどうするか?ってので取り組んでいくしかないんだよね。それでもまぁ最低でもNight Flightは別としてもGameの残りの二曲はやりたいよねぇー。どうしても。かといっても無理矢理作ったみたいなやつは作りたくないしさ、いや、ただそのComplete Best以外はほぼ全部やりました!ってことを達成したいがためだけに無理矢理作るとか最悪だからさ、それはやりたくないんだよね。そんなんだったらもう作らないほうがいいし。


で、レーザービームなんだけどやっぱ元があれだけ良いと作る必要がないからさ、まぁマッシュアップは作ったんだけど、でも別にやる必要ないっつーか俺バージョンを作らなくてもあれはいいからもういいじゃん!っていうさ、逆に元がいいと下手に手を加えるよりもそのままのほうがいいってことになるしさ、トラックを俺が好きなやつですげー合うやつに置き換えるってことをする必要がないって意味でさ、まぁあんまやる必要ないんだよね。そういう意味でGameとトライアングルは必要があるものだらけだったから異化作用が楽しくてしょうがなかったんだけどね。Complete Bestはもうあれは別にあれでいいんじゃない?って感じもあるからあんまやる気が起こらないんだろうなぁ。まぁ象徴的なイメージが無いというのもあるけどそれもあるってことね。


まぁ今日はそんな感じですね。で、明日っつーかもう日付変わってるけど夕方ぐらいにはYou Tubeに新作アップするんでチェックしてね。アップしたらここに貼っておくんで。