エーコの対談本。

いや、最近もっぱらミネルバですよ。凄くはかどってるね。夜の7時とか7時半から朝の9時とかまでなんで。パソコン持っていったら終わりだけどね。で、もう寝るからあんま書かないけど面白い本があったんでね、いや、ウンベルト・エーコと名前忘れた誰かが本について対談してるやつなんだけどさ、「いや、本は生き残るでしょー」とかね、「デジタル化ってどうなんだろうか?」って話をしてるのかと思ったら笑っちゃうんだよ。自分の蔵書自慢とか歴史蘊蓄とか本への思い入れとかコレクター精神とは?とかさ、ビブリオマニア対談になってるんだよね。


本は生き残るのか?って対談を期待して買ったら結構肩すかしを食らうだろうなと。いや、そういう話もしてるんだけど、本についてとか歴史の話とかが多いんだよね。でも面白いんだよねぇー。ありえないぐらいの知識量でなんかすげーバロックだのなんだのって俺があんま知らない話とかのまぁ文芸系の会話とかさ、面白いのよ。なんかレコードマニアの対談に通じるものがあるけど、まぁそこはなんていうかもっとヘビーっていうかディープだけどね。そんなラフな会話ではないので。邦訳高いけどオススメしておきます。




元はフランス語だそうです。久々になんかこういう数学以外の本を読んだんだけどたまにはいいね!っていうかこれが格別面白いんだろうな。早く続きが読みたい!って思う本を最近読んでないからね。なんか古本の匂いとか古い木の匂いとかがしてくる雰囲気の対談なのよ。本好きにはたまらない本だと思うよ。マジで。俺は大好きだな。これ。久々にこれは面白い!って思ったもん。