ミネルバモード万歳!

なんかさ、いや、また数学でアレなんだけどさ、色々と調べてて勝手に思うイメージとしてはデカイ理論の時代は終わったってことね。何か大きいのが打ち立てられた中でその体系の中で細かいリサーチなり計算をしながら研究してる人達が多いって感じで、だからまぁなんか日本なんかもそうだけど東大の先生とかも秀才っぽい人達ばっかじゃん?


変人が何かを打ち立てるって時代がもうとっくに終わったんだなって気がするよね。そのぐらい色々と細密化しているんだけど、集合論なんかもゲーデルからコーエンでその後にウッディンみたいな頭の良い人が引き継ぎをして理論を大きくしてる人達がいて、んでまぁそれが90年代に入るちょい前ぐらいに発展が落ち着いちゃってるんだよね。あと集合論も精密化すると結局はロジックだの包含だのっていうbig pictureというよりかは細部のディティールってところばっかでエキサイティングじゃないんだよね。まぁあとキューネンの集合論の本は読んでみるつもりだけどね。


トポロジーとかも結局そうなのかなぁー?って気がしてきた。まぁもっと深くやらなきゃいけないけど、なぜか今は凄く興味があるのが実解析ね。ルベーグとかのすげー細かいやつ。でも俺にとっては高校とかでやる微積分よりよっぽど分かりやすいのよ。ルベーグ自身が積分は楽だけど微分は難しいって言ってたらしいけどそれすげー分かるなぁーっていう。んでもあれだね、微分方程式論みたいなもっと深いやつとあとは偏微分だよね。これはもう絶対やりたいなーと思っていて。なんでここまで解析系に敷かれるのか分からないんだけど。代数はどうなんだろうな?


まだ本格的にやってないけど、結局まぁ行き着く所がグロタンティークとかになるんで、あれってもうなんか色々混ざってるじゃん?トポロジー的なフワフワした雰囲気っつーかなんつーかサラサラしてる感じっていうか。あと見た目で凄く嫌悪感があったヤコビアン行列ってのがあんなに理論的にユーズフルだったなんて!って感動したわけね。いや、微積分の本を読んでて色々と気がつく事があって。だからやっぱ線形代数ちゃんとやろう!って思ったよね。


ってことでもうやりたいことだらけでハッピーですよ。ミネルバモード万歳!だね。夜ずーっと起きてたほうがワンちゃんの世話とかこまめにできるしこれが一番店の仕事のやり方としてもいいんだよね。いやーこんなに数学が楽しいとはねぇー。この幸福感が永遠と続けばいいなぁー。いや、でもやっぱこんだけ踏み込まないと分からないんだよね。ちょっとずつやっててもダメで何十時間ってハマった時にこそ快楽が生まれてくるね。心理的にも「あと3時間ぐらいしかないなぁー」じゃダメでさ、「あと10時間もあるからたっぷり時間を使おう」っていうやり方でやるのがベストなのよ。まぁ大抵の人は実行不可能だろうけどね。でもズバリこれが一番はかどるね。


なんかやっぱ俺が将来的にやりたいと思ってるのはリサーチじゃなくてさ、なんかすげー細かいやつあるじゃん?何々についての何々だった場合の何々の条件みたいなさ、ああいうのじゃなくて色々やっていくうちに形成された自分なりの数学像を元に「こうなんじゃないかな?」みたいな仮説を作ってんでそのなんつーか自分の数学像ありきのリサーチをしたいんだよね。まぁ相当先の話にはなるけどさ、やっぱその数学像とかイデオロギーというか思想的なものだよね。そういうものを表現出来るようになれば凄くいいなと思うし、俺がやりたいことってのはズバリそれなんですよね。


ということでした。自分の数学像の表現ってのは目標って目標として十分だよね。んじゃ今日はこの辺で。