私のテクノ遍歴。

weatherさんからのリクエストで俺のテクノ遍歴をまとめてアフィるということで色々と思い出してますよね。でもまぁ思うに俺がテクノにハマってた頃って今みたいな音楽インフラは無かったわけですよ。あと中古なんてのもあんま出回ってなかったからほとんど新品で買ってたわけで、んでまぁあれじゃないですか?金無いじゃないですか?だから当時は買ったものを死ぬほど聴くっていうことをしてましたよね。ええ。思えばこれって凄い強度のある音楽体験だったんだなって思いますけどね。今は何でも聴けちゃいますからね。


だから思い返してみるとそんなに多くないんだよね。テクノって。膨大なテクノを聴いてきたという感じはないね。まぁ結果的に結構な量になってるとは思うけど、それはまぁもうリスニング歴が長いからですよね。というわけで遍歴をアフィるというweatherさんのご注文に答えようと思うんだけど、あれなんだよね、特にクラシックなテクノっつーとめっちゃコスパがいいベスト盤みたいなのがいっぱい出てるわけよね。だからまぁ今楽に手に入るエディションのものをアフィっていこうと思う。中には中古で10円とかで買えたりするものもあるんでお財布に優しい思います。で、聴いてきた順にしようと思ったけど面倒だからとりあえず思いついたのを挙げていくわ。あとまぁ決定版みたいなベストが出てるやつはオリジナルアルバムじゃなくてベストを挙げていくね。あとアルバムで聴いたほうがいいやつはアルバムを選んどくわ。あとあんま中古が出回ってなくてべらぼうに高くなってたりするやつは貼らない方針で。














































っつーかなんかホントに懐かしいなっつーか金無いんだけどシスコに通ってたあの体験自体が思えば楽しかったんだなぁと。学年で言うと高1ぐらいの頃からかなっつっても通信制の高校だけどね。で、まぁだんだんあれじゃないですか?ハウスとかも好きになってきて、まぁ相変わらず金無いから限られたものしか買えなかったんだけど、あれなんだよな、まぁテクノっつったらシングルだからっつってもダンスマニアばっか買ってたのよ。王道をじっくり聞くみたいなことはあんまなかったな。もうシカゴハウス一直線で。ホント、あの頃に買った膨大なダンスマニアのほとんどを売っちゃったのをホントに後悔してますね。100枚以上持ってたから。なんで売ったか?ってダンスマニアってクズばっかなんですよ。結局売らないで残してあるのはトラックスマンとかアルマーニとかファンクとかですね。ミルトンとかディーオンみたいなのはほとんど売っちゃったな。まぁデジタルリリースとかあって聞けるから全然いいんだけどでもやっぱまぁなんつーかレコードがいいよね。あとDJ Chipのバイバイバイスキースキースキーも売っちゃったんだよな。いや、売るべきじゃなかったのも相当あったな。いや、んでね、金無いじゃないですか?で、当時はテクノから始まって色んなものに興味が行くのよ。で、途中でムンベ好きになっちゃって、んでもテクノとムンベとハウスと・・・って感じで買ってられないじゃん?シングルなんて1300円とかしてたから。で、その後にジャズ系とかダウンテンポも好きになっちゃって、とにかくひたすら買えないっつー思い出しかないな。こういう経験があるから大人買いっつー現象が生まれるんだと思うよね。そうそう。だから金無かったから当時はあんま聞けてなかったっつーのが実際のところなんだよねっつってもまぁやっぱり王道は押さえてたけど。


で、まぁあれか、ラウンジ系とかを買うようになってこれにもまぁ相当に金をつぎ込んだよなぁ。で、あとちょうどムンベとかハウスが好きになり始めた頃に電子音楽系の現代音楽とか実験音楽も好きになってたのよ。いや、俺ってやっぱ凄いな。早熟過ぎる。自分のセンスに従ってどんどん進むっつースタイルはこの頃から変わってねぇーな(笑)こんな高校生あんまいないだろう。んであれなんだよね、ケージとかを通してまぁサウンドアート系とかも好きになってて、あとまぁコラージュとかか。で、そこから音楽とは何なのか?みたいな哲学っぽいことを考えるようになって、今思えば自分の哲学体験って音楽から始まってるんだよね。思い返せば現象学とか認識論みたいなことをサウンドアート系の音楽を通して色々考えてたね。いや、もう超早熟じゃないですか。なんか勿体無いよなぁー。今もそうなんだけどさ、社会的ステータスとしては超落ちこぼれですからね。それが今も変わってないっつーのがまぁなんとも言えない感じで(笑)本人は色々と考えてて色々とやってるんだけど傍から見ると「あいつどうやって生きていくわけ?」としか見えないんだよね。親も色々と心配するわけだ。まぁでも没入する人ってみんなそうなんじゃないの?って思うけどね。どうやって生きるもなにもこれが俺の生き方だ!っていうさ、まぁ経済的な問題はつき物ですけどね。


あとあれなんよね、俺がそういう音楽経験してた頃ってずーっと一人でやってたんよね。これが今思えば良かったんだよね。ホント、登校拒否になったことを感謝してるよね。あの頃は最悪だと思ってたけど今思うとすげーあの頃の経験ってのが財産になってる。まぁ悪い面は今もそれが変わってないってことだよね(笑)まぁそこは何か一歩踏み出さないと駄目ですよね。


あ、あとアフィったやつなんだけどアフィれるような代物だけで、実際に俺が聴いてたのって売ることになるハズレレコードなんてのも相当あったし、あとはシングルでしか出てないようなやつとか、あとはまぁシカゴハウスが多かったんだけど、なんかとにかくメジャーなのはあんま聞いてなかったんだよね。ひたすら変なのを求めてたわけで。あ、んでまぁあれね、モンドに興味を持ったのもこの頃ね。あとノイズか。まぁこれは2年ぐらい後だけども。たった数年なんだけど凄まじい体験ですよね。それに比べて大人になったあとのつまらなさといったらないよね。逆を言えば10代の頃ってのが凄すぎて、大人になったあとのほうが普通なんだろうね。でも10代の頃の刺激的な体験が忘れられないからそれと比較して大人になったあとのつまらなさってのを余計に感じてしまうっていう。


あ、んで話を戻すと音楽遍歴みたいなことになるけど、こんな感じでハードに音楽を聴いてたんで飽きるのも早かったんよね。まぁ飽きるっつーか色んなジャンルを貪欲に聴いてきてある程度落ち着いちゃうっつー状態がもう20代前半ぐらいであったのよ。で、この頃はジャズにハマっててジャズのレコードは死ぬほど買ってましたよね。まぁこれはニューヨーク行った後もそうだったんだけど。で、まぁすげー散財したんで「もうレコ屋に行くのはやめよう!」って思い立って、あとはまぁちゃんと勉強しようって思うようになってっつーか例のチャイナタウンの話なんだけどさ、そこからまぁ読書の日々になってきた感じですよねっつーかそれまでも本は読んでたけどメインのことが本読みになったわけね。で、まぁ色々とあって今は数学やってるっつーまぁ人生って分からないもんだね。ホントに。なんで行き着いた先が数学なのか?ってこれだけだと分からないけど細かい話をするとmake senseなんですよね。


で、まぁあれだ、テクノに戻すとさ、今回貼ったやつが全部じゃないけどさ、改めてこの今の何でも手に入る感って凄いよね。しかもめちゃめちゃ安い。なんかホントに苦労してましたよね。なんだろうね、手に入れるのに苦労してたから思い出補正があるのかなんなのか、なんかやっぱりあれじゃんね、手に入りやすくは無かったっていうのも全然無駄じゃないっつーか楽しい思い出だよねっつーか前にも書いたけどそれも含めて音楽なんだよね。今は音楽のために街を歩く必要ないもんなぁ。いや、懐古じゃないですよ。んでもまぁあれなんだよな「あれあるかなぁー」ってドキドキしながらレコ屋をはしごするっていうこれ自体が快楽なんだよね。まぁかといってもんじゃあ昔みたいにまた手に入りづらくなったっつったらそれは困るんでそりゃ今のほうがいいんだけど。


んでも俺ぐらいの世代が最後なんじゃないの?音楽のために街を歩いたやつらって。あと同じ世代でも10年前ぐらいからテクノを好きになったっつーのと15年前とか20年前とかってこの意味合いが全然違うよね。あとあれなんだよな、ガキだったから店員とかになめられるんだよね。シスコとか行くと「なんだこのガキ?」みたいな感じがあって、それでもドキドキしながらレコードを掘っていたっつーこの体験なんだよねぇ。で、そういうのを経るともうクレイトディガーになってるからレコードを掘る手つきとか慣れてくるし、掘り方とかうまくなるじゃん?こうなってくるとレコード屋に自分が馴染んでくるっていう感じが出てくるんだよね。いや、もう自分ではテクノって完全に孤独な青春自体の思い出なんですよね。ンでもそれだけなのか?っていうとやっぱり違ってこの頃のテクノってやっぱかっこいいんよね。俺はエレクトロハウスみたいなのを一回も良いって思ったことはないんだけどまぁこれはテクノ好きの誇りですよね。いや、マッシュアップとかでは使いまくってるんだけど別に好きなわけじゃないからね。


やっぱりさーデトロイトだよねぇー。みんなが帰る故郷みたいなさ、国家とか無くなってもデトロイト好きはデトロイトテクノっつーアイコンだけでそこに帰れるよね。いや、テクノって凄いと思うんだよね。どんだけ時代を経てもごっつは永遠に面白いわけじゃん?あの頃のダウンタウンを誰も超えられない。なんかそういう不動な感じっつーのかな?「50年代のジャズ」とか「60年代のサイケ」みたいな感じで「90年代のテクノ」っていう不動の位置があるよね。で、なぜかどのアーティストも神がかったようなのを作ってたんだよね。現役の人もいるけど最盛期にはとても及ばないわけで。この神がかりがシーンを形成してたのかもね。なんでそう思うか?っつーとそれ以降神がかったようなものって無いからね。だからこそあれは何だったんだろう?っていう妙なパワーがあったっていう強い印象になるんだよね。まぁそれで言えば80年代のニューウェーブとかも神がかってたもんね。大体10年周期ぐらいで神がかったようなやつらが名作を連発するみたいな時期がずーっと続いてたんだよね。で、2000年以降からそういうのが無くなって完全に停滞したんだよね。あ、まぁあれか、エレクトロニカか。クリックハウスとかピキピキしてるテクノとかハウスみたいなのは2000年以降から流行ったのか。まぁミルプラトーのコンピとかアクフェンとかか。あとまぁディスコハウスも一瞬流行った気がするな。主にフレンチフィルター系の音だけど。


なんだろうなぁ?なんかね、90年代のテクノって代替不可能なんだよね。あとやっぱ荒さだよな。これに尽きる。まぁこれで言うとテクノボンなんかで卓球がデトロイトテクノとかニューウェーブの荒さってのを語ってたけどやっぱこれだよね。モタつきとかメロディの音程をベンダーで変えちゃうとか。なんかやっぱグルーヴってテクニックじゃないんだよね。2000年以降のはみんなテクニックに走ってばっかみたいになってつまらなくなったっつー印象があるよね。やたらリズムが凝ってたりサンプルをすんげー細かく刻んだりとか。んでもやっぱりシカゴハウスとかデトロイトテクノのグルーヴとかファンクネスにはかなわないんだよね。むしろテクニックに逃げることでそれっぽく聞かせられるみたいな小手先のものが増えたよね。


それだったらテクニックが無いんだけどグルーヴ感は凄まじいっつーもんを作ったほうがいいのにって思うんだけどなんかそこはみんなセミプロみたいな感じになってるよね。上手いだけのほどつまんないものはないわけで。まぁこれは映画とかでも一緒じゃん?まぁーでもあれですわ、サブカルも含めて俺ぐらいの世代は最強の世代だよな。色んなものが最高だった時期を最高に多感な時期に経験してるわけで。やっぱそういう体験も含めた音楽体験なんだよねぇー。ipodとかパソコンで聴くっつーようなもんじゃない音楽体験ね。凄い生っつーかなんつーか。まぁ別にあれだよ、俺も当然音楽なんてパソコンで聴いてますよ。んでもさ、90年代のテクノってアナログで聴くのがいいんだよね。逆にエレクトロハウスみたいなやつはmp3だろうがCDだろうがどの道一緒でしょって感じがあって良くも悪くも時代にマッチした音だよねっつーかネット世代の音楽はみんなそうだよね。まぁあとあれね、エレクトロハウスとかに限らずまぁダブステップとかグライムとかギョワギョワしてるここ5年ぐらいのムンベとかホントにipodとかで聴くのに適してるような音だよね。なんかとにかくデジタルなんだよね。派手でデジタル。


まぁこれはこれで良いものがあるからいいんだけど。んでもね、改めて今回こうやって思い返してみると黄金期のテクノに勝るものはない!って断言できるね。まぁそれはハウス全般もそうだな。90年代前半のニューヨークハウスが俺は大好きなんだけど、なんかこの頃のハウスもあれだよね、代替不可能だよね。なんかやっぱり俺は音楽が死ぬほど好きだよね。死ぬほど好きだからこそ今はつまんねぇー!って感じられるようになって冷めちゃうんだろうね。別に今のやつが全部駄目ってことではないんだけど。


ホントにあれだよね、改めてホントに、テクノ自体が体験だったから当時のことがすげーよみがえってくるわけで、だからまぁ色々と懐古しちゃいましたね。内田裕也ロッケンロール語ってるみたいな感じになったかもしれん(笑)いんや、でもね、90年代はあれなんですよ、渋谷系然りね、ラウンジ系とかもネオラウンジなんつって世界同時多発的にラウンジユニットみたいなのが出てきたし、ヒップホップなんかでもイルビエントとか言われるようなさ、DJ ShadowとかDJ Spookyみたいなのとか独特のがどんどん出てたし、あとはニンジャチューン周辺か。まりんがダウンテンポに凝り始めたのもニンジャチューンがきっかけだったとかなんだとか。まぁそれで言えばトレゾーとかワープとかも凄い勢いだったからね。あとやっぱジャングルからのムンベじゃないですか?あとはまぁスピードガラージからの2stepとかね、まぁこれを経てダブステップとかグライムなんだけど、どれもこれも90年代なんだよね。あとはビッグビートか。デジタルロックとかね。思えば音響系なんかも90年代だもんね。んでも音響系に限って言えば2000年以降も名盤は多いよねっつーよりも音響系として再評価できる昔の電子音楽とかの再評価が凄かったよなー。それで言えばアシッドジャズからのクラブジャズへの流れも90年代ですよね。まぁあとフューチャージャズね。この辺は一応全部チェックしてたのよ。だから金が無かったわけよ。もう金がいくらあっても足りなかったわけで。あとあれか、アシッドリバイバルか。TB-303だけでカルチャーが出来上がるとか半端じゃねぇーよな。またテクノっつってもアシッドってまた世界が違うもんね。あとまぁチェックはしてなかったけどハッピーハードコアとかワープハウスとかあとはトランス系のテクノとかこういうのも90年代が最盛期だよね。その後にトランスは異様な形で流行ることになるんだけどテクノ好きは絶句!みたいな(笑)


先駆者は滅びるみたいな言葉があるけどテクノで言えば先駆者がむしろ残ってるよね。現役かはともかくとして評価が高くてベスト盤が出たりリイシューが出たりとか真の意味でのクラシックスなんだよねぇ。これが本当に凄いと思うんですよ。まぁ俺が言いたい「90年代のテクノ」ってまさしくそういうことなんだけど。んでもやっぱ日本においては卓球の存在が欠かせないよな。ケン・イシイはメディア戦略的な要素があったけど卓球は地だったからね。「これはすげー!」ってのをラジオで紹介してたりさ、ミックスシリーズ立ち上げたりとかまぁ本当に文化功労者ですよね。まぁそう思うとクラブの摘発とかやるせないよな。ただですら根付かないクラブカルチャーに追い討ちをかけるかのような取締りだもんね。このハレとケの「ケ」の部分を極端に排除しようとする感じって凄いよね。だからストレスだらけになるわけだ。色んなバランスがあって恒常性というのが保たれるっつーのを政治家は分からないんだよねー。みんな優等生のお坊ちゃんだからクラブとか分からないわけじゃん?かといってそんな無知な連中によってカルチャーが規制されるとかやってられないよね。マジで。クソみたいな音楽が流れててもクラブはやっぱ無きゃだめでしょう。


自殺防止を真剣に考えるならこの「ハレ」と「ケ」についてもっとシリアスに考えないといけないよね。なんかやっぱそこじゃん?労働者なんでどの道明日は分からないわけで、まぁそのノーフューチャーな感じも含めてクラブカルチャーじゃん?デトロイトテクノの発生を出すまでも無く。なんで自殺防止だなんつって良い職場作りとかさ、バランスの取れた雇用とかなんで軸が仕事になるの?って話だよね。軸を遊びとか解放にしなきゃ駄目でしょう。イギリスなんつーのはパブのカルチャーがあって、基本的に荒っぽい労働者とかが週末のパーティーのために労働の辛さを我慢できるみたいなそういう循環があるんだよね。そういうのが歌詞になってるトラックって多いでしょ?んでも日本にはそういうカルチャーがないから「サタデーナァーイ!」とか言われてもピンとこないんだよね。なんかそういうなんつーのかな?「ケ」の部分を忌み嫌いますよね。踊りまくってトランス状態になるみたいなことがイコール悪みたいに捉えられるもんね。ノリピーがコカインでキメてノリノリでDJやることの何が悪いのか?っていう。あれなんて「ケ」の典型じゃないですか?まぁノリピーだったからショックが大きかったってのがあるにせよ、それを除いてもあれですよね、ああいうトランス状態みたいなものに対して悪と決め付ける風潮ってあるよね。日本ってむしろ伝統的にはトランス状態っつーのが常にあった文化なのにね。今の日本を見るととんでもない!って気がするけど日本の伝統を見るとむしろクラブって日本文化にぴったりなんだよね。


まぁでも酒から離れるわー音楽から離れるわーで祭り的なものが存在できなくなってるよねぇ。クラブカルチャーって呪術カルチャーなのよ。ウェーバー的な意味での。まぁ国が発達したから脱呪術化が進むっつーのは分かるんだけど、社会を機能させる上で大事な役割を果たす呪術もあるんだよってことだよね。んでもなんか俺的に言うと脱呪術化が進んでipodカルチャーになって音楽がより一層消費物に成り下がったってイメージがあるんだよね。90年代ってのは日本はともかくクラブシーンが盛り上がってた国々では呪術が凄かったわけだよね。もちろんドラッグ問題ってのもあったんだけど。そういう雰囲気の中で作られたっつーそういう環境があったっていうのが観念的な意味じゃなくて物質的に感じるよね。それが好きな人ってやっぱいるのよ。俺はそれだね。本当に。トラックの作りが甘いとか展開がイマイチとかさ、なんか理性で音楽を判断したりするのって野暮だよね。


いや、自分がトランス状態になっててこんな曲が流れたらヤヴァいだろう!っていうそこじゃないですか?テクノってそこなんだよね。んでもまぁそんな感じじゃないからあれなんだよな、まぁipodで聴くような音楽が定着するんだよね。まぁ衰退があるとルネッサンスってまたあるから一気にドラッグカルチャーみたいな抑圧されてたようなものが一気に噴出すみたいなムーブメントはいつかは来るだろうって勝手に思ってますけどね。っつーか最低でも日々喫煙できるぐらいにはなってほしいよねぇ。経済学でも出てくるけどやたら規制するとそれが闇経済化するって流れがあるしまぁそれの典型が禁酒法の時代とかって必ず出てくるけどまぁドラッグ然りですよねっつってもまぁケミカル系は基本的に違法で問題ないと思うけどね。ただでもさ、アンビエントとかね、LSDとかやってないと真の音楽体験が出来ないってものもあるじゃない?そういうところで言うとアメリカとかって俺らの親の世代とかがヒッピー世代とかだったりするんで理解があるんだろうなぁ。


まぁんでもあれよ、普段話している環世界の話で言うとさ、トリップの世界っつーのも一つの世界だからね。現実がオワコンでもあっちの世界があることで生きられている人たちってのは世界中にいるわけだ。むしろヒッピーカルチャーはそういう世界と共存していくっつー実践だったわけじゃない?それは一つの生き方として認めてほしいよね。いや、若い人たちがドラッグに走るようになってるとかっつって汚染だとかって言われるけどそれは逆なんだよね。社会が汚染されてるからやりきれなくて若者が別の世界に居場所を見つけだそうとしてるっつー実存的葛藤なんだっていうさ、ドラッグ=悪っつー考え方は本当に駄目だね。それこそ「肝心な所」が分かってないから全然根本的な解決にならない。なぜ若者がそういうものに走るのか?っていうそっちじゃん?コアなところは。ドラッグやるやつ=悪人ってまぁ凄い図式だよねぇー。むしろドラッグの駆逐ってみんなが理解しなきゃいけないんだよね。


で、ドラッグにも良いものと悪いものがあるし、生活の中でのたしなみ方ってのもあるわけじゃん?やたら規制で悪と決め付けて無知で居続けるっつーのはなんの解決にもならないからね。ほどほどならいいけど普段やってるとジャンキーになるなんてアメリカ人はみんな分かってるわけよ。だからこそよく映画にあるようにパーティーのときだけはやったりするやつらがいるんだよね。レクリエーションとして。あとは大学生が「テスト終わったー!」っつって騒ぐとかね、本当にこういうハレとケのバランスのとり方が絶妙なんですよね。なんかこうやって書いてると基本俺はアメリカ人っつーか欧米的だって話で終わりそうな気もしてきたな。いや、日本人はそうじゃないんでって言われたらそれまでっつーか。まぁでもそれはそうだとしても欧米的なものでストレスとかに有効なものっていっぱいあるからそれは学ぶべきじゃない?っつーところですよね。別にアメリカとかヨーロッパを見本にせよ!って言ってるわけじゃないわけで。あとはまぁあれだね、これも普段から書いてるけどもっとアメリカ人みたいにダラダラ働けって思うよね。アメリカ人なんて手を抜くところは徹底的に手を抜くからね。


サービスの質が若干下がっても労働者の精神労働が軽減されていると思えばそれっていいことじゃん?実際こんだけストレスが問題になってるわけなわけで何かしなきゃ駄目でしょう。こんなに人が自殺してて鬱になってるとかまぁそれはもう議論を出すまでも無く「おかしい」ですよね。それが分かってるのに「ケ」の重要性が分からないっていうジレンマがあるんだよね。ノリピーが極悪人になっちゃうわけだから。なんかそういうマインドセットは国のためにならないんでマジでやめてくれって思うんだよね。別にドラッグ賛美なんてする必要はないけど、ステレオタイプな日本人のマインドセットって本当に駄目なんだよね。ストレスを生み出すようなマインドセットでんでfixedなんだよね。固定化してるからgrowing mindsetになれない。結果的に人が成長しないんだよね。周りも「お前には無理だ」っていうやつらが多いわけだし、まぁこういうやつらってみんなfixed mindsetだからなんだよね。実際に科学的に人間は変われるし脳の可塑性なんてのも分かりきってるのに「変われない」って思い込んでるんだよね。


いや、俺を見てくれよ。10年前の自分と比べたら今の自分なんてもう超人ですよ。色んな学問をやっていて洋書をバリバリ読んで毎日思考が途絶えることはないっていうまぁ10年前の自分とは雲泥の差ですよね。あとまぁあれね、あんだけ駄目だった数学にめちゃめちゃハマってるっていうね。10年前の自分が今の自分を知ったら驚くよね。「えー!数学?!」みたいな(笑)あとはまぁ物事の考え方とかね、解釈の仕方とかまぁようはテクネーを毎日磨いてるからスキルが半端じゃないですよね。これも毎日精進してるという結果なんであって才能とかじゃないからね。まぁ才能もあるかもしれないけどどの道精進しないと効果は出ないから精進するに超したことはないんですよ。で、また10年後の自分ってのが今の俺から見ると超人レベルになってたら良いわけね。もしくはもっと成長率が高くてもいいわけで。


なんかテクノから壮大な話につながりましたね(笑)ってことでまぁ今日はこの辺でっつーかリストを改めて見てみると自分のテクノ遍歴というよりかは自分の好きな定番テクノって感じやね。まぁとりあえず押さえておけば間違いない!的なものか。