maruyamaさんと哲学人さんへの返信。その2。

maruyama


2013/06/24 18:12


はじめてビットコインを知りました。僕は経済にまったく詳しくないし、ビットコインも少し調べたんですが、正直まだよく分からないのです(というより誤解している可能性があります)が、お金の流れを多様化するという意味ではいい考え方だなと思いました。貨幣への依存もよ弱まり(国への依存も弱まる?だとしたら、経済的な紛争が減る可能性もあるんですかね?)この状況を解決はできなくても和らげることができるとは思います。しかも、個人同士でやり取りするので、個人レベルでできますよね?例えば、ベーシックインカムなんかは僕もいいと思っていますが、あれは個人レベルで何かすることはできませんが、ビットコインはそれが可能ですよね?どういうデメリットがあるのかイマイチまだ分からないんですが、このビットコインもいいと思いました。興味深いです。本当ちらっと調べただけなので誤解してたらすみません(でも興味深いのでゆっくり調べます)。


でも、なんか食品など生活必需品を大幅値下げしてそれ以外は少し値上げしてというようなことは不可能なんでしょうか。生活必需品でお金に余裕出れば、例えば娯楽とか多少高くなっても金を出すのではないでしょうか。お金が流れるし食っていくため仕事云々という不安が和らぐと思うんです。で、これでそのうちベーシックインカム導入とか、個人ではビットコインをやったりして。こうやって不安をなくせばストレスもかなりなくなるだろうし、生きるための犯罪みたいなのも減り、その被害者も当然減り、…とこれは何もわかってない素人の理想論ですかね?でも、いきなり大きく経済の仕組みを変えるよりは、ビットコインは少しずつ利用者?増えるかもしれませんし、生活必需品だけ安くしていくというのもそこまで難しいとは思わないんです。まあこれからどう変えて行けばいいかはよくわからないんですが、でも、少なくとも、今の経済の仕組みじゃ絶対だめだと思います。


僕も別にビットコインに関して詳しいわけではないんですが(笑)僕が言いたいのはようはスキームなんですよね。ビットコイン的なものはそういう新しい流れのインスピレーションをわき上がらせるものになるかもしれないし、ようはまぁ凄く単純に言ってしまうとやっぱり僕は資本主義が嫌なんですよね。で、今の貨幣システムは資本主義にマッチし過ぎているっていうか、貨幣が人々を支配している感じじゃないですか?そうじゃなくてイメージ的に本来の人々がお金を使うっていう何かの交換のツールになるべきだと思うんですねっていうかまぁそういうものなんですけどツールではないですよね。それが全てだって思ってる人もいるし、いや、変な話をしますとね、映画でもドキュメンタリーでも何でも見ていると時代とか場所を問わず大体お金ですよね。


それがリアルなものであれフィクション的なものであれ、結局なんか戦争もお金だし、兵士なんかも愛国者もいるかもしれないけど貧乏な人が志願してたりして、ようはお金なんですよね。あとキャバクラで働くだのホストになるだの体を売るだのなんだのってまぁ結局、目的ってお金なんですよねぇ。当たり前なようで実は凄くおかしいっていうか人間がお金に支配されてるんですよね。お金ってある程度は必要だけど人生の全てをそれに捧げるのか?ってそれは違うと思うんですよね。だからなんていうんでしょうかね、生きていくためのツール程度のものでいいと思うんですよね。価値の格下げというかなんというか。


生活必需品の値下げとか税率を下げるということはメリットもあるんですが、一概にそれが良いとも言えないんですよね。例えば贅沢品の税率を上げて生活必需品の税率を下げるって凄く合理的に見えますが、実際は贅沢品の税率が上がることで贅沢品が売れなくなってしまうらしいんですね。で、そういう贅沢品ってようは富裕層だけを相手にしてるような商売とかサービスみたいなのがあって、ようはそれって大きい産業なんですよね。ようはそれで食っている人が大勢いるし、金持ちが贅沢品にお金を使うことで家族を養えている人とかがいるんですよね。


贅沢品が売れなくなってしまったらそれって単純な失業率の上昇になるしお金がより回らなくなってしまうというデメリットがあるんですよね。税金とかに関して言うと意外と直感的には合理的に思えるけど実際は害のほうが多いみたいなケースが多いのでなんとも言えないんですよね。それを言い出すとビットコインなんてのは最たるものでまず色々な問題点が解消されなければ話にならないとは思いますが、でもあり得る新しいお金の流れなり形態という意味で凄く評価できると思うんですね。なので別にその流れが変わる方法がビットコインである必要性は無くて、ああいったような流れを変える可能性があるものだったら何でもいいと思うんですよね。