ウォール伝、はてなバージョン。

革命家/徳の戦士/サタニストによる日々の思索を頭をクリーニングするかの如く書き連ねるブログ。

血まみれ抜刀術。

いや、やっと居合い刀届きましたよ!写真は今度ね。で、感想はというと、とにかく重い。昔、道場に通ってたときに借りてた刀よりも明らかに重い。っつーかあれなんだ、例によって割と高級なやつなんですよね。最上級の一個下ぐらいのやつで真剣に近い拵えなんだけどもさ、いや、絶対あれだね、今は昔より筋力が落ちたから重く感じるとかではなくて明らかに重いですね。あと長いんすよ。2尺7寸。新撰組の土方と同じ長さっすね(修正。いや、土方の兼定は2尺8寸だったらしいです)でもこのぐらいの長さだと鞘引きしないと基本抜けないし、体の捻りが無いと太刀筋が狂うし、ようは短いと腕で抜けちゃうからあんま良くないんだよね。限界まで長いと物理的に体や腰を使わないと抜けないので結果的に良い鍛錬になるんですよね。・・・とか思いつつ2尺5寸ぐらいの刀も振ってみたいとかって思ったりするんだけど、まぁいつか試しに安物を買って振ってみようかなとは思ってますよね。っつーか抜刀よりも納刀が大変ね。もう左手に何個も傷が出来ちゃってますよ(笑)


でもまぁーあれか、半年ぐらいやってたのかな。10年以上前に。やっぱでも体は覚えてるんだよねぇー。1から独学でやるんじゃ結構どうしようもないところがあるけど、基本とか重要なところは道場で学んだからなんかそれが生きてる気がするんだよね。ただまぁでも道場で教わった通りにやる必要は無くて、やっぱりあれですよ、抜き打ちは「ヒュン!」って音がするぐらいじゃないと切れないと思うんで、やっぱそこですよね。能みたいな動きの居合いなんてあんなの武術じゃないじゃん?精神鍛錬のためだとかっていう意見もあるけどあんなに遅いんじゃ精神鍛錬にもならんだろうっていう。でもまぁ速さじゃないのよ。速く抜こうとすると肩とか腕に力が入っちゃって全然ダメなのね。


なんつーかだからあれなんだよな、刀が鞘に入っている時からもう切っ先に意識がいってるみたいな感じか。で、イメージとしては鉄のものを振るという感じではなくて、柔軟性がある鞭みたいなものをしならせるような感じで振るんだよね。これが上手く行くと自然に速度が出て来て太刀筋が通るようになる。「ヒュン!」って音が自然にするようになる。でもそういうときは100パーセント刀がしなってる時なんだよね。力を入れると絶対無理ね。で、水平で止まるところでもちゃんと上手く止まるっつーのかな?力を入れたり速く抜こうとすると太刀筋が乱れて斜め上に刀が飛んじゃったり、無駄な力によって変な波が出来ちゃうんだよね。


いや、でもこれってあれなんすよね、そこそこ重くて長くないとこうはならないんだよね。短かったら腕で抜けちゃうもんね。まぁあれか、ゴルフのスイングですよね。遠心力ね。いやさ、でも結局、真剣ってこんな感じなわけじゃん?そう思うと剣道って成立してないよなーっつってもまぁあれは別物だからいいのか。いや、でも居合いだって形骸化してるわけじゃん?「絶対それじゃ切れないっしょ」ってやり方を平気でやってたりするじゃん?切れる切れないなんて現代じゃ意味が無いっつーけど、それ言い出したら武道が成立しないじゃんね?真剣で切ることっていうのを基準にしてないとダメでしょ。やっぱ。まぁそういうのは居合い道じゃなくて抜刀術なんだよね。でもまぁ習おうと思っても居合いですらもそんなに多くないのに抜刀術なんて滅多にないわけだよね。だからもう色んな文献とか動画を見て研究するしか無い。これが俺のやりたいことだったんだよねっつってもやっぱり検定の居合いの基本ぐらいは一通り出来てないとダメなんだけどね。その上での抜刀術だよね。


んでもこうなるとさ、やってても分かるんだけど立ち会いとかって無理じゃん?立ち会いってまぁようは剣道なわけでさ、抜刀術ってまぁ抜刀してから止めを指すまでのプロセスでまぁ大人数が相手とかっていう想定はないじゃん?だからまぁそれ言い出すと剣術あっての抜刀術なんであって抜刀術だけやってもしょうがないじゃん!ってことになるよね。まぁごもっともなんだよなぁ。っつーか大枠の剣術という中に抜刀術ってのがコロラリーとしてあるんだよね。んでもそうなると武道全般ってことになっちゃうんだよな。合気道とか空手的な間合いの取り方とか体の使い方とか歩き方とかってのが必要になってきて、まぁもうここまで来るともう武道に生涯を捧げるみたいなレベルになっちゃうからまぁそれはいいかなーってことにしてるんだよね。自己流でやってどうしようもないような感じになるよりかは、ある程度自分で研究してやれる範囲内のことをある程度極めればいいわけじゃん?だからまぁ狭い意味での抜刀術ってことでいいんじゃないかってことに自分の中ではなってるんだよね。いや、一の太刀を外しちゃったらダメじゃん!とかそういう突っ込みは無しで(笑)


あとやっぱり殺傷力で言えば突きですよね。二の太刀で振りかぶってトドメを指すってのが居合いの型で多いけど、実際にやってると分かるけど、そもそも一の太刀ぐらいだと所詮は片手振りだから殺傷力は無いのよ。致命傷にはなるかもしれないけど。だからまぁ敵が生きてるわけじゃないっすか?そんな中で大きく振りかぶって止めを指すっつっても振りかぶってる間になんかされたら終わりやん!っていつも思ってたんすよね。だからまぁ実際に殺すことだけを念頭に置いたら抜刀での水平切りの後に容赦ない突きの嵐だろうって思うんだよね。これだったら確実に敵は死ぬわけだから残心とかいらないじゃないっすか?いや、むしろ基本残心なんてしなくてもいいように滅多刺しにするとか完全な致命傷を与えるとかってことになるよね。でも形骸化された居合いって型の美しさとかそんなのばっかだから泥臭いのが無いんだよね。絶対実践じゃ通用せんだろうってのばっかで。だからやっぱりさ、切れる居合いでも切る居合いでもなくてズバリぶっ殺す居合いでしょうってことになりますよね。ええ。そりゃこっちの命がかかってるわけだから。


で、なんで突きか?っていうと振りかぶりよりも水平切りからの動作が最小で済むんだよね。あと色んな角度を狙えるわけよ。振りかぶりの場合、狙える場所は決まっちゃってるからね。かわされたら終わりっすよ。あとあれよ、2尺7寸もある刀でなおかつ俺みたいな背が高いやつだとリーチが半端じゃないっすよ。全身を使って体でやるとようはその前進するときの移動もリーチじゃん?なんかだからあれなんだよね、いや、実際に敵の想定ってさ、本に書かれてるような想定じゃなくてさ、急に刃物を持った男が家に押し掛けてきて、んで俺はたまたま居合いの練習をしてて帯刀してたってときに俺はどういう動きをするのか?ってことなわけよ。いや、そうなったらもう絶対突きでしょう(笑)包丁じゃ近づけないリーチで全身を使って居合い腰で突きでしょう。振りかぶりとかと違って外れても隙が少ないからね。相手としては最悪じゃないっすか?(笑)すげー長い刀で長い手を伸ばして突いてくるんだから。あ、でもあれね、これも手で突くとダメね。ぶれちゃって話にならない。体の中心部と離れないで体と腰で突く感じだよね。そうしないと真っすぐ突けないし刀の重みで体の重心がブレちゃうんだよね。いや、これはマニュアル通りのちゃんとした突きが有効に決まってるわけよ。あとまぁどの道、重いから体を使わないと突きなんてできないわけよ。


っつーか書いてて思ったんだけどすげー考えながらやってるでしょ?俺?(笑)基本的に数学とか哲学とかと変わらないのよ。スタンスは。そこに身体性が介在してるっていうイメージなんだよね。で、今はイメージ通りのトレーニングが出来てるわけよ。もちろん基本を練習しながらだけども。ただまぁあまりに使えなさそうな型とか時代遅れなやつとかあるじゃん?ああいうのはやらなくていいわけだからさ、そんな糞真面目に全部の型をやる必要はないんだよね。いかに相手の息の根を止めるか?って話なわけだから。まぁ血みどろ居合いとでも言うべきか。「シュッ!エイッ!」とかじゃなくて「オリャァぁぁ!!」って感じなのよね。やくざの殴り込み的な気迫ですよね。機能性としての型の重要性は維持しつつも基本的に命のやり取りをしているんだってことを常に意識するんだよね。で、命かかってたらこんな無駄な動きはできんだろうってことになるから必死で相手を攻撃しようとするか、まぁあとは防御としての攻撃ってことになるじゃん?ようはもう自分は殺されそうなわけだからさ、必死じゃない?それなんだよな。「ヤァ!エイっ!」とか言ってる場合じゃねーよっていう(笑)


まぁそんな感じなんですよね。ってことで今日はこの辺で。んじゃまた。