俺の新作がWergoからリリース決定!。

今作っている現代音楽のコラージュがドイツの現代音楽レーベルWergoからリリースが決まりました!CD二枚組みとLP四枚組みのリリースとなります。LPは180gの重量盤リリースとなります。とりあえずジャケだけでも載せておきます。



俺が現代音楽家になった経緯を。


先月の頭ぐらいやったと思うわ。なんか調べてて「そういえばJohn Wallって今も活動してるのかな?」とか思って調べたわけや。で、寡作ながらもリリースしとる。ただな、俺が好きなんわAlterstillっつー現代音楽のコラージュ作品なんやわ。色々調べたらな、John Wallの90年代後半ぐらいからの作品はデジタル風味が増してきててあんま好きやないなーって思ったんやんか。で、それやったら俺がAlterstill的なのを作ったらええんやんけー思ってな、基本的に俺ってあれやんか、聴きたいものが無かったら自分で作るタイプやんか?ミックスとかもそうやからな。んでまぁ製作に取り掛かりはじめたわけやな。まだ売らんで残ってた現代音楽の音源を片っ端から取り込んでやな、あと過去にmp3で買ったやつなんかも大量に外付けHDDにあるから探して使えそうなやつをとりあえずまとめたわけやな。


そんな感じで作り始めてたらあれやんか、佐村河内の作曲方法を知ったんやんかっていうか散々書いたように自分でスコアを書いてようがサンプリングしようがコピペ以外ほぼありえないわけやんか?みんな少なからず佐村河内的なわけやん?そこでな、なんで俺が謙虚に「これは現代音楽のミックスです」なんて言わなあかんねんいう話なわけや。手法はコラージュやけどな、コンポーズしてるのは俺なわけや。そもそもな、スコアを書いてなきゃ作曲と言えへんなんてことがただの思い込みなわけやん。いや、みんな程度の差で基本コピペやん?って思ったら現代音楽のコラージュを作ってる俺は現代音楽作曲家やん?って思ったわけやな。いや、めっちゃ現代音楽作りたい!って思ってたんやんか。


で、まぁそれやったら作ったらええやん!ってことで作ってるわけやな。「そんなん作曲ちゃうわー」言われてもな、出来上がったもんがこの世に存在しないものであればそれを作ったのは俺になるわけや。つまりはそれが作曲ってことやんか。そんなわけで開き直って作曲しとるわけやな。出来上がったもんを誰かが譜面に起こしてくれればそれは曲なわけやんか?コラージュのままだからコラージュって言われるだけっていうそんな微々たる差なわけや。そう思うたら色々アホらしくなるやろ?でも世の中そんなもんなんやって。作曲なんて一部の凄いやつらを除けばほぼ詐欺みたいなもんやで。ほんまに。そういう意味で村上隆なんかはあれやんか、そういう手法を現代美術に持ち込んだわけやんか。まぁデュシャンとかウォーホールの真似やけどな、その真似をさらに日本のサブカルチャーをコピペして真似とるわけや。それで世界で評価されとる。ほんまアホらしい世界やな。それやったら俺がやってることも現代美術やん。アホらしいて話にならんわな。



人間的に黛は大嫌いなんだけども参考程度にっつーか「作曲家なんて誰にでもなれる」ってのがポイントだよね。動画では「んなわきゃないよね。アハハ」って感じになってるけど実際はみんなコピペだし、俺が言いたい作曲家の胡散臭さってこれなんだよね。自分で書いているから「枕を高くして寝れる」ってだけで実際には既成のものの組み合わせなんだよねっつっても黛はちゃんとした作曲家だと思うけどね。


4/10追記。俺のやつの完成品です。


https://soundcloud.com/mimisemi/assemblage