今後はDJ路線?。その12。

では続きです。


っつーか元々日本ってめっちゃエロい文化じゃん?エロいことに対する才能が文化的に半端じゃない国なんだよね。まぁそれは過去に幻想を抱きすぎってことにしてもなんか逆に江戸とかのほうがしょっちゅうヤッてる感じがするよね。今がヤラなさすぎで。まぁあとよく言われるようにいつ伝染病で死ぬかとかさ、あと経済的に不安定とか明日どうなるか分からないから今やれることをやっておかなきゃ!ってことが文化だったってのもあるにしてもさ、でもまぁそういう意味だと先のことを考えすぎる合理性という意味では子供を作るなんてやっぱ非合理的なのよ。


んでも多分大抵の場合、先のことなんて考えないでとりあえずできたみたいなもんだと思うんだよね。大っぴらに語られないだけで。なんかいきなり子作りの話になってるけどまぁようは大枠はインターフェースが人間の行動を規定するってことなのよ。少子化ってのもあらゆる意味でインターフェースの所産ですよね。あとさ、最近のまぁこの一連のDJ話でもそうなんだけど基本別に何もやらなくてもいいっていうさ、まぁ収入は別にして生活のレベルではそれでかまわないってことになると何もしなくなるっつーか最低限のニーズですらも外に出なくて満たせるようになってるから動かなくなるっていうさ、


結果的にそれって経済を停滞させる要因になるっつーかこれって金ある人でもそういう人いるからね。それは節約の鬼というよりかはイニシアチブがないからあえてそんなに外に出てなんかしようとも思わないっていうさ、で、行動の必然性ってのがようはさ、家庭を持つって必然性が出てくるよね。子供がいればそれだけでやらなきゃいけないことが増えるし出費も増えるし引きこもりなんて成立しないわけで。まぁそんな面倒をあえて作る必要はないっていうことではあるんだけどでもハプニング的に子供ができちゃったら何らかのことをやらざるを得なくなってお金を使う必然性が出てくるもんね。


それこそ育児とか幼稚園なり保育園なりさ、あと自分ひとりじゃまず行かないテーマパークとかさ、結局こういう行動の一つ一つの経済って関連してるわけだからって自明なんだけどね、ただまぁ去年色々と集中的に経済学の本を読んで改めて思ったんですよね。まぁ確かにでかい資本で物事は動いてるんだけど小さいところだとやっぱ小さいところでのお金の行きかいと循環なんだよね。まぁ単純に全体を考えれば富のための富を大量に蓄積してるよりかは生活のためとか育児のためっていう理由でお金を使う必要がある人にお金が回ったほうがお金は回るに決まってるんだよね。


結局さ、クラブでアクシデント的に出会ってやっちゃって子供できちゃったみたいなことがあったらもう人生変わるわけじゃん?仮にそいつが出不精だったら全然金を使わないまま特に何もしないまま自分の最低限のニーズだけ満たして人生終わってたかもしれないじゃん?でも出会うことでそれが変わったってことだよね。ましてや子供できたんだったら父親っつー社会的責任が生まれるわけで。


まぁ父親になったからといってちゃんとした父親になるかは別なんだけどさ、なんかね、でも一人で何でも済むみたいな世界観だと余計に思うのが家庭を持つことに関する出費って凄いよねっていうさ、で、それってまぁどっかで回るわけじゃん?誰かに没収されるわけじゃないわけだから。その行きかい自体が重要ってことだよね。で、そういうのがないとか経済的に厳しいって中でなおかつ特に何もしなければ何も起こらないで済むようになっちゃってる場合、あえて家庭を持つイニシアチブなんてないもんね。まぁ家庭が無いと老後が大変だとかっていうけどじゃあだからといってそんな大変な結婚の生活を送るのか?ってことなんだけどさ、でもやっぱなんかしないと駄目よね。今の俺の場合、特に何も買うのがなくなってさ、で、なんかやりたい!っつってDJに戻ろうってことで音楽に金使ってるわけじゃん?このやりたい!っていうことが消費に繋がってるんだよね。「はぁーつまんねぇー」って絶望からは何も生まれないんだよね。


経済的に見ても何の金も使わないからなんかひたすら無駄っていうか。なにかしらの剰余による消費で成り立ってる産業って多いわけでさ、だからやっぱ何かに凝ってもらわないと駄目だよね。まぁそういう意味でどんな世界においてもオタクは正義なんだよね(笑)あんだけ好きなことに金を使うってのはそれだけで正義ですよ。あと特にアニメオタクとかのほうが俺らの支出が業界支えてるんだ!っていう自負が強いよね。そりゃ音楽で見たって結局は同じなんですよ。party peopleが多ければ成り立つ産業ってのもあるわけで。


まぁでもパーティー文化がない日本にそれを根付かせるってのも無理な話なんだよね。そもそもこれって突き詰めて考えれば文化的な人との接し方の差でもあるわけでさ、欧米的な人間関係のやり方ってのがまぁようはパーティー文化と親和性が高いんだよね。まぁでもこれも違うと思うんだけどね。実際に90年代ってフェスとか凄かったわけだしクラブとかも満員で入れなかったりしたわけだからね。一概に文化の差とも言えないんだよなぁ。


あ、んでさっきのクラブ総合複合施設だけどさ、基本でかい場所でやれる場所っつーかまぁ海外でも規制は凄いんだけどチルルームって必ずあるんだよね。あれって必ずしもリラックスを意味しなくて踊りすぎて倒れる可能性があるからちょっと休まなきゃいけないとかエクスタシーでヤバくなったやつを仲間が連れていく場だったりもしてさ、これってまぁ薄いインフラだよね。なんかあったらとりあえずそこに入ればいいとかさ、いや、変な話、心療内科の待合室みたいに視線恐怖症の人のために周りから見えないようになってる場所とかあってもいいと思うんだよねってまぁ監視カメラは必須だけども。でもなんかまぁこうやって書いてて思うのがやっぱり風紀が乱れるっていう懸念だよね。性が乱れるのは事件じゃない限りいいと思うんだよね。


そもそも尻軽とかってさ、元々の性格だからすげー奥手で処女みたいなやつでもそれなりのヤリチンが開発すれば目覚めるって場合もあるしさ、そういう意味で性ってprovokeなんだよね。刺激して凶暴性に目覚めさせるっていうような意味での本能的な意味での喚起ね。provokeって必ずしもポジティブな意味ではいからね。怒りを呼び起こすみたいなどっちかと言えばネガティブな意味合いで使われる感じだから。でもそういう本能みたいなところって両義的じゃないですか?


THX1138みたいに完全に管理された場だと管理された人間になるよね。結局これだよね。インターフェースが規定するものって。別に性的なものに規制がかかってるわけではないんだけど物理的な性に目覚めるような契機がなくて結果的に性のベクトルが内向的になって結果的に性的倒錯に繋がるってのはあると思うんだよね。俺がそうだからね(笑)まぁでも俺は元々ド変体だからそれは関係ないとは思うけどね。いつも書くようにそもそも質感がどうのみたいなさ、あの方程式のあの部分の曲がってる感じがたまらないとかって言ってるようなやつってそもそも変態なんだよねっていうかだって性に置き換えたってそういうところにたまらない!って感じるやつは性に関しても特有のそのたまらない!っていうなかなか共有されずらいツボみたいなのを持ってるわけじゃん?いや、グラフの何たらの曲線が好きだから女性に関しても曲線的な何かに興奮するとかってことじゃなくて細かいところの質感とかに良さとかを感じる人間ってのは性に関してもただのセックスというよりかは特定の状況とか体の部分みたいなそういう質的なものに興奮する傾向にあるんじゃないかって思ってるんだよねってこれはもう昔から書いてることですよね。


音楽に関してだってかっこいい!っつーよりかは「ここがいいんだよねぇー」みたいなツボを持ってる人ってまぁようは抽象度が高いところで興奮してるわけでさ、それが性にとっても同じでも全然不思議なことではないんだよね。ただね、その性のprovokeってのもネットでなんでも見れるっていうのと実際に接してて誰かにエロさを感じてその子とやりたくなるみたいな衝動ってやっぱ違うじゃん?前者は完全にパッケージングされた性でしょ?それが裏ビデオであっても映像って意味だと同じなのよね。だからもっと生の質感っつーのかな?音楽も結局何でもネットっつってもそれが別に生でやろうがネットだろうが差はない音楽でも場が提供する独特の質感ってあると思うんだよね。


ちなみに俺がムンベに目覚めたのはツタヤで買ったジャングルのコンピってのはあるにしてもジャングル以外のテックステップなんかに関してはクラブで聴いて「かっけぇー!」って思って好きになったからね。で、家に帰ってそれっぽいのを単体で聴いてもあの感じは出ない・・・っていう場の臨場感とか鳴りってのがあるわけじゃん?レゲエとかもそうだしハウスとかテクノもそうだよねっつーかそれ言い出すとDJでかけられる音楽自体が全部潜在的にそうなんだよね。テクノとかハウスはそもそもクラブでかけられることを想定して作ってるのが多いけどジャズとかレアグルーヴなんかはそうじゃないでしょ?でも大きいハコで鳴らすことで異化するものもあるわけでさ、まぁそれを最初にイギリスのノーマン・ジェイなんかがやったんだよねっつーか最近読んだスノウボーイの本を読んでオリジンはもっと古いってのを知ったんだけど。だからなんかそのサウンドシステムとセットで音楽なんだよね。ラリー・レヴァンがサウンドシステムのデザインまでやってたってのは有名な話だけど。


だからクラブを知ってる人は知らないんだったらとりあえずクラブに行け!ってことを言うんだけどさ、まぁ俺も確かにまぁ行った方がいいよとは言うかもしれないけど、その反面、引きこもりボーイみたいな面が大きいからクラブに行くことに関する敷居の高さってのがあるんだよね。まぁでも10代の頃は好奇心で常に行きたい!って思ってたけどさ、なりたくもないんだけそ草食系みたいになっちゃってる今としてはそれって「ヤッたことないならソープ行け!」って言われてるような感じがするんだよね。


あ、仮に俺がクラブ経験ゼロだったとしてデフォで草食系だったらそういうやつにとって好奇心があっても敷居高いだろうなって思うのね。だからなんかやっぱその敷居を下げることなんだよなぁーと思うんだよね。そこがやっぱあれなんだよな、インフラなんだよな。合わなかったら最寄の宿泊施設で寝ることも可能みたいなさ、クラブの悪夢って最悪の音楽が爆音でかかってるってことじゃん?特にDJやってるやつなんて音に敏感だから「なんでこんなのかけんだよ!」っつーフラストレーションが半端じゃないでしょ。だからリスクのほうが大きいんだよね。だからまぁ知り合いのイベントかかける内容が明白なっつーか信用のおけるDJのイベントに行くとかってことしかなくなっちゃうんだよね。


行って駄目だったらどっかで寝てればいいやとかっていう途中退出っていうオプションがないからキツイよね。大体まぁ4:30ぐらいまで待たなきゃいけないからね。俺みたいに郊外に住んでると最悪よ。六本木とかだと家に戻るのが7時近くなるもんね。で、そっからシャワー浴びて寝るとか時間の消費半端じゃないしさ、気楽にいけないんだよね。相当好きな人とかじゃないと行けないよね。まぁ自分がやる場合「やったぜ!」っつー達成感で最高な時間なんだけど(笑)DJボックスのガラガラ引きながら朝帰りっつーのがなんかかっこいいみたいなさ、まぁそれ言い出すとガラガラ自体がかっこいいみたいな感じはあったからね(笑)


まぁでもあれでしょ、夜遊び産業って凄いわけじゃん?いや、全ては経済のためですよ。クラブに行けばのどが渇くから金を使わざるを得ないっつー必然性とかさ、あとまぁ女の子をナンパする可能性が高くなるとかね、そういう良い部分だよね。まぁ俺はナンパなんて絶対できないけど(笑)だからあれなんだよね、ネットで済むことで結局その人間が過ごす時間ってのがネットっていう場所になるとさ、物理的な場所ってのの比率が下がるわけじゃん?まぁネットって別に仮想空間でもなんでもなくてそれこそ新聞からミックスから友達への連絡までなんでもできるわけだからまぁそもそも端末ってことなんだけどさ、でも端末で済んじゃうと結局まぁそれで冷え込む業界ってあるよね。


まぁそれも考え方次第で結局さっきの進化で別に時間つぶしっつって外に出なくても家でも何でもできるようになったってことがまぁようは夜遊び産業にも影響してるっつーか夜遊びってのはもうキャバクラとかホストクラブ以外オワコンなのかな?と思いつつもそもそもキャバクラとかが成立してる産業なんだから夜遊び産業は経済的効果と雇用を生み出す場所なんだからさ、まぁ変な話、公共事業でクラブやってもいいんだよね。全く意味ない道路工事とかやるよりよっぽどいいんだよね。


なんつーかな?だからなんつーの、バーがあればセキュリティとかバーテンとかボーイみたいな職が生まれるわけじゃん?儲かってようが赤字だろうが雇用が発生してるし売り上げゼロでも時給払わなきゃいけないじゃん?DJもそんぐらいの存在になればいいんだよねーって書いてて思ったけど90年代のDJブームのときにそういうことを言ってる人とか「そうなっていくだろう」って言ってたなぁーとかってのを思い出したわ(笑)まぁでも俺が言いたいのはあれなんだよね、雇用としてのDJだよね。職業がないんだったら無理やり作るしかないわけでさ、でも無理に作ってもしょうがないし、ブラック企業は多いしどうしようもないじゃん?まぁそんぐらい切羽詰ってるからもっと国家レベルで夜の産業ってのに力を入れたほうがいいんじゃない?ってマジで思うんだよね。今って雇用がクソだし過酷なもの以外は職って埋まっちゃってるわけでさ、意図的に需要を作り出して雇用を作らなきゃいけないよね。


だからまぁナイトクラブ産業って絶対必要だと思うんだよね。いや、ホント、それがあって仮に成り立ってるだけでどんだけ助かる人がいることか・・・ってことなんですよ。基本職業ってそうじゃないですか?誰かの生活なり家庭なりってのが成り立つ基盤だからね。で、まぁナイトクラブ産業ってのはそこだけで終わるわけじゃなくてまぁそりゃ税金取れるわけだしさ、酒も売れるわけだしまぁあんまりモノが売れなくなってる中での一種の消費のハブですよね。でも節約マインドの場合、別にコンビニで酒買って家で飲みながらミックス聞けばいいって話になるんだけどそうじゃなくてクラブに行ったほうがいいぐらいのメリットがあったほうがいいよね。実際暇なやつで深夜に起きてるやつとか多いんだからさ、まぁそういうやつらが外に出るかはともかくとして単純にネットの世界だけ見れば夜の住人って多いですよね。俺もだけど(笑)


で、それってなんか個々が時間を潰すってので終わっちゃってるんだよね。そうじゃなくて夜に活動するような連中が集まって消費できるような場とかさ、いや、あとまぁ昼間ほど人目に触れないから夜のほうが外に出やすいってやつが夜遊びできる場所だよね。夜フェスなんてのがあってもいいわけで。やっぱこれの利点はあれなんですよね、何にもしなくてもネットやってりゃいいやーみたいなマインドのやつらに無理やり消費させるってことなんだよね。まぁそれはフードとかドリンクとかね。とりあえず動かないということが本人にとっては経済的でも全体の経済で見るとマイナスでしかないわけだから、だとしたらみんな動くようにはどうしたらいいのか?って話だよね。だからやっぱもうしょっちゅうフェスっつーかお祭りやるってことだよね。


で、そこでなんか普段何かやってるやつがそこで物販するとかさ、とりあえず人が集まればなんかが発生するからね。この人が集まれば何かが発生するっていうこと自体の希望みたいなのが一昔前のネットの世界にあったと思うんだよね。で、結果的に何にもならなかったとか島宇宙化がより進んでるとかどちらかというとマイナスの面が多いよね。まぁプラスの面もあるんだけどネットって便利になればなるほど人が動かなくていいってことになっちゃうからさ、んで具体的に動くのってすげーパワーがある人とかノマドワーカー(笑)みたいな人とかさ、ごく限られた人しか動かないわけじゃん?そうじゃなくて受動的な消費者のまま物理的に動くっていうことだよね。それを動かさせるダイナミズムね。


あとさ、夜は寝るものだとか起きてるやつはネットかゲームやってるもんだっていう固定概念を外さないといけないよねってこれは俺はあっちにいたころから思ってたんだけど夜型だったからさ、まぁあっちはさすがに夜は危ないところがあるからアレなんだけど一応全部昼間みたいに動いてりゃすげー便利だなーって思ったんだよね。でもまぁそりゃ何かをやるには維持費がかかるし人件費がかかるからまぁコストの面からありえないんだけど夜にしかできないことってあるもんね。


だからやっぱそれがナイトカルチャーでしょう。あとまぁ別にゲーマーが集まってその場で対戦とかでもいいんだよね。場があればいいわけだから。とりあえず動いてるっていうさ、夜になると夜の住人が動き出すってその両面性があれば表の経済と裏の経済っつってもまぁ裏ってのは夜って意味でね、夜産業ってのがあってもいいんじゃないかなー?って思うんだよね。実際に親の資産を食い潰して生きていくやつらとか相当多いわけだから需要はあるよね。夜中に暇なやつらを潜在的な消費者と考えればすんげー産業だと思うんだよね。でもネットじゃ無理なのよ。0円なら聴いたり見るけど1円なら買わないっていうのはもう普遍的な真理なわけで。でも外に出ると物理的な面からいって消費せざるを得ないっていうことが出てくるじゃん?それが電脳空間とは違ったことなんだよね。


まぁ仮にコンビニに行くとしてもまぁコンビニの売り上げ上がるよね。夜に外に出る人が多くなれば。なんか夜って危ないとか寝る時間とか歩いてたらヤバいやつとかまともなやつじゃないみたいな先入観あるじゃん?でも昼間だけの世界ってもう古いよね。ネットではもう完全に夜の世界ってのが世界的に定着してるんだからあとはその夜の世界を物理空間に写像するっていうプロセスだよね。必要なのは。まぁでも写像っつっても別に完全に同じ形である必要はなくて動いてるってことが外で動いてるってことに変わるだけでいいのよね。


ってことでまだ続くんで。んじゃまた。