ヴァーチャル系の話。その10。

では。


もちろんそれはファンタジーが現実になった!みたいなことではないしそれとこれとは全然話が違うんだけどただまぁようは認識論的な意味でヴァーチャルって言われてる時代はヴァーチャル扱いされてインフラ化したらそれもネットという現実の側面みたいな感じになるっていうまぁようは評価基準がテクノロジーの進歩で変わるっていうまぁ相対的なことなんだよねっていうことだよね。んでもまぁさ、それって言うまでもなく元がヴァーチャルでもなんでもないんだよね。リアルな人間のボヤキだったりそりゃ普通の社会では発話されないようなことかもしれないけどネットではそれが発話されうるっていう意味で発話されたものとかってのも含めてまぁ現実じゃん?そもそも何らかの人間がぼやいてたりなんか言ってたりするわけだから。でもそんなのは現実じゃないって言い張る連中が多かったわけだよね。で、インフラ化するとみんなぼやくっつーかつぶやくようになったわけじゃん?


だからまぁそのヴァーチャルと言われていた自体のボヤキでも別に今のツイッターと変わらないわけでヴァーチャルでもなんでもないよねって話なんだけどね、やっとここでレズの話に戻るとね(笑)「今日好きになる」っつってレズプレイに励む女優達のそれはその場においての架空の仕事上での恋愛ってことになりそうだけどさ、でもまぁ彼女たちがマジならそれは架空でもなんでもなくて瞬間的な恋愛ってことだよね。そんなものは恋愛ではない!って言いたくなるってのはただのイデオロギーの違いなんであってさ、っつーかそもそも恋愛そのものがそういう瞬間的なものだよね。「あ、可愛いな」ってちょっと思ったとか「話してみたいなー」って思ったとかさ、まぁそこで実際に話すかどうかは別としてまぁ瞬間的なものじゃないですか?で、仮に話して関係を仮に持てたとしても一時的なものでしかないよね。それがまぁ本当の愛情ってことに繋がるとそれは恋愛っつーよりかは家族ってことになっていくわけだよね。まぁソウルメイト的なね。


だからまぁその恋愛の瞬間性って意味だとレズオーガズムの中での彼女たちが一時的にしろめちゃめちゃ高まってマジでやってるってのはヴァーチャルでもなんでもないんだよね。むしろあれがマジだろうってことだよね。でも直感的にそれをなかなか認められないんだよね。いや、恋愛とか愛ってそんなものではないでしょう・・・って思うんだけどでもそれってただ勝手に「そういうもんだ」って思わされてるだけでさ、ああいう愛とか快楽の現前性そのものをあそこまで強烈な形で見るとまぁ一種の幻覚っつーのかな?高まってトランス状態になってる上でさらに相手を求めて・・・っていうまぁそんな恋愛ってのは全部トランシーなものではないにせよまぁそれが仮に仕事上でのものであっても高まってるものはあるわけだよね。


いや、それで言うとさ、なんだろうな、学校とかでなんか例えばクラスメートとグループ作ってなんかやってくださいっつってまぁグループ作ってなんかやっていく中で生まれる友情ってあるじゃん?それがマジな友達関係になることもあればその場限りのものであることもあるだろうしあとはやっていく上でそうしたほうが円滑だからっていうビジネス友情もありうるよね。まぁビジネス友情はともかくとしてそれがその場限りであろうが続こうがその場においてはとりあえず友情関係ってのが発生してるわけだよね。だからまぁあれでしょ、そのグループでやることが終わったりしたら特に付き合うこともなくなって自然消滅ってことがあるわけじゃん?セカンダリーグループが強めてる人間関係だよね。


でもそれはヴァーチャルではないよね。よくこれって恋愛ものとかでも追及されることだよね。「でもあのときこう思ったっていうことは本当だったよね」的なね、レズオーガズムはそういうダイアログが多くて面白いんだよね。凄く細かいところで「でもなんで手を振りほどいたの?」とかね、全部曝け出して愛し合いたい!っていうのがあるのにやれてないでしょ!みたいな感じでそれがまた煽りになって曝け出すことでそのセックスが成立するっていう必然に繋がってるっていうね、で、それをやってたら本当に入り込んでマジになっちゃいました!みたいなドキュメント感があるんだよね。あ、んで言いたいのはここでの行為ってのが演技だったらそれは作られたもので虚構だよね。ドキュメントタッチのAVってことになる。でもマジだったらそれはドキュメントAVってことだよね。まぁやらせかそうじゃないかみたいなもんですわ。それでやらせだったらリアリティーショーもクソもないでしょうっていうようはリアリティーってのがやらせっていうことでなくなっちゃうんだよねって当たり前なんだけど。


でもまぁホントにレズオーガズムでもよく出てくるようにここまで人とぶつかり合ったことが無かったみたいなね、そういう心情みたいなのが出てくるんだけど実際に見てて仮にリアルな恋愛ですらもあそこまでマジになるってことがあるんだろうか?って思っちゃうんだよね。ようは別にあそこまでいかなくても恋愛は成立するしセックスってのも一応成立するんだよね。でもそれがマジかどうかってのは全然分からない。彼か彼女は芝居かもしれないし「君しかいない」とか行っておきながら何股してるか分からないとかさ(笑)まぁ虚構と現実ってのは普遍的問題としてあるとして身近なところにしてもようは考え方とかやり方一つでそれがヴァーチャルという名の虚構にもなりえるってことだよね。


マジだと思ってたのに何股もされてましたとかってまぁ当然言わずもがなのモラルの問題とかも当然あるけどやっぱり究極の悲劇だよね。現実だと思っていたものが虚構だった!という現実ね。それ以外にも裏切りとか普通に嘘をつかれていたっていう意味でまぁ後にズルズル引きずることになる人間不信だとかまぁとにかくダメージが凄いんだけど嘘のものを本当っていうことの罪深さだよね。「でもそれが現実なんだ」って知ることが大事的な言い方もあってまぁそれはそれでいい得てるけどそれとモラルの問題って関係ないよね。それが現実っつってもそんなのさじ加減だもんね。そもそもそいつが不倫しなきゃいいわけでさ、あとまぁ最初から嘘つかなきゃいいわけだよね。まぁ嘘っつっても些細な嘘はともかく相手を騙すような嘘とか相手にようはそれを信じさせて虚構を現実だと信じ込ませるっていう洗脳の罪深さだよね。


それはやってる側としてはいつもついている嘘のバリエーションの一つでしかないのかもしれないけど完全にアウトな嘘ってあるからね。まぁそういうのが分からないってのが共感能力の欠如っつってまぁ一種のパーソナリティ障害なんだよね。そんなことされたら相手は奈落の外に落ちるでしょうってのが想像できないか想像できても自分のことしか考えないってのは冷血っつーよりかはもう人間としてダメだよね。もちろんそれは落としていい人間とそうじゃないのってのはあるから基本やっちゃダメ!ってことではないんだけどさ、ただまぁモラルってそういうことだよね。まぁもちろんそれだけじゃないんだけど共感能力の欠如ってのは本当に怖いよね。あ、んで話を戻すとだったらマジな恋愛って何なのか?っていうと相思相愛?ってことにもなるけど人によって違うよね。まぁそりゃ最低限のマナーを守るってのは当然にしても何を求めてるか?っていう欲望とかこうありたい!みたいな願望とかって幻想だったりするじゃん?あと地に足がついてないから双方の落としどころが無くて恋愛が成立しないとかね、まぁそういう意味で恋愛って均衡点を探るみたいな要素もあるよね。


ってことでまだ続きます。んじゃまた。