ヴァーチャル系の話。その12。

では続きを。


あ、んで昨日久々に外出て疲れて寝ちゃって途中だったんだけどさ(笑)何を書こうとしてたのか思い出しながら書いてる感じなんだけどあ、まぁあれか、「そうである」っていう相互主観性が現実を構成するってことだよね。そこはまぁコンセンサス的な現実と客観的な物自体の世界の現実とってのがあるんだけどまぁそもそもそこが人間の限界なんだよね。主観に依存した現実にしか生きられないからその人のパースペクティヴに現実が依存しちゃうんだよね。だから俺はヴァーチャルもクソもねーだろって思うけどそれはまぁ所詮オピニオンの差になっちゃうんだよね。そこはまぁ想像力の差というかさ、現に拡張現実でこういうことが起こってるわけでってことから推測すればそれがどんどん進歩していけばオントロジーにすら影響を及ぼすレベルになるだろうってことなんだけどまぁ別にそれってそもそも進歩に依存してないよね。


ある程度こうなるって予測出来たらその時点である意味オントロジーは揺らいでるんだよね。現実っていうことの意味合いが変わってきちゃうっていうさ、あ、んですげー嫌なのがね、こういうネット的というとアレだけどテクノロジー的なものとかが現実に与える影響がひたすら悪いとかって語るバカいるじゃん?いや、それって良い悪いの話じゃないんだよね。例えば電話という技術に良い悪いもないじゃん?そんぐらい良い悪いっていうオピニオンの次元ではないものに対して良いだ悪いだって言ってるっていうことだもんね。まぁなんだろうね、ヴァーチャルに限らず構造とか仕組み的なもんが「いや、俺はそんなもん認めないし全力で抗う!」っつってもみんなそれが利用可能で便利だったらそれを使うし最近まぁ外出ると人間観察するわけだけどまぁみんなスマホやってるよね。で、それは俺も含めて「みんなバカになってる」とかって言ってたんだけど別にそれってスマホっつーテクノロジーなわけでそれで本読んでる人もいれば漫画読んでる人もいればゲームやってる人もいればSNSやってる人もいるわけでただの携帯端末だよね。それを見ているということ自体は別に普通に生活しているということとなんら変わりないよね。


それをまぁ現実を見ずにヴァーチャルな世界に埋没して電車に轢かれて死ぬ人もいるなんて言う人もいるだろうけど(笑)それってなんかそのナイーヴさっていうかバカさ加減がさ、老人が「今の人たちなみんな機械だもんな」とか「なんでもメカでしょ」って言うのと同じなんだよね(笑)別にそれはインターフェースがそうなったわけでそれでバンキングできたり注文できたり電話できたり実況できたりっていうただのワークステーションだよね。だからそれが現実をシェイプしてるってのがそもそもの誤謬なんだよね。まぁ仮にシェイプしてるんであればそれってやっぱそんだけ現実ってのが主観に依存してるってことだよね。まぁでも実際そうでしょうってところもありつつ例えばなんでも端末かパソコンで済むようになった結果、リアル店舗がいらなくなったり繁盛しなくなったりするってのがあるわけじゃん?


でもそれは別な意味で現実をシェイプするよねっていうのがまぁその利便性が店舗の消失っていうのを生み出してるわけだからヴァーチャルでもメカでもなんでもないよね(笑)まぁそれ言い出すといつもあれになるよね、ラッダイトね。カムイ伝にも出てくるけど米だか麦だかを精米するのに便利なもんを作ったって人が村人から「そんなもん作ったらやることなくなるだろ!」ってめっちゃディスられるっていうやつだよね。結局まぁネットとかヴァーチャルとかってのを批判してたりああいうのが現実をダメにしてる!みたいなことを必死で言ってる人たちってこの村人と変わらないレベルなんだよね。まぁ実際にそれは雇用も奪うしリアル店舗とかの消失を招くかもしれないけど便利なもんができちゃったっていう事実は変わらないわけでそれを破壊しようとしたり無いものとして振る舞うなんて無理じゃん?


いつもそこで出すのがCDの話だよね。それしか伝達する術がなかった時代にはそれが流通って意味ですんげー中間に色々と介在することでそれで産業が成り立っていたっていう構図があったわけじゃん?それこそまぁCDっつーマテリアルそのものって意味でプラスチックやらなんやらアートワークとか印刷とかさ、あとまぁ流通関係のこととかだよね。もっとあるんだけどまぁそれで食えてたっていうかそういうのがあったから成り立ってたものってのがあってんでまぁそりゃ配信可能になったらいらなくなるよね。まぁ雑誌とかもそうだし新聞なんかもそうなんだけどまぁそれって便利になった結果だからね。残酷ではあるけどでも基本構造はカムイ伝のそれと変わらないんだよね。テクノロジーのせいで失業率が高まってる!なんて言葉は悪いけどいらないものを介在させてまで確保する職なんていらないってことだからね。


ってことでまだ続きますんでんじゃまた。