レジャーの必要性。その2。

ってことで続きを。


無趣味からしたら趣味だらけだけどでもまぁ俺的にそれって趣味じゃなくて仕事なのよね。やりたいやりたくないに関わらず自分の存在意義と直結してるもんでそれやらないとほぼ生きてる意味ないからやるっていうものなんであってさ、もちろんやってて楽しいけどそればっかになるわけだしあとまぁそれこそストイックにやるわけだから逆に趣味的じゃイカンのよね。全身全霊で打ち込まなきゃいけないわけだよね。だからまぁそりゃ疲れるよね。まぁ打ち込めるものがあるのは良いことですよ。でもレジャーが無いことのエクスキューズにはならんよね。


だからまぁ今の俺としては外出自体をレジャー化しようとして色々と工夫しててまぁそれなりに楽しいからいいんですよね。洋服屋回りも楽しいし。でもこないだ書いたけどそんなにまぁ頻繁ではないにしても二週間おきに図書館に通ってるからその度に色々と行くわけだけどすでに飽きてきてるんだよね(笑)洋服屋は腐るほどあっても気に入るのなんてわずかどころか見つからないほうが多いわけで。まぁ前にも書いたけどニューヨークいたころは何気にやっぱ洋服屋巡りはレジャーだったよねっつっても本ばっか買ってたから全然買えなかったけどまぁでも楽しみではあったよね。しょっちゅうセールやるし。でもまぁニューヨークにしても場所自体に飽きるということもさることながら洋服屋巡りも飽きるんだよね。まぁそりゃ気に入ったのが見つかったときはそりゃ楽しいけどまぁでもその楽しさなんて持続しないしさ、それでもまだ気に入るものを求めて・・・っていうと対象a的になるよねっていうか欲望の大半のもんがこれで説明ついちゃうってのもまぁ頷けるよねっつってもまぁそんな還元主義には陥りたくないけどね。


まぁアメリカいたときはいいですよ。毎日学校行くわけだから服買っても着るからね。スニーカー然り。でも今は着ないからね(笑)今でこそ外出の機会を増やしたから着る機会が増えたっつってもまぁ着ないよねっつってもまぁ別に普通に通勤してる人にしても好きな服を着る機会なんて週末ぐらいしかなくてんでその週末はっつーと疲れて家にいることが多いっつってあんま外出ないって人が結構いるのも分かるよねっていうかそもそも洋服なんて毎日遊んでるセレブぐらいしかしょちゅう着る機会ないんじゃない?って思うよね。


そうそうんでね、結局まぁ欲しいのが揃っちゃうってのもさることながら着る機会がそんなにないくせに無駄に持ってるってことになるわけよね。だからまぁ本当に典型的なファッションを消費する人間みたいになっちゃうんだよね。で、思うのはそういうただの消費から抜け出すには買うのをやめるかあとはこだわるかのどっちかなんだよね。ようはなんとなく安かったから買うとかっつーのをやめてそれこそナンパと一緒で「これだ!」って思うもの以外は買わないぐらいのストイックさだよね。ただ「これだ!」と思ったものには金に糸目をつけないっていうね。そのほうが無駄にモノが増えなくていいんだよね。


俺はおしゃれするなんてガラじゃないしそういうのが好きじゃなくて「これだ!」と思ったものを買って身に着けるのが好きだから決しておしゃれをしてるというわけではないんだけどさ、ただまぁだから今以上に「これだ!」の水準を上げるっていうのかな。めちゃめちゃこだわるってことだよね。で、それを見つけるために出歩くことを有意義な時間と考えるってことだよね。何も見つからなかったー・・・じゃなくて死ぬほど出歩いて色々と見るってことだよねっつってもまぁこれがまた寂しいところで今ってネットで見れちゃうじゃん?まぁ実物見るほうが大事だけどさ、それによってだいぶ分かっちゃってすげー時間が短縮されるっつーか例えば行ったことないファッションビルみたいなに行こうと思って調べるじゃん?そうするとどういうブランドが入ってるか?ってのが分かるわけじゃん?で、調べると大体コレクションが見れちゃうんだよね。あとまぁ他人のコーデなんて見ないけどどんなのがあるのか?って意味でwearとかインスタとかでそのブランドのタグで調べるとアホみたいに出てくるじゃん?それでかなり把握できちゃうんだよね。で、それが一瞬なんだよね。


そんなに時間を掛けずに引きこもったまま色々調べられるんだよね。で、結果的に興味が無いものが大半だから別にそこに行ってもめぼしいものは見当たらないだろうってことが分かるから行こうと思わなくなるんだよね。で、結果的に色々と調べても行こうと思える場所がないから結局数限られたいつもの場所ぐらいしかなくてでもそのいつもの場所では買ってるからそこで買えるめぼしいものは大体ゲットしちゃってるから買いたいのが無くなるんだよね。だから結果的につまらなくなるんだよね。無駄に歩き回る楽しみが無いっつーのかな。まぁ時間の節約としてはいいんだけどね。ただまぁホントネットって便利よね。


その便利さが良いのか?ってのはさておきさてそういう現実がここにあるわけだ。で、どうするか?っつーとさ、最近読んだ本なんだけどすんげー面白い本でね、「着倒れ方丈記」っつー写真集なんだけど大抵の人が狭いアパートに住んでる収入も普通の人たちが気に入ったブランドを徹底的に買いまくっていてその買ったものを広げると部屋中がそればっかになるっていうぐらいブランドのグレードによっては身分不相応な感じもあるぐらいのアンバランスさなんだけどそこがなんか粋なんだよね。コンゴのサプールにも通じるものがあるぐらい好きなブランドに全身全霊つぎ込んでる感じなんだけど良いのがブランドっつー記号を消費してるんじゃなくて本当にほれ込んで買ってるっていうところなんだよね。そういう意味でビートルズマニアがビートルズグッズを買いまくるとか時計マニアが色んな時計買うとかアンティークマニアがアンティーク買いまくるっていうのと同じなんだよね。もはやこの道しかないでしょうって感じですよね(笑)


ようは機能性とかコスパとかで選んでるとすぐ終わっちゃうんだよね。目当てのものはすぐ買えるしすぐ揃っちゃうから。そうじゃなくて「これだ!」と思うものに全身全霊つぎ込む感じだよね。まぁ眼鏡ではすでにそれをやってるけどそれを洋服にまで拡大すればいいんじゃないか?ってことだよね。プライオリティとしては眼鏡かスニーカーが第一で服って次ぐらいなんだけど服も眼鏡とスニーカーぐらいのプライオリティにすれば楽しみが増えるんじゃないか?とは思ってますよね。


ってことで続きますので。ではまた。