ウォール伝、はてなバージョン。

革命家/Rockstaによる日々の思索を頭をクリーニングするかの如く書き連ねるブログ。

仮象としてのロック。その3。

新作。爆音注意で。

 

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dirty breachsってのを知ったんだけど台湾生まれのカナダ人の一人ロックユニットなんだけどなかなかヤバいっつーか相当俺がやりたかったこととかぶってるなと思って(笑)危機感を感じたんだけど色々と書かれてるように音的にスーサイドとエルヴィス的なノスタルジックっつーかまさに仮象としてのイメージとしてのロックとデヴィット・リンチみたいなぼやけたアブストラクトな感じっていうまぁアブストラクト・ロックと言ってもいいような内容で作風が面白いんだよね。

 

ある意味ヴェイパーウェイヴとかにも通じるものがあってどこまでが演奏でどこまでがサンプルか分からないんだけどただまぁ多くの部分がサンプルで楽曲の一部分を超えたぐらいのほぼ一曲ぐらいまでいかないんだけどぼやけさせた元の楽曲をバックにアラン・ヴェガスタイルのなんかエコーがかった感じでぼやいてたり歌ってるっつーのを永遠をやってるだけでまぁハマらない人は全然ハマらないだろうけど俺はめちゃめちゃハマったんだよね。

 

それこそラリーズのライヴ音源をそのまま流してそれに合わせて歌ってるとかでもただのカラオケじゃなくて楽曲になってるのが凄いんだよね。全部基本そんな感じで音のセンスがヤバいんだよね。まぁ聴いた方が早いと思うから貼るけどなかなかアングラ度が高いんだけど結構ポップだったりもしてさっつっても世間的なポップとはかけ離れてるけど相当聴きやすいと思うんだよね。

 

んでまぁアングラのノイズアーティストみたいなリリースの仕方しててこれまた全然知られてないようなマニアックなバンドとかユニットとのスプリットとかも出してるんだけどそのスプリットの相手がまたマニアックでなかなか良くてさ、基本的に世界観が似ててまさに今俺が書いてる仮象としてのロックっつーのを抽象化してかといっても現代風にやるっていう感じじゃなくて個人がそれをやっているっていうところが面白いんだよね。

 

それがバンド形式でも相当個人的っつーかアンサンブルっつーよりロックのイメージとか幻想とかね、あとまぁ50年代のポップスとか60年代のポップスとかね、Fallout的なアポカリプティックなノスタルジーっつーのかな。俺がいつも書くポストモダン後の砂漠ってまぁFallout的な世界観とイメージ的に同じなんだけどそこでFalloutって街とかに入ると古いアメリカンスタイルみたいなのが形式として異様にエンハンスされて残ってたりするじゃん?カウボーイ的なシェリフがロボットだったりとか(笑)

 

Curd Ducaイージーリスニングでやった感じと似てるんだけそこまで皮肉っぽかったりインテリ臭いんじゃなくて凄く音楽的にやってるっつーのかな。

 

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スプリット経由で知ったEla Orleansとか

 

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Omon Raとか

 

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Omon RaのメンバーのLanternとか

 

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イメージとしてのロックってまぁやっぱこないだも書いたギターウルフなんかがそうなんだけどまさにロックは仮象ってのを証明してるのがゴアビヨだよね。初期はよく言われるゴアグラインドだったんだけどノイズでロックやるっつーロッケンロールなバンドに変身するっつーかさ、

 

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から

 

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にっていうイロモノ感が凄まじいけど(笑)方法論は高度だよね。ギターウルフにしてもめっちゃRawでフィジカルだからね。

 

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本場のロックが大昔にすでに商業音楽に成り下がったのとは別に本場とは関係ない極東とかカナダとかヨーロッパみたいなところの人たちが純化された形でロックをやってるってのが面白いよね。文化論だったかなんだったかでまぁあるんだよね。カルチャーってのは本場じゃなくてどっかに輸出された場合、輸出先で本場ではありえないような純化のされ方をしてある種異様な発達を遂げるみたいな、ギターウルフとかゴアビヨはちょっとそれとは違うけどでもまぁ個人が勝手に培養する時代じゃん?今って。

 

スタイルだけは調べて音とかも真似できるけど惚れこんで勝手に培養するってのはなかなかできないからねっつーかそこまでハマらないんだよね。音楽の形式を掬ってるだけでハマってないっていうね、そういう意味でハマったやつってヤバいんだけどでもロックってハマったやつしかいなかったっつーイメージがあるよね。それがオワコン化してそういう時代じゃなくなってるんだけどdirty beachesみたいな個人培養するロックってのは大いにありだと思うっつーかまぁ俺が今やってるのってそれだからねまさに。

 

ただそれってスキルとか音楽性がどうのっつーよりどんだけハマって培養したか?っていうところに尽きると思うんだよね。そのハマり具合がそのまま深さになるっていうかね、ハマり過ぎた再現度が高すぎるコピーバンドみたいなのが評価されたりするのもその尋常じゃない本家への愛があるからだよね。

 

さっき言及したスーサイドだけど最近この辺の音がドツボなんですよね。ロックっつっても形式としてのロックじゃなくて仮象としてのロックだったりロック以上にロックだったりするロックじゃないユニットとかバンドの音ね。

 

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唐突だが終わる。んじゃまた。