Jumpman Proの悲劇。

mimisemi2008-08-29

まぁ明日帰るわけだけど、まぁもうね、荷造り終わってんであとは寝るだけって感じなんだけど、まぁ久々の日本は本当に良かった。友人たちと親戚と家族と犬に会えたのが本当に良かったし、お墓参りなんかもできたりして実存主義的思考を持っているのにも関わらず信心深い俺としては最高の日本でしたよ。いやね、いろいろあったんで、まぁいろいろ書こうと思うんだけど、なんかイマイチ気が乗らないというか、落ち着かないのね。宙ぶらりんの剥き出しの生って感じでさ、帰るまでなんか落ち着かないよね。荷造りしたはいいけど、大人買いしまくったハードカバーの本の数々があまりに重すぎて全部持って帰れるか分からないっつーか、スーツケースにつめたのが30キロでもうギリギリだし、あとは手荷物のPCも入る多機能ブリーフケースみたいなのにつめつつね、あとはハンドバッグなんかにも入れたりして、なんつーか死ぬほど本だらけなんだよ。もちろん全部借金っつーか前借りね。毎月仕送りから今回買った分が引かれるんで、先の生活は厳しいっつーかでもまぁ大半の出費が本なわけで、それをまぁあっちの本屋に比べたら安く買えるこっちであっちでは到底買えないようなハードカバーばっか買ったわけだからね、これは年末ぐらいまで持つだろうなと。40冊ぐらいあるのかな?文庫や新書を入れればもっとかも。ただジョーダンのリングってやつが買えるかどうか微妙なんだよな。あまりに本にお金を使いすぎたから今の金も先の金もないわけでさ、ジョーダンどころじゃないわけだけど。


ところでジョーダンと言えばね、Skitっつーところで前から欲しかったJumpman Proを買ったのよ。これはもうトラウマみたいなやつでさ、当時からすげーデザインが好きで欲しかったんだけど買えなかったり安売りされたりしていて、今ほどアイデンティティがしっかりしてなかった俺は「安売りの靴なんてダサイ」なんて思ったりして買わなかったんだよね。でもさ、もう11年前ぐらいのやつなんだけど、ずーっと結局欲しいんだよね。ジョーダンの4ぐらいずーっと欲しい感じ。で、たまたまSkitのページを見たら俺の普段のサイズより0.5小さいサイズの赤黒の新品があったんで買ったのね。8000円ぐらい。届いた時はもう感動でしたよ。だって11年越しですからね。


で、もう俺って本当に死ぬほどジョーダンが好きだから、まぁ初めて履いた日はもう最高だったよね。で、友達と鎌倉に行ったりしたときに履いたりしたんだけど、その鎌倉行った次の日にね、靴を見たらあれ?ってことになってさ、そのあれ?が何だったのか?っつーとソールが剥がれてるのね。つま先のゴムからソールまですげー剥がれてんの。え?これ新品じゃないの?とか思ってさ、そりゃー頭に来たからSkitに電話したさ。で、まぁ一応丁寧に対応してくれた兄ちゃんにずいぶんとキツく責めつつ返品を要求したんだけど、あっち曰く、90年代のナイキを買うこと自体がもうリスクなんで、ガッツリ履きたいなら2000年代のを買うべきでしょうなんて言うわけ。え?だって靴って履くためにあるんじゃないの?いや、コレクターとかもいるかもしれないけど、俺はそんなんじゃないよ。まぁある種コレクターみたいなところはあるけど、基本的に履くことを前提にスニーカーは買ってるわけで、履けないスニーカーなんていらないんだよ。で、結局俺がゴネきった挙げ句、家から数歩しか出てないところでソールの剥がれに気がついたんで、これはもう履いているって言わないでしょなんつって嘘をついて返品させようとしたんだけど、あ、言い忘れてた。履いたやつはもうダメなんだって。日本ってアメリカと違って返品に関してすげーシビアっつーかケチなんだよね。詐欺レベルだろうってぐらい返品のポリシーが酷い。だってさ、代引きで金払って、んでスニーカーの箱の中に「デッドストックなんで返品は受け付けていません」なんていう紙を入れられたってさ、まぁあっちはそういう紙があっただろう、だから分かっただろう?と言いたかったらしいんだけど、そんなもんさ、不良品を送りつけてきて、んで「不良品かもしれませんが、返品はできません」なんて書いた紙と一緒に送りつけてくるなんて酷い話だよね。まぁ俺は頭に来たね。ただあっちは返品にしても、履いてないかどうかチェックする検品の後、お金を振り込むってことだったんで、すでにアロンアルファとかで直そうとして汚くなったジャンプマンを返品することなんて不可能だったんだよねってことで返品しますってことになったんだけど、絶対さ、検品で引っかかるじゃない?だから無理だなって思ったし、なんつーかあれだよね、これって27日とかの出来事なんで、もう帰るわけよ。だからもういいやと思って直す方向性で考えることにしたのよ。


で、藤沢に靴の修理をやっているチェーン店みたいなちゃんとしたところがあったんで、まぁそこに行ってね、んで頼んだんだけど、まぁね、俺がアロンアルファで直してるっつーのも最悪なんだけどね、ようは剥がれた糊を全部一旦剥がしてから再接着するんで、アロンアルファとかがついてるとやりづらくなるらしいんだわ。それに加えてこのJumpmanってのはソールの素材と靴底が全然相性が良くないらしくて、全然ぴったりくっつかないような組み合わせで出来てるらしいんだよね。だからSkitが不良品だと分かって売ってたっつーか不良品を安く買いさばいて売ってたっつー可能性もなくはないんだけど、基本的にはそんなソールと靴底の相性が悪い組み合わせの靴ってことプラス11年モノの骨董品ってことで、まぁ常識的に考えても劣化は当然だろうってことらしいんだよね。何しろ普通の靴ってのは何十年も使えるように作ってないわけよね。それは洋服も同じでさ、PCなんかもそうなんだけど、何十年の使用に耐えられるようになんて作られてないわけよね。だから素材が最悪なJumpmanに限らず、昔のジョーダンやら90年代のナイキのデッドストックなんて基本的にみんな危ないって考えておいていいわけよね。こんな何十年モノのデッドストックなんて買ったことがなかったからまぁいい教訓になったとは思うんだけど、あれなのよ、これすんげー好きなモデルだしね、せっかく買ったのを無駄にしたくないってことでまぁ修理頼んだわけよ。まぁ相当大変な修理になるだろうって話だったんだけど、まぁ次の日までにやってくれるってことでまぁ今日仕上がったんだけどね、結局あれなのね、俺がアロンアルファでやっちゃったせいでおそらく白い糊の後みたいなのがつま先についたままでさ、よーく見ると結構汚いのね。でもまぁ修理屋さん曰くこれが限界だったとのことでね、まぁしょうがないなってことでお金を払ったんだけど、両方で4200円だったわけよ。本体が8000円で修理に4200円っつーと合計が1万2千円なわけで、ふつーに新品の靴が買える値段だよね。本当にこれは高くついたよ。だって12000円で買って、んでつま先とかソールにはもろに補修後がついちゃってるわけでさ、なんかエアーっつーか、グニャグニャの靴底のゲルみたいなのもダメになってる感じだし、完全に不良品を買っちゃったって感じなのよね。でもあのソールの剥がれっぷりは凄かったよ。あんなものを売り物にしているSkitって何なんだ?とかって責めたくなるけど、まぁでもデッドストックを買うということはこういうことなんだよね。


でもまぁ検品とかしないのかなぁー??一応売り物じゃんねー?あんなに派手にソールが剥がれるなんてさ、ましてや剥がれ方が尋常じゃなかったからね。なんだか本当に悲しかった。まぁまぁな靴ぐらいだったら許せるけど、相当気に入ってるモデルだから、なんつーか補強後とかさ、まぁ俺がアロンアルファでやったのがいけなかったんだけど白い糊の後とかがつま先の辺りで見え隠れしているのが本当に気に入らないんだよね。それは修理屋さんが悪いのではなく俺が悪いんだけどね。だからもうあとははきつぶすしかないなって感じなんだけどね。靴がくたびれてくればつま先の糊の後なんかも他の汚れと一体化するでしょ。やっぱりスニーカーって汚れてナンボだからね。新品のスニーカーほどかっこわるいもんって無いし。


まぁSkitの兄ちゃんを必要以上に責めちゃったのは本当に後悔しているけど、これは後はナイキの酷いミスだよね。ソールの接着部分がしっかりつかないようなのを使ってるわけだからさ、でもなんかあれだよね、ナイキのってこういうの結構あるよね。耐久性が無いっつーか2年ぐらいでダメになっちゃうやつとかね。いや、俺は無いんだけど、ネットで調べたりしてると、元々の素材自体に問題があるようなやつが特に90年代のナイキでは多いかどうかは分からないけど、まぁ少なからずあるみたいね。


ってことでSkitが悪徳業者ってわけじゃないんで、まぁ昔のナイキとかを買う場合は気をつけましょうねってことですね。特に何十年とか経ってるやつは新品だろうと危険ってことだね。まぁ今日はそんな感じで。

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