天才数学者についてのエントリーを復活!その5。

mimisemi2009-12-08

今回は割と最近書いたやつ。


騙されていたという実感についてだけど、やはり呆れるのはあれだね、自分が人を信じやすいってのは親父か親父の親父っつーか俺の爺ちゃんとかと一緒でさ、そういうので騙されるんだけど、やはり親父もそうなんだけど人を信じたいってのがあるんだよね。裏切られている経験とかがあるから余計に信じたいっつーか次こそは凄い人に出会えた!って思いたいっつーのかな?それって事実とは関係無いただの実存じゃん?実存の欲求の投影で事実とは関係無いよね?


いや、色々と考えてみると騙されていた!というショックに関しては意外と少なくてさ、前にも書いたかもしれないけど半々ぐらいだったんだよね。詐欺師だったら2000ドルいかれるけど、違ったらリターンがあるみたいなまぁ打算的なところもあったんだけど、だからまぁ一気に詐欺師だったのー!じゃないんだよね。薄々感づいてはいたけどその知識量とか話の具体性とかさ、いや、逆にグラグラな事実と妙に具体的な事実が半々ぐらいだったんでさ、だからまぁ半々ぐらいで信じてたって感じなんだけどっつーと親の金でギャンブルかい?って言われそうだけどそうじゃなくてどんな金であれ振り込まれたら俺の金なのね。自分で稼ごうが親の仕送りだろうが小遣いだろうが金は金で全然その金に差はないのね。だから普段から俺はケチでさ、親の金だから無駄なことに使えないって前に偉そうなことを書いてたと思うけどまぁそれって無くはないけど基本的に俺は無駄遣いしないのねっつーかそこがまぁ金は金ってところなんだよね。


だから金に差はない。母親は理解してくれたけどねっつーかまぁどんだけ母親に甘やかされてるんだ?って思われそうだけど、それは逆でどんだけ母親との繋がりが強いんだ?って話だよね。俺の人知を越えたって悪い意味でもね、変なロジックとかも母親は理解するんだよね。狂ってるけどまぁ息子だからっつーかずーっと接してきているから俺なりの倒錯した形の何かであれなんつーか原型みたいなのを見るんだよね。結局は無駄遣いじゃなくて優しさからだったんだっつーのが分かるんでまぁもちろん反省しろってことで今回いかれたお金は全部仕送りから今後引かれることになるんだけど、でもまぁ失敗は失敗でもなんつーかまぁ相手が巧みにそういうところを利用したってところでさ、無駄遣いとは違うんだよっつーのは伝わったっつーかまぁリターンを俺は打算してたから百パーセント人助けではなかったんだけどね。


そういう嫌らしさがそのまま跳ね返ってきたような気もしたんだよね。そんな都合の良い話があるわけないのに乗っちゃってんで騙されて「世の中甘くない」っつーカウンターを食らってるみたいな。まぁ解釈は色々できるけどさ、いや、要点は一つでね、なんで俺って一旦信じちゃった人をどんどん大きくしちゃうのかな?ってところなんだよね。イデア界でどんどんその人を拡大しちゃうっつーかさ、いや、今回は騙されていたけどっつってもこの騙されてた感じって全然初めてじゃなくてさ、しつこいようだけどまぁ前のルームメイトだとかキャリさんだとかね、こういう人達のほうがタチ悪いんだよね。本人たちは騙しているつもりはないんだろうけど、彼女達が普段からやってる上っ面だけを良くするっていう行いってまぁある種慢性的な詐欺じゃん?それだけを信じて付き合ってる人もいるんだろうけど、そうじゃない面を見ちゃったやつはショックを受けるしかないっつーかさ、特にキャリさんは凄かったっつーかあれはもうトラウマだよね。それに比べて今回は痛いのは額でさ、ひたすら額だよね。


ウォール街で働けなくなった!とかさ、お金の心配またしなきゃいけなくなった!とかさ、そこにある意味で過度な期待なんておいてなかったからそこにショックは無いんだよね。別にまぁ今まで通り数学続ければいいわけでさ、その結果別にウォール街で働くようになったっていいわけだし、まぁウォール街じゃなくてもまぁ数学でなんとかやっていくってまぁ目標じゃん?それは変わらないよね。もしかしたら?ってのがダメになったってだけで基盤に戻れば別に問題ないのね。まぁお金は失ったけど。


彼はプロだったわけでさ、彼に憎しみは無いよね。いや、あるけどね、でもそれは額とね、あとはまぁやっぱやつみたいな悪人がのうのうとまだ詐欺をやって今も生きていると思うと許せないってことでマジで天誅を下そうかって思ってたところを元相方とか母とかよーことかに止められたんでさ、いや、彼らは俺のことやっぱ知ってるからマジでやりかねないって分かってるから余計に警告してくれたんだと思うんだよね。口だけのやつじゃないっつーのを分かってるんでだから真剣に警告してくれたんだと思う。まぁ騙された後に感じる人からのケアっつーかさ、思いやりとかってデカいよね。これが本当の思いやりなんだって心に染みる感じだよね。それは別に今回の詐欺に関わることじゃなくてもちょっとした思いやりみたいなのに凄く敏感になったね。これは本物なんだな!って感じるときの感動ね。まぁもっともこんなに騙されやすい俺じゃさ、その本物なんだな!って感動すらも怪しいし、まぁそれが過去にも現れてるじゃん?そういう風に信じてんで全然違ったとかさ、特に付き合いが一年以上とかになると相当キツいよね。


特に例の人は後半でいきなり本性を現し始めてんでその悪魔っぷりが今回の詐欺師の比じゃなかったんでさ、あのときのダメージといったらまぁ恐ろしいものがあったよね。いや、そう思うと世の中って詐欺師だらけなんだって!彼はそれで金を貢がせてるから詐欺師と言われるだけでさ、実際、彼みたいに人格を操ったりね、人をマニピュレートしたりしてさ、詐欺はやらないにしてもまぁ相手に良い人だって思わせるみたいなことって日常的にやってる人恐らくいっぱいいるじゃん?で、俺みたいなやつがそれを信じちゃって、んでイデアでそれを拡大してさ、違ったときのその差に愕然とするみたいなね、そういう意味でまぁ人格を作ってるっつーか実際はロクでもないやつなのに可愛子ぶってたりとかね、良い人ぶってたりするって全然詐欺師だよね。今回のサイモンと全然差がないんだよね。


社会にいる詐欺師は騙すつもりでやってないんだけど、そもそも彼らの行動原理が詐欺師的ってことである意味でプロの詐欺師よりタチが悪いってところなんだよね。人を信用させて自分のアドバンテージを取るとかさ、そんなことやってるやつらいっぱいいるじゃん?でも法的に詐欺じゃないじゃん?でもサイモンも法的には詐欺じゃなかったらさ、どっちも同じじゃんね?むしろサイモンは最初から騙すつもりでやってるわけでさ、騙されてる俺が悪いんだけど、騙すつもりは無い詐欺師みたいなのって普通に人間関係続けるじゃん?そこがタチ悪いよね。そういう人だと思って付き合ってたのに全然違ったみたいなさ、これって詐欺じゃんね?


ってことで今回のダメージって少ないんだよね。むしろあんだけのオーラがあるやつとまぁ色々あったにせよ2週間の人生の強度といったら物凄かったし、人生単位のレッスンを受けられたんで、まぁ高くついたけど、まぁ妥協とかじゃなくてまぁ色んな意味でプラスに解釈できることが多かったんだよね。結果的に全然無駄なことは無かったっていうね、あれで金が少額だったらむしろ良い経験だったぐらいで終わってたかもしれない。仮に200ドルであの2週間があったら俺は全然それは納得しちゃうな。2000ドル以上だから納得できないわけで。でもそれは物理的なことじゃん?人間関係云々じゃないよね。


いや、だから怖いのってそういう詐欺師なんだよ。サイモンみたいなのは気をつければなんとかなるじゃん?金貸さなきゃいいんだから。で、金貸さなきゃ消えるんだからさ、まぁ俺みたいにバカみたいに信じなきゃいいわけでさ、それは別にそれでいいじゃん?俺は良くないけどね。あいつのやり口っつーかやり方が上手いから今後も被害者はガンガン増えるって思ってるし、深刻なレベルになったら警察が動き出すとは思うんだけどね、俺が怖いと思うのはその辺にいる詐欺師だよね。中身はクズっつーかさ、悪魔みたいなやつなのに善人づらして歩いてるようなやつらっつーのかな?ああいうのが一番タチ悪いよね。俺は今回も騙されたけど、過去のほうが酷かったよ。特に他人の領域にズカズカ入ってきてそれを犯して暴言吐いて去っていくみたいなさ、ある意味レイプ犯だよね。サイモンの場合、俺が自発的に俺の物理的なね、俺の部屋っつー領域に入れされたりさ、金を出させるように促すわけだけど、素の詐欺師ってそうじゃないじゃん?いきなり奇襲をしてきたりさ、ある意味でもっと暴力的だよね。


サイモンは完全に犯罪者だからまぁ比べるのはあれなんだけど、でもサイモンが裁かれないっつーとさ、んじゃあなんつーかその辺にいる詐欺師だってサイモンと一緒じゃん!ってことになっちゃうんだよね。両者共に法的には詐欺師にはならないわけでしょ?サイモンは金をだまし取るからアレっつーのはあるけど、他人の心に深い傷を残す詐欺師っつーのはある意味でサイモンよりタチが悪いと思うね。サイモンの場合、他の被害者も「信じてたのにー!」っていうショックはそこまで大きくないと思うんだよね。だって詐欺師だったわけだから「クソ!やられた!くそーーー!!」っていうむしろ怒りじゃん?でもリアルな人間関係に介在する詐欺師ってまさしく「あんな人だとは思わなかった・・・」っつー人を絶望の突き落とすタイプの詐欺師でそれは被害額で言えば何百万単位なんじゃないかな?って思うよね。俺の中ではまぁキューティーの姉も詐欺師だよな。俺が何も言えない立場なのをいいことに不当なルームシェアの支払いの割合になってたわけでさ、キューティーの姉は広い部屋のトイレとバスルーム付きで、んでクーラーつきで・・・ってあー思い出すだけでまた嫌になってきた!


「なんでお父さんもキューティーもみんなお姉ちゃんの部屋で寝るの?」ってキューティーに聞いたら「家族だから」だもんな。クーラー独り占めにしてたくせに!こういうショックのほうが大きいよね。詐欺師が明らかな意図でクーラーを独り占めしてるのとさ、リアルに人間関係がある中でちょっと人を騙してるのってプロの詐欺師よりタチが悪いと思うんだよね。まぁただあの不当な家賃の支払いの比率にしても彼女のおかげで俺はニューヨークっつーかニュージャージーに来れたわけだし、あのイカレホストファミリーから逃げるのを助けてくれたのもキューティーの姉のおかげだからさ、そこまで責められないんだよね。汚いところもあるけど助けてもらったところもあるし、まぁそういうところを利用されてまぁあの不当な家賃の比率になってるんだけど、まぁそれは「上手い」としか言いようがないのかな?俺が何も言えないことを理由にまぁサインをさせたわけだから。ただまぁ彼女は別にそこまでコールドな人間でもないんだよね。普通に友達として出会えたらもうちょっとマシだっただろうっつーかキューティーにしてもまぁ今更だけど勿体なかったって気はするよねっつーかなんで俺ってこんなに激動なんだろうな?いつも落ち着かないよね。何も無かった一年ってのが無いんだもん。平凡じゃないのは良いことだけどまぁ大変だけど得てるものは大きいよな。


あ、俺が今やってるのは内省ね。過去を翻って見て現在の俺が直面した事件の位置づけを自分史の中で解釈しようとする試みなんだけどね、でもまぁ前のルームメイトにしてもまぁ詐欺ではないよね。思ってた人とは違ったってところでさ、あれもまぁ俺の勝手なイデアの発散なんだよね。まともな美大生ぶってたっつー意味でこれも詐欺だとは思うんだけど、まぁ世の中そんなのばっかじゃん?そういう詐欺をしない人ってレアなんだよね。そういう人とは付き合えるけど、んでもこれまた微妙でさ、レアな人にまた出会えた!とかって感動してたのがキャリさんだったり今回のサイモンだったりしたわけでさ、自分の直感とかって全然あてにならないんだなって本当に思ったよね。直感に従った結果が両方とも凄惨な有様じゃん?だからまぁ人間ってのは信用しないに限るね。いや、かといってあれだよ、信用してた人すらも疑い始めるってことじゃないよ?その俺の信頼を他者が獲得するまでの道のりみたいなのを厳しくするってことだね。今まではずーっとオープンだった気がするんだけどっつーかまぁ普段は引き蘢りがちだけど来るもの拒まずだったと思うんだけど、今後はまぁ警戒心を強めようと思うよね。期待値は以前より低めにしてさ、ロクでもない可能性があるっつー疑いを持ちながらやっていくしかないね。


んでそうじゃないっつーのを本人たちの振る舞いを見て判断していくしか無い。凄いヤツかもしれないとか良いヤツかもしれないっつー期待がベースになってるのが危険だってことね。まだどんなやつか分からないってまぁようは信用する前にもっと知るってことを通して人を判断するようにするっていうのかな?それ考えると彼女作りとか絶望的だよな。可愛くてなおかつこんな過酷な条件をクリアする子なんていないだろう。いや、でも逆に女に対しては前に嫌な思いをしてるから耐性っつーかまぁバリアはできてるんだよね。基本的にこいつは阿婆擦れだろうなっつー想定の中でどんなやつなの?実際はって判断するわけでさ、そういう意味で期待値は低いんだよね。可愛いからって中身が良いに違いないって絶対思わないのね。こんぐらいの厳しさを普段の人間関係にも適用できればいいんだな。ある意味で女の子を見るときの感じっつーのはすげー厳しくてさ、すんげー警戒心が強いわけでさ、まぁそれはオッケーなんだよね。それは俺の凄惨な過去のおかげじゃん?で、今は凄惨な現在の経験を特に今年は酷いぐらいしたわけでさ、だからまぁその人間を信用するまでのプロセスのモデル作りみたいなのに貢献したよね。凄く。


なんかでもホント、怖いな。人間関係でもそうでさ、まぁそれはいいとして、彼女作りたいとかいってさ、俺ってヤレればいいっつーやつじゃなくてプラトニックな関係を求めるじゃん?そうなるとほぼ絶望的だよね。多分まぁあれだよね、中身はたいしたことないけど可愛いからまぁ付き合っとくかぐらいの子しかいないよね。ただ可愛いってだけで付き合うっつーのもどうなのかな?ってところだよね。いや、付き合っとくかっつって付き合えればいいけど、そんなスキル無いしね。俺。そうなると女の子と遊んでみるみたいなさ、今回のディープなものからの気分転換としての行動としての女の子と遊ぶことっつってもスキル的にもその先を見ても無理な気がするよね。スキルがあってもどうせ「見た目だけだな。こいつ」ってやつばっかりだろうしさ、どの道だからまぁ先にあるのは絶望なんだよね。だから結局、これといったものはなくさ、気分転換も無く今までの生活を続けるしかないんだよね。多分男女交際って見てるとそんな気がするな。みんなすげー軽い感じね。とりあえず会って適当に話してヤルみたいなさ、すんげー深いカップルって見たことないもんな。お互いが物理的な欲求を満たすためだけに付き合ってるならまぁ簡単なもんだけどさ、ようは気分転換で遊んでみるってそんぐらいのフットワークが必要だよねっつーかそんぐらいの軽さが必要だよね。でもそうなるとヤレそうな子とヤルってことだけを目的にするってことはまぁ無理だな。やっぱり。


・・・ってことなんだけどね、ダメージは少ないって書いたけどこれに関するダメージはそうだね。ただこれを通じたダメージが強かったのかな?直接ではなく間接的なダメージっつーの?いや、丸山さんが書き込みしてくれたようにね、今回のことを絶対化するのは良くないんだけどさ、いや、そりゃあれだよね、今までの人生の中でもまぁかなりデカいことだけど、今は主観的にデカいじゃん?そのデカさを基準に導きだされた何かってまぁ客観性っつーかまぁ冷静さが無いよねっていう。あ、もうダメだ。今日は寝るわ。


あ、んで数学なんだけどね、数学コーディネーターみたいなのに会ったんだけどすげー普通の人だった。これまた勝手に色々期待してたのかもしれないけど、なんつーか普通に学生時代に数学が得意だった人って感じなのね。「あなたのGPAは凄く低いわね」なんて言われたりさ、まぁ低いからしょうがないんだけどね、「で、なんなの?なんで専攻変える気になったの?」ってなんかさ、収入の低さから人間的にもダメなんだろうなって判断される感じっつーか屈辱的だよね。まぁ成績なんてどうでもいいんだけど、なんかあんまりそれだけで全部判断するっつーのもねぇー、まぁ分かるけどね。なんで変える気になったのか?って聞かれたんでまともに答えたら呆れられたね。「何言ってんだ?こいつ?みたいな。哲学からプラトニズムに至る話を簡単にした後に数学にプラトニズムを見いだしたってまぁそれが本当の理由なんだけどまともに言うとやっぱダメなんだな。世間との距離を感じたな。本当に。数学専攻担当っつーかさ、専攻の人が少ないからそのコーディネーターがメーリングリストみたいなのに俺のメルアド入れてたからね。いや、リベラルアーツとかだったら何万っているから一人が管理できないじゃん?でも数学って少ないからその先生がリストに入れて何かを送れるぐらいまぁ専攻の人が少ないんだね。


あと今の数学の先生にさ、将来的なことを聞いたらね、数学の場合、バチェラー卒でも結構仕事があるらしいっつーのは常に大学は数学の先生を捜してるらしいんだよね。まぁ分かるよね。数学ってデマンドがあるっつーか色んな学科のやつが取るじゃん?科学のやつもビジネスのやつもコンピューター関係のやつも取るじゃん?だからまぁデマンドがあるんだよね。いや、でも数学ってそうだよな。まさかまぁ自分が教えるとまではまだ思えないけどさ、でもまぁすげー需要のある学問だよね。マニアックな数学は需要が無いにしても、別に職業として基礎的なやつを教えるとかさ、それってまぁ他の俺がやろうと思ってた政治学とか哲学とかじゃ無理だよね。この両者っつーか特に哲学なんてその専攻のやつしか取らないじゃん?いや、まぁそいつらだけとは言い切れないんだけどさ、でもまぁ数学の需要と比べたら微々たるもんだよね。


今俺がこうやって数学を選んでるのってさ、こっちのLower Classの人達が仕事があるからっつってNursingとかをメジャーにしてるのと一緒だよね。ようは需要っつーカテゴリで選んでる要素があるんだよね。まぁ俺は違うけどでもまぁその社会との兼ね合いの良さっつーのは魅力の一つだよね。本当に入り込んでやりきっちゃえばかなり現実的に仕事がありそうな学科なんだよね。あとまぁ前に大学院以降は奨学金を受けられやすいって書いたけどさ、まぁそれはネット情報っつーか実際、アメリカの大学に行ってた人とかが書いてる文章で見たんだけど、まぁそれは本当みたいでね、ただまぁ博士課程に限るらしいんだよね。マスターには滅多に金を出さないっつってたな。博士号なら基本的にデフォルトで何らかのサポートが得られるらしい。いや、博士号っつってもさ、まぁ金がなんとかなればいいんだけど、でも終わるころにはモロにおっさんだよね。ストレートで来てても博士号なんて下手すれば卒業したらおっさんになるような道なんであってさ、まぁこっちの場合、日本ほど年齢差別があるわけじゃないからいいんだけどさ、でももうなんかこうやって専攻を変えたらさ、もう後戻りできないって感じだよね。もう博士号まで行くっつー道のりの最初に踏み出したわけで。すげーいきなりだったよね。専攻を決めるまでまだ一年ぐらいあるって感じでいたのにいきなりもう専攻決まっちゃったからね。しかも俺すらも予想をしてなかった数学とはね、いや、人生って分からないもんだね。


予想してなかったっつーかある意味で一番無いことだよね。一番嫌いな学科だったわけで。入学したときを思い出したんだよな。高校野球みたいにさ、選考ごとに看板みたいなのを持ってるhとがいてさ、まぁ入学式っつーかまぁフレッシュマンが集まる時があるんだけど、その時に看板持った人の後に説明会の後はついていってくださいみたいなさ、指示があってね、んでリベラルアーツの人はリベラルアーツの看板を持った人についていってください。科目による説明は科目ごとに別の部屋でやりますみたいなさ、んでまぁアカデミー賞ノミネートの時みたいにまぁ専攻が呼ばれるまで待つんだけどさ、「Mathematics」って書いてある看板を見て俺は笑ったんだよね。「誰が数学なんてやるんだ?」って。で、実際、「マスメジャーの人はこの人についていってください」ってアナウンスがあった時についていったのが一人ぐらいだったからね。「誰もいないじゃん!」ってウケたのを思い出したけど、今俺がそうなんだよねっつーかそうなったんだよね。


でも留学前に数学をやるために留学するなんて理由だったら親も納得しなかっただろうな。当初はあれだからね、最初は英語学校に通って、んでその後は作曲を勉強するために大学に入るとかいってさ、音大目指してたわけだよね。で、副科はエンジニアリングみたいな。今考えるとこっちのほうが数学より笑っちゃうよね。あまりに現実的じゃ無さ過ぎるっつーかなんつーか。でもまぁイデアルな数学が今の俺にとってリアルっつーのもなんだか逆説的で笑えるよね。リアルにこんな俺にも職があるかもしれないっつー望みがあるのがいいね。でもそう思うとマジで数学で食っていくつもりなら今からもう職探しっつーかコネ探しだよな。今のプロジェクトをやる予定の先生ともKeep in touchだよな。打算的だけどそれこそ将来的に推薦状みたいなのが必要になったときに書いてもらうとかさ、プロジェクトをガンガンやってキャリアを残すとかさ、モロに現実的なことに数学を通してコミットしていかなきゃいけなくなったよねっつーかそういうのも学科と同じぐらい頑張らなきゃなって感じだよね。


ある意味でニューヨークの数学界なんて狭い世界だからさ、色んな教授と知り合ってプロジェクトをやったりするに超したことはないよね。まさしくそれってコネじゃん?コネと実績だよね。そういうのがリアルに俺の将来に直結するようになってるっつーかさ、もう俺はシーンの中にいるんだよねっつーかそのぐらいの気持ちでいないと将来ダメだよね。元々俺って社会的にはダメだから、それを補う何かを手に入れなきゃいけないよね。知識は当然としてコネと実績っつーのはまぁすげー重要な鍵だよね。もうそれこそ数学者になったぐらいの気持ちでいなきゃいけないかもね。数学のことを考えるのが当たり前になる生活っつーのかな?まぁそれは以前の政治学とか哲学を数学に置き換えればまぁそのままオッケーになるからそれは全然可能なんだけど、まぁ偉そうにするっつーかまぁ数学者だって言うならまぁそれなりの何かが必要だよね。だからまぁ数学者だって言えるぐらいの何かを手に入れないとダメだよね。


なんつーかまぁ自覚だよな。もう俺がやらないといけない時期にようやくまぁひょんなことからいきなり来てしまったってことじゃない?前はさ、嫌だろうが哲学とか政治学系の本は絶対英語で読む習慣をつけるっつーのがあったけど、その習慣を今後は数学にすればいいんだよねっつーかまぁ今もなってるけどさ、まぁ今以上にそうしていかなきゃいけないよね。そうじゃないとまぁプロにはなれないだろうな。ここでは俺特有の勝手に思い込むことっつーのが結構ワークするんだよね。いや、もう数学なんだっつってひたすら数学にコミットしまくるっつーのかな?ここ二年ぐらいはそれが政治学だったり哲学だったりしたわけだけど、まぁ今後は数学になるわけだよね。


で、もう数学なんだって思い込むことでまぁ数学になるんだよね。そうなると数学の世界で見えなかったことがさらに見えてきたりするわけだよね。思えば哲学とか政治学もさ、英語で読み始めた頃なんて何より英語がさっぱり分からなかったし、本当は家に帰ってオナニーしたりレコード屋に行きたかったけど、英語を磨くという理由もあって、頑張ってスタバに行って本を読む習慣をつけてたんだよな。それがまぁ結果的に本当に習慣になったっつーさ、まぁそのきっかけがまぁあのチャイナタウンで会ったバークリーの元教授なんだけどさ、あれからもう3年経つよなとか思うとすげーよな。3年経ってようやくスタートって感じだよな。今は。そう思うと俺がアメリカに来たのって結構まだ若かったんだよね。今20代後半だっつってももう3年以上いるって考えるとさ、別に悪くないよね。今が来たてで今から全部慣れるとかだと慣れる頃にはもう30超してるとかになっちゃうけど、今はまぁこんぐらいの歳で完全にアメリカ慣れっつーかニューヨーク慣れしたからいいよね。そう思うと時間はかかったけど割と御の字な感じだよね。特にまぁ英語の問題が以前に比べたらだいぶ無くなってきたのはいいよね。まぁネイティヴにはほど遠いけどさ、でもまぁ全然やれるレベルになったっつーのはデカいよね。人によってはこんぐらいになるまでに5年とか6年かかる人もいるわけで。


そう思うとまぁある程度の峠は越した感じだよね。峠を越してんで今は登山開始みたいな感じか。山に行くまでの道が長かったねーみたいな感じなのかな。それにしても数学の山を登ることになるとはね、本当に予想外だね。なんかホントにさ、完全に知らない世界だもんね。政治学とか哲学だったらもう知ってる人としてエントリーできてさ、アドバンテージがすでにあるじゃん?政治学のクラスとか哲学とかサイコロジー系とかって全部俺の既存の知識によって割とまともなグレードになったわけじゃん?俺は全然学校の勉強はやってないわけでさ、あとはまぁモダンアートとかもそうだよね。あの俺に憎まれ口を叩いてた先生にダダのエッセイを褒められたのは本当に嬉しかったけど、まぁあれも別に俺が凄いわけじゃなくて、単純に元々知ってたことだからだよね。最終テストのデュシャンとウォホールの共通点みたいなエッセイもさ、完全に俺がウォール伝で書いてたことの繰り返しを英語で書いただけだったからね。あれで最初のテストとかちゃんとやってれば完全にA取れてたな。Bプラスだったから十分なんだけどね。


でもこれって凄くないよね。だって俺が知ってるわけだからさ、既存の知識じゃん?いや、どのクラスにも大抵いるんだよね。もうかじってますみたいなやつ?で、詳しくて成績がいいんで先生から気に入られてるみたいなやつね。でも数学だとそういうアドバンテージゼロじゃん?まさしく初心者なわけでさ、だからまぁ結構ドキドキっつーかチャレンジなんだよね。政治学とか哲学とかソーシャルサイエンス系だったらまぁそこそこやれるのは目に見えてるし、やることも大体コースの内容とか見れば分かるけど数学は分からないからね。何をやるかは分かるけど理解してないことが多過ぎるんでだからまぁ予想がつかないじゃん?あと正直、今みたいなレベルで数学概要みたいなのを通して読んでも分からないからね。基礎が無さ過ぎて理解できないことが多過ぎる。今はまだ読めない本も数学やってけばやれるようになると思うと楽しみだよね。そういう意味でもまぁ数学は良いんだよね。知らないことだらけだから逆に楽しみっていう。哲学とか政治学とかだったら知ってるじゃん?それは知ってるからやらなくていいっつーよりかはさ、ある程度まぁ突っ込んでるからさ、分かることが多いじゃん?だからまぁある程度知ってることをやるっつーのはまぁ安全ではあるけどつまらないってことなんだよね。


まぁディベートとかディスカッションが面白いだろうっつー面白みはあったんだけど、んでもなんか知識のひけらかしのやり合いみたいになりそうだし、そんな学生同士が討論しあってんで何になる?っつー究極的なことがあるじゃん?学生達は意見をぶつけ合ってさ、その気になってるけどそれとは関係無く政治って動いてるからね。どっかでまた殺戮が行われてホームレスが増えて階級社会がよりいっそう進んで・・・みたいなさ、その虚しさだよね。そう思うとまぁこれって宮台真司が何かの本のあとがきで書いてたことだけど社会学ってまぁ最強なんだよね。現実と向きあって社会的なことをやるっつーのではまぁ社会学が一番だろう。でも俺はフィールドワークとかさ、実地的なのが全然やれそうな気がしないから社会学なんて絶対無理なんだよね。で、んじゃあ理論的なことばかりを追求しようっつって政治学の特に思想ばっかやっててもそれってただの机上の空論じゃん?その虚しさだよね。俺みたいな人間が政治とか社会的なことをやろうとするとこの矛盾に陥るんだよね。


実践無しでそれを極めるっつーと図書館に籠って読書しかないっつーこの社会とか政治っつー実際に起こっていることと実際俺がやっていることのギャップだよね。それを覚悟でやるつもりでいたけど、まぁ食えない可能性が大きかったのは承知だったんで、まぁプラクティカルな意味でも数学にシフトしたのはリアルで良かったかもしれないな。でさ、俺ってあんま宮台真司の名前を出さないけどこれって意図的なんだよね。彼も俺と同じで元マルクス青年でグラムシに行って、んで最終的にエリート主義とかまぁ右翼になったじゃない?俺と一緒過ぎてさ、かぶっててだから嫌なんだよね。俺が宮台真司が嫌いって意味じゃなくて、あまりに似過ぎてるんでなんつーかさ、そのままコピーとか思われても嫌だし信者だと思われても嫌だしさ、だからなんつーか意図的に避けたいんだよね。言及するのを。かぶりすぎだからね。宮台は頭の良いネオコンっつーのを支持してるけどそこまで同じだもんね。まぁ宮台がシュトラウスについて言及してないだけまだマシかな?あれでシュトラウスとか言われたらもう完全にかぶってて恥ずかしくてやってられなくなるよな。それにしても近年はヴァーチューとかさ、元々まぁ彼は若い頃のアングラ演劇への傾倒からギリシャ系の学問系統を勉強したから色々知ってるんだけど、ヴァーチューってワードまで出されるとなんかもうあれだよね、知名度では俺が彼のコピーになっちゃうもんね。政治とか社会学では俺の音楽の中でのシェフェールと同じような感じかな?言及するのは畏れ多いんだけどまぁあえて言っちゃえば俺とかぶってる先人っつーね、そんな感じね。まぁすげーリスペクトしてるっつー現れでもあるんだけどね。


基本的にまぁ宮台はグラムシアンだよね。俺が認める数少ない有機的知識人だよね。ヘゲモニー装置であるメディアとかも利用して彼の思想なりオピニオンを出してるしさ、あとは若手への配慮とかさ、若い世代への配慮とかさ、あとは彼ってまたここも俺と同じなんだけど中間団体主義としてのアナーキズムって支持してるじゃん?そういう意味ですげー考えがグラムシ的なんだな。縦の力の統治の必要性を説きつつ、陣地戦も忘れずにやってるっつーかさ、だからまぁ安いギャラの講演とかもやってるわけじゃない?そこがすげーなって思うのね。モロに行動派の知識人っつーかなんつーか。俺は絶対彼みたいにはなれないよね。あそこまでビジーになれない。多分社会的なものをやる人間はあれぐらいのカリスマ性と社交性と魅力が無いとダメなんだろうな。だからある意味で社会的なものって学者肌の連中には向いてないんだよね。ようはオタク向きに見えて実は違うってことだよね。引き蘢りにソーシャルサイエンスはできないってことだよ。なにしろまぁフィールドワークが必要じゃん?政治学にしたって色々なところに出向いて情報収集は必要だろうしさ、だからまぁなんつーか書斎に籠ってる政治哲学って好きじゃないんだよね。いや、好きなんだけどダメなのが分かってるからやりたくない。でもこれしかないって思ってたけどまぁ似たようなスタイルでできる数学があったんでまぁ良かったなと。


ただでも宮台って認められるようになったのは本当に最近だよね。若い頃はまぁリアルタイムじゃないから知らないけどさ、断片的な情報を見る限りまぁ本当にナンパ師兼社会学者みたいな安っぽさがあったよね。オリエンタルラジオのメガネのほうみたいなチャラチャラした感があった。でも今はどっしりしてるじゃん?歳を取ったからなんだろうけど、まぁ今が一番旬だと思うな。宮台真司。最高のグラムシアンだよね。本当に。あそこまで意図的にグラムシ的手法を実践してる人って他にあんまいないよね。しかも10代後半にグラムシ読んでさ、んでずーっと実践してるっつーから恐れ入るよね。まぁ実践してるんだろうなっつーのはまぁ俺の勝手な予想だけども。弟子のチャーリーがまさしくオリエンタルラジオのメガネのほうみたいなチャラチャラした感じがあるよね。で、チャーリーも歳を取れば宮台みたいにどっしりするのかな?今はただの宮台の一番弟子の優等生って感じだけど、まぁ今後化けるのかな?ただモチベーションが低い気がするな。いざとなったら自爆テロとか起こしそうなヤヴァさがないよね。あの人。いや、優秀な人だからいいんだけどね。チャラチャラしてるのはまぁ若いからしょうがないんだろう。人気があってチヤホヤされてるのもあってまぁああいう感じはしょうがないんだろうな。本人がカーニヴァル化しちゃうのは若いうちはしょうがないね。


でもまぁあえて批判的になっちゃうけどなんで日本の学者ってみんな芸能人っぽいのかな?世界に羽ばたかない狭い感じがすげーあるよね。日本に留まって日本の固有のことしかやらないみたいな狭さがあるよね。なんで何十カ国語にも翻訳される本って欧米系のばっかなんだろうな?日本はそれなりの地盤があるはずなのにさ、でもいないんだよね。そういう人が。アカデミアからそういうのが出てこなかったり、そういう人は海外行っちゃう。あとあれね、社会科学系で多いのはさ、アメリカとかで冴えない感じの研究員とか助教授とかをやってた人がアメリカっつーブランドで日本の一流大学からオファーがあっていきなり日本の大学の教授になるっつーパターンね。医者とかでも多い気がするな。留学しててアメリカでちょっとやってたんだけど日本が恋しくなったみたいな理由で帰ってきてんで開業医やってるみたいな。で、診察室にはハーヴァードの卒業証とかが飾ってあったりね、帰国すればスターっぷりがまた好きじゃないな。アメリカでは5ぐらいだけど日本に帰れば天下りで1になれるみたいなあのレベルの低さが好きじゃない。そうじゃない人もいるけどね。もちろん。なんかでもアメリカで冴えなくて日本に帰ってきた途端著書が増えるとかさ、仕事が増えるとかって日本だから通用するだけじゃん!っていつも思っちゃうんだよね。


そう思うとあんま知らないけどアメリカで通用してる日本人の学者って例えば志村五郎みたいなああいうレベルになるんだよね。いきなりレベルがグーン!と上がる。そんぐらいアメリカはなんだかんだでやっぱ頂点のレベルは高いんだよな。あとまぁ物理学とか科学でも大体アメリカにいる凄い日本人ってこういうレベルだよね。とても日本に帰る必要が無いっつーレベルの人達っつーのかな?いや、だからといって彼ら以外がダメだとは言わないんだけど、んでもなんであんなに日本って相対的にレベルっつーかスケールが小さいのかな?って思っちゃうよね。あ、福岡さんとかは古い言い方をすれば帰国してもイケてるレベルの学者だよね。帰国っつーのがマイナス要因になってないっつー人ね。アメリカでも十分やっていける人っつーのかな?学ぶことで言えば恐らく今なんて日本とアメリカの差なんてないんだよね。文献なんていくらでも手に入るしさ、講義なんてユーチューブとかで見れるしさ、だからといって留学が必要ないとは言わないんだけど、まぁ過去ほどのさ、アメリカで勉強するっつーバリューは無い気がするよね。それは情報手段の発達もあるんだけどね。今はネットがあるからさ。


で、今後は例えば日本がもっとダメになっていったらさ、お隣の韓国みたいな国外へ脱出する人達が増えるんじゃないかと。国がダメだし未来も無いってことでまだ虐げられたとしても雇用がマシなアメリカとかヨーロッパに行くとかさ、それこそアメリカにいまだにくる移民のフラグメントの一つになる可能性もあるよね。あまりに今後ダメだったらの話だけどね。アメリカって契機悪いとかってまだまだ日本に比べればマシだよ。だって俺みたいなやつにだって仕事があるかもしれないんだよ?日本じゃ絶対無理じゃん?俺なんて。年齢的にもおっさんだし、空白歴が長過ぎるしメンヘラーだしダメ要因ばっかじゃん?でもアメリカならまだ望みがあるんだよね。「こんなやつが仕事を?!」ってやつも仕事してるから懐デカいよね。さすが移民の国だなっていう。アメリカで再起を図るっつーのもまぁお金さえなんとかなればできなくもないんだよねっつーか今みたいな状況だと有用なんだよね。凄く。


俺の場合、完全に日本がダメで来てる感じっつーかまぁいつも書くように選べたとしてもニューヨークだし、消極的にもニューヨークぐらいしかやっていける場所が無いってことなんだけどさ、でもあれだよね、いつも書くように日本でダメだからっつってそれで終わりだとかって思ってほしくないよね。海外行けば違うかもしれないわけだしさ、別に死のうとか思ってるなら海外で不法滞在とかで仕事をしたっていいわけじゃん?死ぬよりマシじゃん?やれるだけやってから果てたほうがいいよね。それは本当に今の俺が感じることだよね。まさか数学をやるとは思ってなかったけどさ、んでもまぁあのまま日本でダメにならなくて飛び出して大正解だったなっていう。まぁ見ての通り大変なことばっかりで、実際は6割ぐらい落ち込んでるとか落ち着かないとかなんだけど、でも可能性がゼロじゃないから頑張れるんだよね。まぁ親のサポートがあるからなんだけどさ、でもまぁゼロじゃない希望ってデカいよね。「キミじゃー無理だよ」って言われてもまだゼロじゃなければやる価値ってあるじゃん?その可能性があるのがいいね。


あとアメリカ人のアヴェレージはみんな綱渡りレベルなんだよってことだよね。みんな余裕が無くて別に移民だろうが留学生だろうが後が無い感じは変わらないんだよね。アメリカは親が子供を18以降になってもサポートするっつーアレがデフォルトでは無いからさ、だから18になったらみんな自分でなんとかするんだよね。そのためにローンを組んだりさ、働きながら学校に通ったりさ、まぁブルジョワは違うけどね、切羽詰まってる度が凄いんだよね。ニートとかが生まれる余裕が無いサバイバルのレベルっつーの?そういう意味で別にアメリカに飛び込んじゃえば自分もまぁ戸惑う移民とか市民の一人として彼らと肩を並べて頑張ればいいわけでさ、別に日本と一緒に毒ガスとか吸って共倒れする必要は無いんだよね。あーなんか講演とかしたくなるな。特に悩んでる小中高生ぐらいに向けてこんなメッセージを送りたいな。日本だけが世界じゃないって。でも日本にいると分からないんだよねー。それが世界になっちゃうから。俺がそうだったもんな。本当に辛かったよなー。希望が無いっつーのは本当に辛いよ。まさしく死に至る病だよね。アメリカって転んでもまだチャンスがあるからみんな頑張れる社会なんだよね。再起がいくらでも図れるのがいい。まぁ人種差別とかはあるにしてもさ、実力さえあればなんとかなるっつーのがいいよね。


それこそ詐欺で食ってるやつとかもいるぐらい自由な国なんだよね。肯定的に見れば。っつーかすげー長くなったな。数学者エントリープラス普通のエントリーになっちゃったね。まぁ二回分ってことで。ところで二回分と言えばJackass2を見たんだけどさ、何気にこれが初めてのJackassだったんだけど予想以上の下品度に驚いたね。特にまぁ2は過激度が増してるんだけどさ、下手すれば本当に死ぬっつーレベルのことをやりまくってるのがいいよね。馬の糞を食べたりさ、馬のザーメン飲んだりさ、屁をガスマスクみたいなので吸い込んでゲロ吐いたりさ、日本で見れるのでは検問が激しいんだろうけど、まぁ生のやつは凄いよね。性器露出がデフォルトだしさ、ケツの穴にビール流し込んで、んで便所に使うスポスポで肛門からビールを吸い込んでケツからビール吐き出すとかさ、お下劣度のレベルが違うよね。よくまぁ世界で流行ってるよなっつーレベルの下品度だよね。ある程度有名だからそこそこ安全でまぁ無害なことばっかやってるんだろうって思ったらアングラレベルの下品度と危険度だったから逆にまぁ勇気づけられたよね。まぁ俺もあんな感じで突っ込んでいけばいいかな?って思ったよね。それこそドンキホーテが風車に突っ込むようなノリで行っていいんじゃないかと。数学に向かうのもまぁドンキホーテがまた何かを勘違いしてロシナンテに跨がって突っ込んで行ってるようなもんなんだろうけど、まぁそれでいいんじゃん?って話だよね。絶望してるよりかは動いた方がいいよね。本当に。


いや、別に絶望から立ち直ったわけじゃないんだけどね、まだまぁ絶望は続いてるけどね、なんかでもまぁもうべらまっちゃで学校も終わるのかーと思うとなんだかね、まぁ波瀾万丈だなと。急な帰国やらキャリさんやら何やらさ、なんかイレギュラーに色々あるよね。決して愉快ではないんだが個々が全部経験になってるからまぁ結果的にいいんだよね。大変だけど何も起こらないよりかはいい。まぁマイナスにならなければね。急な帰国っつーかそういえばまぁ恋愛事件とかも色々あったよね。今年は。今日たまたまお転婆娘を見かけてさ、気がつかれないようにしたんだけど、なんでこんなに後ろめたいんだろうね?自分の性的不能が恥ずかしいのかな?「性的にダメだからマスマティシャンになることにしたよ」とでも言えば良かったかな?でもアメリカではマスって言葉がそれほどマスターベーションを想起させる言葉じゃないからまぁなかなか伝わらないジョークだろうけどね。


オナニー学っていう学問を立ち上げてもいいんだよな。俺。Mas100とかね、基本的なオナニーのやり方とかさ、アドバンスコースでは色んなオナニー方法をやりますっつってキルビルの人がやって死んだような窒息オナニーとかさ、あと結構有名な画像で男がストッキング履いてハイヒール履いてストッキングとハイヒールを履いたブロンドの広告を見ながら窒息オナニーしてたら死んで腐っちゃったみたいな画像あるじゃん?ああいうのもまぁディープにやっていきますよみたいなさ、あとはまぁマスターベーションの歴史とかいってさ、まぁ実際あるじゃん?ケロッグ博士はシリアルはオナニー防止にいいって言ってたとかさ、オナニーは失明するっていう迷信だとかさ、まぁオナニーに関することならなんでもだよね。


近年のテンガとかの道具系の発達とかさ、ネットの発達によるマニアックなファンが集ってフォーラムとかを作って個々の固有の細分化された性的欲求を満たすことができるようになってるとかさ、それってまぁ社会学的な価値もあるよね。自分がオナニーしている動画を発信するゲイサイトとかさ、まぁ女然りだけど、あとはまぁオナニーをしている男に向かって暴言を吐くっつーまぁオナニー目的をシミュレートした動画もあるよね。「負け犬が!」みたいなのをライブカメラに向かって言ってる動画がClipsforsaleとかで売られてるとかさ、まぁあのズリネタの細分化と切り売りっつーのもまぁ興味深いトピックだよね。スタイルが飛び火している日本のフェチスタイルのAVとかさ、特に韓国とか中国とかで日本のフェチ系のAVのパクりみたいなのって最近増えてるよね。盗撮とかも日本がメッカだけど、最近ではユーチューブなんかでも頻繁にドイツとかロシアとかアメリカとかフランスとかからの投稿であったりするよね。写真然り。


どう?マス学?チャイルドポルノの問題とかも取り上げればまぁシリアスになるよね。でもそれはおふざけじゃなくて真面目にやるのね。だってまぁ結局ポルノってオナニー目的じゃん?なんかさ、オナニーにまつわることって多いんだよね。下着盗むとかさ、そういうのって常にあるじゃん?全部まぁオナニーのためじゃん?基本的にみんなが金のために動いてるのと一緒で、男ってまぁオナニーのために動くことも多いじゃん?それのために金を費やすとか時間を費やすとかさ、それが経済効果を生み出してるとかインダストリーになってるとかさ、そういう意味だと特別講師にAV監督とか連れてきたりさ、あとは比較AV学とかいって色んな国のポルノの比較検証をしたりっつーのも面白いと思うんだよね。純粋に学問として成立すると思うね。マス学っつーか自慰学っつーの?スカトロジーみたいなもんだよね。まぁスカトロジーもコネクトするよね。なんであれに興奮する人がいるのか?とかさ、まぁエビングみたいな人もいたわけで、別にまぁ純粋な学問だよね。性的倒錯とかも含めると純粋にサイコロジーでもあるわけでさ、だからまぁ自慰って奥が深いんだよね。色んなものが錯綜してるんだよね。自慰行為ということを中心にね。


あ、もう寝るわ。あと数学の本を読んでてんで気になるっつーかあれだったの!と思って買った本があってっつーかあまりに良さ過ぎてっつーか格言めいてる本っつーかさ、日本ではマイナーかもしれないんだけど、アメリカではよく読まれてる本らしいんだけどね、George Polyaって人のHow to Solve Itって本なんだけど、なんつーか数学的な分析的でロジカルな思考法ってのをすげー分かりやすく説明してる本で、数学に限らず色んなリアルな状況にアプライできるプラクティカルな本なんだよね。それこそまぁあれだな、数学っつージャンルの歴史的名著って感じだよね。数学ってそこまで本が多くないから名著にたどり着きやすいよね。


いかにして問題をとくか

いかにして問題をとくか

How to Solve It: A New Aspect of Mathematical Method (Princeton Science Library)

How to Solve It: A New Aspect of Mathematical Method (Princeton Science Library)


PS


2ちゃんねる嫌いとか言ってさ、まとめサイトの面白いスレッドとかは読むんだけど面白いのがあったのでっつーかね、


http://vitaminabcdefg.blog6.fc2.com/blog-entry-428.html


あれなのね、日本のダメ教授の実態がここで見えてくる気がしたよね。Kazさんとニューヨークで会ったときもKazさんが何かの学科でクズみたいな教授の授業を受けていたんだけど、教科書もそのクズが書いたようなやつでどうしようもないっつってたな。なんかね、だからあれなのね、今回のさ、How to Solve Itとか読んでほしいって思うよね。クソみたいな授業とかドリルやらせて生徒の数学に対する興味を殺すなんて最悪だみたいなことが書いてあるんだけどさ、本当にそうだよね。この本って教師が読まなきゃいけない本なんだよね。で、次に生徒みたいな。こんな凄い本が1945年に出版されてたなんて驚きだよね。


Kazさんの名前が出てきたから書くけどさ、分からない人には申し訳ないけど、彼ほどアメリカに行った方がいい人間を他に俺は知らないね。アメリカに行った方がいい度が最上値だよね。明らかにアメリカに行ってさ、あの社交性とか色んなスキルから友達ができて、んで地頭が良いから学業なんて全然問題なくてさ、んでプリンストンとかで学位取ってアメリカでやっていくとかさ、彼の場合、能力的にやれるのに金銭的な問題で今は行けないっつーのが本当に歯がゆいよね。で、彼はアメリカの女の子からモテると思うんだよね。なんつーか友達とかがすげー増えそうな感じっつーのかな?すげー可能性を感じる人だよね。Kazさん。あ、アメリカでね。日本にいちゃいけない人だよ。あの人は。


Kazさんのブログ


http://ameblo.jp/phistphel/page-1.html#main