バイトやりつつ売人やるか、一時帰国して東大入るか。

mimisemi2010-05-11

学費払えないっつーからさ、クラスメートのあるやつがね、「ビジネスやらない?」とか言ってきてさ、「何なの?」って思うじゃん?葉っぱ売らないか?って。こっちでやっていけなくなったら麻薬の売人でもやってでも暮らしていくって前に書いたけどそのチャンスが普通にあるっつーのが笑える。いやね、そいつの話だとさ、そいつはまぁメキシコから来たやつでまぁもう10年近くいてこっちの高校出てるやつなんだけどさ、まぁ移民は移民なんだけどね、麻薬系っつーかまぁガンジャは麻薬とは違うと思うけど、まぁ麻薬系ってあれなんだよね、当然まぁ大元がいてさ、まぁトニーモンタナみたいなやつがいてさ、んでそっからコロラリーがあって、んで末端は全然ギャング関係者じゃないやつらだったりするわけね。


つまりはまぁ普通学生とかが売人やってる場合もあるってことだけど、それはまぁガンジャに関して言えばってことね。コカインとかになると値段が高いし、色んな意味で危険度が増すわけだけどさ、ガンジャとかだとデマンドがあるし、普通にパーティードラッグだからさ、危険度は低いんだよね。ようはなんつーのかな、ギャングとかと繋がりがあるやつはさばく量が違うじゃん?で、その細分化された少ない量をさらにまたさばくやつがいるんだけど、んでもそんぐらいになるとようは素人が誰かから買ったものを流すみたいな感じになるから売人っつーよりかは転売だよね。当然やりすぎるとレクイエムフォードリームとかブラザーみたいになっちゃうんだけど。でもまぁマンハッタンだけに島荒らすぐらいの量なんて普通じゃ手に入らないけどね。ギャング系のコネがないと無理。


で、そいつは家が貧乏だからさ、まぁルディもそうだけど、お金で困ってるっつーとやっぱなんつーかすげー心配してくれるっつーかさ、それはミドルクラスのやつらが「大丈夫?」っていうのと違うんだよね。雰囲気が。言ってる意味分かるでしょ?彼らの優しさに涙が出そうになるし、こういう時はなんつーか自分のアイラブニューヨークな感情が喚起されてやっぱすげーこっちに居たい!って思うんだよね。で、思ったんだけどさ、ここ最近不安定なのはさ、ようはね、意識ってのは知覚っつーかさ、肌みたいなもんなんだよね。ニューヨーク!っつー何かが知覚されるとやっぱニューヨーク好きだな!っていう感情がわき上がるんだけど、それは肌が何かに接して「冷たい!」とかって思うのと同じぐらいのある意味での条件反射なんだよね。まぁもっと情緒的で深いものではあるし、そんな即物的なものではないんだけど。


その一方でくだらないクラスとかさ、あとはそういうクラスの合間に本を読んでたりするとさ、「場所かんけぇーねぇーな」ってすげー思うわけ。こうなると別に特に日本に帰るのもやぶさかではないということになったりもするわけね。まぁお金っていう問題は置いておいてね。いや、これって重要なのよ。お金が無理でもどうしてもこっちに居たいなら腹を決めてそれこそ学校辞めてバイトするとかさ、まぁ葉っぱバイバイでもまぁマジでやらなきゃダメだよね。まぁそりゃ両方実質的にイリーガルってことでまぁクリーンじゃないしリスキーだけどさ、でもそういうリスクを犯してでも居たいならやるべきだよね。


ただ学問を取るなら帰るべきなのよね。東大でも入って東大ブランドを利用して良い大学院でTAとかやりながら博士号コースに入り込めれば一番いいわけ。何で東大か?って色々あるんだよね。散々バカにしてきたってのもあるし、OBって人からの書き込みもちょうどタイミングがいいし、母親から例のダメだっつー通知を受ける直前にドラゴン桜のドラマ見てたりしたし、なんか東大なんだよね。つまりはまぁどちらを選んでもやはり当然アメリカで働くという前提があって動くわけね。そういう意味で全然夢を諦めるとかってことじゃないんだけど、でもマジで大学院入りたいならさ、学部レベルのは実家から日本の大学通って終わらしたほうが経済的にいいんだよね。


その間に借金も返せるしさ、むしろ学部レベルのもので借金をするというのがバカバカしいわけで。「なんだよ!散々アメリカアメリカって言ってたくせに!」って思われるかもしれないけど「アメリカアメリカ!」だからこそ今は帰るのが得策だってのはあるのよね。年齢とかはもう気にするレベルじゃないからね。どの道、もう一般的に大学行くとかっていう年齢じゃないから遅くなろうが全然関係無いって感じなんだよね。つまりは今までのプランって4大をこっちでなんとか出なきゃ!っていうのに縛られ過ぎてたんだよね。まぁ実際本当にやりたいかはともかくとしてまぁアメリカの大学で博士号取るっつーんだったら長期プランが必要じゃん?変な話、今から10年とかみないといけないかもしれないわけで。そんな時間かけてどうすんの?って話だけどね。だからこそまぁ疑問でもあるんだけどね。でもまぁとにかく学部レベルは終わらせるってのは当然のこととしてあるよね。で、これは全然こっちでやる必要はないと。こっちでやったところで4大出て数学で就職なんて無いだろうし、就職するならやっぱ研究職以外やろうと思わないしできないと思うしね。だからまぁ金をかけずに博士号を取るってことを考えると一旦日本に帰るというのは仮に今もっと借金ができたり家が大丈夫でもそうしたほうがいいかもってぐらいだよね。むしろそのしようとする借金をもっと先のアドバンスなレベルで使ったほうがいいっていう。


あと前にも書いたけどニューヨークは好きだけど結構飽きてきたというのはあるんだよね。今もタイムズスクエア吉野家で牛丼食べてきたんだけどさ、月曜は学校が丸一日だから夜はいつも外で食べるし吉野家が多いんだけどさ、タイムズスクエアって歩いてるとやっぱ観光客多いんだけど慣れるとどうってことないじゃん?で、あのギラギラしたネオンをバックに写真とか撮ってる観光客とか見ると「何がいいんだろうな?」って思ったりするのね。まぁそれはアルタ前とか渋谷のクロス交差点で記念撮影してる人達に対して「なにやってんだ?」って思うのと同じ感覚だね。もうそんぐらい環境が日常化しちゃってるよね。で、海外っつってもどこもそうだなと。


ニューヨークの次はパリで次はロンドンだ!とかって思ったりするけどさ、まぁ金があれば自分でやるけど、でもどこも同じだろうなって思うのね。パリに住んでもまぁ4年ぐらいで飽きるだろうなっていう。それはミラノだろうがロンドンだろうが同じだよねっつーか俺が根っこからのボヘミアンなんだなというのを凄く感じるのね。そろそろもうここには居過ぎたから他の所に行きたい!ってのはあるよね。別にニューヨークに固執する必要は無くなってきているというのはあるよね。例えば大学院にしても仮に東大とか入って大学院入学するにしても別にニューヨークを選ばなくても他の都市とかでもいいのよね。やっぱアメリカは好きだし英語喋れるからそりゃー当然アメリカが現実的だけど別にニューヨークである必要はないんだよね。


で、これは前にも書いたけど大雑把な「西洋」っつー場所で一人で生活するということに慣れたということがすげー強みなんだよね。どれだけ頭が良い人でもアメリカの雰囲気と食べ物とかに合わないっつって調子が悪くなったりする人もいるだろうし、上手くコミュニケーションができなくて辛いとかさ、そういうのをもう俺はクリアしちゃってるっつーのがすげー強いんだよね。だから今の俺に必要なのって基礎学力と4大卒業の学歴とお金だけじゃん?


で、大学院でTAやりながら博士号を取るっつー前提だったらまぁ金は払わないわけでさ、現実的だよね。リアルに現実的。俺に今必要なものというのが日本に一時的に帰ることで得られるというのが分かったというのはあるよね。何をここまでアメリカでやり続けることに固執してたんだろうか?ってことだよね。まぁんで東大ってさっき書いたけど受験の数学とか見てもさっぱり分からなかったからまぁそんなに簡単にはいかないと思うけどさ、でもまぁ通信教育とかでいいんじゃないかなー?って気はするよね。でもやっぱ年齢のことはあるしさ、あるのかな?分からん。アメリカはないのか。でもアメリカは最終学歴で学歴が決まるからやっぱ大学院だけは良いところに行ったほうがいいんだよね。なんだかんだで若いやつが有利なら年齢っつーのがハンデになるならそこは一流大学卒というのでカバーするしかないだろうという現実的な話ね。で、今の流れで言うとちょっとそれは無理っぽいからさ、日本に帰って体勢を立て直して挑んだ方がいいんじゃないか?って気はするよね。


東大とか出てた方がこっちの普通の4大出るより全然いいじゃん!ってことだよね。10年単位で物事を考えるとそういうことになるよね。今までの俺は4年単位ぐらいだったもんね。とりあえず4大を出るみたいな。その先は俺次第みたいなあやふやな感じだったよね。でも4大出るっつってもそんなに先じゃないじゃん?で、借金まみれでさ、大学院入れなかったら身動き取れなくなるよね。借金を返さなきゃということで学問を諦めて帰国をしなきゃいけなくなる可能性が高いっつーか大学院入っても借金返せないから崩壊するよね。これだと。実家がほったらかしになるという感じだよね。


今帰れば実家もすげー助かるんだよね。親としても当然アメリカ移住っつーのは考えてるからさ、帰るからっつって終わりじゃないっつーのは分かってるからさ、全然そこはいいんだよね。合意はあるわけ。両親に恵まれ過ぎてるでしょ?俺。まぁでも俺の成長もあるよ。親が「なんとしてでも実現してやりたい!」って思えるぐらいのやつに俺がなったというのもあるよ。4年前の俺じゃ絶対無理。ただのバカだったから。そういう意味でこの4年で得たものは凄まじいわけだよね。個人的な知的成熟とアメリカ生活への慣れとまだまだ怪しいけどある程度の英語力とあとはまぁ最近書いた覚醒だよね。やたら本を読むのが速くなったっつー速かったけどさらに速くなったな!って感じるぐらい異様に速くなったってのがあったりさ、あとはまぁ政治学とか哲学とかをある程度読み尽くしたとかさ、まぁプロ級ではないけど、アマチュアではまぁまぁ読んでるぐらいの感じだしさ、まぁまだまだ読むのはあるけどね、そんな中で数学に目覚めて今やってるって最高だよね。そんな中で数学を軸に人生モデルを若干変えるってことをするだけで以前より可能性が増すならそれを選択しないわけにはいかないだろうっていう。大学院行くとかってのもこっちに来て思ったことだからさ、予定外なんだよね。


予定外なことになり過ぎたから体勢を立て直した方がいいじゃん?ってのはまぁある意味で今に始まったことではないんだよね。全然。んでも少なくとも去年の「最後の数学だ!やっと数学からオサラバできる!」っつって取った数学101がなかったら数学に目覚めなかったわけでさ、つまりは全部必然的に起こってるってことだよね。考えてみればマイナスなことが一つもないっていう。何が欠けても条件は満たされないよね。今がある意味でこの4年間でやれたことの最高段階にいるわけでさ、で、次は次の段階に行くから体勢を立て直そうっていう感じだよね。


で、やっぱ俺は何より親なんだよね。恐らく世界を見てもトップクラスなぐらいの素晴らしい親を持っているからだから俺みたいなボヘミアンでやりたい放題なことが可能になってるわけじゃん?で、それはただひたすら甘えるのではなく、実際に学問にのめり込んでやることをやってるっていうね、見た目は放蕩息子だけど実際は違うのね。やりたい事ばっかやってるっていうとそれまでだけど。そのやりたい放題を理想的な形で結果を出すという形で安全に続けるためにも一時帰国がベターだとするとマジでさっき書いたように10年単位とかで見た場合、そのほうがいいんだよね。こっちの4大卒業ということばかりに気を取られて全てが台無しになったら終わりだし、台無しになろうとしてたところだったわけだよね。だからある意味で絶妙なタイミングで親からのアナウンスがあったって解釈できるよね。誰がアメリカに4年間も行かせてさ、アメリカの大学に3年近く通ってさ、んで中退してまた日本の大学に入りなおしてんで大学院進学までをサポートしてくれるのか?ってことじゃん?でもサポートしてくれんのよね。うちは。そんなかけがえのない親をくだらない一時的なエゴとか理想で潰すわけにはいかないよね。でもこっちにいたいんだ!っつーダダをこねることで全てを壊すなんて最悪なわけで。だからそれは俺がリアルに将来的に金銭的な面でも孝行できるようなリターンが安全に得られるような確実な道を選んだ方がいいんだよね。


ってことで今の俺のマインドセットはすでに10年プランに入ってるんだよね。予備校とかもすでに調べてるしさ、まぁリアルな話すれば通信教育の講座って今から申し込めるしこっちでも見れるんだけどね、ただまぁまだそういう段階じゃないからさ、金もかかるしさ、ましてや引っ越しだとかなんだとか金がかかるわけでまぁまずは帰ってからだよねっつっても受験まで時間無いだろ!って話にもなるんだけどね。でも年齢気にせずにじっくりやって結果出せばいいってことになると変に慌てて下手なことをするより確実に進んでいったほうがいいんだよね。受験勉強だけじゃなくて当然今やってる読書も続けられるじゃん?まぁかっこよく言えば研究だけども。ただまぁ可愛い子に会えなくなるっつーのが残念だけどそれは大学院でアメリカに戻ってきてからのお楽しみってことでまぁ30過ぎてアメリカで童貞捨てるためにも頑張ろう!っていう新たなドライブを作り出せるよね。そういう意味だとこっちの大学で好きな子とかできちゃったらアレだよね。こっちって日本ね。ガイジンと結婚するつもりでいるからね。俺は。まぁいっか。それは。


夢っていいよなぁー。夢があればいくらでもタフになれるし困難があってもいくらでも起き上がれる。今回は自分の夢が本当に強いものなんだなってのが自分で分かったよね。何十年かかろうが実現させたいんだよね。自分の夢を。だからこそ目の前の困難なんてなんでもないっていう。あとまぁ読書はどこでもできるっていうまぁ好きな事がどこでもできるっつーのは強いよね。アメリカじゃないとできないことを現在やってて日本に帰ってやれなくなるってことがあったら辛いだろうけどそんなことは一つもないわけで。学問続けられるって最高だな。本当に。親にどれだけ感謝すればいいんだろう?だからこそ夢を実現させることが最高の感謝へのお返しになるし親孝行になるんだよね。最高の親へのリターンは俺の夢を実現させることだよね。そのための10年プランだよね。


まぁ大学院が理想的だけど仮に仕事にしてもアメリカとか英語圏ならまぁいくらでもチョイスがあるっつーかまぁ俺が採用されるかどうか?ってことが問題だけど、まぁある程度の英語力とガイジンへの慣れがあるっていうのは本当にデカイんだよね。だから別に日本で就職してアメリカに転勤とかでもいいわけでってまぁ採用してくれるところないか。何も出来ないもんな。俺。読書かオナニーぐらいしかできないからね。本を読む猿っていう感じか。レベルとしては。


まぁそんな感じで必然的に売人になるという選択は無くなるよね。こっちにそれでも居続ける!ってことを選ぶならバイトプラス売人がリアルな選択になると思う。でもそれじゃー仮に捕まらないとしてもそれに忙しくなるから今より生活は大変になるし生活は不安定になるし学問どころじゃなくなるだろう。まぁそのチョイスはチョイスで面白そうではあるけどやはり学問を選ぶならそれはダメだよね。アメリカ在住と学問を両立させる今よりも可能性がある道ってのを見つけたわけだからそっちを選ぶ他無いよね。だから今の問題としては帰国云々ってよりかは東大に入れるか入れないか?だよね。俺が東大に入ったらそれこそ東大への今よりももっと酷い侮辱をできることになるよね。


「俺なんて東大なんてアメリカ大学院へのステップとしか思ってないから。日本の大学の学生になるなんて不名誉なことだけど夢のためには必要だからね」みたいなことが言えれば最高だな。シュトレーバー型の努力なんてクソだ!っていうのも説得力が増すようになるしね。今はマジで負け組が学歴コンプレックスで東大に対して吠えてるだけにしか見えないって言われてもまぁそれは客観的には言えるからね。そうじゃないんだけど、んでもまぁ一番いいのは東大に入っちゃうってことだよね。それは散々色々と言ってきたからまぁせっかく帰るんだしそんぐらいはサービス精神でやったほうが面白いかな?って思うのね。当然アメリカの大学院っつー前提があるわけだけど。あと別に大学から留学とかしてもいいわけだし。まぁでも金がかかるのか。ただまぁどの道、4大の単位になるってことで結局まぁオッケーになるよね。


でもここまで書いちゃったら東大入るしかないよな。入試問題とか見てると「あんなこと言わなきゃよかった」とかって若干思ったりもしたけどね。何言ってるかさっぱり分からないから。そういう意味だとすげーよな。日本って。アメリカの大学院レベルみたいな問題が大学の入試で出るんだもんね。問題はドラゴン桜じゃないけど暗記で突破するっていうバカさ加減だよね。最近数学ガールを読みなおしてるんだけどさ、数学かじってきてるから前に読んだときと全然理解力が違くてさ、特にフェルマーのやつは途中まで読んで読んでなかったんだよね。正直分からなくて放置になってたけど今日読もうかな?って思って学校の行きとか学校の自習室とかで読んでたら一気に読んじゃった感じ。かなり理解できるようになってる自分がすげーなって思う。マジで。好きになったら本当にlet it goだなっていう。この愛だよね。学問への愛ね。


頭の良さとか才能とかじゃなくて俺に一番自信があるのは「俺はマジで好きです!学問が!」っていう自信だよね。これが俺の学問へのコミットを支えてるよね。だからこそ大丈夫だろうっていう漠然とした自信がある。そこはまぁ詐欺師のサイモンに言われた通りだね。「お前は頭が良いし、数学好きになったんだったらあとはlet it goだろ」って。まぁ相変わらずあいつに会ったら殺してやろうとは思ってるけど、でもまぁあの言葉は詐欺師の言葉にしても心に残ってるね。あいつの本音だったと俺は解釈したいかな。自称天才数学者だけどまぁ数学に関してはそこそこ詳しいわけだからさ、まぁ間違いないんじゃないの?分からんけど。まぁ詐欺師を判断基準にはできないけどね。


サイモンへの復讐も俺が物理的にあいつを捕まえて殺すってよりかはもうデタラメな数式とか理論に騙されないぐらい数学をマスターするってことで果たされるよね。サイモンなんて余裕で凌駕しちゃうぐらいマスターしちゃうってのが一番いい。そういう意味で数学っつーファクターを考えるとサイモンの存在は俺にとってはデカいんだよね。あれは時期も時期だったしな。凄い経験だったな。それにしても数学がここまでデカイ要素になるとは思わなかったよね。これが政治学とかになると違うよね。政治学を専攻するなら絶対やっぱこっちの4大がいい。こっちのやつらは放っておいても議論を始めるし、そういう意味で政治学なんて最高のジャンルじゃん?だからまぁ昔はそれに期待してたわけだよね。


哲学にしてもそうだよね。議論が芽生えやすいって意味で魂の抜けた日本の大学生が集う大学でやるより熱気に満ちたニューヨークの大学で学んだ方が得られるものが大きい。でももう俺は政治学は自分でやるって決めたし専攻にはしないことにしたわけでさ、で、数学ってことになるとこっちの学部でやる必然性がないんだよね。むしろ日本の大学だと3・4年目ぐらいでもうアメリカの大学院レベルのことやっちゃうわけで、数学って意味だと日本の大学でもいいわけよね。全然。まぁステップとしてね。だから学科もデカいのよ。しつこいようだけど日本の大学で政治学なんて絶対専攻したくないね。教師もつまらないのが多いだろうし生徒もつまらないのが多いだろうし何も期待できないよね。でも数学は違うよね。ディベート云々の世界じゃないから単純に理論を詰め込むだけだからさ、場所は問わないよね。で、思考力を試されるレベルでやることをアメリカの一流大学院でやればいいわけで。


リアルでしょ?こっちのほうが良いよね?数学はデカいな。マジで。数学専攻にしたからこそ決められる一時帰国だよね。基礎的なことなら予備校とか日本の大学でやったほうがクオリティが高いし安く済むわけだよね。まぁただこっちの大学数学のカリキュラムをやるって前提でいた俺としては日本の受験レベルの数学のレベルが高過ぎて驚いてるんだけどね。知ってはいたけど数学のことが分かるようになったからこそ「こんなの高校生がやるのかよ!」って思えるようなことが多いわけだよね。ありえないね。あのレベルの高さ。もっと下げればいいのにって思っちゃう。逆にあれは問題だよな。あんだけレベルが高いからこそ前にも書いたように考えてても理解できないやつらが大半だからドラゴン桜的な暗記しかなくなるんだよね。あとは名前忘れたけど「数学は暗記だ!」とかいって本を出してたやつとかいたじゃん?


そいつの別の本をなんかのアレで買っちゃって「あなたも勝ち組になりましょう」とか序文に書いてあってクソだなと思って読むのやめた本があったけど、ああいうやつが書いた本が受験対策として読まれてるって悲しいことだよね。だったら数学ガールを読みなさいってことだよね。数学は暗記じゃなくて思考なんだから。数式という言語を使う哲学でしょ?数学は。で、なぜか物理空間のことやらプログラミングってことが数学で記述できるっていう全知全能の言語なんだよね。暗記とはほど遠いわけね。詰め込みでそれやんなきゃパスできないからっつーんでドラゴン桜的な方法論をとるしかないのは分かる。でもそれで数学が終わっちゃったら意味ないよね。


それこそ日本の大学生にありがちな散々高度な受験英語とかやってたくせに暗記ばっかやってたもんだから洋書読めないとかさ、会話できないとかさ、この実践性の低さだよね。受験英語のダメさってここにあるじゃん?で、恐らく数学もそうだよね。まぁ基礎がないと思考もクソもないだろうとは言えるけど、でも「暗記モノ」みたいなレッテルでやり始めるとその思考力を使わない癖とか、ただの既存の暗記事のパッチワークみたいになる癖がつくからつまりはそういうのばっかやってるとバカになるってことなんだよね。だったらなんでマイナスかけるマイナスがプラスになるのか?ってことを考えてたら頭が混乱してきておかしくなりそうだけどでも考えるのは面白いっていうさ、「考えてもしょうがない」じゃなくて「考えるからこそ身に付くし面白い」っていうそういう態度で挑まないとダメだよね。


数学ガールフェルマーのやつで復素平面上での回転と考えればマイナスかけるマイナスがプラスになるというのが自然に感じられるとかっていうこれだよね。これこそ数学でしょ?っていう。しつこいようだけど日本の数学系の出版って欧米のやつに比べてつまらんのが多いのよ。本当に。そんな中で数学ガールみたいなのは本当に輝いてるわけね。若い人にこそ読んでほしいっていう本じゃん?だからまぁしつこいようだけど俺は数学ガールを高く評価するわけね。で、数学ガールで言えば俺はミルカさんじゃないのは分かってるわけ。で、「僕」みたいになるのが怖い。で、俺はユーリみたいなやつでいたいって思うのね。知識は少ないけど頭の回転が速くてセンスがあるんで素質があるっていうそういう感じね。ユーリが成長したらどうなるの?ってのが今の俺でありたいかなってのは改めて再読して思ったね。あの数学に対する無知さと無邪気さと好奇心ね。あくまで子供っぽい好奇心を保ち続けるんだよね。学者っぽい洗練された感じはいらないわけ。そんなもん結果としてついてくるようなもんなわけで。


ドラゴン桜はさ、まぁ腐った社会に東大入学っつーので答えるっていう方法論としてのストーリーならいいけどさ、まぁでもああいう感じで学問やってたらマジでダメだよな。特に数学は絶対あんなのダメだよな。むしろ理解してたらさ、物理にしても暗記なんて必要ないわけで。だってそれは「なんで物体が落下するのか?」ってのの理由を暗記する必要ないじゃん?事実を理解すればそれは自分のコモンセンスになるわけでいつでもそんなの答えられるようになるじゃん?数学然りだよね。理解しちゃえばそれは自明なことになるから暗記なんていらなくなる。暗記しなきゃダメっつーのはそいつが理解してないってことだよね。そんなレベルで東大受かるのか?って思っちゃうんだけど。


まぁあれは漫画だからね、でもまぁ実際「数学は暗記だ!」みたいな本が売れてたりした時期もあったわけじゃん?それって使えない英語ばっかやってる日本の英語教育と一緒だよね。まぁ数学も英語も基礎って意味でまぁ文法とか計算法ってのはみっちり知ってるってのはいいことだけど応用力がないとかさ、本質的に理解してないとかって意味ないよね。マジで。前の数学の先生も言ってたし、今の数学の先生も言ってるけど「数学において暗記ほど悪いものはない」ってことなんだよね。「暗記はダメだ」って言うわけよ。理解しなきゃダメだって。逆に理解をすればそんなのはすんなり答えられる当たり前のことになるわけで、そういう理解のレベルが数学では求められるんだって言うんだけどさ、まさしくその通りだよね。


最近Logarithmってのをやったけどさ、今、logやってたら東大無理だろってツッコミは無しにしても、これもまぁ理解しちゃえば全然暗記必要ないよね。むしろよくこんな便利なもん作ったなって感心するぐらいなわけで。ネイピア凄いなっていう。それに尽きるね。高校レベルの数学はフォーミュラの暗記だって言うけどさ、全然そんなことはないよね。こんなレベルでもlogみたいに奥深くて面白いものってのがあるわけじゃん?で、なんでそうなるのか?ってのを検討すれば理解できるんだよね。「アハッ!」が来て理解できるようになる。そうなるとフォーミュラなんて思い出さなくても問題が解けるようになるんだよね。logではなかったけどまぁ前のテストの点数が良かったのはそれだよね。全部理解してたから何の問題もなかったっていう。つまりは最終試験っつってセメスターのまとめみたいなのをやるけど全部理解してるから全然大丈夫だろうってことなんだよね。


まぁある程度予習はするけどそんなみっちりやらなくてもいけるよね。これが理解の強さだよね。予習とかやりまくったり練習問題解きまくったりするってそれは理解してない証拠なんじゃないか?って思うよね。理解するための練習問題なら分かるけどさ、理解しちゃったら練習問題もクソもないじゃん?そんなもん計算し辛いおかしな数値とかが来ない限りどんなんでも解けるようになるわけで。高校数学レベルで何を言ってるのか?って言われそうだけど、俺は数学を小学校レベルからやり直したぐらいダメだった人間っていう前提を忘れないでね。数ってなぁに?っていうクラスを3年前に今の大学で取ってたぐらい数学がダメだったやつが面白さを見いだして理解する楽しさというのを覚えればここまで違うんだってことだよね。2年前に受けた中学レベルぐらいのElementary Algebraだってギリギリパスぐらいだったわけで。そんな昔の話じゃないからね。


つまりは楽しさってのと理解の喜びってのがテストの点に結びつくわけよ。結果的にね。シュトレーバー的な努力では決してないよ。それは数学を楽しむ数楽ということで結果的にテストの点数が良くなるっていうそれだけなわけね。今の俺は数学が楽しいから何かが流れるように頭に全部入ってくるわけ。もちろん「何なの?これ?」って思うものは多いよ。全くやったことがないことが多いからそう感じるものは多い。logもそうだったから。でも家に帰って検討してみてさ、考えてみてんで「アハッ!」が来るわけじゃん?そうするともうlogマスターだよね。練習問題なんてやらなくたってlogに関することなら今のレベルならなんでも解けるようになる。ネイピアのマスターピースがテストに出るなんて素敵なことじゃん?今日なんてさ、logがあまりに面白いもんで、中国語の授業の時に色々なlogいじりしてたんだよね。で、自分で解いたり実験してみたり。それが楽しくて楽しくて。logは楽しいね。凄く。まぁでもそれはlogに限らず今のレベルの数学でやってること全部に言えることだからね、結局まぁ数学を愛し続ければこれが永遠に続くだろうなって思うわけね。つまりはレベルなんて関係無いわけ。どれだけ好きか?ってことなんだよね。もちろん数学ガールの最後のほうのフェルマーの最終定理とかになると分からないことが多いけどね。でもまぁ分かるときは来るだろうなって思うけど、んでも数学者でも分からないって人多いらしいね。あれ。でもフェルマーって代数・幾何・解析っつーさ色んなジャンルが繋がってるじゃん?


だからフェルマーを理解するってことは整数論は当然として色んな数学を理解するってことに繋がるんだよね。そういう意味でフェルマーを理解するって俺の一つの目標なんだよね。あとまぁポアンカレ予想ね。トポロジーに凄まじい興味があるのもあるし、物理学的な解法とかってのにも興味があるし、あとはやっぱリーマン予想だよな。これらを全部理解しようとするだけで凄まじいことになるんだけど俺は理解したいんだな。だから結果的に凄まじい量の数学的知識が必要になるからさ、だからいいんだよね。良いなんつーか目標っつーか基準みたいなのが設定されてるからやりやすいんだよね。やることが明確っていうかなんていうか。で、最終的に俺が前に書いた証明したら凄いことになっちゃうっていう例のアレだよね。あれを生涯かけてでも証明せねば。予想ばっか立てる人になりたくないんだよね。予想を立てて解決できる人になりたいわけね。


あーもう寝るわ。9時に家出て11時半に帰ってきて、んでそこから2時までウォール伝書いてるって我ながら凄いパワーだなって思うよね。眠くてしょうがないんだけど、でも書きたい事が色々あって妙に目が冴えてないわけでもないっていうね。今日は本当に良い日だったな。数学ガールが本当に楽しかった。で、帰りの電車ではゲーデル不完全性定理のやつを再読し始めて、んでもう半分ぐらい読んじゃったけどね。やっぱ数学ちょっとでもやってると全然理解力違うよね。さっきも書いた事だけど。買ったばっかのときは8割ぐらいさっぱりだったからな。あと数学と言えばね、ちょっと前だけどバディウのNumber and Numbersって本を買ったんだけどさ、これって面白い事にバディウの数学の本なのね。序文を見る限りプロレベルではないとのことだけど、ただバディウなりの数学論みたいなのが書かれててまぁ興味深い感じだったんで買ったんだけど、この人って集合論かじってるぐらいなのかな?って思ったら違うのね。結構知ってるじゃん!って思って驚いたね。バディウランシエールとかと同じで別に特に思い入れはない人達だけど面白そうな本は読むよね。ってことでまぁ参考程度に貼っておくわ。


んじゃあ今日はこの辺で。



学術的な価値はゼロだそうです。


ここのページを見てもらえば分かるけど、まぁバディウのダメさがよく分かるよね。でも面白いんだよね。全然使えない理論でダメダメなんだけど面白い。


http://blog.livedoor.jp/yojisekimoto/archives/51912519.html