ブルーバックスってロマンだよね。

mimisemi2010-08-26

mkさんのお言葉通り、耳蝉節が炸裂しております。やっぱネットがジョージ接続だから調子が出るのかな。学問の話の合間にいきなりエアマックス欲しいとかさ、あの子と付き合いたいみたいな煩悩丸出しみたいな話が唐突に出てくるってやっぱ俺の脳内を表してると思うんだよね。それこそがまぁ調子の良いウォール伝だろうっていう。ってことでまぁ景気良い感じでまた更新しますですよ。


ってなわけで、まぁ今年受験することになりそうで。ただ予備校とかありえないからさ、いや、前は代ゼミの通信でいいかとかって思ってたけど、やっぱNETを自称するなら独学でしょーってことで、全部独学で挑戦することにするよ。いや、図解雑学とかは買ってたんだけどさ、なんか最近数学の本ばっか読んでてさ、しかも色々と分かるようになってきてるから前より面白いんだよね。読むのが。で、今日はいつもの通院がてらジュンク堂に行ってきたんだけどさ、もうカードで本買いまくってるから買えないわけよ。んでもこないだの猫の世話の時の図書カードがあるなぁーとか思いつつ、まぁあんまり使えないから文庫をメインに買うかってことで気がついたのがブルーバックスだよね。


いや、ブルーバックスの棚って行った事なかったなーと思ってさ、んで行ったら楽しくて楽しくて。最近科学系っつーかまぁ物理とかも好きになってきてるからさ、なんか哲学の棚とか行って興奮するのと同じなんだけど、んでも哲学ってポストモダンみたいなインチキ臭いのもあってさ、やっぱ衒学臭がするんだよね。でも科学って衒学的になりようが無いじゃん?文体とかに酔ってる場合じゃないし、酔う意味がないじゃん?晦渋に書く必要もないわけでさ、だからスッキリしたのが多いよね。ソフィスト臭がしないのがいい。それは俺が哲学書とか思想系を読んできて結構そういう部分に嫌気が指していたからってのはあるよね。いや、良い哲学はいいんだけどさ、でもまぁ結構限られてるよね。本屋行っても半分ぐらい読む価値が無い哲学書だよね。エッセンシャルなのって少ないんだけど、それを熟読する感じだよね。


真実しか扱わない清さみたいなのが好きってのもあるのかな。まぁ単純に好きになって、んでもっとハマってる感じだけどね。画家のよーこの哲学のハマりっぷりに似ているかもしれん。彼女は凄いよ。本当に。そのうち哲学の知識量では彼女に敵わなくなるかもしれないってぐらい色々と読んでるみたいで。まぁ身内の話をしてもあれかな。まぁいいや。いやさ、んでも結構十冊以上ブルーバックス買ったよね。お手軽でさ、優しい感じの良心的な入門書とか多くてさ、で、今読んでるやつでさ、あとで貼っておくけどベクトルのやつがあるんだけど、ベクトルってあんなに面白かったんだねって感動しちゃったね。割とまぁ一通りかじったから面白さみたいなのが分かるようになったのかもしれない。いや、どんどんスラスラと理解できるんだよね。まぁ高校数学レベルだから難易度は高くないからさ、まぁアレなんだけどさ、でもあの分かる感っていいよね。まぁ本が凄く良く書けてるからってのもあるんだけどね。


いや、P進数のやつを買おうとしたんだけどさ、シュプリンガーから出てるやつなんだけど、加藤和也フェルマーのやつにしてもさ、ちょっといきなり飛び過ぎてるんだよね。もっと基礎をやらなきゃいけないのにさ、一気にちょっと高度なものに手を出しちゃってるっていう。だからまぁそういうのはとりあえず置いておこうかなと思って。加藤和也のやつもあまりに良い本っていうかあのトーンが好きだからさ、未熟な頭で読むのが勿体ないから読むのやめてるんだよね。とりあえず一通りやったら戻ってこようと思って。まぁ解説自体は凄く分かりやすくなされてるから、まぁそこまでの基礎知識はいらないんだけどね。


数学ってマジで基礎さえできてればさ、狂ったような難解なのはともかくとして上級のものも理解できると思うんだよね。まぁそういう風になってるわけだ。いやさ、なんかね、なんでベクトルがおもしれぇー!って狂喜したかっていうとさ、つまりはまずは俺なりのベーシックな感動があったじゃん?デカルト座標の凄さってのにだいぶ前に感動してたじゃん?


で、デカルト座標幾何学的なことができるとかさ、実数が軸で表せるとかさ、ようはその座標上で行われる操作ってのにね、数学的な公理が対応するっていう感動なんだよね。いや、それが代数的なキャラクターだったりさ、もっとやっていけばもっと色々あるんだろうけどさ、図形みたいなのを数式で表すってやっぱ面白いよね。こういう数学の視覚的な部分が好きなんだよね。俺。数学者が数学っつーか数式は生き物だって言うけど本当にそうだなって感じだもんね。なんつーかそういう生き物っていうか種を阿頼耶識に種子して薫習する感じがたまらないんだよね。で、数学やってさ、いっぱい楽しんで、んでまぁNETの特権である長時間睡眠を取ることによってさ、どんどんその種子が薫習されていくっていうさ、まぁ畑を耕す感じだよね。まぁ俺がよく魂をCultivateするって言葉を使ってるけど、まさしくそれね。でも数学の場合、なぜか阿頼耶識と種子と薫習という言葉は合うんだよね。


ブルーバックスってロマンだよね。いや、数学書もそうなんだけど、特にブルーバックスみたいな1000円以内みたいな薄い本にさ、すげー面白いことが書いてあってさ、時間をかけて味わうと阿頼耶識が凄いことになるぜ!っていうこのCultivate感がたまらないんだよね。なんかさ、方程式でも定理でもいいんだけど、そういう基盤ってのがあってさ、んで人によってはそれがもっと頭の中で発展していったりさ、他の事に応用するようなアイデアが浮かんだりさ、可能性が広いんだよね。だから最近は本当に数学の自由性ってのが分かってきた気がするんだよね。まぁそれが楽しいわけです。凄く。数学のおかげで毎日が充実しまくってるっていう。もちろんまぁ他の本もあるけどさ、でも今はダントツで数学の本が面白いね。


あと余談だけどさ、フェルマー定理を萌えながら読むみたいなさ、萌え系漫画プラスフェルマー定理解説みたいな本があって笑っちゃったね。あとフェルマー定理がモチーフになった小説とか。これってまぁ結局数学ガールの亜流だよね。結城さんはびみょーな気分だろうな。ああいうのを見ると。そうでもないのかな。まぁあの人天才だからね。天才って言い方は大げさ過ぎるのかもしれないけど、まぁなんつーかありえないぐらい頭が良い人の一人だよね。数学と萌えっていうフォーマットを作った功績はデカいってことか。まぁ前にも話したけど、あれは萌えとかはフックでさ、メインは数学だからね。それにしてもさ、前にも書いたけど数学をセミナーとかで勉強するってのが社会人っつーか大人の間で流行ってるらしいね。まぁ流行ってるってほどではないんだろうけどさ、超難解な数学を学ぶってのが流行ってるって見てさ、「え!リーマン予想に挑戦したりするのかよ!」って思ってたらただの微積分とかなんだよね。微積分って超難解かな?まぁ俺はマスターしてないけどさ、そんなに難しいとは思えないんだけどね。まぁいいや。


あと来月さ、解析概論の定本ってのが出るらしいね。高木貞治の本って過大評価され過ぎてる気がするんだけどさ、やっぱそれは前にも書いたように伝説だよね。昔はあれしかなかったし、あれだけ丁寧に書かれた本は無かったっていう時代にまぁ凄く希有で貴重な本だったわけだよね。でも今ってもっと分かりやすいっつーかかみ砕いて解説してるような本が多いわけでさ、だからあえて今高木貞治の本で数学学ばなくてもいいじゃん!って気はするんだけどね。


格調高いとかって言われてるけど、別に格調の高さは感じないよね。数学のことが書いてあるだけなわけで。何がいいのかさっぱり分からないんだよね。いや、高木貞治のエッセイは大好きなんだけど、解析概論にしても初等整数論講義にしても代数学講義にしてもさ、そりゃー終戦間もない時にあんな本があったらすげー!って思うだろうしさ、海外の本なんて入ってきてなかっただろうし、やっぱああいうのを日本語で読めるっていうのがありがたかったんだと思うんだよね。でも今は違うじゃん?だからそれはなんか過去の名残っていうか伝説の一人歩きって気がするんだよね。みんな中学になったらライ麦畑で捕まえてを読むんだ的なお決まりごとっていうのかな?別にライ麦畑である必要はないわけで。


いや、別に高木貞治を貶したいわけでもないしさ、本が悪い内容だとかって言いたいわけじゃなくて、なんかあの盲目的な崇拝は何なんだろうな?っていうさ、ちょっと不気味な感じがするんだよね。「高木先生のありがたき本」だったのは過去の話で今は違うのに今でもなんでそんな風に言う人がいるんだろうな?って不思議なのよね。だからそれはなんかさ、「解析概論に挑戦する」ってのがなんかステータスだったりさ、旧帝大生の定番のスタイルがなんだったっけな?なんたら帽子となんとかっつー上着を着ながら手には解析概論みたいなのがクールだったらしいんだよね。それって浅田彰の構造と力と一緒じゃん!って気がするんだけど、いや、旧帝大生はファッションでやってたわけじゃないけどね。構造と力を手に持ちながらナンパとかそういう世界ではないわけで。


まぁいいや。ゆとり脳の俺には分かりやすい数学の本が一番いいよね。本当に。まぁ俺は学校行ってなかったし、ゆとり世代っていつ頃のことを言うのかも分からないし、まぁ自虐的な意味で使ってるんだけどね、でもまぁ数学にせよなんにせよさ、漫画だろうがなんだろうが分かっちゃえばいいわけだからさ、かっこよさげなエリートが読むような本で何かを学ばなくたっていいわけだよね。結局内容は同じなんだから。だったら分かりやすい本を読んだほうがいいよね。


ってことでんじゃまたね。それにしてもエアマックス死ぬほど欲しいな。



いや、すげー丁寧だと思うんだよね。本当に。数学のさ「これは自明であるから」とかさ、「これによってこれが導かれる」みたいなさ、論文とかだったらいいんだけど、解説書みたいなのでもそんなぶっきらぼうな書き方してるやつあるじゃない?そういうの本当に読んでてムカつくんだよね。だからこういうなんていうか語り口が優しい感じの数学の本って凄くいいよねっていう。あとはやっぱ図解だよね。あとは比喩とか。アハ体験だらけですよ。マジで。ベクトル面白過ぎだろ。マジで。



これは今日買ったやつじゃないんだけど、まぁこないだ届いたんだけどさ、まだ全然読んでないけど、もうちょっと読んだだけで楽しいのよ。著者も言ってるようにさ、インフォーマルな書き方をしてるって意味でまぁフレンドリーな数論入門になってるっていうんだけど、数学においては特にフレンドリーさって必要だよね。「こうなる」「ああなる」「こうであるからこうなる」じゃダメだと思うわけよ。杉原厚吉という人も言ってたけどさ、エンタメ論文ってありだと思うんだよね。くだらないジョークと定理を比喩的に結びつけるみたいなさ、そういうユーモアがあってもいいんじゃないの?っていう。それにしてもピアソンってさ、教科書とか出してる出版社なんだけど、こんなクールな本出してたんだなぁーとか思って関心しちゃったね。読むのが楽しみですよ。これまた虚数の情緒みたいにすんげースローペースで読んでいこうと思いまする。ちなみに虚数の情緒まだ読み終えてないけどね。



参考程度に貼っておくけどさ、萌える哲学とかまぁそういうのも出てるけどさ、江戸時代とかにあったさ、般若心経の絵文字バージョンみたいなニュアンスを感じるんだよね。画像を貼っておくけども。まぁ別にいいとは思うんだけどね。哲学とか数学の敷居はガンガン下げればいいと思うから。




数学ガールの亜流って書いたやつね。まぁこれはこれで良いのかもしれないから、まぁ読んでみないと分からないんだけど、顔が赤くなるような内容だったので立ち読みすらできませんでした。内容が悪いというわけではなくて、こういうのが苦手なので。それにしても俺が主人公の数学小説ってあったらさ、オナニーボーイだよね。オナニーしながら数学の事を考えてたり読んでたりするっていう。ただそれだけっていう。ちんもみボーイとかでもいいかもしれん。股間按摩読書ボーイとかね、按摩股間数学ボーイとか。モミモミボーイとかね、まぁこれはショタコミックみたいなタイトルだな。股間按摩読書男とかになるとさ、メガテンの悪魔のジャンルで言うところの、赤マントとかの怪異だよね。怪人というよりかは怪異だね。マジで。まぁ攻撃とかはしてこないから安心してほしいんだけど。竿摩擦数学男もいいな。エントロピー高そうだよね。あらゆる意味で。














萌え系すげぇーな。どんだけ出してんだっていう。貼ろうと思えばもっとあるんだけどキリが無さ過ぎるんでやめたよ。出版社は色々なんだろうけど。安いやつは試しに買ってみようかな。でもショタが無いよね。BL数論入門とかショタ初等整数論講義とか美少年代数学講義とかあってもいいと思うんだよね。R指定のショタ系数論入門とか面白いと思うんだけど。エロとまではいかないけど、結構危ないからR指定っていう。「ちょっとHなBL数論入門」とかね、そんなのあったら間違いなく俺は買うけどね。数学と少年愛ってことでまぁイデア及びエロス繋がりがあるわけで。「進藤ヒカルの素数入門」とかあったらマジで買うね。なんでヒカルちゃんなのかが分からんけど。ヒカルの碁と同じフォーマットでさ、すげー可愛いやんちゃな男の子にガロアみたいな美少年の天才数学者の霊が取り憑いて数学の物語が始まるって面白いと思うんだよね。で、最終的にフィールズ賞取っちゃうみたいな。まさしく「高みを目指して」だよね。あとは「世にも美しい数式と少年」みたいなのとか「少年愛と数学の美学」とかね。キモイですか?はい。すみませんでした。