最近読んだ本と今読んでる本をアフィる。

いや、金融関係の本を読む前にもまぁ色々と読んでてさ、リスクとか錯覚とかの話なんだけど多分に金融の話が出てくるんだよねって今更ながら思い出した。だからまぁそういう流れもあるね。普段読む本は英語ばっかなんでそんなに値段が変わらないやつは日本語のを買うね。













で、まぁ金融系の本ねっつーかやっぱ最初は物語のように読める一般書に限りますよね。これは何でもそうだよね。数学も最初は一般書の多読が一番いいわけよっつっても本によるんだよね。知識ゼロで読めるのもあればある程度の知識を必要とするのもあるんで、とりあえず読めそうなやつから読むってのがベストね。あとあれだよね、まぁあえて書く必要はないかもしれないけど、基本的に俺はまぁ左翼じゃないですか?


んだから金融に目覚めるとかってことはまずないわけよ。クソみたいな資本主義が生み出した金融っつー最悪の世界について知るっていうスタンスなんですよね。政治的には。金融関係がクソだっつっても一般論でしか批判できない場合が多いじゃん?ある程度の専門的な知識を持った上で批判的に見るってまぁ批判するにはそれが一番なんだよね。あとまぁ一緒くたに全部が悪だともいえないわけでさ、必要悪的な部分もあれば、制度的な必要性ってのもあるわけじゃん?まぁ金融関係のことが全部無くなるなんてことはないわけだから、結局はこういうのを知るってことは社会を知るってことなんだよね。


あとあれね、金融関係とか経済関係の理論には出鱈目が多いってのも自明なこととして学んでるわけですよね。ようはそもそものスタンスが批判的なんですよ。んでも何が出鱈目なのかを詳しく知ってるわけじゃないじゃん?それを知るってことでもあるよね。あとまぁエコノミストは日本に限らず一般的に馬鹿が多いのか?なんてことも知ることが出来るし。恐らく大半は理論そのものが間違ってるんじゃなくて前提の立て方とか論理的なミスなんだと思うんだけどね。結局まぁ理論もさ、つまりは公理系じゃないっすか?そこはまぁやっぱ数学で鍛えられた部分があるわけでシステマティックに理解するにはやはり公理的に理解したほうがいいんだよね。で、それでモデルをスケルトン的に理解してからもっとファジーな部分とか公理だけではどうにもならない部分ってのを分析したりするっていうね、結構やること多いよね。だから結構遊べるかなって思ってるんすよ。だから鬱からの生還が出来たんですよね。「やることが増えた!」ってことで。


あとあれね、クオンツとかに関する本って結構出てるけど基本的にあいつらは何をしてるのか?ってことって知りたいじゃないですか?まぁちょっと読んだ限り一部の天才がいてあとは大抵数学か物理崩れだよね。基本的にかっこ悪さは特殊部隊とかに居た後に酒場の用心棒やってるようなダウングレード感があるよね。まぁクオンツって恐慌を起こした犯罪者たちって思われててイメージ悪いけどまぁ実際にすげーダサい仕事ですよね。基本的になんつーか無知な人を騙すってことと色々なものを細かくしてチマチマと稼ぐシステムを作るみたいな感じだよね。でもそのチマチマの集積が凄いのと扱ってる額が凄まじいわけで、んだからまぁチマチマでも結果的に大金が出来たりするんだよね。そういう意味で思ったよりギャンブル性は無いんだなってことで。まぁギャンブル性を抑えるのがクオンツの仕事とも言えるわな。そういう意味でのリスクヘッジって一つのジャンルなんだよね。主に興味があるのはこれだよね。















知性のかけらも感じさせない邦題が多いんだけどね。洋書のタイトルってもっと地味だし何かを予想するみたいな大風呂敷広げるようなタイトルの本なんて滅多にないんだよね。まぁ洋画の邦題とかも同じだけどね。あとまぁこういう一般書の内容を鵜呑みにはできないんだよねってまぁ当然なんだけどちゃんとした学問と違って歴史を扱ってるのとあと見る立場によって意見や記述が変わるものが多いわけじゃん?だから基本的に全部眉に唾を付けつつ読むって感じだよね。あ、ちなみにそれはテキスト然りなんだよね。数学とか物理の場合、基礎がしっかりしてるし揺ぎ無いものなんでそこまで疑いつつ読む必要はないんだけど、基本的に経済なんかの金がらみのやつは絶対に不完全だし多分間違ってるところっていっぱいあるからそこはやっぱ考えながら読まないと駄目だよね。内容が簡単だから批判的に読むっていう労力を介在させることで遣り甲斐があるものになるんですよね。まぁでも分野がなんにせよ基本的に批判的に考えながら読むのが一番なんですけどね。