可能世界の俺と今の俺。その3。

では続きです。


あとまぁすげー反省したのは結構数学もやりつくしたって思ってたんだけど最初にも書いたように実質的に二年目ぐらいで止まってたっていうこともあって、とりあえず極めてみるみたいな自分で言った事をやってないもんね。だったらまずそれはマジで極めてから言えって話になるわけで。あ、んで前に書いた金融関係で食えるようになるって書いたのは止めね。それはもう良くて山師みたいなもんだから。スピリチュアル系のセミナーとかそういうのと同じレベルだからね。そんなのやりたくないでしょう。あとまぁリアルに職業として考えたときにできるわけがないと言われそうだけど興味持ったんだからやれそうだったらチャレンジしてみる!っつー精神にするわけじゃん?そうすると見えてくるのがリアルに仕事をしてる人の実情ね。超過酷で労働時間の長さを考えたらワープアみたいなもんなんだよね。あと離職率半端じゃない・・・。まぁそれでも数学にのみフォーカスすればやれるとは思うけどねっつーかそれは仕事ができるって意味じゃなくて必要とされる数学のレベルぐらいは一応満たせるぐらいのもんだよね。


まぁでもどの道、金にならないんだったら楽しいのをやったほうがいいからだからまぁ数学になるんだよね。金融数学自体を研究してもあんま意味無いし楽しくないってのが分かったからね。っつっても一応もうやってるってことにはなってるから金融界隈でまた色々なことが起こればそれについて調べるしあとはまぁ学術的にもなんか進歩があったり主流になってるモデルみたいなのがあればそれは読み物として読むよね。まぁようは完全にフォローするジャンルの一つになったってことだよね。だから全然足突っ込んでやめるってことではないんだよね。興味が無くなったわけではないので。まぁこれも資本に関するものだからねぇ。クソ手堅いものがあればそれの運用をしていくのが一番なわけだからそりゃそれがいいですよ。まぁただやってりゃ分かるけどそんなもん滅多にないかあとはキャッシュか土地とか家とかそういうリアルなもんばっかだよって話なんだよね。投資なんてデカイ額でデカイもんを扱わないと全然リスクに見合ったものが見込めないんだよね。


だからまぁヘッジファンドなんかも最低限参加するだけでめちゃめちゃ金いるからね。あ、んでNISAとかあるけどまぁあくまで今の俺の知識だけどまぁあんなのマジで無駄ですよ。あんなのに時間かけるんだったら他のことをやったほうがいいですよってことだね。まぁ多分あれは資本を流動化させるための政策なんだと思うけどねってあんま素人が偉そうに書くのはあれだから金融について知った顔で色々書くのはやめますよ。それこそ半年ぐらいやったっつー知識で偉そうに語るなんて恥知らずもいいところだからね。でもなんか在野の研究者ってそういうの結構いるよね。研究者って名乗るからには研究者と言えるぐらいの知識やスキルがあるのかと思いきや知識が大学生レベルとかっていうさそれは研究者なんじゃなくてただ勉強中の人でしょってことなんだよね。俺で言ったって研究者って名乗れるようになるにはあと5年ぐらいみっちりやらないと無理だと思うもんね。5年で研究者って言えるぐらいになってるぐらいだったら御の字ぐらいのレベルよ。ただ基礎勉強してるぐらいで研究者なんて行っちゃったらそりゃもうあれですよ、言葉の乱用ですよ。学生もみんな研究者になっちゃうじゃん。それじゃあ(笑)


でもさー、根っこからのニート気質の俺が言うのもあれだけど、好きなことをやり続けることの背景に資本があるとかキャッシュフローがあるとか自分でも務まるレベルの労働があるとかってすげー健全なシステムなんだよね。だからなんかやっぱコアの部分に数学なりなんなりっつーやりたいことがあってそれを支える経済的基盤ってのがあればいいんだよねってすげー当たり前のこと言ってるな(笑)ただニートの場合やりたいことだけでいいってことで終わっちゃうんだけどまぁ俺もそうなりがちなんだけどさ、やっぱ経済的基盤ってすげー重要なのよ。最たるもんが留学ですよね。今書いてきた。まぁこのやりたいことを続けるためっていうことの労働なり資本なりとは違うんだけどただまぁその基盤があると有利になりますよってのは絶対あるじゃないっすか?40手前で博士崩れになって帰ってきても「おかえりー」って迎えてくれる家族がいたりすれば別に博士号にチャレンジしてもいいわけよ。金さえあればどんなリスクでも犯せるからね。ただなんかあれなんだよね、それがあったら活かすべきって話なんだよね。親がまだ「何か見つからないのー?」とかって言ってくれてる時期ならマジでもう親の金使いまくってでも将来につながりそうなことをやったほうがいいよ。最近ゲームばっかの生活で思ったけど「あーこういう感じでネトプアが生まれるんだなぁー」ってリアルに実感したんだよね。


まぁ俺の場合、かといっても別にそれで数学やったところで何にもならないんだけどさ、でもゲームやってるより全然いいのよ。そのなんつーのかな?ユーティリティみたいなのでやることを決めるってことではないんだけどさ、でもなんかずーっとゲームってもう本当に不毛だよなぁーと思って。まぁもちろんあれだよ、ゲームの中の世界もリアルの世界との区別をつけるのは自分だから別にそれでいいならいいんだけどね、ただなんかに繋がりそうだっていうのが無いじゃん?数学の場合、今の俺を見ても分かるように何にもなってなくても数学やってるだけで色々と広がるからね。別にそれは経済的なものだけじゃなくてもいいんだよね。ゲームってやっぱ世界がそこで終わっちゃってるからね、あとゲーム内のスキルって世の中じゃ役に立たないしってまぁ数学もほとんど役に立たないんだけど(笑)


まぁーでもあれか、ゲーム実況とかやってると当然違うんだよね。まぁそうなるとプロゲーマーとかyoutuberみたいな世界になるけどさ、ようは話をゲームの中だけで終わらせないってことだよね。いや、当たり前のようでさ、いや、マジでもう恐怖感を覚えましたよ。うわーもうほんとにゲームばっかやってるとこんなに時間経っちゃうんだよな!って思って。いつの間にか年が明けてるどころかもう1月末だもんね。感覚的にまだ11月ぐらいなんだけどね。まぁただでもその一方でいつも書くようにこんだけやり尽くしちゃったほうがいいってのはあるよね。俺の場合、やれそうなのをハマれるやつはやりつくしちゃって結局後は数学だのなんだのをやるぐらいしかなくなるってことで数学になるんだよね。だからまぁ数学以外のコンテンツを自分で消費してキルしていく感じなのかな(笑)で、まぁ数学って残るじゃないですか?数学やり尽くすなんて無理だからね。まぁ無理だとは思わないけども。だからまぁこれって思春期のオナニーとかと一緒で気が済むまでやったらいいんですよね。そしたら最後に赤球出て終わっちゃうからっていうさ、そこで賢者モードになってもやり続けることができるものをやっていくんだってことですよね。


で、まぁザーメンと一緒でゲームってリリースされればまぁやりたいこと増えるからやりたいゲームが出たらまた思春期のオナニーみたいにやりまくればいいんだよね。どうせまたすぐ飽きるからね。ただでもさ、FPSにしても2000時間とかやってる廃人いるじゃん?ああいう世界になるとどうなんだろうな?って気がしててさ、俺はかなり入りかけてたんだよね。それでやめた感じだね。分かりきってることだけど誰かが作ったもんでスコアがどうとかさ、まぁでもそれも極めようと思うとやっぱ廃人レベルになるじゃん?だったら同じ廃人でももっと有用なもんで廃人になろうって思うんだよね。んーでもまぁ微妙かなぁー。特に一人でやってる数学なんて自分の理解が正しいかどうかなんてのも判断できないしさ、あとまぁ学問自体は学校でしっかりやる前に帰ってきちゃったから全部独学だからね。だからまぁ数学的厳密さなんてことを言い出すと怪しいもんばっかだろう。でもそうなるとさ、まぁ別にそれは学会とかでもいるっつっちゃーいるんだけど数学の概念自体を勘違いして理解しててそのままずーっとやってる人とかいるじゃん?ああなっちゃうとそもそもやってること自体が意味なくなるからね。


それ自体が間違ってるんだからそんな間違ったもんをベースにやったところで何にもならないじゃん?まぁ異様なその人の論理体系ってのはできるかもしれないけどまぁこれってカルトとかと同じだよね。だからやっぱそこはなんつーのかな?アカデミックなチェックが入らないからこそ異様なぐらいに理解にこだわらないと駄目だよねっつってもまぁその理解自体が間違ってたらこだわり方も間違うわけで堂々巡りになっちゃうんだけどね。なんかでも哲学とかでもそうなんだけど数学も世界中に勝手に自分の世界を持ってる変な人がネットで自分の世界作ってたりするからね。ああいう風にならないっていう保障がどこにあるんだ?って話じゃん?アマチュア数学者ってそういう意味ですげーそういうのの宝庫だからさ、なんかそんな風になったらどうしようもねぇーなぁーって思ってるんだけどね。まぁでもそういう変な人って研究してる気になってたり「これを証明しました!」なんつってそれが証明になったみたいな意味の分からない根拠を自分の中に持ってるじゃん?あれがなんなんだろうな?って思うよね。でも俺もそんな風に見えるよね。それこそちゃんとした業績とかないわけだからわかんないもんね。


ましてやそれで色んな分野かじってたりすると下手にまた色んな概念の乱用をしたりするじゃん?なんかこの博学とトンデモって表裏一体なんだよね。いや、あとあれなんだよね、めちゃめちゃ間違ってる数学の本ってアメリカのちゃんとした出版社から出てる一般書なんかでも余裕であるのよ。さすがに専門書だと滅多にないだろうけど。だからなんかそういう意味で数学ライターみたいなのも別にどの世界も胡散臭いんだよね。それがちゃんとしてるのか?っていう根拠が無いんだもんね。どれとは言わないけどアメリカのやつとかでも無限なんかを扱った本でも明らかに概念エラーだなみたいなところが結構あるしさ、で、それってやっぱサイエンスライターみたいな人が書いた本だったりするんだよね。別にサイエンスライターディスるつもりはないけどrigorってやっぱdisciplineなんだよね。まぁそれに異様にこだわりすぎて時間を浪費するのもアレだけど、rigorを欠けば理解が簡単なものっていっぱいあるんだよね。で、俺のこのイメージとかビジュアルで理解するっていうのは悪く言えばmathematical rigorを著しく欠くものにもなりうるわけだよね。まぁだからこそ俺は元々感性とかで理解するんだけど極端にブルバキみたいなのに傾倒するのね。いや、それってどうなのよ?ってことになるとブルバキになるもんね。もうこれ以上分解できないってぐらいその概念をアトムのレベルまで解体するってことになるじゃん?それでしか確認しようがないもんね。


でもそれ言い出すとさ、小保方問題に見られるようにさ、rigorって何なのよ?って話になるよね。あれは極端な例にしても少しぐらい分かってる人は大抵「あんなもの氷山の一角だよ」って言うもんね。まぁあれはアカデミックな機関の問題とかでもあるんだけどでもそれが実際に厳密に正しいとチェックされるにはどうしたらいいのか?っていうさ、んでもそれ言い出すとすんげーコストかかるし論文なんて腐るほどあるから一個一個チェックしてらんないって話になるもんね。。あ、まぁ言いたいのはああいう捏造っていうレベルの話ではないんだけどさ、でも「分かってます」って「ありまぁす!」と同じ感じで言えるじゃないですか?「もう300回ぐらい読んでます」って言ったところでその人が何を理解してるか?なんて分からないわけで。だからやっぱ俺が絶望的になるのは自分の数学の理解だよね。やっぱり。やっぱなんかプロのチェックが入るわけじゃないから「分かってる」っつっても分かってるのか分からないもんね。数学的な正しさってのを判断する方法が無いからもしかしたら全然概念的に間違ってることをやってるのかもしれない!ってたまに思ったりするよね。いや、それは無いな(笑)


まぁでもね、なんか理論物理学とかって書いたことってまぁようは内容的に抽象代数とトポロジー圏論代数幾何みたいな感じだから別に全然物理じゃないんだけどっつーまぁこういうのが物理にも繋がるっていう話なんだけど「あ、繋がったな」って実感したときにやっぱ正しさは感じられるかな。変な自分の世界を作るんじゃなくて色々とやってきた結果、高次化してきて高次なものへと繋がってきてそれがちゃんと学問的に繋がってるっていうその繋がりを辿れてるってこと自体がある程度の正しさを証明するもんだとは思うんだよね。これで急に神の証明とか言い出すとアレだけどさ、あとまぁ数学を使った風に見える変な哲学とかさ、まぁそういう感じにはなってないじゃん?学術的にまともなやり方をしてるってことではあるんだよね。そうじゃないと繋がらないからね。んーでもまぁあれですよ、まぁ今回色々と書いてますけどね、どの道博士は無理でも一応博士に進むつもりだって言えてる状況ってなんかいいよね。数学やってること自体が社会的行為みたいに見えるじゃん?


でも今の俺の場合、怪しいアマチュア数学愛好家みたいな感じなわけでさ、こんなの続けててなんになるんだ?っていう感はあるんだよね。でもまぁそう思うと何も無いんすよねぇ。俺。今まで色々とやりたいこととか将来のビジョンとかがあったけど今は完全に無いんですよね。やっぱ博士が無理だったからっていうのが大きいよね。だから状況的にポスドクでも数学自分で続けるんですか?みたいな感じなんだよね。で、続けるんだったらまぁ可能世界の自分が到達していただろうレベルぐらいまでにはなっていないと可能世界の自分に負けるじゃないですか?ようは結果的にあのままニューヨークにいたほうが数学力は上がってたみたいなことになるじゃん?それだとなんか嫌なんだよね。結局大学に居座れなくなったから動機付けを失ったのか!みたいな話になるしなんかすげー負けてる気がすんのよね。


まぁでもなかなかいないだろうね。「可能世界の自分に勝つことが目標です」ってなんのこっちゃ?って話だもんね。まぁでも数学続けるとすればそうでしょ。いや、でもヤヴァいよね。帰国して5年近く経ったわけじゃん?何の進歩も無かったわけじゃないんだけどやっぱりやり始めから2年とか3年目ぐらいまでの成長のペースってのが今思えば凄かったからさ、で、今は頭打ちになってるんだよね。だからまぁ大体分かるようになってまぁ分かるようになったら大体こんな感じになるだろうってのが分かるわけで。でもやらなければ成長しないしさ、あとあれなんだよね、やってて分かるんだけど天才だったら一瞬で理解できそうな類のものもあるんだけど泥臭い積み上げのものってのもあるから取り組んだ時間がモノを言うみたいな要素は皆無ではないんだよね。だからまぁ才能無くても時間があればまだ凡人にはチャンスはあるかもしれないって思える部分は若干あるかな。まぁあくまで凄く労働的な意味だけどね。


でもまぁあれだよね、ガチの研究者でも無理なぐらい時間を費やさないと駄目だね。天才でもない限り。例えばそれってのはさ、凡人だけどめちゃめちゃ勉強家で例えばハイデガーの哲学について何のリファレンスも無しに説明を永遠とすることができるってまぁこれって泥臭い読書の結果じゃん?めっちゃめちゃ読んでるからめちゃめちゃ理解してるわけで。まぁbook smartってやつだけどね。で、それは数学にもあるのよ。だからそのハイデガーの哲学について永遠と語ることができる人が別にそういうレベルになったところで自分のオリジナルの哲学を形成するかは別問題じゃん?それと同じなのが数学なんだよね。別に勉強したところでそのサブジェクトに詳しくなるだけで何か発表できるようなものを書けるようになるのか?っていうと別だよね。


まぁんですげー前になっちゃうけど集合論で数学に目覚めたときに「これどうなの?」って思ってた例のやつってのがまぁようはinfinite dihedral groupってやつなんだよね。まぁんでジャンル的には抽象代数なんだけどまぁようは結局トポロジーとか圏論とかアブストラクトになるとほとんど一緒になるからまぁこういう部類なわけで、まぁんでもはっきりさせるのに5年ぐらいかかったってことか。なんかそう思うと早いようで遅いよな。もう5年経ってんだもんな。あ、んでそのinfinite dihedral group的なことってのはようはQFT(Quantum Field Theoryね)にも入ってるわけで、だから俺が今言う理論物理学ってまぁその5年前の俺が「だったらこれどうなの?」って思ったことがまぁそれだったって感じなんだよね。


だからまぁその「これってどうなの?」っつー話自体は合ってたし一応ちゃんとした道を通って「あ、これだったんだ」ってのが分かるようになったからだからまぁトンデモではないよなっつーのは分かるってのがさっき書いた一応まともだから変な意味で勝手に色んなのを繋げて自分流に解釈してるとかってことではないってことね。まぁそんなことはしないんだけどんでもまぁアマチュアってマジで怖いんだよね。ホントに頭がおかしい人がいてさ、本人はおかしいってことを今後も一生気がつくことはないんだな!って思うとなんかあれ自体がようは閉じた体系なんだよね。閉じた群でその中で色んな演算やってんだけどその基準ってのが本人の独特の考え方に依拠するんで全然普遍性が無いっていう(笑)トンデモって大体そんな感じだよね。


まだまだ続くらしいよ。んじゃまた。