可能世界の俺と今の俺。その4。

では続きです。


だから結局俺にできることは所詮アマチュアってことになっちゃうからこそプロのチェックが入らないからmathematical rigorってのをプロ以上に意識してやる必要があるんだよね。プロが頭が下がるってぐらい厳密にやるっていうそういう力技しかできないね。ようは時間だけは費やせるっていう強みをどう活かすのか?っていう話になる。今となっては復学して博士コースは無理なわけだからそれしかないよね。まぁあと「あーどうしたらいいんだ・・・」ってことにいつもなるからあとはもう逆説的に数学を自分の宗教みたいにして帰依できる対象として考えてコミットメントってのを理屈なしに神聖なものとするみたいな、ある種の超越論的な価値観を出してくるしかないなって気がするね。それが無いとゲームやってんのと数学考えてんのと何の違いがあるの?っていうことになるからね。両方快楽のためなわけだから実質的に差がなくなっちゃう。


だからこそ自分の中での価値観ってのを打ち出すしかないんだよね。で、ただゲームやってんのと数学やってんのとの決定的な違いは?っつーのをはっきり自分の中では違いがはっきりしているっていうさ、そういう考え方だよね。まぁでもあれだわな、色々とやれそうなこととやれなさそうなことが分かってきて色々と絶望して宗教に走ってるみたいなのと変わらないけどね。迷ってる人が帰依できる対象を探してるのと同じだわ。だから俺の場合それを数学にするってことだよね。まぁようはさ、宗教とかどうでもいい人にとってはコーランの暗誦とか復唱とか何の意味あんの?って話じゃん?でもそれに意味を感じてる人にとっては意味ある話なわけじゃん。まぁそれがめちゃめちゃ強い意味合いを示す文化ではイスラム法学者ってのが社会的に地位が高いわけじゃん?でもコーラン自体に何の根拠も無いからね。どうでもいい人にとってはどうでもいい。でもそれが自分の全てだ!というぐらい大事な人にとってはすげー大事でだからパリでああいうことが起こるのも当たり前なんだよねっつってもまぁあれは武装が玄人だからあれを一般のムスリムの怒りとするのは微妙だけどね。


まぁ自分にとっての宗教にするってそういうことだよね。あとまぁ科学全般もちょっと齧ってみて分かったけど確かだと言えることなんてめちゃめちゃ少ないわけだ。そんな中で数学は確かなものを与えてくれる数少ないものなんだよね。相対化に耐える普遍性を持ってるよね。まぁ数学で全部説明できると思うなよっつー批判もあるだろうけどでもやっぱそこは俺は基本数学主義かな。ようは数学で記述できないものはないってことだよね。むしろ全部が数学なんだけど人間にはそうは見えないってことだよね。だから部分的には数学で説明できても数学で説明できないところもある。でもそれは人間の力量なんであって数学の限界ではないんだよね。そういう意味でまぁ俺の数学主義ってこういう物質的な現実的な意味での数学主義ってのとプラトニズムってのが両立してる世界なんだよね。まぁあと俺的にそれが裏付けられてるのがこうやって俺が素人じゃやってもどうにもならないような類の抽象数学を続けた結果、理論物理学的なものに繋がったってことなんだよね。


ちなみに俺自体は全く物理の興味ないのね。物理学者が書いた物理の啓蒙書とか読んでも物質がどうのとかあんまああいうのに興味が無くて全然やろうと思わないのね。でも好きな数学の分野を進めていった結果、理論的にそういったものを扱うものにもリンクするようになったって凄く示唆的でしょ?俺自体は物理に興味ないのに数学やってたらそれが物理の分野にも手を出すことになっちゃったってことなわけだから。でも何回も書くようだけど俺にとっての金融工学と違って物理の部分に関してはほんとに数学の延長上なのよね。それと比べて金融工学は明らかに違うものに興味を示してたっつーか金融自体に興味を示したってことだけど中身の数学があんまり面白くないのとまぁあとやっぱ所詮は金のことだから抽象度低いじゃん?それでも抽象的なモデルもあるんだけど例によって数学者のオナニーとかって言われるようなものが大半だったりしてさ、で、分かったことは理論的な勉強をするには現場が必須ということでだからマジでやりたいなら証券会社に就職するとか何かしらの実地のフィードバックを生で得られるっていう環境を整えなきゃいけないなってことになってまぁそれは無理だなっつーのがあるわけね。その実地なしに本だけ読んでてもマジで意味無いね。それこそ現場と現場の人と現場の人じゃないと分からないような流れとかそういうのも把握して無いと話にならないね。だからまぁエコノミストとかの金融とかの予想とかって外れるんだよね。あくまで経済学の範疇で理論でやってるだけで実地のこと知らないからね。ようは公的にはデータ化されてないものってのが凄まじくあるわけよ。


それを駆使すればその場限りの限られた期間でのアルファってのはやっぱ存在するんですよね。でもそれは最前線の情報とか利用できる資産とかってのが必要でだからまぁ一部の投資家とヘッジファンドぐらいしかアルファを生み出せないってことなんだよね。でもそれは一週間とかでいきなり終わる場合もあるしだから永遠のアルファってのは当然無いんですよね。まぁ外的な要素と内的な要素が常にランダムに変わってるからそこはアルゴリズムを駆使したところでランダム性まではコントロールできないわけよ。でもアドホックなやり方なら期間限定でアルファは可能なんだよね。俺はそういうのを見てみたいと思ったんだけどまぁ今のネトプア状態(笑)じゃどうにもならないしさ、まぁ環境のせいにするつもりはないけどまぁぶっちゃけあんま現実味無い話じゃん?まぁどっかのヘッジファンドを見学させてくれたりすれば別なんだけどね。まぁそういう意味での現場で起こってることとか実際に行われることにはすげー興味あるよね。まぁ金融工学ってそういうインフラとか環境とか資産とかそろって初めて役に立つっつーか使えるものになるんだと思うよね。まぁ逆にそういうところでしか役に立たないんだよね。だから個人ができる小額の投資とかの勉強になるのか?っていうとまぁならんですね。もう世界が違うから。そんな10万とかそんな額の話じゃないからね。


だからまぁ言うまでも無く数学ぐらいしかやれないわけよ。まぁ理論物理学然りだけどこればかりはそれこそ紙とペンだけでできるって言われるように今の俺の環境でもできることだからね。っつってもちゃんとした道でやってないとトンデモになるからまともであるということにすげー気を使わないとただの馬鹿のアマチュア数学愛好家になっちゃうからね。いや、アマチュアの数学愛好家はいいと思うのよ。でもトンデモになると良くないですよね。それがアマチュアであっても。んでもマジでしつこいようだけど俺に残ってるのってもはやこれだけだよね。哲学とか仏教とかに関してはようはまぁ実践者ってことでまぁようは行動原理を形成するものだし文献の研究に興味がなくなったからまぁ捨ててるわけじゃないけどまぁようは自分の要素として存在するんだよね。でもコミットの対象ではないわけだ。哲学研究者だったら哲学書っていう教典を研究するのが仕事なんだろうし仏教者にしても経典の研究ってまぁ仕事の一つでしょ?で、俺にはそういうのが無いんだよね。


仏教にしても哲学にしてもそういう研究の仕方に興味は無い。ただ実践にだけ興味があるわけで。だからそこで研究っぽい研究ができるものって数学だけなんだよね。で、それもさっきも書いたように研究してるって言えるようになるまでどんくらいかかるのか分からないよね。それがまぁ何回も書いてるように「可能世界のポスドクになった俺レベル」なんだよね。ようは想定としてあのままニューヨークにいて博士まで進んでいた場合の俺と同等ぐらいの数学力ってのを指すわけね。そのぐらいの数学力があってそこからようやく研究と言えるレベルで研究できるようになるよねって話なんだよね。まぁ今はだから学生なんすよ。当たり前だけど。勉強中の院生だね。まぁでもしっかりやってるわけじゃないから学部レベルのものも適当なもんは適当だけどね。まぁそれ言い出すと学部のものは全部マスターしてる院生なんてどんだけいるのか?って話なわけで、まぁそれで良いとは言わないけどだからといってundergraduateレベルのものからやり直すって必要もないでしょって気はするんだよね。


まぁだからそりゃ読むのはgraduateレベルのものばかりなんだけどそれがまぁ今の俺のレベルってことでだからまぁ院生レベルなんだと勝手に思ってますけどね。だったらまぁリアル院生には無理なぐらいの時間の注ぎ方をして力技で数学力を手に入れるしかないよね。それはまぁ院生に無いアドバンテージでしょ。普通はまぁなんらかの形でバイトしてるなりTAやってるなりなんなりして勉強だけに時間を費やせるわけじゃないじゃん?あとまぁ物理的な通学の時間とかそういうのも含めてだけど俺の場合、寝て起きてすぐ数学できるからそれはやっぱアドバンテージだよね。寝て起きた場が俺にとっての現場的な(笑)んでも実際は大体起きて8時間ぐらいは調子悪くてカフェインとか取ったりゲームとかして頭を刺激するとようやく冴えてきて数学できるぐらいの頭になるんだけどね。そこに行くまでが大変なのよ。だから駄目な日はゲームだけで終わるんですよ(笑)


んでもまぁどうせやろうがやるまいが何も変わらないからFPS極めるかーって思ってたけどまぁちょっとそこで可能世界の俺からストップがかかる感じだよね。そっちは帰国したかもしれないけどこっちの俺は学校で頑張ってんだぞ!ってことで俺もやらなきゃいけないわけよね。数学諦めたんだったら可能世界の俺とも関係なくなるけど腐っても数学やってんならやっぱ可能世界の俺には勝ってなきゃいけないよね。同じぐらいでもいいんだけそこはなんか勝ってたほうがいいから勝ちたいよね。だからまぁライバルが可能世界の俺って感じなんですよね。まぁこういうこと書くから余計にヤヴァい狂った在野の人だと思われたりもするんだろうけど(笑)
これでなんの実績も無い学歴も無いじゃ普通トンデモだって思いますよね。それはもうしょうがないですよね。まぁどう思われようが数学しっかりしてればいいんだから逆に数学って良いんですよ。いや、これデカイのよ。こないだ書き込みをしてくださった方に返信した内容にもあったんだけどようは言説とかの場合、その人が何者なのか?で判断されるじゃん?だから俺がどんだけまともなことを言おうが今の状況があるとまともだとは思われない場合も多いわけだよね。


ましてやベーシックインカム系の話をすると明らかに弱者の理論という風に見えるらしくてまぁそれはしょうがないだろうなって思うんだよね。だから小飼弾みたいな人がそういうのは言ってくれてるのが一番いいんだけどね。でも俺が言ってもまぁ所詮はマージナルなやつのよくありがちなマイノリティの意見みたいになっちゃうじゃん?まぁ中身見ればそうじゃないとは思うんだけどそういうイメージになっちゃうっていうラベリングはしょうがないよね。これがようはその人の地位で判断されるってことだよね。誰も話を聞いてくれないってやつですよ。まぁその割には俺の場合は無駄に長く続けてるのもあって結構な人に読まれたから良かったけどね。あとまぁ残ってるから検索すれば出てくるじゃん?あ、それが続ける理由にもなるよね。更新されててある程度アクセス数があると検索の上位に来るからね。まぁもっとちゃんとしたのを読みたいと思った人も俺が書いたやつに遭遇しちゃう場合もあると思うけどまぁそれが無駄に量を書くことの強みでもあるよね(笑)ある意味全部が検索ワードなわけで。量があれば引っかかりやすくなるもんね。


だからまぁそういう意味でアパシーに陥らずに怒りは怒りで個々に放出するべきなんだよね。あとはまぁやっぱこれおかしいべってこととかね。いや、ホント、読んでくれて共感してくれたりさ、あとやっぱあれだよね、「そう思ってるのは自分だけかと思っていましたが同じような考えを持っている人がいて安心しました」っていうような書き込みだよね。あー書いてて良かった!って思うもんね。マジで。まぁ俺がよく言うゾンビが多い世の中だと全うな意見ってのがマイノリティの特異な意見みたいになっちゃったりするじゃん?だから「普通はこうです」みたいな基準がゾンビ基準になってたりするから健常な人はやっぱ健常なマインドで考え続けるべきなんだよね。いや、そんなの考えてる人は考えてるでしょって思われるかもしれないけどかなり少ないですよ。それは考える力を失った人が増えたんじゃなくて考える余裕がなくなってる人が増えてるってことね。あと不可避的にゾンビのロジックに適応せざるを得ないという人が多くなっちゃってるから全うに考え続けること自体がすげー難しいことになってるんだよね。だからまぁ俺はあれですよ、一介の一書生として頑張りますよってなんかまとめに入ってる感じだけど。あ、書生っつー生き方がアクセプトされれば俺にも居場所できるんだけどなぁー。もう大学とか無理になっちゃったからそれしかないからねぇー。マジで。だからもうそれがraison d'etreなんだとしか言いようがないんだよね。


まぁ結局自分でこのありのままの今の自分をアクセプトできて初めてraison d'etreってのが介在する余地ができるんだと思うよね。まぁようはこれってamor fatiなんですよね。あ、ちょっとおフレンチ入れるとおしゃれになるからフランス語勉強しようかな(笑)まぁようはそこで自分の生き方っつー原理を生に反映させることだよね。まぁニーチェですけどね。ニューヨークにい続けることはできなかったけど今の俺のこの所産ってのもこれ自体として受け入れてそれを愛するってことだよね。まぁ愛するってのはいいすぎだけどまぁアクセプトすることだよね。で、それはそんなに取り立てて数学の才能があるわけでもなかったっつーのもアクセプトすることなんだよね。それをアクセプトしてではどうするのか?ということなわけだから。で、一応今の俺なりの答えが時間を注ぎまくって力技でなんとかするってことだよね。まさに凡人に残された道というやつですな(笑)ただその源泉である時間は可能世界の自分よりも明らかにあるわけだからそれは利用しない手はないだろうって話なんだよね。別に宿題とか課題とかないわけだしなにやってもいいわけだからだからまぁ思う存分数学やればいいのよね。それをゲームに使いすぎると可能世界の自分に追いつけなくなっちゃうんだよね。あくまで最低水準はそんぐらいにしておかないといけないわけだから。だからようは数学力が今の時点での可能世界の俺に劣っていては駄目なのね。同じぐらいか上じゃないと駄目なわけ。んで上ってのはあれね、どうせなら勝ってたほうがいいからって意味での上ですよね。


まだまだ続くよ!んじゃまた今度ね。