私のノイズギター史。

新作ね。

 

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これは育毛ギターWeek2ということで。ジャズマスタージャガー欲しいなぁ・・・。あ、んでオーディオインターフェース届いたんだよね。Rubix24ってやつ。昔やってた頃はUA-100つかってたんですよ。なつかしいなぁー。それの名残でしょうね。ローランド選んじゃうのは。

 

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ローファイドラムンベースってのを発明して勝手にやりだしてるんでしばらくそれ作る予定。

 

いやー発見ばっかりですよ。最近。だいぶ前だけど女性ものしかないんだけど間違えって入っちゃったシャレオツな洋服屋ですんげーエッジーな音楽がかかっててさ、大体まぁ洋服屋っていやー発見ばっかりですよ。最近。だいぶ前だけど女性ものしかないんだけど間違えって入っちゃったシャレオツな洋服屋ですんげーエッジーな音楽がかかっててさ(コピペが変になったんだけど面白いんでそのままで)大体まぁ洋服屋ってそこそこ攻めてるところですらも無難なのしかかかってなかったりするじゃん?あとまぁ有線とかか。

 

いや、んでかかってたのがなんか使ってない部屋の一室で録音されたようなローファイな音でとにかくザラついててラフでなおかつミニマルでさ、んでもロックの体はあるっつーかオーソドックスなロックやってるっていうその時は今みたいに別にギターをやってたわけじゃないしそういう音にフォーカスしてたわけじゃないんだけど思わずかっけー!と思ってしまってね、んで可愛いおしゃれな店員さんに曲なんですか?って聴いたらちょっと待ってくださいねなんつってかけてるCD持ってきてくれたんだけどそれがヴェルヴェットアンダーグラウンドだったんですよね。へぇーこんな音なんだ!って感動したんだけどさ、まぁでもそりゃそうだよね。

 

ルーリードとジョンケールでミニマルとか現代音楽に影響を受けてて前衛的なのは必然なんだけどさ、んでまぁ特にその後調べなかったのかな。んでまぁ最近になってロック関係調べてるとやっぱ出てきますよね。ヴェルヴェット。んでシスターレイって曲あるじゃん?いやーとにかくかっこいいよね。

 

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ロックとは無縁だった自分っつーか単純にこういうのを知らなかったりフォーカスしてなかっただけなんだと思ってさ、ちゃんとしたロックってどんだけ音歪ませててもツルっとしてるっつーか他のパートとのバランス考えて無難になってるじゃん?んでもなんつーのかな、ギターのノイズやら触りの部分までも前面に出てる音っていうかそれがピーガー系のノイズじゃないかっこいいギターのノイズっていうね、まぁノイズって言い方語弊あるかな。まぁようはこれが正当なギターの音なんだってことで定義すると世の中の9割ぐらいの音楽がギターの誤用をしているというね(笑)

 

だからまぁ思ったんですよね。1割ぐらいのちゃんとした音を聴けばいいんだと思ってさ、ただなんつーの、クラブ系のハウスだのテクノだとムンベだのってもはやアングラ音楽ではないけどナンセンスだけどメジャー音楽みたいなのから見たらマイナーだけどさ、でも聞けるやつ多いわけじゃん?言葉で説明しづらいんだけど超アングラ志向のテクノのみ受け付けるなんつって例えば初期ベーシックチャンネル的な音しか受け付けないとかまぁ相当マニアックですよね。

 

でもまぁ俺はそれが割とメジャーだろうがなんだろうが全然そんなの関係なくて好きなのを聴くから激烈にアングラな音からメジャーな音まで聴くんですよねっていうかそれは音楽全般そうなんだけどまぁようはベーチャンもアンダーワールドも聴くってまぁテクノ好きなら大体そうだと思うんだけどそこでまぁじゃあね、俺がこれまで全然聴いてこなかったロックを聴くようになりましたっつってどういうの聴くんですか?ってなったときにロック全体の中の1割にも満たないマジな音ってことになってアングラと言うと変だけど広くは聞けないっていうものになるわけなのよね。


ハウスとかテクノはそれがヒット曲だろうがなんだろうが聴けるのが多いんだけどロックは元々が無理でオーソドックスなのは無理だからこそすげー限られたのしか聞けない。でもそれは聴けないっつーよりその1割がマジなもんなんだって思うと別にアングラ思考でもないんだよね。本質志向というかなんというか。とはいってもまぁやっぱノイズ目線なんだよね(笑)

 


まぁそんな中で色々ディグっててまぁでも大体オルタナとか轟音とか言われてるようなのでもこれで轟音っていうのか・・・ってぐらいがっかりするのが多い中で突き抜けてるのがThe Jesus and Mary ChainのPsychocandyね。んでまぁリマスター版じゃなくて元のやつね。リマスターは無駄に音のバランスが良くなってて凶悪度がほとんどなくて最初のやつが音小さいんだけど凄いんだよね。これを俺はEQ15dBにして聴いてるんだけど所謂音が同時期の日本のノイズコアみたいなギターなんだよね。蝉ギターと呼ばれるようなギターでまぁ音楽性もクソもないんだけどジザメリのはそこでロック的な音とか音楽性と凄くマッチしてて最高なんだよね。シューゲイザーのオリジンの一つとされるのも頷けるサウンドなんですよね。

 

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↑おそらくシューゲイザーの本とかで前に調べてたと思うんだけどこれ見ると別に普通のロックじゃんって思ってスルーするわけなんだけどリアルはこっちなんだよね。

 

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いきなりピーガーで全編蝉ギターで覆い尽くされているというそれでいてちゃんと音楽的というバランスの良さね。たまらんね。


んでまぁシューゲイザーなんだけど昔にシューゲイザーディスクガイドっつーのを買って色々と調べて聴いてみたんだけど大体普通のロックにしか聞こえなくてなんとも思わなくてハマらなかったんだけど今のディグで発見した「おお!ってのがあるんだけどそれがMedicineってバンドなんだけど曲もかっこいいしギターの音が最高過ぎて・・・。

 

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最初の部分が永遠に続けば完全なる純ノイズですよね。でもそこでやっぱロックっつーか音楽的な要素ってのが入るからやっぱかっこいいんだよね。純ノイズには飽きてるからってのもあるんだけど。

 

ジザメリは本当に良いのがファーストだけって感じがするんだけど後のシューゲイザー系だと知らないだけでまだまだ色々あるんじゃないかと思って色々とディグり中なんですよね。あとまぁMedicineなんて絶対シューゲイザー本に載ってたはずでこれを聴いてなかったってことは相当聴いてないのがあると思うんで倉庫に戻って本を奪還して再読するべ!って感じですね。

 

まぁなんかやっぱり自分が元がノイズだったりフリーキーな現代音楽だったりフルクサス的なその辺のあんちゃんが現代音楽的なのを模倣して間違ってやっちゃって変なのが出来ちゃったみたいなのとかだからってまぁ前に書いたスカム現代音楽ってやつなんだけど結局ヴェルヴェットにしてもラモンテヤングだよね。確か。とにかくまぁケールにしてもリードにしても現代音楽に影響を受けてたわけでそれで言うとベイリーとかもそうじゃん?

 

まぁでもベイリーになると硬派な即興音楽ってことになるんだけどジャズにしてもロックにしても60年代に現代音楽とかに影響を受けて前衛化していったっつーようなものが凄くかっこいいんだよね。影響を受けている真っただ中だから洗練され過ぎてなくてとりあえずやってみようぜっつー荒さがあったりとかね、んでまぁNo Waveとかはまぁそりゃイーノが仕掛け人だから当然なんだけどDNAとかソニックユースとかっつーこれまたその辺のあんちゃんが現代音楽やらフリージャズやらベイリーみたいな即興音楽に影響を受けてロックバンドやってるみたいな、やっぱ根本ここだよね。

 

だからまぁなんつーか急に新ジャンルに目覚めたっつーよりかはやっぱ根本の好きなものから派生していったものででもロックに対する偏見から聴いてなかったようなものがすげー今ストライクになってるって感じだよね。

 

あとまぁノイズって細かいこと抜きにすれば大雑把に言うと音のソースが発振器なのかギターなのか?っていうそこなんだよね。んで前にも書いたインキャパの小堺さんのノイズ論でいうところのそこでなぜギターを使うやつが多かったのか?っていうと当時は発振器っつってもシンセとか電子機器が高くてギターなら安く買えてなおかつフルテンにすれば簡単にノイズが出るっていうことでそういう環境的な要素が規定してた部分が大きいんだけどでもそこでギターを使ってようが発振器とかシンセ使ってようが音の方向性としてギター系か発振器系かっていうのにやっぱ分かれるよねって別に分ける必要はないんだけど。

 

んでまぁインダストリアル系とかアングラっぽい初期SPKみたいなのってやっぱオシレーター系だよね。MBとかにしてもまぁあと他に金属とかのジャンクノイズも含めてなんだけどアングラ系のノイズは大体発振器系かギターを使っててもあくまでノイズジェネレーターという発想だよね。それに比べてギター系になるとようはそこがオルタナ系ロックってことになるんだと思うんだよね。

 

いやいや、ガチのノイズ勢に比べたらオルタナロックなんてノイズでもなんでもないでしょうって俺は思ってたけどまぁ最近調べてるやつも含めて全くそんなことはなくてさ、超ノイズだよね。まぁそこまでぶっ飛んでるのは滅多にないけどでもやっぱりその60年代のフリージャズとか現代音楽とかそういうのに影響を受けたロックとかにルーツがあるようなものはマジな音を出すよねって思うんだよね。

 

ジョンゾーンとかは明らかに現代音楽寄りっつーかまぁインテリ音楽だけどでもまぁNo Waveの時代だと混ざってたっつーかまぁそりゃ混ざってるんだけどね、境界が無くてみんな一緒にやってた感じがあるよね。アートリンゼイみたいな楽器できないあんちゃんとインテリのジョンゾーンが一緒にやったりとかっつってもまぁアートリンゼイもインテリだけどっつーかまぁそういう意味でみんなインテリだよねっつーかそりゃそうだよね。現代音楽とかフリージャズってインテリ音楽だからね。でもそこでインテリが洗練された音を研究して出すんだ!っつーよりかは初期衝動でやってるっていう良い意味でのバカさ加減だよね。これがいいなーって思える源泉なんだと思うんだよね。

 

まぁあとロックで言うとすげー前っつーかアメリカ行く前ぐらい前だけどゴロッパチにハマっててその影響でガレージロックは結構熱心に聞いてた時期があるんだよね。

 

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ロック聴いて無くないなって思うわ(笑)めっちゃ聞いてたなゴロッパチ。でもやっぱツイストにせよゴーゴー系にせよサーフにせよ俺ってまぁその元の一つにモンドってのがあるからやっぱりモンド系っつーコンテキストはあったよね。まぁすげーテイストの良い音楽ということなんだけどでもまぁそこでよりプリミティブなロックでよく聞いてたのがソニックスだよね。

 

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ウワーオ!っって叫ぶ感じっつーかプリミティブなところでまぁ結構こういう時期もあったんだよねっつーかまぁロックにノイズ的な要素を探してた時期っていうのがね、んでもなんでノーウェーブに行きつかなかったのかが不思議だっつーかやっぱネットの情報量の違いかしらね。このソニックスとか聞いてた時代はまだまだCD屋に行かないと音楽聴けない時代だったからってのもあるかもね。

 

あとまぁモンド系列で聞いてたロックはデルファイだね。

 

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これは全然レコードじゃなくてモンド視点で編集されたコンピCDだったけど渋谷系のスカムカルチャーとして中原昌也とか宇川さんがスカムカルチャーとかも色々と紹介してる中で出会ったスカムカルチャーの中のロックっていう意味だとピンクフラミンゴだよね。

 

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特にこれなんかはマーティンデニーミーツロックという感じで感動してましたね。

 

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んでまぁ変なロックってあるんだなーと思ってよく聞いてたのがこれですよ。

 

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あれ?これって誰かがサンプリングしてたような?と思ってあ、これだ!って気がついたのがこれですねっつーかいきなり変なのやり始めたfreddy freshね。

 

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所謂ビッグビートみたいなのってサンプリングだらけだったから最高だったんだよね。ノーマンクックもサンプリングだらけだったし。

 

あとまぁなんつーかトラッシュメンとかもそうなんだけど非音楽的な要素が普通に音楽に入ってるってのがモンド的にうれしかったんだよね。バババババとかブルルルみたいな音がね、スパイクジョーンズを彷彿とさせる感じで。

 

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あとまぁロック聴いてこなかったって言いながら実はかなり聴いていたっていうのでこれはノイズ路線からのデス・メタルとかグラインドコアとか当時は今ほどの理解は無かったけどブラックメタルとかだよね。なにしろ地元にリズムボックスっつービョークをCDRにコピーしてそのまま売ってたような店があって(笑)そこが異様にデスメタルが強くてさ、まぁそれで言うと湘南地域って塩化ビニールのSKBさんとかあとカールマイヤーの中の人とかも地元一緒だったと思うんだよね。何気に変人の聖地だったりもするんだけど。

 

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あ、んで当時聞いてたデスメタルですね。

 

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あとまぁブラックも混ざったやつとかもね。

 

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っつーか爆音でノイズとして聞いてたんだけどね。あとまぁグラインドコアとかですかね。

 

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んでまぁなんかそういうハードコア系と現代音楽が見事につながっててまぁ当時も今みたいな意識がすでにあったんだよね。自分の中の好きなコアみたいなのはあってそういうところから派生してるものなんだよね。

 

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空耳ファンには田中がカタカナださーでおなじみですね。

 

んでまぁあと今もあると思うけどはるまげ堂っつーその辺じゃ売ってないような南米とかのゴアグラインドみたいなのを売ってるところで毎月通販で色々と買うようになってまぁようは色々と懲りずに変なのに手を出していくわけなんですよね。ジャケがグロくてごめんよ。

 

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下水道ボイスっつー下水道の音みたいなヴォーカルの下水道度が高いものがより良いみたいな独特の価値基準があるんだけどまぁようは自分的にグラインドコアの音響的アプローチっていうか聞き方っていう感じだったんだよね。

 

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より下水道を究めようとすると下水道そのものになるっつーかニッチなジャンルでスカトロゴア通称スカゴアってのがあるんだけどこの辺のはCD単価が安かったから買いやすかったってのもあって相当聴いてたんだよね。

 

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特にTorsofuckはジャケがエピック過ぎて単純にファインアートとして成立してる感じがあるんだよね。

 

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ポルノグラインドってのもあるんだけどスカゴアとかとうんこだけに混ざってて境界線は曖昧っつーか呼び名なんてどうでもいいんですけどね。

 

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あとまぁあれですね、スカトロと言えば最強なのがデッドマン2のオープニングですね。激烈観覧注意報ですけどもよろしかったらどうぞっつーかネットのおかげでモザイク無しで見れるって良い時代ですよね。

 

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ポルノグラインドとかゴアグラインドとかはこういう映画とか映像から音取ってきてそれを2分ぐらい続けたりもするもんだから30分のCDの中で半分以上がこういう映画とかスカトロポルノとかの音声だったりっていうある種のハードコアな音響派なんですよね。

 

ところでこれ以上衝撃的なジャケットは見たことないですねって観覧注意で。

 

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この異様に長い映画とか事故現場の音声とかのサンプルとかがすげー好きでスカム系サンプリング音楽みたいな感じでもあったよね。まぁ元祖っぽいのがカーカスだよね。

 

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まぁそろそろいいかな。っつーか以外どころかかなりロック聴いてますよね。まぁただ所謂王道ロックはないじゃん?全部ハードコアかノイズっつー意識で聴いてたっつーようなのばっかでんでもまぁそういう意味で今も同じなんだよね。ただまぁソニックユースにせよジザメリにせよマイブラにせよオーバーグラウンドで王道ロック的要素もあるっていうところがなかなか自分史的にエピックなところなんですよね。アングラで終わってないというところがね、んでもノイズ要素だと幾多のハードコアより勝ってるわけですよ。そこが凄いんだよね。

 

あ、あとついでに参考程度に俺が思う発振器系ノイズも貼るわ。

 

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SMKはSPKのもじりなわけなんですが(笑)

 

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あとまぁ音響コラージュ系というか。

 

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Nurseは本当にヤバいよね。まぁあとなんつーのかな、バンド形式ではあるけどメインがギターではなくて発振器系っていうのがまぁTGとかだよね。

 

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ノイバウテンとかになるとあくまでロックな感じがするっていう意味で全然聴いてなかったね。最近聴いてるんだけど。

 

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あとまぁクリスコージーとかになると音響系っつーか後のダークアンビエントにも通じるような感じがあるよね。

 

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この辺の80年代インダストリアル系って渋谷HMVが異様に充実してたんだよね。モンドラウンジコーナーでライブラリモノのコンピとかイルマのコンピとかを買いつつそのままインダストリアルなのを買ってたんだよね。こういうのが同時だったっつーのが自分的に大きくてまぁようは渋谷カルチャーだったんだよね。当時はそんな意識なかったけど。インダストリアル系が渋谷っつー場所で充実してたのもやっぱりデス渋谷系みたいな感覚があったからだよね。

 

エグいグラインドコアなども続いたと思うのでお口直しにどうぞ。

 

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なんかノスタルジーっぽくなったけどそんな感じで今日はこの辺で。