ウォール伝、ディープWebアンダーグラウンド。

Googleに好かれるなんてやめてしまえ!って感じで日々の思索を頭をクリーニングするかの如く書き連ねるブログ。

レコハン記。その9。

当時猿のように聴いてたミックス類ですがね、丸っこいCDが20枚ぐらい入るケースを常に常備してましたよね。闇のようなバイトから一応定時制高校とフリースクールみたいなところとこんな俺でも通学ということがあったんでまぁウォークマンで音楽を聴くっていうのは相当な時間を占めてたんすよね。だからまぁ思い入れ深いというかね、ただまぁその実存的な思い出というだけではなくその時に鍛えられたセンスとか耳とか勉強させてもらったことってのがイッパイアッテナ。

 

まぁ思い出話はいいや。まぁそんな感じでミックスCD貼ってくわ。レビューっつーか紹介だよね。レビューはあれだよね、あんま知られてなかったり一部のマニアしか知らんようなのはレビューするけど俺が聴いてたのは本当にメジャーなミックスCDばっかだったからまぁレビューもクソもねーだろうということで。

 

ってことで今回はラファさん以外のUFOとJazzanovaとかジャイルスのミックスがシリーズとして出てたPhonophileシリーズなんだけどいつも書くようにうちの父がジャズ好きだから結構年収あって裕福だった当時は(笑)父は銀座の広告代理店に勤めてたんだけどそのストレスフルな勤務の後に銀座のHMVだったか忘れたけどとりあえず父が帰りに時間があるときとかにCD屋に寄ってCD買ってたりしたんだけどまぁジャズとかクラシックのCDなんだけどそういうのが好きだからジャズ系の音源の新譜とかもそんな頻繁じゃないけどチェックしててJazzanovaを知ったのはなんと父経由なんすよ。親父マジリスペクトメーン。

 

あ、んでその父が買ってきたミックスがまだJazzanovaが出始めっつーかJazzanova EPで大ブレイクしてる時だったんだけどまぁ当時はそんなの知らなかったんだけどね、「何なの?Jazzanovaって?」って感じで。

 

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あとJazz in The Houseのミックスの3枚組とかも親父が買ってきたんだよね。何より俺より資金力が豊富だったしあとまぁNuyorican Soulとかも大好きであれも親父が買ってきたんだけどまぁ今思うと俺と好みが本当に似てるのか俺が親父の影響を受けたのか分からないけどラテンとかジャズとかとあとまぁサルソウル的なディスコっぽい感じとかっつーかまぁ若いころディスコダンサーだったのよね。父が。ディスコに入り浸ってアースが大好きだったっつーのもあってまぁ親父の恩恵はデカいんだよね。まぁそんな親父が買ってきたものの中に今貼るPhonophileシリーズがあったんだけど

 

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んでまぁ他の矢部さんとかジャイルスのもあるらしいよ!なんつーのを何回もまぁ遠回しに「買ってきて!」ってことですよね。ダッセー(笑)まぁ今思うとこのシリーズを通してレアグルーヴ的なエッセンスを初めて感じた気がするわ。超クール!っつーより今聴くと若干ダサいフュージョンとかも入ってるじゃん?でもそういうのを現代の音源と混ぜて聴かせるみたいな、そういう生音でDJが成立するんだ!っていうのに衝撃だったんよね。

 

昔も今も俺のアイドルDJは矢部さんでそれは今後も不動だけど矢部さんのはオープニングがKip Hanrahanの綺麗な曲だったりしてその後もドープな感じでアンビエントっぽくもあって寝る前に毎日のように聴いてたよね。

 

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あと松浦さんのやつは打ち込みのやつがほとんどなくて生ジャズばっかで超かっこよくてもうこういう感じで行きたいわー!って超思ってたよね。UFOは本当に当時の俺のクールの代名詞みたいな感じで「ああいうクールな大人になりたいな」とかって思ってたわけなんですがね、ただ今もって今は別にDJやってるわけじゃないけど今やったとしてもやっぱりかけたいのは生音メインだよなって思うのはやっぱりUFOの影響がすげー大きいと思うね。

 

んでまぁ未成年だったんだけどゴリ押しで親父に南青山Blueに連れて行ってもらったりして(笑)ガキ俺だけだったんだけどあのアダルトな雰囲気といったら衝撃でしたよね。んでその後は受付の姉さんと知り合いというほどでもないんだけど当時の父の仕事仲間だったかなんだったかがBlueの受付の人と知り合いでまぁ言わばコネですよね。それで入れた的な。あとまぁ西麻布のイエローは叔父さんにこれまたごり押しで入れてもらったりとか(笑)童顔でガキ臭いオーラ満載だった当時の俺はIDの提示迫られたら終わりなわけでね、まぁそんな感じでクラブデビューはめっちゃ早かったんよね。

 

マニアックラヴなんかもサブヘッドが来たときに親父にめっちゃ頼んでこれまた無理やり入れてもらう感じでって金は払ってますけどね、それで入ったはいいけど人が多すぎてんじゃあ他のクラブ行くかっつってなぜか深夜なのに仕事帰りの親父と俺がまぁ東京駅だかどっかで待ち合わせして仕事帰りの親父に連れて行ってもらうみたいな感じだったんだけどスーツ姿の親父とガキの俺が深夜の渋谷とかあの辺を歩き回るっつーシュールな感じがありつつ(笑)それでLoop行ったんだったな。

 

あと叔父さんもLoopでイベントをやっている当時は結構活躍してたテクノDJの人と知り合いでその伝手でこれまた入れてもらえたりしたんだけどまぁ本当に叔父さんとか親父の恩恵すげー受けてるんよね。一人じゃぜってー無理だったもん。夜の渋谷とか怖かったし(笑)

 

日中はもうディグしてたから慣れてたんだけどね。だからクラブデビューが早かったから行かなくなるのも早かったんだよね。当時の悪ガキならほぼデフォだった未成年飲酒にタバコで始めるのが早いから法的にオッケーになるぐらいには辞めたりするっていうね(笑)まぁ俺はタバコは20代前半までずーっと吸ってたけどね。最初はキャスターでそっからフィリップモリスだったかとにかくゴロワーズライトに行きついたんだけどね、あれって日本用にアレンジが加えられてるんだけどまぁ一番旨いタバコですわ。赤いやつね。青はデフォのゴロワーズで。映画なんかでジャンギャバンが吸ってたやつさ。

 

ヘタに引用するとまたカスラックから削除要請とか来るから変に歌詞書けないや(笑)まぁ家が遠かったってのもあってまぁ始発で帰るってしんどいってのもあったんだけどさ、どっちかというと家で音楽聴く方が好きだったんだよね。あと回すなら俺に回させろ!ってのがすでに当時からあってクソ生意気だったんだけどそんなのもあってクラブに入り浸ることはなかったんだよねっていうかまぁその金あったら交通費とかドリンク代も含めてレコードに回すっていうかそんなクラブ行く余裕無かったってのもあるけどね。

 

デュアル構造また次回にするか。ディスクレビューもコンスタントにやっていくとなると球数出し過ぎるとネタ尽きるから書きすぎないようにして分けるようにしないとねってことまぁ次回ね。

 

ってことでデュアル構造の後半の続きねー。

 

まぁハングリーってそういうことだよね。結果的にそれが向上心を生み出すのか向上心が先なのかハングリーさが先なのか分からないけどまぁ裕福でもハングリーさというか向上心の塊みたいな人はいると思うけどようはそれって満足した豚でいるより不満足なソクラテスでいるほうがいいっていうことだよね。CODのキャンペーンでも死んだりすると明言のクオートとかが出てくるけどブルースリーのクオートで「人生に安定なんて求めるな!」っていうまぁ常に変化をしてタフな人間になっていくというような向上心の塊であれ!っつーようなマッチョなメッセージなんだけどまぁでもマジでそうだよね。

 

スマホなりPCってのは勘違いした満足した豚になりやすいんだよね。何もかもが出来た気になるし手に入った感じになっちゃう。もちろん色んなものが手に入りやすかったり過去ほどのコストがかからなくなったというのは良いことにしても別にそこまで努力しなくても色々得られちゃうっつーのはヤバいよね。

 

さっき書いたアツい音源に対する渇望ってやっぱり得るためにバイトするなり別に金のソースが親でも店に行って買う!っていうことをしなきゃいけないわけでさ、少なくともワンクリックじゃないよね。あと自ずと色々と知ろうとしないとDJなんかだと差が出ちゃうから情報戦的でもあったわけだしさ、俺はまぁ競争苦手だしそんな世界に入ったことないけど(笑)入ったつもりで色々とディグってた身としてはそういう環境から得られた経験とか知識って大きいんだよね。

 

もうめっちゃハングリーよね。クソかっこいいジャズのトラックとかを探すのに全力を費やすんだからね。今考えるとその熱狂は異常だと思うけどその熱狂の磁場がジャンル関係なく宇田川町の磁場になっていたっていうね、で、仮に今はその磁場は無くても当時のこと勝手に思い出して当時の感じで勝手に掘るとかってできるじゃん?別にそれを掘って回すわけでもないんだけどただ聴くだけで楽しいからね。あとまぁあれよ、スニーカー少年現象よ(笑)

 

ジョーダンとか欲しかったけど高くて親に買ってもらえなくて自分である程度稼げるようになったらすんげー買うようになるっていうそれのレコバージョンですよね(笑)俺の場合時代錯誤もいいところだけど基本的に好きなのがレアグルーヴとかディープジャズみたいな正当とは違う泥臭さがあるようなもんでジャズファンクなんて最たるもんだけどあとまぁさっき書いたようなイタリアとかフランスとかヨーロッパのライブラリ音源ね。この辺は別に時代関係ないもんね。

 

90年代のクラブジャズブームとかで作られたクラブジャズトラックを今掘る!とかだとまぁそれはそれで面白そうだけど基本的に掘る対象がそのものっつーグルーヴのソースよね。ただオリジナルとかだと大変だし時間もかかるからコンピでいいやっていう適当さね(笑)

 

ブートのコンピとかに入ってるレアトラックと本物のオリジナル版に入ってるトラックとモノは同じなんだけどそういうオリジナルとかに何万とか出す人がいたっつー狂った世界だからまぁすげー金が回ってたなっていう本当に経済ダメになったんだなっていうのを痛感するよね(笑)笑いどころじゃないんだけどさ。

 

ただレアグルーヴとか俺がさっきグルーヴのソースって書いたようなものってムーヴメントとか関係ないじゃん?もうそれ単体でかっこいいもんね。こういう系の音流行ったよねーとかっつーのと関係ないさ、それこそそれがファンク寄りのラテンジャズだったりヨーロピアンジャズだったりしても価値は普遍だもんね。

 

あらゆるものの相対性を打ち破る普遍性がそこにはあるよねってまぁそれは俺の価値観だけどさ(笑)ただまぁ明らかにかっこいいからね。生もののグルーヴ感って凄いよね。まぁ打ち込みはそれはそれでよいところもあるんだけど生もののグルーヴ感のフレッシュさってのはいつまでも失われないよね。

 

なんでも相対的になる世の中で普遍を求めるようなロマンティストが行きつくような音だと思うんだよね。まぁなんかそれも音素っつーとあれだけど要素に還元していけば皮を叩く音!とかリズミカルに何かを弾く音!とかメロディアスに管楽器を吹くこと!とかっていうそういうことになるかもしれないんだけど何しろそれは人間の所作なんだよね。んで予定調和っぽいものではなくてその場のグルーヴ感があるようなものだよね。

 

それ言い出すと前にも散々書いたけどニルヴァーナとかもマジでかっこいいのってブートのテープ音源とかじゃん?カート・コバーンがぶっ飛び過ぎてギターがノイズ化してる!みたいなイッちゃってるのが一番かっこいいよね。スタジオ録音になるとそんなのをリリースするわけにはいかないからツルンとした仕上がりになっちゃって本人もそれにご立腹だったらしいけどロックってその妥協の歴史でもあるよね(笑)売れればいいのかロックの根源的な荒さを大事にするのか?っていうさ、まぁそんな中でも売れつつぶっ飛んでる人とかいるけどってフルシアンテぐらいしか浮かばなかったけど(笑)つまりはRawさだよね。

 

それはジャンルを超越してブラックメタルとかでもそうでしょう。プロダクションがしっかりしてるよりRawなテープの内臓マイクで録音したのか?っていうような質感のRawさっつってもなぜかそっちのほうが邪悪に聞こえるっていうそれはそのほうがRawとされているというような約束事じゃなくて実際にそうなんだよね。だからすんげーハイファイなプロダクションのブラックメタルとか別にこれはもうメタルでいいだろうってことになるっていうね(笑)だからまぁブラックメタルってRawなものに限ればノイズとかインダストリアルに近いよね。実際まぁその辺とクロスしてるような音源ってのも多いんだけどって多くは無いか。

 

ブラックメタルらしさっていかに匿名であるか?とか厭世的であるか?とかなんだよね。まぁそれは各メタラーによって定義は違うだろうけどもっともアングラなのが一番ブラックメタルというね、ノイズとかってアングラな割に限定版とか出してがめつい感じがするけどRawなブラックメタルって商業臭さが皆無なんだよね。もう売る気無いだろうというような音質だったりとか(笑)ただ逆にそのAttitudeがレジェンド化してデモテープとかが高額で取引されるとかテープを起こしたブートCDが出回ったりとかね、この逆のベクトル面白いよね。金稼ぎなんて全く考えてなかったのにすんげー資本主義的価値がついちゃうみたいな。

 

でもまぁそういう音源すらも今やみんなBandcampで聴けちゃうんだもんね。ネットの便利さの並列化の威力といったら半端じゃないよね。まぁ俺はリアルタイムブラックメタラーじゃないからそういうアングラなブラックメタルのデモテープとかにプレミアがついてるみたいな現場に出くわしたことはないけどなんとなくは分かるよね。まぁそういうのってジャンル関係なく同じぐらいの時代にレコード屋に通ってると分かる雰囲気なんだよね。まぁそういう場が与える雰囲気という情報よね。

 

かといっても別にレコード屋ってんじゃあレコードを集めて売ればレコード屋になるのか?っていうとそうでもなくてなんか独特の場のモノってのがあるんだよね。言語化できないようなものだよね。マンハッタンだと移転する前のキムズビデオとかのヴァイブスとかはめっちゃ渋谷っぽかったんだよね。

 

だから良く通ってたってのはあるかもしれんけどね。なんかただその渋谷的なものってアングラとかオーバーグラウンド関わらずに活動力みたいなのと創作のアウトプットが陳列されてるみたいな一種のクリエイティヴィティの霊場みたいな磁場があるんよね。んでそこに引き寄せられて来る人間ってのがまたヴァイブスを放ってより霊場の磁場が強化されるみたいなね。

 

まぁ場的なもの全般そうだよね。だからこそ形骸化した時のスケルトン感が半端じゃないっていうか仮にレコード屋はあったりモノは置いてあるんだけど場に磁場が無いみたいなね、かといっても別にインテリアデザインどうのって話じゃないんだよね。そういう場の感じって色んな分野にあるよね。

 

まぁロマン化し過ぎかもしれないけど昔の無法地帯だったSohoとかサルトルとかが議論してたような感じのパリのキャッフェーとかウィーン学団だかタルスキだったか忘れたけど同じくカフェで議論するスタイルの学者とかまぁヒップでかっこいいわな。絶対そういう場には俺の言うヴァイヴスの磁場が発生してたに違いないわけでね、逆になんかそういうクリエイティヴなものに携わっている人ほどそういうのに敏感なんじゃないか?って思うよね。

 

ってことで続きますんでんじゃまた。

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