レコハン記。その11。

タンテ届いたんで練習もせずノリノリで勢いでやりたい放題やったのを録音したんで。

 

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いやーカザールやらタンテやらクリスマスプレゼントならありがたいんだけど全部当然実費で天手古舞な感じになっておりますが届いたんですよ!カザール!カザールレジェンズというやつなんだけどめっちゃかっこいい!

 

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生けるレジェンドの俺としてはもう完全にこれっしょ!って感じで何本買ったかは秘密だけど持ってるのがヨーロピアンテイストなシャレオツなのが多いからこういうストリート感があるインパクトがあるやつって全然持ってなくてまぁ前に書いたように今はファンク!ってことなんでそのテーマにぴったりなのを購入しましたね。

 

間違えて一括払いにしちゃって電話したら対応の人が某レコード屋店員とえらい違いの、まぁこれがようはちゃんとしたグレードの店のカスタマー対応ということですよね。めっちゃ丁寧で無理なことを言っても対応してくれて無事ゲットできたぜ!エイトオプティクさんに感謝ですね。

 

本当にDJもそうだしサービス業全般そうだけどお客さんが利用してサービスを利用するなり買うなりしたっていうだけではない「ここにして良かったな」と心底思える対応だよね。利用して気持ちが良いという感じがないとダメだ。そういう意味で色んな店でモノを買うというのは本当に勉強になるよね。

 

あとSL-1200MK7っすよ!!!色々買い過ぎて超絶躁状態になってるのは認めるが好さ過ぎるぜこれ!フォルムが超エロい。質感とか最高で精子ぶっかけたくなるような質感なんだよね。レコードのリリース感とかも調節できるらしいけどデフォが完璧過ぎて全く文句ないのとある程度やってて気が付いたんだけどこれ超デカいと思うんだけどピッチ設定二倍ってのを選べるんだよね。

 

例えば古いシカゴハウスとかってBPMに限界があって最近のトラックとBPMが合わなかったりするんだけどそういう心配が一切ないのとあとディスコとかサルソウルのミックスとかも練習してるんだけどディスコとかサルソウルBPM然りよね。例えばディスコっぽいハウスからリアルディスコに繋ごうと思ってもディスコのBPMが遅すぎたりするとピッチ8にしても無理だったりするのが全然それが繋げるんですよね。

 

STAP細胞の培養みたいにコツがいるけど慣れれば全然オッケーなのとあとまぁ音いいっすわ。普通に。MK3Dと混ぜると出力の差とかも恐らく微妙にあるのと俺のMK3Dは20年モノだからやっぱだいぶモーターっつーかアレが弱くなってるよね。

 

MK7が快適すぎるので今は無理だし分割地獄で当分無理だろうけど今後もマジでリアルにDJでメイクマネーしていくという決意があるならMK7もう一台買うというのはアリかもしれない。そのぐらい性能差があるね。いくらシャアが「機体の性能差は戦力の決定的な違いにはならない」と言えどもピッチやらあと単純に古いからMK3DがヘタってるってのもあってできればMK7がいいかなって感じ。

 

あ、あとね、rekord boxですね。いや、ヤバいでしょこれ(笑)何なら俺が作った曲とかもヴァイナル操作できるやん!あとこれに限っては出力がPCだからタンテの音の差とかは関係ないのとbeatportって初めて使ったけどレコで買ったら数万行くようなのが何千円で大量に買えるってのはDJ天国ですな。

 

ただまぁそれだからこそbeatport天下だからこそDJ人口は増えるけど似たようなDJも増えるってことで例えばドラムンベース買おうと思ったらDJ Hypeのランキングとか出ててまぁようは有名DJがヘビロテ中の曲とかが普通に変えちゃうんだよね。

 

便利すぎるが故の脱個性化ですな。google然りなんだけどインターフェースなり情報を統合するようなものがいつのまにか人間の感覚までも規定するようになるってまぁ遠回しに言うところのAIが人間を支配するとか機械に人が支配されるっつーところですよね。ありゃヤバいわ。リテラシー無いとホストがUSBにbeatportで買ったトラック詰めて「僕、DJもできるんですよー」なんつって個性もへったくれも無い選曲をする・・・みたいな悪影響がそこまで酷くないDJもそれに犯される可能性がありますな。

 

ただまぁ初心者とかには登竜門になるよね。昔より断然安く始められるし何よりミキサー買ったらソフトついてきてなおかつbeatportとかmp3ならアマゾンとかでEPが300円から700円ぐらいで買えるっていうコスパがとんでもないですよね。しかもデフォで試聴できるしある意味外しようが無いよね。

 

あとまぁPC操作でできるとbeatシンクとかは使わないけどワンクリックで曲変えられるからかけ終わったレコードをしまって次を出すっていう時間を節約できるからミックスやらEQにより時間をかけられるとかっていうもはや利点だらけですよね。

 

リッチー・ホーティンなんかはbeatをシンクさせるとかあらかじめ設定しておいてbpm合わせとかに労力を使わないで3枚使いするとかエフェクトかけるとかそういうライブ要素に労力を使ってるらしくて確かにそりゃ合理的だよね。bpmを合わせられる人がそれ使う分には全く問題ないだろうっていうかすさまじい時間の節約になるもんね。当然ミスも減るしなにしろビートがあってたらミスりようがないし。

 

あとなんか俺が昔に予見してたDJは現場でもクラウドにアクセスして選曲する感じで何万枚というレコードをそこから選べるようになるだろうみたいなプロフェシーが実現してるんだよね。beatportのサブスクでそんな機能があるらしいんだけど今は回線とかの問題もあって音が途切れたりする場合も無くもないだろうけど例のアレですよ、5Gの時代になればそんなのは余裕になるんだろうなと思うと浦島状態ですよね。

 

最後に人前で回したのって2003年とかだからもう2020年やから17年っすよね。そりゃ未来感じるわけだわ(笑)あとまぁ細かい話なんだけどrekord boxとかテクノハウスドラムンベースみたいな打ち込みだと今回買ったコンコルドのナイトクラブはバッチリなんだけどリスニングの時にジャズとかファンクとかを聴くとめっちゃ音が籠ってるんだよね。生は全然ダメだなってことで今はもちろん買えないけど生やる場合はやっぱり前に書いたPhasemationのカートリッジにオーディオテクニカのハイエンドよりちょっと手前ぐらいのやつを使わないと話にならないね。

 

まぁただハウスDJとかは一流になればなるほどドンシャリというより超絶ハイエンドのカートリッジとか使うらしいからやっぱり針って大事よね。まぁそりゃそうだわな。それで食ってたらカートリッジをコスパで選ばないだろうっていうね。まぁナイトクラブは音に迫力あるけどね。ローの出がめっちゃいいからやっぱハウスとかの鳴りは最高っすわ。

 

あと全然話違うんだけどさくら大戦出ましたよね。全然ゲームにフォーカスしてなかったせいかすっかり出てるのを忘れてたんだけどやっぱり気になるのはレビューだよね。昔は神がかってた和ゲーも昔の栄光を餌にただ金を搾取するだけのものになり果てるのが多いから慎重にいかないと・・・っていうか価格が諭吉プライスってのは相当強気だなぁーとか思いつつひっさびっさにPS4起動したらインストールしてたゲームのアプデやらシステムのアプデやらが凄くてチェックできたのは起動してからだいぶ後なんだけど体験版あるんすよね。

 

んでやったんだけどまぁ今さら戦闘を過去のフロントミッションみたいにするわけにもいかないだろうってのは分かるんだけどああいう無双系のってドラクエヒーローズとかあとセールで買った二ノ国とかなんならまぁ昔の戦国無双とかああいうのにもう飽きてるよね。

 

ああいうのが一番派手なのがDMCだったりベヨネッタだったりするから派手さは求められないなとか思いつつまぁギャルゲーのおまけ程度なのとようはシナリオが良ければいいべっていうかさくら可愛いしそれだけでもいいかも・・・って思ったんだけどあえて動画は貼らないけど凄く良い真摯なレビューがツベにあってまぁその人曰くシナリオが雑過ぎて話にならないってことなんだよね。

 

仮にキャラが良くてもシナリオが雑だったり「え?何それ?」っていうところがあると致命的じゃないですか?っていうかほぼシナリオゲーっていうかアドベンチャーなんだったらシナリオが良くないと話にならないよね。んでまぁそれがキャラの良さをも殺すレベルとのことでスルー確定でしたね。まぁ他のレコやら機材の出費が多いってのもあるんだけど良ゲーだったらやりますよ。モロに世代ですからね。でもまぁそういう世代のノスタルジーを利用したゲームなんだなーって思っちゃってまぁ残念!って感じでスルーですわね。

 

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ちなみに他に期待してたゲームはデスストがあるんだけどモンハンの卵運びミッションを永遠とやらされるってことで完全なるマゾゲーだなってのと世界観好きでもプレイ動画とか見てて全くやる気になれなかったんでこれもスルーでしたね。自ずとゲーム離れが加速しますわ。

 

あ、んでセールで買った二ノ国なんだけどポポロクロイスとかを思い出すような心が洗われるようなゲームでぶっちゃけ王道で凡庸なんだけどまぁこれでいいんじゃない?っていう感じよね。空賊の娘がさらわれたところから進めてないんだけど(笑)別につまらないわけじゃなくてまぁDJにフォーカスしてるってのがあるからね。

 

あと同じくセールでSurge2ってのとObserverってのとこれはセールじゃないけどアーリーでPostal4買ったんだけどまぁ全部アベレージって感じだけどObserverは進めて行くと人間をハッキングするようになってその世界が相当ぶっ飛んでるとのことでまだそこまで進めてないんだけどねっていうか昔ほどのゲームへのパワーが無いからちょっとでも進めなくなるとやらなくなっちゃうんだよね。こればかりは歳ですな。

 

ってことで今日のディスクレビューなんだけど生音系Mix CDにしようかと思ったけどちょうどいいレコードがあったんでそれにするけどLeda Annestの「Portrait Of Leda」ですね。全然知らなかったんだけど実験的なジャズオーケストラっつっても相当ストレンジでエキゾじゃない土臭さが無いイマスマックというかね、テルミンがやる仕事を地声でやってる感じなのと場面によっては森山中の黒沢がふざけて歌ってる時みたいな声だったりとかまぁこれぞスペースエイジ!って感じの名盤ですなこりゃ。

 

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楽団系の音だけだったらそんなに面白くないであろうところがLeda Annestのストレンジなヴォーカルとヴォイスによってすげー面白くなってるっていういまだにジャンル分けできなさそうなカテゴライズ不明な音がモンド好きにはたまらんね。

 

あ、んで楽団系であんま面白くないっつーかそんなのレビューする意味あるのか?って話なんだけどThe Mystic Moods Orchestraっつー楽団があって節操なくこの頃の楽団系っぽくポップスやら映画音楽やらムード音楽やら色々やってるんだけどなんでモンド系とされるか?っていうと異様にデカい効果音なんだよね(笑)

 

それが無かったらただのムード音楽っていうところをすげーデカい雷の音とかがいきなり鳴ったりして何が良いってそういう効果音を適当に入れただけでミスティックと名乗る堂々としたモンドなAttitudeだよね。こういう時期ってエクスプロイテーション系とも言うべきセックス!とかバイオレンス!とかを売りにしてる割に中身はクソみたいな映画とかね、エクスプロイテーションフィルムとかセクスプロイテーションフィルムとか言われるけどまぁハーシェル・ゴードンルイスとかがその筆頭だけどとりわけイージーリスニング系にそういうのが多いんだよね。あ、音楽バージョンってことね。

 

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効果音メインで音楽がBGMになってるっていうトンデモ構造なんだよね(笑)低い音で聴くとただのムード音楽なんだけど爆音で聴くと一気に化けるんだよね。「なんじゃこりゃ?」感が強くなるというかね。

 

ただあんまり音楽的に思い入れが無いからあと数枚持ってた気がするけどどれだったか忘れてもうた(笑)

 

あとあれだ、なんつーか知ってる人は当然知ってるんだけどなんつーかもうおっさん世代の伝達よね。若い世代に向けておっさん世代には自明だったけど若い世代には全く自明じゃなくて相対化され過ぎてるから分からないものってのがあるわけで「俺、こんな珍しいの知ってるんだ!」みたいなくだらない知識のマウンティングとか自慢してもしょうがないわけだから定番なんだけど若い世代っつーかそれこそ俺が二十歳ぐらいで中出ししてたら子供がもうそんぐらい「これ聴いてみ」とかって言いたくなるぐらいの中高生っつーんですか?若い世代にこそ聴いてほしい!っつーサウンドがあるわけでなんかそういう伝達よね。

 

マニアックなのもいいけど一般的にはマニアックでもマニアの世界だと全然そうでもないものでも伝える価値がある定番のやつってあるからねってことでIncredibly Strange MusicっつーRe/Searchっつーアメリカのサブカル雑誌で所謂モンド系というか変なレコードってのが紹介されてそこからモンドの地位確立!みたいなところがあるんだけど同時多発的でもあったんだよね。

 

ドミューンの宇川さんとかが勝手にムーグものを掘っててハナタラシのコンピとして一応出されてるやつにハナタラシの音源は客の「山塚ー!」って声と「ガシャーン!」みたいな音しか入って無くて残りの40分とか50分ぐらいが宇川さんによるムーグのブートコンピになってるやつとかね。

 

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この80年代の空気感っつっても俺はリアルタイム世代じゃないんだけど(笑)このライブ音源の後にブートのムーグコンピが始まるとか1クリックで音楽を聴ける世代には分からない面白さがあるだろうっていうね。

 

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この特に最後のKali BahluのA Cosmic Telephone Callはかなりキテますよね(笑)こういう変なレコードを作れちゃうアメリカの戦後の景気の良さだとかスペースエイジの能天気さというかね、なんかまぁそういうのがたまらんよねっていうかこのコンピ前にも貼ったけどもう一枚あるんだけど音源貼るの面倒だから各自Discogsでチェックで。

 

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ってことで続きは次回のディスクレビューで。

 

 ってことで本編の続きね。

 

若くて色々とまだ経験もしてないって時だったらもっと金かけるところが他にあったりレコードをじっくり聴く!みたいな行為よりも行動とか旅行とか交流とかね、まぁそれは俺が色々とやってきてまた戻ってきた趣味っていうところがありつつもそれだけではない本質的なものがあるなって思っててまぁそれは色々あるけど不便さを楽しむ!とかさ。

 

まぁ別にCDとレコードのデュアルだった自分からするとレコード=不便だと全く思わないんだけどこの「なんとなく」では済まされないレコードのほうが集中できるとかまぁ実際中古でCD買うとかmp3買うとかよりかは若干高かったりするからマテリアル的なものを大事にケアして聴くっていうところもあるとは思うんだけどなんかそれだけではないレコードで聴いたほうが音を大切に聴くようになるっていうのは無視できないところだなって思うのね。

 

そこがようは世間を支配している恐ろしいノームコアという勢力のカウンターになるんだよね。脱並列化というかまぁ俺自身が元々異分子でずーっと今後もそうだからそれは環境やら和辻的な風土というよりも元々の人間の性質だろうと言われたらそれまでなんだけどんでもまぁレコードを掘ってて思ったのはそのイレギュラーさだよね。

 

レコード屋でも全部ネットでも売ってるか?っていうと恐らく載せるほどでもないようなものとか間に合わないのとかがいっぱいあって実際に見たことないようなのってのはそりゃ当然色んな棚を見ればそこそこ知ってるって思ってた分野にせよあったりするからね。まぁそれ言い出すと書店の良さもそこだよね。書店に行ってパラパラ見なかったら出会わなかっただろうなっていうのがあってまぁ本もただ売るというよりもキュレートするっていうディレクションになってるみたいなのはよく聴く話だけどレコード屋ってのは不可避的にデフォでキュレート機能が入っちゃってるんだよね。

 

それはレコ屋の店員が厳選した中古版が並んでます!っていうセレクトショップという意味ではなくて大量に送られてきたり買い付けもあると思うけどようはバイヤー次第じゃん?値段がつくものはとりあえず買い取るっつーのでもやっぱりユニオンみたいな専門性が高い店だとバイヤーのセンスが出るよね。

 

かといっても好みが出るというほどセレクトが顕著なわけではなくてつまりは排除のないセレクトだよね。セレクトってまぁようは別な言い方をすれば他にいっぱいある要素を排するという意味もあるわけでただそういう要素はゼロじゃないにしても明らかな誰も買わないようなゴミ以外は場所が許す限り売られるんだけどもちろんそれは売り場の仕分けってのがあるからそこで結局は選ばれてるんだよね。

 

結果的になんたら店とかっていう店舗のカラーが出るんだよね。かといってもセレクトが店主依存で色んな意味で個性的!というほどではなくてチェーン店の店舗という売り場の普遍性は保ちつつもそこに並列化されないイレギュラーさがあったり俺もそれはすぐ分かるわけよね。

 

ここのバイヤー相当目利きだなって思うと仮に売り場が狭くてもそのバイヤーさんが選んだり買い付けしたものに期待して店に行くようになるし行くプライオリティが上がるよね。あそこでより多くの金を使おうという気になるよね。それは当然自分へのベネフィットがめっちゃあるし自分にとっても市場的にも価値があるレコードが結構頻繁に入れ替わってるっていうようなところがあるわけよね。

 

まぁ逆に絶滅危惧種でも超ローカルだった場合、俺みたいな好事家が集まる場所でもあったりするわけだから結果的にその店のヴァイヴスってのはあるんだよね。昔はそれがもっと広い地域のレベルであったんだけど今も辛うじてそういう良いバイヤーさんがいる店だとそういうヴァイヴスがあるところもあるっつーところだよね。

 

逆になんかあれなんだよね、全くポリシーを感じないっつーか洋書のアート本とアンティークと古着とレコードと・・・みたいな見た目はおしゃれなんだけど全く哲学を感じない見た目だけの店(笑)とかもあったりしてっつってもまぁ大体そういうのはもうやっていけなくなって閉店したりするんだけど結果的にこだわりがある人ってのは絶滅危惧種でもまだ居るっていうところでそういう人が集まる場所は結果的にやっていけるっていうのは面白いよね。専門性と専門家じゃなきゃ分からないような排他性が無い売り場の普遍性のバランスが良い感じで保たれている店舗ってのは本当に貴重なんだなって思ったんだよね。

 

まぁそれだからこそユニオンガールズ的な(笑)売ってる子も超絶的に可愛いというまぁレコードマニアの本とか今読んでるこないだ買った本とかにしても「超ホットなClampsのTシャツを着てるパンクスっぽいけどそこまでパンク!ってほどでもないようなクールチック」な子が店員とかっていう(笑)まぁなんか一要素なのよね。それも欲しい音源を探しに飢えた状態で来てある程度飢えが満たされたり思わぬものをゲットできたりして欲求が満たされた中で性欲というと下世話過ぎるけど店員さんも超ホット!っていうような売り場のヴァイヴスよね。

 

まぁそれはアパレルなんかではデフォよね。見た目差別はいけない!っていう建前がありつつアパレルの店員さんなんて可愛い子ばっかでしょう。それも店の雰囲気にあった可愛さだったり雰囲気よね。まぁそりゃそうだわな。超絶的にイケてるアパレル店の店員さんが糞ダサいとかありえないわけで(笑)

 

ただまぁそれはレコード屋もそうなのかなとっつってもまぁ一部だけだと思うけどまぁ看板娘って言葉があるように俺みたいなバチェラー満喫系の男キラーな女の子が店員で居るっつーのもゾーニングの一種だよなとか深読みし過ぎかもしれないけど(笑)看板娘という概念もよく考えると深いよなっていうかそれこそマーケティング的な要素とかも含めてさ、ただそれが容姿と雇用っつーところであんまり表立って言えないようなところではあるのかもしれないけど例えばスタイルが悪い不細工なモデルってのが居ないように良い音楽を提供する通好みな中古店の店員がむさ苦しい感じの男というのはありえないよなって思ったりね(笑)

 

でもまぁむさ苦しい感じに見えてもなんつーか音楽オタクですさまじく詳しい!っていうところだとやっぱりまぁ点数高いよね。あの人に聞けばあれがあるかないかすぐ分かる!とかっていうような名物店員っていうかまぁそういう人は大体チーフとかマネージャーだったりするんだけどまぁむさ苦しい人は経験上居なかったな(笑)

 

なんかあと見た目にも出るよね。音楽好きな兄ちゃん!っていうのが全身から出てる!とかさ、今は無きダイエーに入ってたレコファン横浜店のマネージャーっぽい人がまさにそれで俺みたいな好事家を引き寄せる何かを持ってる人だよね。だから変な言い方になるけどヴァイブスの面での商才だよね。売るのが上手い口が上手いとかではないヴァイブスが良いというそれが商売に繋がるということだよね。

 

そういう人材をいかに上手く使って配置するか?っつーのが言わば会社の腕の見せ所だよね。そういうのを失敗するとせっかく良いのがある場所でもそれを腐らせちゃったりそういうのを求める人が集まりづらかったりとかね、まぁなんかそこは方法論とか論理じゃないところだから難しいんだけど心得てるところは徹底的に心得てるでしょう。

 

ちなみにその音楽好きのヴァイブスが聖人レベルにまで達しているのが今は無き小池レコード店の店主、小池弘道大僧正だよね。

 

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まぁ逸話で語られるような偏屈なところとか音質がどうのとかっていう話には全く同意できないしむしろ嫌いな世界なんだけど(笑)

 

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ってことで今日はそんな感じでんじゃまた今度。