アシッドは顔で弾け!。

サンクラに久々に曲アップしたんで。

 

soundcloud.com

 

ところでさ、ギターは顔で弾け!ってーのをギターにハマってた時に書いたと思うんだけどっていうか一般論としてギターは顔で弾くものだっていうのがあってまぁ記事貼っとくわ。

 

 

 

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んでまぁGoogleの画像検索でも「ギター 顔で弾く」とかって検索すると顔で弾いてるギタリストの画像がいっぱい出てくるけど

 

www.google.com

 

これって303にも言えることなのよ。



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mimisemi.hatenablog.com

 

トラックの大半は303だけ生録音なんだけど所謂ギターで言うところの「ここなんだよねー!」ってギタリストがなっちゃって顔で弾かざるを得なくなる時のあの表情というのが303をビヨビヨ言わせてる時にもなるんだよね。特に調子が良いときでノリノリの時にそうなることが多いのはギターも同じだけど結局それが音にも反映されるんだよね。303載せなきゃいけないから録音しようっていう時と鳴らしたい!っていう時に録音した時だと音が全然違うからね。ギターの場合それが弾き方とかなんだけど303の場合、ツマミの操作とかうねり具合でそれが顕著に出るんだよね。

 

なんかテクノってロックと違ってクールに無表情でやったほうがかっこいいっていう一時期のクソつまらんエレクトロニカとかのラップトップのライブとかと同じような風潮が無きにしも非ずだけどアシッドを極めしものは絶対顔で弾いてると思うんだよねというかそういう顔になっちゃう。俺の場合、夏場とかに死ぬほど喉が渇いたときにビールを飲んで「くー!!たまらん」ってなったときの顔が多い気がするけどギタリスト系の顔になる場合もあってこればかりはスピリチュアルになるけどギターがどんだけPCでエミュレートできてPC内で操作可能!とかになっても顔ギターには敵わないだろうっていうのと一緒で303も顔で演奏というよりかはもう「弾く」というレベルになってるアシッドの人にはどんだけDAWとかデジタルの技術を動員しようが敵わないと思うんだよね。

 

それがまぁフィジカルということだよね。あと機械がジェネレートするような音楽と人間が泥臭く作る音楽との違いだよね。近年のカチっとしたデジタルなテクノより初期のシカゴハウスとか90年代前半のクソ荒いテクノのほうがかっこいいのってまさにそのフィジカルなんだよね。まぁ音質とかシンプルさっていう比重も大きいけど人間臭さがすんげー出てるものってのに惹かれるって意味でやっぱりファンクに繋がるんだよね。すまし顔でやらない「クーッ!」って表情をしながらファンキーな演奏をするファンクだよね。

 

結局なんつーか人間が感動するのってそういう凄まじく人間臭いものなわけで、自分は経歴的に最初は人間が介在しないような電気的なコンピューター的なものがクールだと思ってたけど二十歳前後でジャズに目覚めてからは人間臭さだな!っていう感じになってもうそれからは基本人間臭さがデフォになってたけど特に最近っつーかもう半年ぐらい経ったけどファンクとかソウルに目覚めてからはまたそれが顕著になったよね。

 

んでそれがテクノにスライドすると2000年以降のエレクトロニカっぽいテクノよりマシン性とかコンピューター性を世界観的には求めていたんだけどすんげー人間臭い初期デトロイトテクノとかシカゴハウスとかね、特に最近は初期テクノよりもっと遡ってプロトタイプテクノみたいなのに凄く惹かれるよね。まだ完成されてなくて作りも荒いんだけどそれがかっこいいっていうような感じのやつなんだけどあとはフォロワーでもそういう系譜に居るフォロワーだよね。

 

だからなんかルーツがデトロイトかシカゴっつーところで基本黒人よね。やっぱり。ここでも黒人だ!と思うと自分が好きなものの大半というか8割は黒人由来のものでなおかつファンキーというかファンク性があるものっていうことになるよね。白人臭いユーロテクノとかを一瞬でも好きになったことが無い自分としては意識してなかったけどやっぱりブラックミュージックが好きなんだよね。なんかもうそれが基本なんだなと。

 

まぁそんな感じで長くなったんで分けるわ。んじゃまた。