著作権の話とか。その2。

新作のストックアップしたので。

 

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それにしてもまぁコロナだけどここ数か月だろって思ってたのが長期化しそうというかまぁ経済的打撃とそれの対応と後の立て直しも含めていつになったらデフォになるのか?ってデフォルトってことじゃなくて前みたいなノーマル運行になるのか?っつーところが見えないっすな。

 

せんみつ(せんだみつお)がんなの関係ねーよ。必要あれば外出するよ!ってべらんめぇな感じで言ったらなるほど、こういう批判が来るのか・・・っていう感じでまぁ自粛とあと卒業式とか色んなものを断念せざるを得ない人がいるなかでそれはないんじゃない?っていう批判があったらしいね。ようはみんな我慢してるのにそういうことを今言うな!っつーところなんだろうね。

 

俺もまぁ自粛要請って分かるけどそれで経営が悪化する業種の人たちが倒産とかに追い込まれたらどうすんだ!っていう考えのほうが今でも強いんだけど「みんな自粛してんだからとりあえず今は意見はどうとかじゃなくて自粛しとけ」ってのは21日間が目安だっけ?まぁ少なくともその間は自粛するべきなんだろうなっていう気がするよね。まぁ軋轢を生まないという意味でね。

 

あとまぁ日本は当初の対応は散々ディスられたけどその後の感染率が多くない・・・ってまぁそれは隠してるだけだ!っていう人もいるけどそれもあってまぁ外出するならするぜ!って人もいるんだろうね。実際に統計上はインフルエンザとか死者数の統計を出したらエゲつないものが他にあってもとりあえずパンデミックを予防する!という意味で自粛が優先されるのはしょうがないかなという感じがするよね。

 

特に今はオフィシャルにお触れが出たから従っとけっていうところだよね。半年とか言い出したら「ざけんな!」っつってお触れを破る人がいるかもしれないけどとりあえず三週間とかなら破る理由も無いよね。まぁでもやっぱり依然として怖いのはコロナそのものより「あの人がかかった!」っていうラベリングよね。前にも書いたけど昔のハンセン氏病的なさ、公表したら村八分にされる的なところよね。

 

それも重なって恐怖が倍増してるんだよね。死ぬかもしれない・・・じゃなくて罹ったら社会的に抹殺されるかもしれない・・・という恐怖だよね。

 

まぁどの道、俺はしばらくデカい出費は無理そうだわ。自粛云々より家業がモロにコロナの影響を受けているから使いたいにも使えないという感じよね。

 

まぁそんな感じで前回のやつ続きがあったんで貼るわ。

 

メジャーならともかく例えば路上でカバーソング歌ったらそこにやくざが来て「今の曲あれやんな?金払えや!」って来たら仮に言ってることは間違いじゃなくてもモラル的にどうなの?って話じゃん?カスラックとかがやってることが著作権ヤクザだと言われて久しいけどもっとそういう認識は広がるべきなのと何よりカスラック的なものとか海外のもう儲けてんだろっていうレーベルが弱小の個人にまで支払いを要求するとかってのが著作権法の濫用なんだっていう認識が必要だよね。

 

それも権利かもしれないが同等の個人の表現の権利とそういった恫喝を受けた際にやる気が削がれるみたいなことも含めたメンタルへのダメージってまぁ人権侵害じゃん?妥当な金銭要求ならともかくそんぐらい見逃してやれよっていうか見逃しという言葉すらも大げさすぎるようなものに関しては人権侵害と表現の自由の侵害っていうことが成立するよね。

 

あとまぁフェアユースってまぁこれは意見が分かれるところだけど元の楽曲がそのリメイクされた楽曲によって売り上げの打撃を受けるとかならともかく一部分のサンプルを使って全く別のトラックを作り出したっていう場合それはフェアユースよね。一部分の波形が一致したからアウト!ってことじゃないだろってことだよね。

 

んで変な話、誰も聴かないような(笑)俺が登録した曲も同じアルゴリズムに組み込まれたとしたら俺の曲の波形に似てるやつがアウトになる場合もあるわけじゃん?別にビートルズみたいな誰でも分かるようなものに限らないっていうことだよね。

 

これが最悪なのはサンプリング訴訟とかでヒップホップの音が変わっちゃったように表現の方法への影響があるっていうことだよね。中にはサンプルを使いまくってめっちゃ面白い音楽を作る人もいるわけで、そういう人の表現への影響が著作権法の濫用で規制されて半ば自主規制みたいになっちゃうのが最悪っていうことだよね。

 

そこは守られるべきなのは著作権第一じゃなくて作り手の表現が第一だよね。ましてや無名の作り手が自由な表現である程度の評価を得たらそれってまぁ機会ってことじゃん?色んな音を自由に使えることで表現の幅が増えるんだけどそれって無名の人が成り上がれるチャンスなわけでさ、それをもうすでに儲けまくってるレコード会社とかアーティストが足を引っ張って蹴落とすってことがあっちゃイカンよね。重要なのは新人が伸びることなわけで結局それが音楽産業の活性化に繋がるわけだから著作権的な規制ってのは凄い圧力で結果的にその活性化を阻害しているものなんだっていう認識が必要だよね。そんなの考えりゃ分かることでしょ。

 

なんかその権利者の考え方ってガメつくて既存の権利の防衛じゃん?大きい視野で音楽業界の発展っつーことを全く考えてないよね。だってさ、それで例えば自由に曲を作れたことでめっちゃ伸びたトラックメーカーが結果的にすげー人気を得てメジャーと契約!とかになったらメジャーにとってすんげーベネフィットになるわけじゃん?新しい人材が増えるっていうことが一番いいことなのにそういう視野が全然ないよね。

 

まぁ別に今ってメジャーと契約!なんて必須じゃないどころか足枷になる場合があるからインディーズのほうがベネフィットがあっていいっていう意見がすげー多いんだけどあとまぁ昔からあるようなアングラのアーティストをメジャーが誘って騙してスポイルするみたいなのも凄まじいモラルハザードなわけでそういう音楽的ヘゲモニーを持っている権力者ってのが悪の場合が多いってのが問題よね。

 

そういうスポイルとか契約のトリックで騙すみたいなのは騙された側は何も言えなくなっちゃうから泣き寝入りするしかないんだけど著作権とかも含めて弱い側が徹底的に抑圧される感じだよね。その力のバランスがおかしい!ってことなわけよね。

 

ってことでまぁそんな感じでんじゃまた。