躁鬱!奇想天外さんへの返信。

躁鬱!奇想天外

 

エル伝リング売れてるみたいですね。なんか1000万本も売れてるみたいですね。すごいですよね。今話題のロシアではsteamで買うとかなり安く買えるみたいで、ゲームって海外の製品だし為替というかルーブルの価値を考えるとなんか普通に日本の定価より高くなりそうですがどういう仕組みなんでしょうかね。

 


あとそれと全然関係ないんですが最近英語勉強しててネイティブレベルの耳セミさんに聞きたいことがあるのですが、この2:05の'sounded it out'という歌詞は「知りたかったんだろ」という訳にほんとになるんでしょうか?"sound it out"の意味をネットで調べてもsoundの元の意味どおり「それを鳴らす」くらいの訳しか見つからなかったんですよ。なんか単語を画像検索するとネイティブの単語に対するニュアンスがわかるみたいなのあるじゃないですか?それでも出てこないんですよね。。。

 


イギリスのバンドなのでイギリス英語なのですがどうでしょうか?歌詞の全体の内容はかつては網タイツを履いていたような女性がアラサーくらいになりモテなくなって中年の危機にさしかかる、みたいな内容です。

 


こういうネイティブのニュアンス?が分かるようになるにはどうすればいいのでしょうか?なんか適当に有名な海外文学作品を原語で読んでみようと思ってライ麦畑でつかまえてを買ったんですが、なんか文体が古臭い印象を受けたというか、今じゃあんまり見かけない表現ばかりで。なにか最近でも通じる文体で書かれた英語が得意でない人でも読めるようなおもしろそうな本ありますか?耳セミさんはよく洋書を読んでおられるので聞いてみたいなと思った次第です。よろしくお願いします。

 

 

エルデンリングにハマり過ぎて、書くこととゲームやること以外はほとんど何もやってない状況ですね。クリアするのが嫌なので、途中まで行っては新キャラで最初から初めて、例えば技量系戦士だったらどう攻略するんだろうか?とか魔術だったら?とかって感じで、かれこれプレイ時間が100時間ぐらいに突入しました。

 

それでもまだ知らない洞窟とかダンジョンがあるんで攻略サイトとかを見ないでやってるんでまぁそりゃ楽しいんですよね。このゲームはちょっとした事件ですね。ゲーム史に残るゲームです。まだまだ終わらせないで4キャラ分、やりつくして全員エンディングまでいきたいと思ってます(笑)

 

あ、それで例のsounded it outですが、僕は知らない表現だったんですが、こういうのって言語に馴染むと知らなくても分かるようになるんですね。「なんかよさげだね」というのはthat sounds goodとかって言うんですが、soundを音として捉えると違和感があるんですが、英語って他にもring the bellとかって言い方があって、それは思い出すとか「パッと来るものがあった」とかなんですよね。逆になんかパッとこない場合、否定形で使います。

 

sounded it outはsound outという「探りを入れる」みたいな意味合いがあることで、itのところに人を入れるとsounded him outという感じで、彼に探りを入れてみたって意味になります。ネイティヴの英語の感覚というのは触れている時間=理解になるので、英語圏にいない場合は、例えば洋画を英語字幕付きで見まくるとか、ゲームにしても言語を英語設定にしてやってみるとか、とにかく英語漬けにならないとなかなか感覚は芽生えないかと思うんですね。

 

僕は実際は4年半しかいなかったし、そんなに喋れるわけではないというか片言のブロークンなので、ネイティヴには程遠いですね。それでもやっぱり生活の中で分かった感覚的な英語っていうのがあって、例えばなんたらoutみたいにやたらoutとかなんたらit upとかっていう表現があって、大体outとかupが出てきたらこんな感じだろうなっていう僕の中では日本語のオノマトペに近い感じがあります。

 

ギューン!なら締め付けているとかジェット機が通ったとか、ボヨヨンとかの場合、ドラクエでスライムが上から降ってきて跳ねている感じだとかっていう、ただ厳密なボヨヨンとかギューン!の意味ってないんですよね。英語のネイティヴ感覚も厳密に定義すれば対応する言語系の中での仕組みというのがあるんですが、ネイティヴはそれで育っているので、例えば日本人が「ギューン!」って言うけど一体何なんだ?ってあんまり考えないのと同じで、感覚的なものは、頭ではなく雰囲気で知るしかないという感じがします。

 

ちなみに僕は最近作家宣言をして小説を書いているとかって言ってますけど、前にもお話したと思うんですが、かなりガチで読んでこなかったので、日本の小説もさることながら英語の小説なんて学校で無理やり読まされたグレイト・ギャツビーぐらいですね(笑)食わず嫌いは良くないんですが、僕が小説で好きなのって耽美的だったり退廃的だったりとかっていうようなものが日本語の口語体と文語体と漢語や古文のようなものが混ざったような表現だったりするので、今はちくまの世界文学全集を読んでいますが、やっぱり好きなのはヨーロッパ圏のものがダントツで、英語圏のものは全然ring the bellしないんですよね。

 

でも言われてみれば英語で小説をほとんど読んだことがないので、洋書で読んでみるというのはありかもしれません。ただ僕が読んできたのは大半が学術書なので、日常のブロークンな感覚が文体に落とし込まれたものというのに触れたことがないんですよね。ビートとかブコウスキーとかは日本語で読みました。ブコウスキーを読んでるのは最近なんですけどね。

 

あ、でもケルアックのon the roadは本人だかが泥酔しながら読み上げてるのをアメリカでリスニングスキルアップ代わりにずーっと聞いてましたね。途中でゲップとか入ってるんですよこれ(笑)吹き込みはケルアックがアル中になって死ぬちょい前ぐらいかもしれないですね。

 

あとまぁあれなんじゃないですかね、アメリカ文学は全く詳しくないですけど、やっぱりカポーティーとか王道なんじゃないですかね?ティファニーで朝食をのサンプルをちょっと読んでみましたけど冒頭からオネエっぽい、女性的な繊細な感じがする文体で、なんか逆に読んでみたくなりましたね。サリンジャーは確かに古いので、カポーティーぐらいが年代的にちょうどいいかもしれません。なんだったらまぁケルアックのon the roadは面白いので洋書で読んでみてもいいかもしれません。

 

僕は洋書で読んだことはないんですが、翻訳をおじいちゃんの葬式の時に読んでいて、葬式の後に遺族の特に関係が近い人が火葬前に斎場で最後を見送るために一晩線香を絶やさないで泊まり込むっていうのがあったんですが、その時に読んでいたので(笑)ケルアックっていうとおじいちゃんの葬式を思い出します。

 

火葬の前に棺に入れる時にバックで流れてる音が、ラブホとか心療内科とかで流れているMidi音源のフルートの音色でぴーひゃらぴーひゃらとクラシックの曲といってもダサめなやつとかだったんですが、記憶の連想というかプルースト効果の音源版とでも言うのか、ぴーひゃら鳴ってるBGM用の情けないメロディのやつを聞くとおじいちゃんの葬式と僕が処方箋をいつももらっている薬局を思い出すんですが、面白いことに個人投稿モノのAVで足コキもののやつがあったんですがBGMもまさにこれで音を消さないと抜けないということがありましたね。ケルアックやらおじいちゃんやら薬局やら足コキやら、一体何なんだ?って感じですね。

 

無駄話が大半になりましたけど(笑)僕が英語を学ぶ上で徹底していたのは生きた英語にずーっと触れるということですね。ケルアックの朗読もそうですが、あとはスタンドアップコメディのCDとかを買って何回も聞いてました。マシンガンのように英語でジョークを言うのでスピード感が凄いし、所謂、フォーマルなものではないのでスラングやら人種ネタやらブラックジョークやらで、本当に生きた英語を学べるんですよね。

 

ウディ・アレンのスタンドアップコメディのやつは名盤なんですが、渡米後に毎晩寝る前に聞いてたので内容全部覚えてます(笑)

 

スタンドアップコメディは英語の勉強の為に死ぬほど見てたので、今でも好きですね。いくつか貼っておきますね。

 

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