没頭し過ぎで飽きたから破壊。

なんかね、ヤバいのが書いててつまらなくなってきちゃったんだよね(笑)そりゃまぁこんだけやってたら飽きるだろって思うけどさ、いや、それでも飽きないようなさ、何もかもが決まったようなやつを書いてるわけじゃないんだけど、そういうのもなんかなんつーか俺から出てくるものってのがね、あとコピーするやつにしても取ってくるネタとかも同じようなのばっかで、なんか結局、繰り返しですでに自分の模倣になってんじゃん!って思って激鬱モードになっちゃってさ、んでまぁ「ムシャクシャしてたからやった」じゃないけどもう破壊しようと思ってね(笑)

 

ただですら無い構造とか線形性みたいなのをもっと破壊してこれ以上無理!って密度なぐらいのコラージュと崩し具合にしてそれを胃が痛くなるような感じで限界までやり尽くしたらどうなのか?ってことになって最初から書き直してるんだよね。消したわけじゃなくて改変なんだけどさ、なんかやっぱ読んでてイライラするつまらなさってあるじゃん?まぁそりゃ何か月も前に書いたやつがあるわけだからさ、今の俺にとっては前に書いたやつがつまらなくなってるんだよね。

 

でも一応書いたことは書いたっつーか消すほどイマイチじゃないからめちゃめちゃにしてやろうかって思ってもうなんか破壊しまくってるんですよ。わけがわからなくていいのになんかさ、やっぱ小説っていう体を気にしてるようなところがあって、そもそも普通の小説に飽きてる俺としては最初からアンチロマンなんだけど、アンチロマンすらもアンチするっていうね、だったら小説書くなよっていうような(笑)散文詩みたいになっちゃうかもしれないけど、もうそれだったらそれでいいんじゃないか?と思ってさ、なんかやっぱありふれた小説っつー形式がつまらないんだよね。

 

俺がギターやって調性音楽に興味持てなくてやめたのと似てるわ。結局ノイズなんだよね。小説でも結局、表現がノイズ的になるのかと思って、もうなんかノイズ人間だね。俺は。ノイズしか出せないんだったらもういいやっていうかそっちに振り切っちゃったほうがいいよね。あとなんか色んな要素を入れたいから普段読まないようなやつもネタにしてたりしたんだけど、そういうのも徹底的に破壊することにしたわ。

 

なんかやっぱ普段読まないようなのが入ってると嫌なんだわ。イライラする。今の俺のイライラ感ってすげーいい感じだわ。なんかもう自分のありふれた凡庸さにムカついてるんだと思うんだよね。なんだこのクソみたいな文は!ってなってる。まだまだ形式にこだわり過ぎだし第三者の目を気にし過ぎてると思うんだよね。誰かが読んだときに分かりやすく的な俺とは全く相性が合わないような配慮をしてるんだよね。

 

なんかそういうのがセルアウトっぽくてムカつくっていうかさ、なにちょっと体よくしようとしてんの?っていうさ、なんかもうポルノでしょ?ようは?っていうね、ノイズでしょ?っていうところだからもうそれでいくことにしたわ。それやってると楽しいしイライラしなくていいっつーか読み返したときにイライラするところをガンガン破壊していけばイライラしなくなると思えばさ、イライラするような文章に向き合う今は大変だけど破壊してイライラしなくなるって思えばいいかなと思って。

 

なんかガラにもないことをやってると気持ち悪くなるんだよね。それもカオス的要素で面白いと思ってたけどイライラするからダメだわ。小説を書くということをやめたほうがいいなと思ったのね。ただもう書くっていうね、それが小説かどうかなんてどうでもいいっていう感じだわ。あとありふれた前衛的手法とかもさすがにリテラシーレベル上がってくると超ダサく感じるんだよね。あ、自分のやつね。いかにも狙ったり初心者的な試みでやったんだなっていうのがもうダサくてさ、ただまぁそういうの修正してるとそれだけで一日が終わるし膨大な量の修正が必要になったから話の続きはしばらく書けなくなるけどもうそれでもいいかなと思って。

 

イライラしないほうが大事じゃん?完璧主義者なのかな。やっぱ。読むときに糞みたいな野郎が書いてるなっていうすんげーハーシュな読み方になってるから認められん!ってやつをガンガン検閲することになってるんだよね。だからもう数か月前のやつとかは全然ダメで。まぁいいところもあるからそういうのは残してるんだけどね。あと特にまぐれで上手くいったようなところは財産だと思ってるから、そういうところ以外は破壊しつくすべし!って感じになってるね。

 

ノイローゼかこれは。前に言ったべ?師匠のところに行ったら書く情熱は凄いんだけど熱が凄く過ぎてその熱が自分を攻撃し始めてるっていうね、もちろんあれっすよ、今は毎週道場通ってるしめっちゃ汗かいてるから発散はできてるんだけど、基本あれなんですな、熱量が凄くなり過ぎるとある種の破滅に進んでいくってことなんだと思うんだよね。

 

あらゆる凡庸さが嫌になってハーシュになっていく結果、自分のもそうだし普通に読む小説にしても大抵がつまらなく感じるようになっちゃうっていう、ただまぁそれってレベルが上がったって解釈すればいいのと、あとあれですわ、例の「退屈 息もつかせぬその歴史」っていう本でさ、まぁようは退屈をそれはヤバい状況だから脱却しなきゃいけない!っていう体のSOSなんだ的な話をしてるんだけど、俺が破壊に向かうのもつまらないから破壊に向かうんであってさ、あと普通の小説で満たされない部分がめちゃめちゃあるから自分で書くしかない!ってことになるわけじゃん?

 

だから創作に追い詰められてるってことなんだよね。必然的に。あとやっぱり書いてる時が色んなプライオリティとかが吹っ飛んで書くことだけに集中できるからゾーンに入り続ける快楽ってすさまじいものがあって、それがたまらないってのはあるよね。

 

まぁ常にゾーンに入っていたいってのはいつも書いてると思うけどさ、まぁそれなんだよね。あとまぁあれだ、なんかさ、文学に目覚めて読む本が増えた!って思ってたのがほんの数か月で今は全然ないんだよね。やっぱ何百冊って読んでると所謂形式的なやつって大体つまらなく思えてきちゃうんだよね。あと本屋も八重洲ブックセンターとか丸善とかジュンク堂とか行ってフィクションに関する棚を全部見てきたから良さそうなのは大体買っちゃったってのもあってさ、やっぱ初期の「楽しいぜ!」ってのが無くなってるよね。良いことなんだけどね。

 

あとまぁスピードが尋常じゃないんだとは思うけどね。例えば道場行った日って練習ですんげー疲れるから帰って来てからあんま色々できないんだけど、でもあれで一日ってことを考えるとさ、毎日寝起きから何かしらの文学関係のことをやってて基本朝までずーっとやってるって凄いことだよねって思うのね。数か月っつっても毎日だから密度が違うんだよね。

 

たまに外出て電車待ってるときとかさ、まぁそれでも本読んでるけど、ああいうなんか歩く時間とかさ、あんな時間も全部文学系に普段は振り切ってるんだって思うとさ、精神と時の間状態よね。飯食う時間もミニマムで全く時間をかけないっつってまぁ何十時間やるってやっぱ時間の暴力って凄いよね。

 

まぁそんな感じで小説のっていうか小説って言うことすらなんか嫌になってきたんだけど(笑)書いてるやつの普通でつまらない部分をどんどん破壊していく作業をやりつつすでにそれが何十万字あるから大変だからっつっても一語一句じゃないから昨日やっててそんなでもないかなとは思ったんだけど、やっぱ続き書きたいんよね。だから続きもちょっと書きつつ修正というか粛清というか検閲というかね、それをやってる感じやわ。

 

でもさ、またそれで数か月したら検閲してたのが検閲が甘い!ってことになってさらなる検閲がかかったら修正に永遠に終われることになるよね(笑)っつーかまぁたまに部分的にいろんな部分を見返すこともあるけど、さすがに飽きるよね(笑)同じ話読むわけだし直すわけだから。

 

でもあれなんですよ、周りに宣言ってよくやるじゃん?俺。2000ページ越えててもいつか絶対本にします!ってことを道場の師父とか来ている人たちに言っちゃってるんだよね(笑)おいおい、もう引き返せないぜっていう(笑)ここではもう最初から言ってるけどね。

 

でも思うんだわ、なんかイマイチやる気出ないときとかさ、まぁやっぱ体調ってあるじゃないですか?そういう時のつまらなさって尋常じゃないんだよね。まぁメンタル的にも落ち込んでるってのはあるにしても、いかに書くこととか取り組むことが楽しいことなのかってのを思うのね。だってもう7月じゃん!正式にいつから始めたのか分からんけど、二月の下旬か三月ぐらいだからもう四か月経ってるわけよね。んでまぁやってるときは退屈しないと。やれない日が地獄のようにつまらないんだけどね。

 

ってことはいいんじゃないですか?やり続ければ。やらないという選択肢はないけどね。他がつまらなさすぎて。今は小説あるからいいけどここ数年キリスト教以外はあんまり楽しいことがなかったのを考えるとまぁそりゃ浪費とかするよなーって感じだったもんな。日々の空虚感を買い物で埋めてたというね、んで小説書き始めてから浪費ゼロになりましたからね。極端極端。まぁ本の出費エグいけどだいぶ落ち着いたからね。

 

願わくば闘争機械ならぬ文学機械の永久機関みたいに永遠と楽しい今の創作をやり続けることができますようにって感じだわ。毎日起きて「よしやるべ」ってまぁエンジンがかからない日もあるけど、基本どっかでエンジンがかかって書いてるからそれが生活の中にあるから楽なんだよね。俺の場合、やっぱ退屈から来る鬱って凄いんだなって思って。

 

まぁそんな感じで今日はこの辺で。

 

んじゃまた。