ここ半年ぐらいのお話。

 躁鬱奇想天外  2023-06-03 02:54:08 


お久しぶりです。 耳蝉さんはお元気ですか? たまには耳蝉さんの近況報告的な普通のウォール伝読みたいかも。。。

 

躁鬱さんマジでお久しぶりっす!

 

ということで躁鬱さんにコメントをいただいたので近状を書くね。

 

っていうか象シリーズが去年の10月からずーっとで一切ブログ的なのを書いてなかったから何から始めるか・・・っていうよりあんまり一気に書こうとしないで色々と思い出しながら書いていこうかなと。

 

っつーか半年書いてないんだよな。それもすげーな。っつーかもう6月になってるのがヤバい。ヤバ過ぎる。人生は一瞬だ。ってことで10月からなんだけど何があったかな。色々と個人的過ぎて書けないこともあるっつーっちゃーあるんだけど、10月あたりは武術三昧っつーかとある武器に目覚めたんですよね。それでひたすら猛練習みたいな。そしたらまぁ色々あったんよね。警察のお世話になったとかじゃないんだけど(笑)まぁようはさ、練習場ってのがないんだよね。

 

人目につかないところでやろうと思って色々と探してみると都市計画の凄さに気づくのよ。っていうのも死角になるところがないんだよね。犯罪が起きないように大体の開けたところが人目につくようになってる。で、得体の知れない中国武術の武器をやってるからめっちゃ目立つのね。目立たないと思ってたんだけど目立つんだよね。

 

で、猛烈に反省したのが強烈な練習をしているわけじゃないんだけど所謂、武器ってのを手にすると人の雰囲気が変わるってことね。太極拳の道場の先輩に言われたんだけど「耳蝉さん、武器持つと一気に雰囲気変わるよね」ってことでまぁそんなに出そうと思ってないんだけど殺気ってのが出るんだろう。

 

まぁ思えば俺は昔から武器が好きであった。何かといえば武器だ。刀に始まり弓からあと何があったっけ?まぁいろんな護身武器集めてみたりね、で、練習するっつっても体育館を借りるわけにもいかなくてっつーのが床に当たって傷がつく可能性があるものだからダメなんだよね。

 

だから諦めたってわけじゃないんだけど、なんか色々検索するじゃん?で、昔は空手だの剣道だのの練習を公園とかでしてても大丈夫だったんだけど今はなんでも住民の通報だとかでさ、一応、法的根拠を探りにおまわりさんのところに行ったんだよね。そしたらおまわりさん曰く、法的に問題がなくても今はもっぱら住民の苦情で苦情があったからには対応しなきゃいけなくて・・・っていう感じらしいんだわ。

 

だからまぁNGなんすよね(笑)空手の突きとかでも練習してると通報する輩がいるらしくてなんかあれと似てるよね、除夜の鐘が煩いなんつって通報する輩ね。まぁ輩系の話になるとキリないからいいや。

 

んでまぁなんか一気にモチベ下がって瞑想してたんじゃなくて迷走してたのが冬ぐらいっすかね。結構長くやってたんよ。武器。夏ぐらいから冬ぐらいまで三昧でさ、教えてるところがない武器だから中国のBaiduとかで動画かき集めてタブレットに入れてひたすら見ながら練習!みたいなね。

 

弓にしても居合にしても「やる!」ってなると俺ヤバイっすからね。ずーっとやってる。それで結構やれてたんだけど「やっぱダメだな」ってことになってさ、あとまぁ別に誰かに注意されたとかじゃないんだけど、武器を練習するってことはまぁ一般的にそういうことなんだなぁーってことに気がつき始めると練習に集中できなくなるのね。誰かに見られてないかとか通報はさすがにされるもんじゃないし刃物じゃないんで大丈夫なんだけど目立ってないかなーとかね、まぁ目立つんだけどね(笑)

 

深夜の海岸とかでやってても結構人いるんだよね。和んでいるカップルとかヤンキーとか。若干からかわれたヤンキー集団を無視してたんだけど練習の帰りに海岸でカウントダウンしてたから「何だ?」って思ってたら友達のハッピーバースデー!なんつってさ、所謂、ヤンキー系って情に厚いよね。損得野郎じゃなくて単純が故にそういうところがある。だから俺も輪に入って「おめでとう!」なんてやってたりなんかしてヤンキーと交流したりなんかして。

 

あとまぁ別の日だけどすげー暴走族の集会がどっかであるっぽくてゴッドファーザーのテーマの三連ラッパを久々に聞いたりなんかしましたね。まぁあれがいつぐらいかね、夏ぐらいかね。10月とか?

 

で、まぁ12月ぐらいに寒くなったってのもあるんだけど練習ができねーなってことでっつーか良い場所を見つけたんだけどチャリで30分ぐらいのところで行くのにしんどいんだよね。寒いし。んでモチベ下がって迷走してってさっき書いたけどそっから一か月ぐらいドンヨリですかね。

 

んでどんよりしてる中でぼっちざろっくを見てさ、「そういや、俺、ジャガーとES-175持ってるな。ギターやり直そうかな」とかって思ってやり直しチャレンジしてみようかなーとかって思ったんだけど「もうギターいいや」とかって思って結構持ってたブティック系のクソ高いエフェクターとかだいぶ売っちゃったなぁーとか思いつつまたクロマチック練習みたいな地味な練習から始めるかーとか思ってさ、これってぼっちざろっくの影響ってことになるんかな?(笑)

 

影響っつーか「ギター持ってたな。そういえば」って思い出したって感じなんだけどね。で、とりあえず家の倉庫化している俺の部屋からジャガーとES-175を持ってきて練習しなおしたんだけどっていうかあれなんだよね、ギター買ったのが5年前ですよね。2018年とかだから。あれで諦めないでやってたら今頃どうなってたんだろうか?まぁそれはいいや。

 

ただなんかぼっちざろっくは「ギター持ってたな」って思い出しただけで、なんかもっと決定的なことがあった気がするんだけど忘れちまった。忘れた場合、自分のブログを読み返せば思い出せるんだけど象シリーズで埋め尽くされてて詳細が思い出せぬ(笑)

 

別に秘密にするとかダサい理由とかじゃなくてなんかあったんだよね。まぁいいや、そうだ、んでやり出すとすんげー本とか買いまくるじゃん?一気に買いますよね。だから5年前にやるぞ!って思った時に買った練習用の本とかタブ譜の本が大量にあってさ、それこそジミヘンとかクラプトンとかジャズギターインプロの本とかギター音楽理論だのまぁ洋書が大半なんだけど100冊近くあるんじゃね?ってぐらい本棚に眠ってただよ。

 

で、そういうのを引っ張り出してやることにしたんだけどやっぱ基礎ってロックとかブルースの簡単なところから入るじゃん?あ、分からね。なんか思い出してきた。高柳だわ。あとソニーシャーロック。あとあれだ、ラリーズ。ジャズインプロノイズみたいなのをやりてーとか思っても指が動かないっていうかギターの基礎ができてないとボキャブラリーが無さすぎるっつーか調性があるからフリーが活きるわけじゃん?

 

悶々としてた時期とぼっちざろっくを見た時期はあってるな。うん。で、そっからなんで高柳に回帰したんだっけ?まぁ高柳と言えばというかギターと言えば10年以上前に帰国してすぐにアートリンゼイみたいなギター弾きたい!とか思ってダンエレの12弦買ったわけだから10年以上前にもギターは買ってたんだよね。買ってたのにやらないっつーかやめちゃうっていうね。

 

まぁそれはいいや、んでそっからなんだったっけな?相当忘れたわ。とにかくね、すんげーギターにハマったのよ。で、今もドハマリ中なのね。そのきっかけがブルースだったわけ。ブルースギターの基礎とかロックギターの基礎なんつってまぁ大本の音楽聞いてなきゃアレだろうとかって思って色々とロックを聴いてたりしたんだけど、あれなんだよね、前にも色々書いた気がするけどロックバラードとかさ、ポップ路線のロックってのがすんげー苦手でさ、あと60年代とか70年代のやつでもフォークっぽいやつとかポップスっぽいやつが本当に苦手で。

 

あ、んでただなんか知らんけどレコード掘りを始めたんだよねっていうか再開したんだよね。それがぼっちざろっく明けぐらいかな。年始とか?で、これまた売らない!っつって売っちゃってた俺が大好きな所謂、90年代のHMVに置いてあったようなIRMAに代表されるようなオブスキュアなライブラリー音楽とかのコンピとかってまぁすんげー当時買ってたのよ。

 

んで当時買ってて売っちゃったのを取り戻そう!なんつって買おうと思ってもライブラリー音楽のコーナーとかってレコ屋にないし、たまにソウル・レアグルーヴとかサントラの棚のVAのコーナーにあったりするぐらいで探すのが大変なんだけどね。まぁ今はネット通販がだいぶ充実してるからそんなんで買い直しを始めたんだけど場合によっちゃープレ値になってたりするのね。

 

んで、Discogsとかで調べて分かったんだけど結構な数のコンピが実はブートでさ(笑)90年代後半に俺がなんでそういうのを買ってたか?って安い割にキラートラックが大量に入ってるからだったんだけどまぁブートだから安かったんだよねっていう(笑)世界的にDJアナログ需要みたいなのがあったからライブラリ系に関わらずブラジルとかレアグルーヴとかのブート大量に出てたよね。そういうのを買ってたから今はそんなに買う必要ないんだけどまぁなんか懐古的に買うみたいなね。

 

んでブルースに目覚めたきっかけを思い出したぞ。レコード掘りながらもギターの参考になるような教科書的なレコードを探してたっていうか一応ギター音楽枠ってのも買うレコードの中に設けてるんだけどそれでブルースのコンピを買ったんですよねっつってもブルースって全然どこの店も置いてないんだよね。

 

まぁそれもコンピだったんだけど所謂、Muddy WatersとかHowlin' Wolfとかじゃなくて、これまた好きなのがさ、ライブラリ音楽系と一緒でどういう人だったか全く分からんしただこの録音だけある、みたいな無名のブルーズマンの録音が大好きでさ、しかもあれね、ちゃんとしたスタジオ録音じゃなくてバーとかの録音のやつね。それで「金ない女にも逃げられた」みたいなのを歌ってるやつねっていうかここで英語のヒアリング能力が発揮されてるんだよな。何気に。

 

ブルースって歌っていうより語りっぽいから英語が聞き取りやすいんだよね。で、まぁそのブルースのコンピにやられましてね、「これだ!」ですよ。夏ぐらいに例の猛練習してた武器を始めたときも「これだ!」があったんだけど、悶々としてた時期にブルースに「これだ!」を感じたわけですね。

 

んでそっからはもうひたすらブルースブルース。アナログ買いまくり。今は150枚ぐらいあるかな。コンピばっかだけどね。安くて枚数買えるから。ブルースのオリジナル盤なんて高すぎて買えないしね。んでまぁ待てよ、と。戦前のブルースとかを聴いててこれをエレキ化したのがMuddy Watesとかまぁようはロックンロールは当初はエレキ化されたブルースを白人が演奏してたんだなとかって思ってさ、んでブルースっていう観点からロックを掘り出し始めたわけ。

 

最初は黒人のブルース以外認めん!って感じだったけどシンコーディスクガイドにBlues Rockってのがあったから早速買ってっつってもロックド素人だから全く分からんから片っ端からSpotifyとかで聴いてさ、んでこれについて書き出すと長くなるからまた今度にするけど気に入ったのはアナログで買ったりね、まぁアナログマイブームが起きてるっていう同時進行でもあるんだけど。

 

っつーかギターやるならやっぱ俺ならノイズだな!とかって思ってんであれだ、Harry Pussyっつー狂ったノイズロックバンドがいるんだけどアナログマイブームもあってアナログ買ったらアナログの音やっぱヤベーな!とかって思ってっつーかタンテしまってたんだよね。もう全然アナログ聞いてなくて。んでアナログやべー!っつーところからアナログ熱が爆発した感じなのとそれとギターマイブームがシンクロしてる感じよね。

 

まぁSMKで急にギターノイズまたやり出したのもそういうことだったんだけど全然ブルースでもなんでもないんだけど(笑)まぁこれは比較的ここ数か月の最近の話で「黒人ブルース以外認めん!」から一気に白人ブルースも聴くようになって、一生縁がないだろうとかって思ってたジョニー・ウィンターとかスティーヴィー・レイ・ヴォーンとかアナログで聴いてるんよね。まぁロックと一緒でブルースってスピリッツで人種じゃないんだなってのはよく分かりますよね。

 

ただまぁジョニー・ウィンターとかあと過去のブルースロックバンドもよくあるんだけどブルースばっかやってると売れないのかレコード会社から強制されるのかベタなロックやれって言われてやったやつとかが結構あって(笑)俺的にそういうのは全然外れで全く聞いてないんだけどね。外れレコードを置く棚ってあると思うんだけどそこに収納って感じよね(笑)

 

あとまぁヤードバーズとかクラプトンもまぁめっちゃブルースにハマってギターやり始めた人だから聴く価値あるだろうなとか思ったりなんかしてね、まぁ逆にあんまブルースに影響を受けてないあの年代のギタリストってあんまりいないんだよね。あとジェフベックとかね、ブルース入りつつジャズもあったりフュージョンもあったりするロックって感じよねっつーかギター音楽に開眼した感じだよね。

 

んでもあれなんだ、究極的にロックなのってやっぱブルースなんだよねっつーのは特に初期のやつって商業的制約がないじゃん?極めて民族音楽に近い形態でさ、例えばロックバンドがブルース形式の曲をやろうとしても色んな楽器を入れなきゃいけなくてギターもone of themなんだけどブルースってギターとボーカルだけだったりして、んで良いのが録音が良い意味で劣悪な場合、ディストーションがかかったような感じになっててギターと声の音量でけー!っていう現象に遭遇するんだよね(笑)

 

俺が思うロックってこれなんだよね。ギターがとにかくデカいっていうそれに尽きるわけ。それで言うとブルースすげーんだわ。すんげーギターの音デカいしやっぱり黒人のブルースはギターも歌も歌ってるわけ。歌い方が半端じゃない。商業臭さが一切ないんだよね。まぁそういうのを気にしなくていい頃の録音だったってのもあるんだろうけど。

 

まぁただブルーズマンって偉大って言われてる割にバイトで食いつないでるような人が多くて、んでブルースを搾取した白人がロックと混ぜて大成功しているっつーなんかいやーな構図があるんだけど、特に最悪なのはセルアウトしてるロックバンドね。逆にセルアウトしてないバンドを見つけるのが大変なぐらいなんだけど。最初は良い感じの渋いブルースロックをやってたんだけど売れだすと急にスタジアムロックみたいになっちゃうとかね、あ、でもフォガットとかはかっこいいんだよね。スタジアムロックなんだけどギターソロがクソかっこいいのね。で、アナログが500円とかで買えるというお得っぷり(笑)

 

ロックアナログやべーよ。金いくらあっても足りねーよ。すげー沼だよ。ブルースとブルースロック。10代で目覚めたのが電子音楽とかテクノでアラフォーで目覚めたのがブルース。それが俺!って感じっすね。んでまぁ熱の入りっぷりがハマればハマるほど激しくなってやっぱギター欲しくなるんですよね。

 

んで結果的にストラト買ったんだけど高かったからもう買わないだろうって思ってたらレスポール気になりだしてヘリテージってのがいいらしってことで本家ギブソンがルイヴィトン状態で糞高いからヘリテージってまぁまだなんとか買えなくもないからヘリテージのレスポール買ったらそれまでフェンダーしか弾いてこなかったっつっても大して弾いてないんだけどギブソン系なんて縁がないだろうってまぁES-175は持ってますけどね、レスポール弾いたらまぁヤバくてさ、店員さん曰く最近のギブソンのレスポールはモコモコしてる感じじゃなくてリアにすればシャキシャキ感がちゃんと出るようになってるらしくて、「それだったのか!」って感じだったんですよね。

 

ギブソンって低音が凄くてこもってるイメージあったんだけど特にヘリテージは高音の抜けがめっちゃ良くてさ、まぁ前後してアンプシミュじゃなくて真空管だろ!って思ってめっちゃブーギーのトリプルレクチも買ったりして、んでも「ライン臭さがあるなぁー」っつーかマイク立てた音をどう録音すればいいんだろう?ってまぁ話が前後してるけど家でアンプ鳴らせないわけですよ。音デカいから。

 

だからライン録音するしかないんだけどマイク立てるときに自作の防音マットを敷き詰めた木の板とかで覆っても結構音が煩かったりさ、あとまぁ場所をとったり設置が面倒だったりしてさ、んでまぁUniversal AudioのOXっつーキャビネットシミュっつーのかな?アンプから出た音をマイクで録音した感じをシミュするやつってのがあってまぁ調べるとギタリストの宅録にはほぼ必須みたいなアイテムなんだけど結構高いんだよね。

 

だからまぁギター関係の出費が凄くてね、いや、もう大変ですよ。楽しいけどね。あとあれなんだよな、真空管アンプの使い方ってのもギターの奏法と同じぐらい楽器の使い方の部類に入るものでさ、マーシャルだかがアンプは楽器ですって言ってるらしいけどマジでそうなんだよね。ギターって音作りも含めて楽器だからさ、んでそれってシンセとか電子楽器で音作りをしてるからっつってすぐにできる類のもんでもなくて、なんか独特のアレがあるんだよねっつっても元々シンセとか触ってたっていうアドバンテージが明らかにあるんだけどね。

 

ただまぁあれなんだよね、俺みたいな爆音バカってDeath by Audioの強烈なファズとかをブースターマックスにしてガリガリ弾いたりするじゃないですか?で、最近気づいたんだけどこれやるとどのギターも同じ音になるなという(笑)歪ませすぎると音がギターというより「何かの高出力の音が割れている音」になっちゃってギターである必然性がなくなるんだよね。かっこいい俺が好きなギターノイズってギターの質感がちゃんとあるギターノイズなんだよね。全部フルテンの音ってまぁ究極的に言えば爆音のホワイトノイズだからね。そりゃそうだわ。

 

だからヴィンテージなロックトーンで爆音!とかって結構難しくてさ、で、ヴィンテージなロックトーンっつって参照するのがやっぱジェフベックだのジミヘンだのクラプトンだのってことになると結局、まぁソニーシャーロックもそうだけど、エフェクター繋げまくるっつーよりマーシャルのアンプにギター直挿し!みたいな感じなんだよね。結局それが一番かっこいいという。真空管アンプの歪って最強だよね。まぁそれとコンパクトエフェクターの歪は違うんだけどコンパクトエフェクターも何個買ったか分からないぐらい買ったけど結局、凝ったブティック系よりド定番のチューブスクリーマーだとかRatが良かったりするんだよね。

 

まぁその「良い」ってのが当時そんなに選択が無かったギタリスト達が使っていた機材が比較的昔からあるRatだったりBig Muffだったりするわけで、参照点がそこだからまぁ結局それが「良い」ってことになるんだけど、そうなるとさ、ギターの質感とか関係なくなるようなノイズ系のエフェクターとか一気に使わなくなるんだよね(笑)ビュオンギュオン言わせるのは奏法のほうでエフェクターの方じゃないんですよね。

 

先入観無しに「良いな」って思うフリーロックインプロみたいなやつも歪ませすぎなくてさ、ホント、チューブアンプに直に挿してEQで音をいじってるぐらいのもんで、まぁあれなんだ、クランチってやつですな。あれがかっこいいんだっていうか好きなんだってことに気がついた。歪ませすぎもいいけどね。あとまぁ一気にヘビメタみたいな音が出るエフェクターとかね、まぁアンプがトリプルレクチなんでそりゃヘビメタの音出すのは楽ですけどね。クランチが結構すげー細かいニュアンスの問題で突き詰めるとキリがない世界だなって感じだよね。

 

それ言い出すとギター自体もそうなんだけどね。ストラトのクランチとフェンダー系の音がだいぶ出るようになったとは言えレスポールはやっぱりレスポールだからストラトの音とは違うわけでさ、まぁ俺が好きなNo Waveとかって質屋のギターを数万で買ってかき鳴らすってスタイルだからやっぱフェンダー系なんだよねっていうかサーストン・ムーアとかカート・コバーンがジャズマス使ってたのも当時全然人気無くて安かったからって理由で使ってたんだよね(笑)それがオルタナギターの定番!みたいになってジャガーとかの人気がリバイバルしたとかね、まぁこういうギター雑学も面白いですよね。興味持ち始めるとそれに関わることが全部面白く感じるよね。

 

まぁ勝手にリサーチしちゃうんだよね。そこはもう研究気質っつーかなんつーか。ただまぁブルースからロックンロールへの繋がりとブリティッシュ・インベージョンと、とかってまぁなんかイギリス人が黒人文化とか黒人音楽に憧れるって90年代で言うとドラムンベースとかを作ってたやつらがすんげーB-BOYとかヒップホップ文化に憧れててイギリス発のストリート音楽がジャングルとか時代がもっと最近になるとグライムなんだ!みたいなね、イギリスとアメリカの関係ってそういう感じでリピートしてるなーとかって思ったりね。

 

あとまぁ前衛ロックとかになると局所的過ぎるんだよね。ヴェルヴェットのセカンドとかNo Waveとか一時的過ぎるっつーかね、まぁ派生するバンドはいっぱいあるし影響を受けたバンドはいっぱいあるんだけど、ああいう感じってなかなかないよね。あとまぁ関係ないけどストリートファイター6のくだらない造りが雑なRPGモードをやってます。アバターがおばあちゃんです。

 

 

がっつりとストリートファイターのフォーマットを使ってもっとちゃんとしたオープンワールドのRPGを作ったら?って思ったのは俺だけではないはず。

 

なんでいきなり話が変わったのか?っていうとおしっこに行ったからですね。んであとギターはあれですね、もうレスポール大好きになっちゃって。形がエロいっていうか完全に女だよね。ストラトは男。レスポールを恍惚としながら弾いてるとカウパー出るんじゃないか?ってぐらい女だね。

 

あとアナログね。巷ではアナログブームとか言われてもう3年ぐらい経ってるらしいけどやっぱりアナログって紙の書籍と同じで買っちゃったら聞かなきゃいけないっていう縛りがある結果、Spotifyみたいに聞き流すことができないから、まぁようは結構な値段を身銭を切って買ってるからちゃんと聞かざるを得なくなる結果、リスニング体験がタダ同然のSpotifyと段違いってのがあるよね。

 

というより元々音楽のリスニング体験ってのはそういうもんだったわけだ。ましてや昔の円とドルのレートでアナログ買うなんつったら一枚一万円ぐらいの感覚で昔の人はアナログ買ってたわけでしょ?そりゃ大切に聞くし音楽に対する思いもできるよね。俺ぐらいの世代だとちょうどDJブームもあってCDとアナログが同時にあるってのを経験しつつデジタルネイティヴ世代のなんでもただで聴けるってのも経験してるから、だからまぁアナログの良さってのを改めて感じるわけよね。

 

あとまぁアナログで買ったやつにダウンロードコードがついててもアナログ以外では聞かないとかって縛りをつけるとかってのはやってるね。あとあれだ、あのバークリーのギター講師のトモ藤田っているじゃん?あの人は色々な良いTipsをYoutubeとかで言ってるんだけど「なるほどな!」って思ったのがギタリスト或いはミュージシャンとして音楽を聴くんだったら、んでギタリストの場合、3枚のアルバムを選んでそればかりを最低三か月は聴き倒すことって言ってたんだよね。

 

で、トモ藤田が中学生の頃に聴きまくってた3枚ってのが誘われたバンドにいた先輩から借りたアナログのブルースだったらしいんだけど、その3枚を聴き込んでたから聴かなくても頭で再生できるぐらい頭に入ってるってことを言ってたんだけど、それって俺もやってたなぁーって思ったのがさ、ノイズばっか作ってたほとんどノイズ廃人ニートみたいな生活をしていた10代後半とか20代前半ぐらいの頃って例えば当時は最先端だったMegoとかあとはクセナキスとかシュールな質感が全て!みたいな電子音楽をとにかく聴きまくってたんだよね。オナニーしながらも聴いてて当時は寸止めして夜中から明け方ぐらいまでオナニーしてたからMegoを聴きながらずーっとオナニーしてたようなもんで、それこそ初期のMego系の音って頭にこびりついてるんだよね。

 

まぁああいうのがクールだと思ってたから真似したいからだったんだけど、ああいうリスニング体験って強烈なものになるんだよね。別にオナニーする必要はないんだけど、まぁあとあれだ、レコードを聴く以外何もしないってのはあれだからさっきスト6の画像張ったけどああいう脳死でやれるゲームをやりながらひたすらアナログを聴くってのも相当いいんだよね。結構頭を使う作業のBGMになっちゃうとリスニングに力がいかないんだけどどうでもいいゲームだとリスニングに全力注げるからすげー聴くんだよね。

 

だからまぁそんなにストライクじゃなかったロックのレコードとかも結果的にがっつり聴くことになって終わることには結構好きになってたりするんだよね。Spotifyとかだったら全然ロックじゃねーとかブルース入ってねぇーってことで再生やめたりするだろうけどアナログだと聴いちゃうっていうか買っちゃったしアナログ出し聴くしかないっていうね、まぁ良いことだらけだよね。アナログって。

 

所有感半端ないのもあるけどただ60年代のロックのオリジナルとかは値段が爆上がりしてるから1000円未満ぐらいで買えるロックが一番いいね。失敗してもそこまで痛くない。ブルーチアーのファーストは大好きだからオリジナル買ったけどね。5500円ぐらいでした。灰野さんとラリーズの水谷氏がブルーチアーのコピーバンドをやってたってのが頷けるぐらいファーストはヘヴィーなんだよね。音が。とにかくギターの音がかっこいい。で、ブルースでしょ。最高よ。滅多にない。ああいうのは。マッド矢野みたいな文章。きれぎれ。町田町蔵。町田康。パンクロッカー兼詩人。なおかつ小説家。最近断酒した。

 

あとまぁマイク・ブルームフィールドとかね、白人最高のブルースギタリストとかって言われてたらしいけど、なかなか彼のギターがフューチャーされてるのって無くて、Al Kooperとのセッションとか、あとはギター演奏解説の「If You Love These Blues, Play 'Em As You Please」とかね。ボンボンだったからドラッグやりたい放題だったのかヘロインODで死んでるんだよね。でもスティーヴィー・レイ・ヴォーンは飛行機の墜落だっけ?Buddy Hollyと同じ死因じゃん。レイ・ヴォーンも田舎のブルース好きのあんちゃんがファーストの大成功で大金を一気に手にしたもんだからドラッグに手を出しちゃって大変だったらしいね。あとアル中。ジョニーウィンターもヘロインに手を出して、んで実際はその後にずーっとメサドンを摂らされて90年代とかは低迷してたらしいんだわ。

 

んでそれを見かねたギタリストだったかが「マネージャーは一体何を考えてるんだ!」とかって思ったらしくてまぁマネジメント関係を一気に変えたんだよね。んでメサドン漬けから抜け出させて割と復活して死ぬちょい前ぐらいまでずーっと活躍できたっていう、まぁジョニーウィンターの映画があるんですよ。良かったっすよ。

 

ロッカーってジムモリスンだったか忘れたけどライブが晴れ舞台で一気にダラダラな日常が来るからドラッグをやって寝てるぐらいしかやることがないっていう感じになるらしい。あとまぁエリック・クラプトンの話だとずーっとライブばっかやってると同じ曲ばっかをずーっとやってて「俺は何をやっているんだ・・・」って感じになってドラッグとか酒をやってないとやってらんないってなるとか、まぁジャズマンとかロッカーと酒とかドラッグの話って興味深いんだよね。闇深いんだよね。普通の生活してないからああなるんだなと。でもそっちのほうが「ロックだねー」って感じるからなんかアレよね。

 

ジミヘンも生前はすんげー儲かってたのに金を手にしたことが無くてレコーディングとかライブの合間に「遊ぶ金ないからくれる?」って感じでマネージャーだかから金もらってドラッグやったり遊んだりしてっていう感じで最終的に寝てる時にゲロ吐いてそれが喉に詰まって死んじゃったんだけど、そう思うとBBキングとか評価されて大スターになったブルーズマンとかのほうが大往生してるイメージがあるな。長生きするならブルースか。でもブルースを「す」って言うのは日本だけだからやっぱブルーズって表記にしたほうがいい気がするな。ブルースってWhyを「ホワイ」って言うようなもんだからな。

 

そういうこった。また続きがあったら書くわ。スト6途中なので。

 

んじゃまた。