ウォール伝、はてなバージョン。

革命家/徳の戦士/サタニストによる日々の思索を頭をクリーニングするかの如く書き連ねるブログ。

ベーシック・インカムについて。完結編かな。

mimisemi2010-04-19

またsakanaさんからのコメントがあったので返事を1エントリーにしますです。というか完結編っぽい感じです。

sakana 2010/04/18 21:12


いやいや、ここまで理解してもらえたらもう言うことはないですね。
何より、話を聴いてもらえたことに感謝です。日常生活ではまず取り合ってくれませんから。ここまで議論が深まった経験は自分の中では初めてのことです。


>全体のもっと大きいベネフィットを考えると仕方ないかな
という部分でも共通しています。僕も、「生活労働」に実存的に依拠する人間がいるからBIには慎重にならないと、という主張ではなく、むしろ、だからこそやろうよみたいな面白さ(僕の定義するベネフィットです)最優先みたいなところがあります。大きい声じゃ言えないですけど。


自分は、BIについては、とりあえずこのへんでいいかなって感じです。というかこれ以上は導入にあたっての、戦略と言うかスキームをミクロの段階で詰めていく議論になると思うので、そこにはちょっと関心が湧かないというか、僕よりも相応しい人がフォローしてくれた方が有意義かなと思っています。


ここまでほとんどmimisemiさんの土台に、僕はちょっかい出しただけですけど、でも、こうして出来上がっていくものを「そうそう。そうなんだよ。」とお互いに理解していけるというのは本当に不思議なことだなと思います。これがまさしく文脈にあった、科学的な力学によってもたらされてるものなんだと思いますが、いったい全体これはどういうことか、ちょっとまだ説明がつきませんね。


なので、僕も相対的に見れば、相当な自称科学主義者なんだとは思っています。でも、であるがゆえに自分の実存の臭みに敏感になってしまうんですよね。アンガジュも、「アンガジュすべきだ」という感覚よりも、「結局アンガジュしちゃってんなぁ…」という半ば自嘲ぎみの、自分の臭いを嫌でも認めなきゃいけないという、気づき(でもそれは思い込みかもしれない)を受動的に受け入れているという感覚です。


明日からまたアルバイトで、時間が取れなくてあれなんですけど、これからもちょくちょく覘いてるんで、またコメントさせて頂くと思います。


こちらこそ、なんといいますか、言う事が無いぐらいsakanaさんも僕の意見を理解してくださったので感無量な感じです。日常生活ではまず取り合ってくれないというのは本当にそうですね。これはどこでも変わらないことかと思います。僕の場合、唯一、自分の意見を言ったり、他の人と会話するというのはウォール伝を通してなんですよね。日常生活では考えられないんですね。こういう話は。


で、BI導入の戦略とかに関しては僕も素人と言いますか、構想ぐらいしか言えなくて、具体的な方法論とかは専門家に任せるしか無いって感じなんですよね。なるべく社会や政治を中心としたジェネラリストになりたいとは思いますが、今の僕はまだまだなので、スキームを構想できるぐらいの力量は無いです。


あと「文脈にあった科学的な力学」ですが、これは4/3n4ともこういう話になるのですが、ある程度の見識と良識を持ち合わせて然るべき判断をすれば論理的な帰結というのはさほど違わないんですよね。それはなんらかのマシンがアルゴリズミカルに帰結をはじき出すというようなマシン的なプロセスという意味ではなく、人間的な感覚で考えて、納得がいく帰結がもたらされるという感じなんですよね。そこにあるのは多少の見解の差異だったりするのですが、大枠で最終的にお互い納得できるというのはまさしく科学的な力学なんだと思います。


朝生とかであーだこーだ言い合っているのは大体、見識が浅い素人や学者が見識と良識のある学者に論破されたりなんかして、頭に来てくだらない意見をあーだこーだ言って「それは違うんです」って諭されているという感じですよね。言い合いになったりするというのは大抵、どちらかの論者の論法や見識の甘さなんだと思います。でも科学的といいますか論理的な方法を用いれば怒鳴り合いになるほどの意見の違いなんて出ないはずなんですよね。ぶつかり合いになるのは大抵が臆見が介在している議論ですね。で、その臆見に反対されると自分の実存が傷つけられたような感じになり余計に感情的になってしまうみたいな感じですね。


でも論理学なんかをやってれば分かりますが、論理に感情も何も無いんですよね。それはドライな帰結というわけではなく、人間性のある温かみがある意見でも、ロジックが通っていればその論法というのは論理式で表せるぐらい美しいものだったりするわけですね。そこには違う体系のロジックも包括できるような寛容性があります。当然、ロジックがめちゃくちゃな臆見は受け入れられませんね。


僕とsakanaさんの不思議なかみ合いはこの良識のかみ合いなんだと思います。論理式同士を組み合わせても矛盾が出ない美しい論理式が出来上がるようなかみ合いですね。


実存の臭みに関しては僕も同じですね。元々凄まじく感情的な人間で実存丸出しの人間で自我が凄まじく強いので、だからこそそれを統括するような科学的知識やメソッドを必要とするんですよね。僕がなるべく実存を出さないようにするのも、僕が実存丸出しの人間だからです。でも思想とか学問全般そうだと思いますが、良いものって大抵人間臭いですよ。実存臭いです。凄く。哲学なんて特にそうです。数学ですら実存臭いのに最近気がついて感動したりしています。


とにかく今回は色々とコメントありがとうございました。また何かあったら書き込みしてください。


・・・・ってことで建設的な議論の素晴らしさを改めて感じた耳蝉でした。