「快」を増大させるのが倫理なんだってやっぱ凄いって！いや、自己啓発とかポジティブ心理学とかだと「ウキウキすることをやる」って書いてあるのが多いけどようはこのウキウキベースってのをあんな昔に倫理として定義してたなんてスピノザは半端じゃないなと思った。いや、なんでスピノザを思い出したのか？って分からないけどまぁ前に読んでたからなんかあったんだろうね。で、スピノザ関係の本を読み直してみたら俺の世界の話とぴったりっていうか、世界の構築にあたって個々がいかに振舞うか？ということの原理をとりあえずスピノザから借用しちゃえ！ってことになってるわけ。まぁ俺が普段書いている阻害だとかさ、苦をベースに生きないと糧が得られないなんていうシステムに抗うとかさ、これって論理的な帰結として当然なんだよね。だからネグリとかドゥルーズとかハートみたいのと似てくる。でも思うにドゥルーズもネグリもオリジナリティが無いんだよね。ほんとに過去の哲学のコピペだもんな。ネグリはやっぱりマルクスとかが強くてドゥルーズはニーチェだよね。あとはベルクソンとかか。んでもまぁドゥルーズはいいとしてネグリはもう本当にオリジナリティゼロだと思うね。でもこうやって言及するってことはまぁ「恐らくそうだろう」と思っても読まなきゃ駄目になるんだよね（笑）ちょっとは読んでたけどネグリはほとんど売ったんだよね。だからまぁスピノザ関係のいくつかのやつを一応は読んでおこうかなと。ドゥルーズ然りね。ドゥルーズは面倒だけどガッツリ全部読もうと思ってるね。内容はもうほとんど分かってるんだけど。
んでもやっぱり無理やりスピノザを帝国に抗う思想として持ってきたってのは良かったと思うんだよね。いや、絶対そんなことないじゃん？勝手に都合よく解釈してるだけだからね。でもまぁそういう風に解釈できなくもないってところなんだよね。ネグリやドゥルーズというよりかはスピノザを軸として考えたときに他のいろいろな哲学と混ざった結果、あとはまぁ左翼的っつー要素も入った結果はそりゃネグリやドゥルーズになるしかない。なんかだからさ、俺が書くまでもないなと思っちゃって。環世界の話からスピノザでドゥルーズやネグリに行き着くとは思わなかったけど、んでも必然的なんだよね。これしかないでしょっていう。でもやっぱり俺はマルチチュード的なものってようは左翼が掲げる連帯っつーお題目みたいなもんだからああいうのは全然有効じゃないっつー意見は変わらんけどね。スピノザ的に言えば個人はアトムではないんだけど、でもアトムにならざるを得ないわけだ。宮台的に言えば個々が島宇宙化してるってのはもう自明で何十年と変わってないどころかそれがもうスタンダードじゃん？だからそれに見合う実践をしていかなきゃいけないよね。
だから俺はやっぱりこう思うんだよね。アトムがとりあえず抵抗するってことなんだわ。嫌な世界を見ないのではなくて自分の世界として見ないってことだよね。で、自分の世界を構築する。快をベースにね。ウキウキをベースに。この辺は自己啓発本とかに書かれてるような内容とそんなに大差ないと思う。で、世界の構築ができたらその世界を行きつつエージェントとして社会に所属して自分の世界をベースに振舞うわけだ。それが結果、ミメーシスを生んだりミームの伝達でもなんでもいいんだけどとりあえず辛すぎることはとてもダサくて非倫理的なことだからそれはやっちゃ駄目だ！っつーそういう単純な原理だよね。これを遺伝子レベルで組み込みたいわけだ。だからまずはウォール伝を読んでる人とかにはそれをやってほしいんだよなっつーかまぁウォール伝のおかげで精神的な自由が得られました！とかってたまにそういう書き込みとかいただくけどもう本当にウォール伝冥利に尽きるわけですよ。ようはミームじゃん？っつっても耳蝉のっつーよりかはイデオロギーでもなんでもなくて人間としてあるべき姿、ようは倫理ってことだよね。倫理的に振舞えと。で、社会はそれと逆の方向に進んでるから人間らしい社会にしないとやっていけないよねっていうそういう切実な生の問題として倫理的に振舞うということをしなきゃいけなくなるわけだ。で、別にそれは啓蒙活動とかじゃなくていいわけよ。とりあえず自分は自分の世界を生きていてまぁ糧も得ていて好きなことや好きな人や仲間がいて健全な生を送れていますっていうそういう個人のハピネスだよね。それを増大させるってことだよね。ようはハッピーな人を増やすってことなんだよ。あとはまぁハッピーじゃなくても今の俺みたいになるべく苦痛になるようなことからは逃れるってことを死に物狂いでやるっていうさ、だからやっぱりあれだよね、まぁそんなに収入無いけど好きなことがやれてて割と幸せっていうそれがスタンダードになるべきだね。基本的に経済活動ってのは人間性との両立は無理なんだよね。例外はあるにせよ。まぁあと人間性と両立させてるようなところはすげー偉いと思うよ。そういうのが増えればいいけどまぁそんなに簡単にはいかないじゃん？基本はゾンビになってくださいだからね。
そういう意味で社畜になって心まで荒むような生き方を選ばないならとりあえずそれは現状では肯定できるってことになるわけよ。だからニートは社畜よりかは全然マシってことになるわけ。苦痛を感じてるってのはもうそれだけで悪なんだよ。そういうのがルサンチマンを生むとかさ、人間性自体が荒んでくるとかね、とにかく苦痛は何も生み出さないよね。苦労はいいと思うけど単純な苦痛は倫理的に駄目だわ。痛点がある人間の活き作りって残酷じゃん？それは理由はどうあれ認めちゃいけないことだよね。人道的に。だから別にそんな無駄な苦痛を強いられるようなことをしなくてもなんとか生きていける人はそれをやるべきなんだよね。あと凄くいいのは苦痛を強いられるようなことをやっててもどの道この先は分からないってことじゃん？色々とまた変わって大量に雇用が減るとかさ、今はお金になってることが全然そうならなくなったりするわけじゃん？苦痛の対価として生活の安定が得られればどっちかを選べって言われたら生活の安定を選ぶっつーのもありかもしれないけどそれがないじゃん？だったらあえて苦痛なことをやる必要がなくなるよね。そうなるとやっぱり低収入でも暮らせる生き方ってのがすげー重要になるよね。まぁ別にチャンスがあればいくらでも稼いでいいんですよ。経済行為が楽しいことと直結してればそりゃ最高の善なわけでどんどんやってくださいだよね。
で、ニューヨークに行った後の俺はこれを実践してたよね。ようは色々なことに金をかけすぎるとようはそんだけのお金を得ないといけなくなるから大変じゃん？だからもう本当に欲しいものとか必要なもの以外買わないってことだよね。で、まぁ結局本ぐらいしか残らないわけだ。あと食事も上手いもの食いだしたらキリがないからプロテインとか納豆ご飯をジューサーにかけたやつとかさ、あとは野菜ジュースとかとりあえず体が必要としてるものを摂れればいいわけで、そこでまぁ我慢するんじゃなくて効率よく栄養を取れて腹が膨れる食事ってのを考えるんだよね。で、こういう食事になれれば食費なんてたいしたことじゃなくなるわけだ。で、残りの問題は衣食だよね。でもまぁ衣なんてユニクロでいいんだろうし、まぁ俺はよくないんだけどまぁそこはあれじゃん？個人の価値観でいいよね。好きなものを着たかったらやっぱりそこそこ金をかける必要も出てくるだろうし。なにしろ快を増大させることが倫理なわけだから好きなものを着たほうがいいよね。俺で言えばスニーカーとかメガネは一切妥協しないよね。高かろうが欲しいのは絶対買うっていうさ、まぁこれも原理じゃん？快がベースになってるわけでそこで我慢すると貧乏臭い清貧の思想みたいになって俺的に言うとストイックであることが目的になるようなやり方って嫌なんだよね。合理的で経済的な理由で快を増大させるために色々と自分で設計するってのがまぁそれ自体も楽しいじゃん？節約が目的とかこれは駄目だよね。使うとところは使えよっていうさ、みんな節約が目的の節約とかやりだしたら金が回らなくなるじゃん？それは社会的に駄目ですよね。使うところは使わないと。そういう意味でオタクとかニートって使うところは馬鹿みたいに使うじゃん？そこが凄いんだよ。彼らが倫理の実践者である所以はここですよ。飯はカップめんとかなのに趣味のものはかなり高価なものでも買うっていうこれですよね。快ベースの生き方じゃん？
ただでもやっぱりあれだよね、欲しいものが無いんだったらいいけど欲しいものがあっても仕事してないから買えないとかだったらまぁそれはその買いたいもののためにちょっとでも働くとか経済的活動をするってのは必要だと思うね。あくまで快楽のための仕事ね。まぁそれで天秤にかけたときに働かないってほうがいいんだったらそれでいいんだけど。たださ、やっぱゲームとかエンタメとか金出さないと駄目になるじゃん？深夜アニメなんてアニメオタクが支えてるらしいからね。ブルーレイのDVDとか買うおかげで成立してるって凄い関係だと思うんだよね。人間疎外ゼロのウィンウィンじゃん？あれは理想的な需要と共有の形だと思うね。本当に必要なものを生産してそれが消費されるって最高だよね。
あと三昧なのよ。何かに没頭していて英語なんかだとflowとかって言うんだけど、それに没頭しているときってのが倫理的ってことなんだよ。倫理的って人としてあるべき姿とか振る舞いってことじゃん？人として守らなければいけない倫理っつーと例えばそれって人殺しをしないとかってことになるけど、俺は能動的な倫理について色々と考えたいなと思ってて。で、まぁ自分が苦しい状態にいるってのはそれが病気とかならともかく環境やらなにやらのものでそんな風になってたらそれは自分への虐待なんだよね。虐待って倫理的にアウトじゃん？だから自分を虐待しないような生き方をするしかないわけだ。まぁ仕事するなってことではないからね。合う仕事があればさっき書いたように最強なわけで。ただもう我慢とかはしないほうがいいんじゃないかな？って思うよね。我慢から得られるものなんて無いよ。辛いことに耐えて目標を達成するとかならともかく、理不尽なことやら何やら人の活動性を吸い上げるような我慢っつーのはさ、社会的に倫理的に駄目なんだってことだよね。これってもう決めちゃわない？これも価値観じゃん？我慢して自分を殺して生きるような生き方は悪であるって言っちゃっていいんじゃないの？って思うよね。で、ウキウキすることを善行とするわけだ。それがモラルなわけだ。
っつーかちょっともう眠いから寝るわ。とりあえず世界の構築はウキウキベースってことですね。ってことでんじゃまた。
