今後はDJ路線?。その17。

では続きです。


あ、何が言いたいのか?っていうと問題は出力されたものってことなのね。本人がそれで食っているとかプロだとかアマってのは全然関係ないわけよ。あとまぁ特に音楽の場合はアマっぽいほうが面白いのがあるわけだし初期の荒っぽいころのほうが良かったとかインディーズの頃のほうが良かったってやつとかバンドとかって腐るほどあるわけじゃん?だから別にプロ=質じゃないよね。そこで俺が思うのはなんかその一般的に言われるプロの定義ってデマンドに答えるっていう社会的振る舞いの部分が強すぎると思うんだよね。なんかそれって違うと思うのよっつってもまぁ一般的にプロといわれる定義がそれなんだったらまぁしょうがないんだけどさ、それと良さって違うじゃないですか?良さ=質じゃないって言い方もあるかもしれないけど俺は良いものが質だと思うわけでさ、だからそれがどんだけアマチュアっぽかったり荒くても良いものは良いのよ。


ましてやレアグルーヴなんてアマチュア臭かったりするバンドとか一発屋みたいなやつのほうが下手に洗練されてるやつよりよっぽどグルーヴ感あったりするからね。ライブラリー音源なんかも絶妙な下手糞さとベタな曲の構成ってのが合わさって絶妙なグルーヴ感を出してたりするし。所謂プロが集まったらもっと上手い演奏ともっとちゃんとした曲になっちゃうから逆につまらなくなるよねってことでもあるわけよ。あと「やっぱりあの人は盛り上げるよねー」っつーのもただのカリスマ性とか知名度だったりもするわけじゃん?セレブDJが良い例なんですよ。でもDJってそういう要素が結構含まれてるわけよね。かっこよさ的なビジュアルっつーのかな?それ言い出すとまぁ音楽全般そうなんだけどね。下手でも見た目がかっこよければ人気が出るってまぁアイドルなんかはまぁ典型的にそうだよね。歌っつーよりかは見た目なわけで。


でもそれはアイドルだからでしょーっつってもそうでもなくて音楽全般がアイドル的な要素を含んでるんだよね。そういう要素も含めての人気なんだっていう。なんかこういう芸能的な要素がフックになってるってなんかもう違う気がするんだよね。まぁ最強なのは見た目とかビジュアルとかカリスマ性ってのがフックで本質的な音楽性の高さとかセンスをそういうフックに引っ掛けて出せる人だよね。まぁこうなると見た目がそこそこ良かったりかっこいい風格のあるDJが人気が出るってことになるけどまぁあんま不細工なDJっていないもんな。やっぱ何かしらかっこいいんだよね。見た目が。超絶的にブサ面のDJって見たことないもんな。


まぁでもネットの時代だと見た目関係ないからミックスだけだったらプロと同じ土壌で配信できるってのはあるにしてもでもいざ人前でやるってなったときにブサ面が災いするってこともあるわけだよね。そうなるとDJのクオリティって何なのよ?ってことになるよね。いや、俺が尊敬するDJっていっぱいますよっつっても80〜90年代ぐらいから活躍してる古株ばっかだけどまぁみんな見た目もかっこいいよね(笑)まぁそういう見た目とかってアナログな要素なんだよね。で、デジタルっつーか配信ベースみたいなのは凄くアノニマスで音だけが前に出るって感じで本質的だよね。だからまぁある種相対化されるんだよね。


あとイケメンであるとか雰囲気がかっこいいみたいな要素が排除されるからっつーかまぁ知らない人にとってはそういうことになるじゃん?まぁ検索して出てくる場合もあるからすぐ分かるっつっちゃー分かるんだけどさ、まぁ凄く平等なんだよね。音源そろえて配信するだけなら誰にでもできるって昔はマジでありえないことだったわけで。んでまぁ話が最初に戻るけどさ、俺が経済的な理由でレコード買うのをやめてDJワナビーじゃ無くなったのもまぁようはトートロジーになるけど経済的理由なのよね。あとまぁ書籍とか他のことに金と時間を費やすことになったから時間が無くなったってのもあるし。で、今はまぁ色々と手を出し尽くしてやり尽くしてんでまだやり尽くしてないことは何か?っつってDJに戻ったわけだけどさ、なんつーのかな?やるっていうコミットメントが良いのはそれに真剣に取り組むことで日々が充実するってのもはあるしやっぱ好きなことに没頭するのって基本楽しいじゃないですか?


で、今俺がDJワナビーマインドを取り戻して思ったのはこうやって書いてるようにコミットメントを決めると見方が変わったり関心ができることってあるじゃん?こんだけ色々とDJについて色々と思うっつーのもまぁマジになってみようかな?って思ったからだよね。新鮮味があるものがなくなったからっつーのもあるんだけど。


で、ワナビーに戻ってみるとまだ聴いてないものとか手を出してないものだらけなんだよねってなんかさっきの配信の話から一気に個人的なことになってるけど一旦トイレ行った後飯食ってきたから続きって感じじゃなくなってまたなんかいきなり色々と書き始めてるって感じなんだけどさ、まぁいいや(笑)まぁあれなのよね、誰にでもできるようになってるとか敷居が下がってるっていうのはまぁそれだけやる人も増えるってことでアマチュアが増えるってことだよね。でもまぁだからこそプロとアマの差が歴然になるんじゃないのかな?って思うんだけどそうでもないんだよね。プロのアマが進んでるように見えちゃうのはようは所謂プロといわれる人たちが環境的な特権性を持ってただけでそれが誰にでもアクセス可能になるとアマとの差があまり無くなるってことじゃん?まぁこれがようは代替可能なDJってことなんだよね。まぁあとは逆かもしれないよね。環境的なものの後押しが強くなったり音源へのアクセスが容易になったことでアマのレベルが高くなった結果、プロと競合するようなアマも増えてきたとも言えるよね。だからまぁこれってプロのアマ化ではないと思うんだよね。


何を言いたかったのか忘れたけどさ、結局やっぱ最後がそれが好きかどうか?だよね。俺はやっぱ好きなものを徹底的に極めたいと思うからだからまぁDJは途中で挫折してやってなかったよなと思ってさ、でも余生は長いからなんか取り組めるものが必要だって思って馬鹿みたいに時間かかってもDJやろうって思ったわけだけどさ、まぁ引き算ですよね。若い頃はやりたいことだらけと知らないことだらけでそれをやるだけでも大変だったのが特に俺みたいに永遠にそれに時間を費やせるみたいなやつの場合、ある程度手を出し尽くしたりやりつくしちゃうんだよね。で、途方にくれてる中でやっぱ数学だなと思いつつも情熱がなくなってるよなーってのといまいち数学をやってて結局何がやりたいのか?っていうのが見えてこなくてさ、まぁ知識として知っておくって段階は過ぎちゃったんだよね。まぁ全然極めてないわけだけど。


だからまぁ自分なりに「これ以上どうすればいいのか?」ってぐらい途方にくれるぐらいとりあえずやり尽くすってのをやり尽くすんだよね。で、DJはやり尽くしてないなーって思ったのとさ、まぁあと最初に書いたアナログにこだわらなければ音源収集は低コストで可能ってことでまぁだったら続きをやるべってことになったってだけなんだけどさ、でもまぁそれだけやり続けるって大変だよね。ジャズとかレアグルーヴは底なし沼だけど使える音源ってことに限って言えばアナログで掘るのは時間かかるけどデジタルだったら楽だし一瞬で音も集まると思うんだよね。それこそなんかのレーベルをDiscogで調べて片っ端からカタログを視聴するとかさ、youtubeのリンクとかもあるわけじゃん?まぁデジタルでディグるってそういうことなんだけどさ、何気にこれはやりがいがありそうだって思ってコミットメントを決めたわけですよ。でもまぁもうすでに先が見えてるって感じはあるよね(笑)掘りつくして途方にくれるっていう(笑)


でもなんつーのかな?コミットメントを決めるっつーかアマチュア気分じゃなくて認められなくても一応プロレベルでやるっていうつもりで取り組むっていうコミットメントって視野を広げるんだよね。それは俺の哲学とか数学にしてもアマチュアでやってるつもりはないからさ、だからまぁアンテナが利くじゃん?楽しみ程度でやってるのと真剣にやってるのってやっぱそういう違いだと思うんですよ。まぁその割に飽きてるじゃん!ってことなんだけどまぁ飽和はしますよね。まぁでもね、DJっつーのはもう視点としてなかったわけですよ。だからデジタルDJとかについても全然知らなかったし今のクラブがどうなってるのか?とか全然知らなかったわけ。


で、DJもプロパーとしてやっていこう!って決めた瞬間なんつーのかな?ワイヤーが繋がるっつーのかな?自分の中のアンテナが研ぎ澄まされて関心が無かったことにも関心がいくようになるんだよね。で、今の俺が松岡正剛とか名前出したと思うけど、いやー編集工学だよなぁーって思ったりするのもDJっつー自分の中でのキーワードがあるからじゃん?で、結果的に学問的なことに繋がるんだよね。編集工学がアカデミックなサブジェクトはともかくとして松岡正剛ってまぁ読書の鬼だからまぁ色々と名前出てくるじゃん?俺があんま得意じゃない文芸の分野の話とかも色々と出てくるんでさ、で、デフォだと文芸ってそんなに興味ないけどDJっつーコアな概念がある中でそういうコンテキストで松岡正剛の本を読んでいるっていう中で知る文芸の知識って自分なりのコンテキストなんだよね。つまりはこれが広がりってことなんだよなぁーって再確認してるのよ。色々と手を出すとか食えなさそうだったりプロになれなさそうでもプロになるつもりでコミットメントを決めてマジでやるっていうこの動機付けだよね。


結果的に別にそれで食えたりしなくてもやることで増える知識とか広がるアンテナとかってあるわけよね。だからまぁあれなんだよね、何やっても無駄とか食えないに決まってるとかって分かりきっちゃうのはしょうがないとしてもやっぱり好き!とかそれでもやりたい!ってのを軸にやるとやっぱりなんかね、身になるわけですよ。少なくとも途方にくれて永遠に暇つぶしとかしてるよりかはよっぽど良い時間を過ごせるし頭も使うことになるし感性も使うことになるんだよね。これやらないと脳も鈍るし歳を取って色々なもんが鈍化するってのもまぁそういうことだよね。だからまぁそういう意味で永遠にピーターパンのほうがいいんじゃないか?って思うよね。


まぁ俺みたいにこれだ!と思ったらのめりこめる性分だったら絶対何もやらないよりいいんだよね。功利から見ても色々とやってきた結果、読んだりやっていたっていうことが実利に繋がるって可能性はやることが多ければ多いほど増えるからねっつっても中途半端じゃ駄目でそこはもう本当にマジでやらないと駄目なんだけど。でもまぁなんでも功利で考える必要ないじゃん?そう実利とかとは関係ない世界がまぁ数寄者の世界じゃん?言わばそれが文化なんだよね。茶道なんかの歴史を見てると本当にそうだなって思うんだよね。なんかまたこのDJっていうコンテキストで日本再発見っつーかさ、あとまぁ松岡正剛とかもこういう分野極めつくしてるじゃん?で、読んでると色々と出てくるから興味が出てくることが増えるんだよね。で、結果的になんか色々と広がるっていうさ。


今の俺って明らかの頭が活性化してるじゃないですか?だからこんなに色々書くわけで。だからまぁ今までやっぱ相当鈍ってたんだろうね。鬱サイクルも結構な頻度だったしねぇ。まぁあとあれか、聴覚への刺激があることで物理的に脳が刺激されてるってのはあるよね。今は起きてる間はなにか聞いてるからね。まぁその代わりオーディオブックとかは全然聴いてないけどね。ようは聴覚の部分は完全に音楽に支配されてるから。


でもまぁこれってプライオリティだよね。自分が何をやりたいのか?ってことでさ、んでまぁ学問関係はとりあえず気が済むまで色々とやれたのとさ、まぁまだそりゃ続きはあるけどそこは別に急がないでマイペースでいいかなって思っててさ、まぁ気が向いたときにやるって感じだよね。「俺にはこれしかない!」だと結局キツくなってつぶれちゃうんだよね。これが結果的に継続に繋がらないわけでだから全然良くないよね。好きだからやるってのが続ける秘訣だよね。逆を言えば情熱を失ったら終わりって話なんだけど。まぁでも現在においてやれることって結局まぁそれまでの蓄積とかノウハウに依存するわけじゃん?


だから何もやらなくなったら成長がそこで止まるんだよね。歳を取ると色々とやりつくしちゃうか色々なことに情熱を失いやすくなるってのはまぁそういうことだよね。で、結果的にやれることが少なくなってきて自分が色々とやってたころに得た知識とかノウハウってのに蓄積って部分が固定化されちゃう。こういうのがまぁ結果的に「自分はこんぐらいの人間なのか」っていう変な諦めと自己規定を生み出すんだよね。そもそもそれを決めてるのが現在の自分のメンタリティと知識とかノウハウの量なわけでさ、それで満足なんだったらいいんだけど満足してないんだったら何かやるべきだよね。


あと自分の中で足りないなぁーって思ってるところを伸ばすとか。それやらなくなるとまぁ終わりだよね。マジでそこで終わる。だからやっぱ情熱を失うことって怖いよね。情熱を失うとあとはもう何かやる理由ってのが実利的なものだったりさ、何らかの意味で将来に繋がるみたいなことだったりするじゃん?で、そうなるとあんまりやれることが多くなかったり、そもそも実利を考えると成立しないものが多かったり、実利はあっても興味を持てないものばっかだったりさ、まぁそれで何やっていいか分からないってなって何もやらなくなるわけだよね。まぁここ数ヶ月の俺がそうだったんだけど。これってもう最悪だよね。


で、DJだな!って思って色々とアンテナを張ると入ってくるものってのがあってそれでまた色々と知識が増えたり視野が広がったりするんだよね。で、そんな中でまぁ今回も色々書いてるけど美学ってのが凄く自分の中で重要になってきてさ、まぁ自分なりにここ最近ずーっとDJっつーことをキーワードに色々と考えてて重要なのが美学なんだよね。それはまぁようは価値を提示するという意味での美学ね。まぁ俺の考えてることと一緒だよね。何が重要なのか?というところを重要視するっていう価値観ね。それはもう色々と読んだり考えたりしてしてきて自分なりに行き着いた一つの帰結なんだけど、構造的にDJも一緒なんだよね。誰もがやれるとか良さなんてのも客のリテラシーに依存するとかさ、それ言い出すと何だってそうなんだよね。それが評価されないと評価が決まらないようなものに関しては付きまとうことだよね。


でもやっぱそういうのとは関係ない確固たる自分の中でこれなんだ!っていうものを持ってるっていうさ、そこだよね。究極的には。俺がvalueって言うのはまさにこれでDJの世界なんてまさにそうなんだよな。だからなんつーのかな?DJってことをphilosophizeするっつーのかな?でも根本的にはDJ評論とかをやるわけじゃなくて根本的な思想の部分の価値っていう概念に関わることを研究するっていうことだったりしてさ、でもそれができるのってやっぱ哲学っつー地盤があるからだよね。まさに知識とか蓄積の成せる技なんだよね。で、美学の本とか読んでみるかっつってちょっと読んでみると英米のもんだと大抵歴史なんつってプラトンとかアリストテレスとかから始まるんだよね。まぁだから楽なんだよね(笑)ある意味知ってることだらけで、ただそれを美学っつーのを軸に見直すとか考え直すっていうこととあとはまぁアカデミックな美学っていう体系を知るってことだよね。結局まぁ学問に繋がるんだよね。でもまぁ何にも無く「次は美学でもやってみようかなー」っつーんじゃなくてDJだ!っていうところから美学に繋がって美学を体系的にやろうかな?ってことになってるんだよね。こういう広がりなんだよな。これをやれる限りやるまくるってことでしょう。


ってことで続くけど結構ストックが減ってきたな。3月いっぱいはほぼ毎日更新!にしたかったんだけどねぇ。