深みの外出。その30。

新曲っつーか10年以上前に作ったやつなんだけどアップしてみた。



Satanic Mental Klinik


The Ontological Reality of The Supernatural Realm


https://soundcloud.com/mimisemi/the-ontological-reality-of-the-supernatural-realm


ってなわけで深みシリーズに戻るわけだけど7月29日なのね(笑)そっから脱線してそれが永遠と続いてた感じか。まぁそんな感じで深みシリーズの続きです。


http://d.hatena.ne.jp/mimisemi/20160729
↑の続きね。


で、思うに恋愛全般もそうなったんだろうなって思うんだよね。だから「いや、他に好きなことありますから」っていう意見にリアリティがあるのも絶対的な位置を占めていた恋愛ってのが絶対的なものではなくなったのと徹底的なリアリズムの結果、幻想が壊れて誰もそこに何かを求めなくなったってことだよね。だからこそなんか俺的にそれってレアなんじゃね?って思っちゃうんだよね(笑)恋愛がレアグルーヴ化してるってことなんだよね。まぁイルなヴァイヴスを持った女性をディグるってのはまさにそういう感覚だけど恋愛が絶対的な位置を占めなくなったからこそ逆にそれがプライマリーな頃には「興味ないね」って言ってたやつが地位が落ちてから「逆に面白いかも」っつって興味を持つってまぁメタ化なんだよね。


逆にそんぐらいの手軽さとか気負いのなさが無いとやろうと思わないよね。でもそれはやっぱり時代なんだなって思うんですよね。あとまぁ俺はもしかしたら世代っつーか「バーチャルな世界とかデジタルなもので面白いものがいっぱいあるんで結構です」って言ってた人が色々とやり尽くしちゃって逆に一周回ってリアルに戻ってきちゃったみたいな最初のほうの人たちかもしれないよね。まぁこれってでも飽和化ってことだよね。データベース化とかなんでもアクセスできちゃうってのがデフォ化してそれを謳歌してるんだけどデフォになり過ぎて「さて、それで?」ってことになると明らかに昔より色々とあるのにも関わらずデフォ化したからその充実っぷりってのにもう意識がいかないんだよね。当たり前になってるから。


で、そこでのデジタルアコースティックなんだけどなんだろうね、FPSやりまくっててサバゲーやり始めたみたいな人がいたらそれはデジタルアコースティックだよね。あとめちゃめちゃデジタルだけどいきなり旅に目覚めたとかさ、山歩きとか神社巡りとかでもいいんだけどそれもデジタルアコースティックなんだよな。デジタルを極めつくすっつーか消費し尽くすとアナログなものもデジタル化されてそれがコンテンツになるんだよね。生のコンテンツというかね。だから趣味としてインドア派とアウトドア派があるとかじゃなくて徹底的にインドア派なんだよね。で、それを極めつくしちゃったからインドアの目線からアウトドアをやるっていうさ、まぁこれってでもある程度成熟するとそうなってくるってのはあるかもしれないけどね。かといっても別にデジタルってのが幼稚というわけではないんだけどそういう意味でまぁデジタルアコースティックって大人な趣味ではあるよね(笑)


あ、んでたまたま見たTEDなんだけど見てみてほしいんだけど


http://logmi.jp/91647


この「digitally rewired」ってのがまさに俺の言いたいアコースティック感覚なんだよね。このarousalというのをデジタルの世界に留めておくとまさにこのtedのプレゼンにあるようなdigitally rewired状態になっちゃうんだけどまさに俺みたいに昔から頭がそうなっちゃってる人の頭のワイヤーを変えるのは大変だしデジタルデトックスなんてしたところで意味ないよねっていうか逆の発想だよね。そのデジタルな頭の感覚のままarousalというのをアナログ的な生のものにもワイアードしていくってことだよね。だからその常にarousalを求めちゃう頭のワイヤー構造ってのは一緒なんだけどそこでデジタル的なものに「面白いまとめないかなー」とか「なんかゲームないかなー」とかっていうデジタルのドメインにばかりarousalを求めるのではなくてリアルな世界にもarousalはあるっていうかまさにそれがコンテンツの拡張って意味なんだよね。


だから脱デジタルじゃないんだよね。もうコンテンツダダ漏れの時代に生きてるし浴びるようにコンテンツを消費してるわけじゃん?そんなアホみたいな消費をやってる俺なわけだけどそこがまぁさっき書いた行き尽くしたデジタルの世界ってことなんだよね。それはもうコンテンツの拡張としてリアルのドメインに参入するということになるんだよね。でもそれが面白いのはアナログな世界だからこそアナログな努力とかそれこそ身体的なこととかコミュニケーションとかも含めたことってのが元々は面倒なものがarousalのためにやるわけだからそれもコンテンツなんだよね。


っつーかそうしていかないと自分の消費が恐ろしく激しすぎて何も無くなってしまう!ってことになっちゃうんだよね。あともう本当にこのデジタルなものばかりを消費するっていうかまぁそのデジタルって映画とか動画とかも含めたネットなりレンタルなりで手に入るもの全般って意味でもう限界があるなって思ったんだよねっていうかそろそろ無理になってきてるなってことだよね。それはやっぱり消費が異常だからだと思うんだよね。普通だったら週末は映画でも見るかーっつって映画三昧でした!っつって3本も見ちゃったんだよねーなんてことになるんだけど自分みたいなやつの場合、見るときは当たり前のように4時間で4本とか見るしそれこそ半日どっぷりな場合、10本近く見ることもあるわけだよね。でも頭ってのは面白いもんで倍速で見るということと大量に見るということに慣れてこなせるようになるんだよね。凄いよね。脳って。


結果的に生み出されるペースよりも消費するペースが早くなっちゃって限界点みたいなところに来ると「なんかいいのないかなー」って常に探してるみたいな状態になっちゃうんだよね。あれも見たこれも見たってのが多すぎってことになっちゃってこれって本当に悪夢なんだよね。限界が無いと思ってたけど消費が早すぎて限界が来るんだなっていうね、だからこれはバランスを変えていかないと破たんするなってことなんだよね。そういうところも踏まえたうえでの洋服を買うとか洋服屋巡りをするとかってことなんだよね。まぁ外出しないとメンタル的に色々とヤバくなるし負のオーラが出るようになるってのは前に散々書いたけどアナログコンテンツの時間も設けるってことなんだよね。で、もうそれは外出する日ならその前日ぐらいからもうコンテンツが始まってるんだよね(笑)何着て行こうかなー?っていうところからどこ行くか?とかはまぁ大体決まってるだろうけど色々と自分で行く場所決めてプランニングするってこれ自体がコンテンツの生成なんだよね。


ってことで続きます。んじゃまた。