脳って筋肉と同じだと思うわけよ。

30過ぎで大学行くなんて意味あるんでしょうか?的なのをネットで見かけるっつーか「30過ぎ 大学」とかってググると結構出てくるんだけど、これってすげーナンセンスだよね。またまぁアメリカの例を出しちゃうようだけど、アメリカは生涯学習がデフォみたいなところがあって、別に歳いってる人が大学行くなんつーのは全然珍しくないっつーか色んな人がいるよね。


まぁいいや。こういう一般論は。いや、俺が言いたいのはさ、まぁね、日本の場合、年齢差別があるからさ、30過ぎで大学行って卒業後30中盤とか後半になって就職先があるのか?とかさ、そういう懸念は分かるんだけど、単純に学ぶってこととか技術を身につけるってことだとなんつーか年齢って関係無くない?いや、俺も思えば20代前半ぐらいの渡米して気がついたらもう20代後半だよね。で、よく言われるさ、歳を取ると物覚えが悪くなるから若い人と並んで学業を続けていくことができるのか?みたいなことを言う人がいるけど実際さ、30過ぎたりして物覚えが悪くなったりすることってあるのかね?っていうさ、俺も結構いい歳でもう若者ではないけど、んでも全然頭は悪くなった気がしないし、むしろ色々な学問からパラダイムを得たりフレームワークみたいなのを頭に構築できることで頭の使い方ってが上手くなった気がするよね。


あと記憶力って下がるもんなのかな?俺はそうは思わないな。勝手に俺が思うところだとね、大抵の人はサラリーマンみたいになるからようは頭を使わなくなるんだよ。まぁふつーのサラリーマンね。バリバリな人達は雇用形態がサラリーマンでもまぁサラリーマンじゃないじゃん?俺が言いたいのはなんつーか「あー仕事が終わったー!」っつってアフターファイブ行くような感じのサラリーマンね。別にまぁそれはそれでいいんだけど、まぁなんかみんな疲れてるし睡眠時間少なさそうだし生活に追われているから頭を使うっていう習慣が無くなると思うんだよね。元々無い人もいるけど、ようは俺が言いたいのは物理的に難しくなるってこと。


で、結局なんつーか5年でも会社勤めしたらさ、特にブラック企業みたいなところでストレスに晒されつつ好きじゃない仕事を永遠と続けてたらそりゃ頭悪くなるよね。ストレスが脳に影響を与えるってのはよく聞くけど、それプラスまぁ睡眠不足だとか頭を使わないルーティン生活とかっていうのでなんつーか脳がダメになると思うんだよね。俺の場合は普通の人なら余裕で就職している時期にアメリカに行って引き蘢って本ばっか読んでたからあの頃に形成されたものって凄くデカいわけよ。英文が問題なく読めるようになったりさ、最近で言えばまぁ数理的な知識とか物理的な知識とかも色々とあるんだけど、なんつーか実感としてはどんどん頭が良くなってるとしか思えないんだよね。脳って筋肉と一緒で使えば使うほど鍛えられるって気がしていて。だからようはなんつーかそういうトレーニングの問題なんじゃないの?って思うよね。


さすがにハーディが言うように60過ぎとかになったらさすがにもう数学とかできなくなるのかもしれないけどさ、んでも30代とか40代なんて余裕だと思うんだよね。特に哲学なんて円熟期に書かれた傑作なんて大抵が碩学の初老のおっさんとかが書いたようなもんが多いでしょ?だからやっぱ積み上げとあとはまぁ常に頭を使いまくるってことだと思うんだよね。そうすればなんつーか脳ってずーっと成長するんだと俺は思うね。逆にまぁ何もしないでダラダラしてたらそりゃ馬鹿になるよ。それは筋肉を使わないと坂道を歩くのでもすぐ疲れちゃうのと同じでさ、脳も一緒じゃん?だからまぁ使いまくればいいんだよね。とにかく考えまくるってのが脳ジムだよね。


こないだとかさ、物理の講義をネットで見ててさ、知らないパラダイムがどんどん出てくるから眠くなってきちゃったんだよね。それは退屈なのではなくて自分にとって未知なことが大量に入ってくるんで脳が処理しようとしてまず休めって俺に言っているみたいなさ、で、まぁちょっと仮眠してからまた講義を見たりしてね、んでそれを積み重ねていくと物理のパラダイムなんてもうお馴染みのものになるじゃん?最初は頭がオーバーヒートするかと思うぐらいなんだけど、考えながら理解して処理をしていけば難しいことなんて無くなるわけだよ。それは結局高度なレベルにいっても同じだと思うね。ようは取り組み方次第なんだと思う。


あとはなんか30過ぎっていうのでなんか記憶力が低下してるってのを思い込んでるってのがあるよね。これって一般論の弊害なんじゃないか?って思うんだよね。筋肉で言えば別にいつから筋トレやったってムキムキになるでしょ?でもそれには毎日の筋トレが欠かせないわけで、それは脳も一緒じゃん?でも短絡的な脳トレとかじゃなくて本を読むとかね、新しいパラダイムを頭に作るとかさ、脳ってこんな感じで作り上げていくもんだと思うんだよね。だからそういう意味で俺は少なくともまぁ変なストレスとか睡眠不足とかさえ無ければ老人なるまでずーっと現役でいられると思う。ようは日々に生き方だよね。いや、もちろんそんなことが物理的に不可能になっている人が多いっていうのはまぁ環境的なことという意味でしょうがないところではあるんだけどね。


まぁようはだから環境だと思うわけ。毎日本を読んで数学もやって物理もやるって生活してたら脳は衰えないどころかどんどん脳細胞が増えるような気がするよね。あともちろんずーっと考えるって時間も必要なんだけどね。あと数学で言えばこれは断然に積み上げだということが最近よく分かった。色んなジャンルの数学ってのを縦横無尽にやっていけば数学っていうパラダイムが頭の中にどんどん作られていくから、ようはどんどん頭に放り込む感じだよね。で、その特に基礎の数学ってのを幅広いジャンルを身につければ、それこそ鬼に金棒みたいなもんで、数学が分かるんで経済学とか統計学とか物理学とか色々分かるようになるじゃん?だからまぁやればやるほどいいんだよ。特に理系は本当にそうなんだなって凄く思うね。だからなんつーか最初から始めるってことになるとまず数学に慣れるまでが大変だけど、一旦コツを掴むっていうかやり方が分かっちゃえば後はもう取り組み方と熱意次第っていうかさ、ホント、年齢とか関係無いと思うね。まぁ60過ぎとかじゃない限り30代なんて全然まだ脳は若いでしょ。


むしろ分からないことが多ければ多いほど新しいことを知ったときの「アハ!体験」があるわけでさ、これが脳に与える影響っていいんでしょ?まぁ医学的にはどうか分からないけど、でもまぁこれは本当に楽しい事だと思うね。数学とか物理学は今後やることが多過ぎて当面はなんか困らないなっていうか、これらを軸に生活していけるなっていう感じだね。前よりも取り組むのがもっと自然になってきたっていうか、それはやっぱりかなり味をしめたっつーか、まぁ分かるようになってきたからだよね。だから変な話、本を読んでる時間があれば数学の本を読むなりレクチャーを聴いたほうがいいんじゃね?なんて感じになってて、だからまぁ最近はあんま読書してないかもね。理論的なことを凄く知りたくなってきたから読書の時間が凄く減ってる気がするけど、まぁこれはこれでいいかなと。頭を使うという点では変わらないし。


まぁ今日はそんな感じですね。あ、んで相変わらず二食だけど、そろそろ一週間越したんじゃない?分からんけど。なんかさ、それこそ3ヶ月前とか分からなかったことがね、今では余裕で分かるようになってるとかっていうさ、この快感ってたまらんよ。あれだけ難解に思えた数学が実は凄く構造的な美があったりするっていうものでさ、まぁものにもよるんだが、そこまでグチャグチャしているものではなくて、スッキリさせる定理とかルールとか計算法ってのがいっぱいあってさ、構造的な美とか機能美とかね、色んな美を感じるね。で、最近は幾何がすげー好きになってきたんだよね。あれだけつまらないと思っていた幾何が面白くてしょうがない!っつーか代数に幾何は必須だよね。物理学然りなんだけど、でも必要性で幾何をやるというよりかはそれ自体が面白いって感じられるようになってるよね。


ようはだからまぁ取り組む意欲なんだよね。そこから楽しさってのが分かってきてもうあとは虜になるっていうさ、こういう生活をしていれば脳力全般が落ちるわけがないよね。まぁ俺は特権的過ぎる環境にいるかもしれないけどそれをまぁ俺は最大限活かしているわけだよね。あとまぁあれなんだ、書き忘れたけど数学はやればやるほど簡単になるね。当たり前なんだけどさ、でも勝手に応用力っつーか数学脳みたいなのが形成されると新しい分野とかに挑戦する時もそんなに大変じゃないんだよね。あーなんだ結局はあれのああいう応用なのかとかさ、構造的にはあれと一緒じゃん!とかさ、知識自体が新しい知識を理解するのに役に立つんだよね。これの連鎖感が快楽そのものでなんつーかオナニーとかより気持ちいい感じがあるね。


とまぁそんな感じですね。まぁそうなんですよ。脳は筋肉なんです。年齢と共に衰えるのは身体も一緒だけど鍛えてればムキムキなじいさんとかいるぐらいで、脳もまた一緒だと思うのね。