近状とMMT関係の勉強について。

母のケガもだいぶ良いというわけではないんだけど事故後に士気が下がったりとかショックを受けるだとかそういう面を心配してたんだけどあとまぁ父が腰やっちゃって詳しく書く必要は無いんだけど普段俺がやってない業務のほんの一部なんだけどそれをやるようになったりあとまぁ実家の自分の部屋の断捨離ですよね。

 

断捨離っつーかただの整理なんだけどKindleとかでタダで読めるような通俗的な断捨離ブームの時に出たような本をまとめてさらっと読んでみるとオカルトめいたものもあるんだけどまぁでも確かに2年ぐらい着てないとか履いてないってやつは相当価値があるやつ以外は実際は例えば自分の場合、ニューヨークの思い出だとかなんだとか所詮実存なのよね。

 

本とかの場合、何年も読んでなくてもリファレンス的なものとかあと名著の類だとかまたいつか再読したら面白いかもしれないってやつは多いから本は捨てるの少ないんだけどでもまぁ数学の入門書とか持っててもしょうがないしあとまぁコミックとかもう読まないし相当捨てたとかあとまぁ捨てる予定のやつがあるね。

 

あとまぁスニーカーなんだけどあんま外出ないのと最近はザノッティ一筋ってのもあってってまぁ関係ないか。あんま履いてないんだけど買ったのが10年前のニューヨークに居た頃とかんでもあんま気に入らなくて履いてないやつとかは捨てましたね。30足はいかないけど20足は捨てただろうな。売るって手もあるけど大昔に売ろうと思って見積もり出してもらったらスニーカーだけに二束三文で送る手間とか考えただけで面倒だし捨てることにしたんだよね。あとまぁ洋服もいつも言っているお店のセレクトの良さのおかげでだいぶ服がアップグレードしたからもうさすがに着ないよなってのが本当に多くて持っててもしょうがないからそれも捨てたんだけどジーンズとかも含めると100着以上捨てたかもね。もしくは捨てる予定っつーかまだ捨てる準備ができてないとかね。

 

まぁそれで空くのはスペースですよ。本当にいるのだけを置いておいたら本はともかくそんな凄まじい量にはならんよね。んで空いたスペースに本を置くってことをやってると何千冊とある本もなんとか収納できるしあとまぁあれってハマりだすとやめられなくなるよね。スピ的になんか妙に部屋の片づけをしたくなるときってのはなんかあるらしいんだけどまぁそれはともかくだいぶ倉庫から部屋っぽくなってきたなっていうね。んでこれは断捨離の本が言えてるなと思ったのは捨てるものと向き合って結局まぁあんまり気に入ってないとか衝動買いしちゃったみいなやつは浮いたままで使ったりしないで結局ゴミになるっていうのを目の当たりにするから余計なものを買わなくなるっていうか買わないようにしようっていうメンタルになるっていう良いところがあるよね。

 

だからこそコレクションとして抜群!とかね、あとまぁどう転んでもまず捨てることにはならんだろうっていうグレードの服とかまぁ本当に気に入った良いものだけを買うようになるから結果的に余計な出費が減るっていうのはマジであるなって思ったんだよね。音楽にしてもフィジカル買うほどじゃないのはやっぱストリーミングで十分だし本にしても本として持っておきたいっつーよりかは一回読んで終わりみたいなやつは電子書籍でいいなっていう感じになってまぁなんか片付けという名の内省ですよね。

 

心もスッキリする!ってのは確かにそうだね。カビが生えてるような洋服とか靴を捨てて持っているのは大体おニューのしかも気に入って買ったやつばかり!っていうのはメンタル的に良い気がするんだよね。まぁそんな感じで明日は洋服とかをゴミに出せる日なんでまた家に戻って捨てに行きますけどね。

 

んでまぁ集中するとずーっとやっちゃうから後になって疲れが来て読書どころじゃなくなっちゃったりするんだけどMMT理論っつーかオザケン先生の本は読んでてまぁサラッと読める本なんだけどあえてゆっくり読んでるわ。んでまぁガチの「富国と強兵」も読んでいく感じなんだけど信用貨幣論ってところで調べてたら面白いことにこないだコーポレーションっつー超左翼な資本主義批判のドキュメンタリー貼ったけどデヴィッド・グレーバーっつーアナーキストっつーとアレだけどまぁ完全にアナーキスト的なコンテキストでだいぶ前に読んでいた文化人類学者なんだけどモースの研究者とかでもあってそういう観点から金ってのはようは負債なんだっていう金は負債って10年以上前Youtubeで「お金について知りたければこれを見ろ!」みたいな動画で金は負債なんだっつーのが主に恐らく左翼で流行った気がするんだけどここに来てMMTとの親和性ってのがあってっていうかイデオロギー云々は別として文化人類学的に見ても歴史的に金は信用貨幣っつーか負債なんであってオザケン先生が言うように大抵の主流の経済学者が前提としている貨幣論とは異なったものであるだとか、まぁグレーバーはそうは言ってないんだけど主流経済学者の貨幣の理解がズボラすぎるってのがオザケン先生の主張だよね。

 

まぁそんなんでデヴィッド・クレーバーの「負債論 貨幣と暴力の5000年」という800ページを超す恐ろしい大著があるんだけど読むのが多すぎて目はこれ以上酷使できないのとベストセラーだからAudibleとかになってるんよね。だからAudibleで買って聴いてるんだけど17時間とかなんだよね(笑)プロパー分野じゃないから1.5倍速ぐらいで聴いてるけどピケティも絶賛な感じの本なのも頷けるなっていうところだよね。

 

イデオロギーはともかく貨幣論よね。貨幣って何なの?っていうところは別にもうそれが事実なんだからさ、それは信用貨幣なんであって多くの経済学者が勘違いしてるのとは違う!ってところが急所って気がするんだよね。その理解が無いから変な前提の話をしちゃったりちゃんとした地位にいる経済学者もMMTをトンデモ扱いしたりだとかね、ただまぁあんまその批判とその批判への反論とかを詳しく読んだわけじゃないけどちょっと見たところでもまぁあれよね、前に書いたあれですよ、軍部の話で書いたじゃん?軍備は必要だっつって軍なんてもったらまた歴史は繰り返すことになる!っていうまぁようは軍部が暴走して戦争をし始めるっていうことをマジで言う人が左翼でいるんだけどそんなわけないだろうっていうね(笑)MMTにしてもそんなことが可能だったらめちゃめちゃになっちゃうじゃないか!っつー批判も軍部の暴走と一緒で日本みたいな国がジンバブエレベルのインフレになるまでそれを放っておくわけないでしょ?っていうまぁとにかく批判が的外れなんだなっていうのはよく分かったね。

 

あとまぁ主流経済学者への批判っていうと俺にとっても御馴染みなんだよねっつーのがタレブの本を一時期集中的に読んでた時に経済学なんて学問でもなんでもないインチキだ!って言い切っててまぁ大体頭が良い人は経済学のうさん臭さっていうかまだ学問と言えるレベルじゃないようなものを高度な学問扱いしているっていうんでまぁその主流の連中がめちゃめちゃなことを言っていて実際に世界はめちゃめちゃになっているっていう証拠もあるっていうまぁ主流の経済学者の主張を鵜呑みにできないのはその経済学の未熟さなんだけどタレブはサムエルソンだったかな。サムエルソンの教科書とかぼろ糞に言ってたからね(笑)思えば経済学の教科書と呼ばれているものを一通り買って読むのをやめたのもタレブの影響が大きいんだよな。そんなに間違ったものをありがたがって勉強してるのか!っていうね。

 

まぁ門外漢ながら主流の経済学者のうさん臭さについては知ってるんでオザケン先生のことを鵜呑みにはできないっつーかそれは自分の学が無いから鵜呑みにできないっていうことなんだけど、でもまぁ多分そうなんだろうなっていう感じはあるよね。ただまぁんでオザケン先生の本の中で門外漢が経済学について語ってたり仮想通貨について「これは凄いイノベーションだ!」とかって言ってるのをこき下ろしまでは行かないけど知らないが故にこんなことを言ってしまうんですねーっていう例として出しててまぁやっぱり門外漢が色々とそんなに詳しくない分野について書くってリスクしかないよね。

 

ましてや金のことなんてそんなシンプルじゃないんだからね。ただまぁ金についてそんなに知らないレベルの人もいるけど知ってるはずの人すらも間違ってたりするっていうところでまぁ経済学って悉くダメなんだなーっていうかクルーグマンって色んなところで批判されてるけど本持ってるんだけど同じく読まなかったからね(笑)

 

まぁタレブの経済学への批判って本当は凄まじく複雑なのに科学へのコンプレックスと憧れて簡単なモデルにして高校レベルの数式でそれをでっちあげて学問だって言ってるようなレベルっていうことなんだけどんでまぁMMT理論を批判する連中はこういう主流の連中が多いっつー話ですな。

 

なんか思った以上にMMTというより貨幣論に興味が出てきてかなり熱心にやっておるね。ってことで寝るわ。んじゃまた。