セメスター終わりでまぁ今は一週間ぐらい休みがあるんだけど、なんか抜け殻みたいになってるね。オキュパイドされていない時間がほとんどなので、なんでもやれる！って思うんだけど、この俺のことだから、寝起きから６時間ぐらいはずーっと調子が悪くて、んで夜中になってからギンギンになるっていう生体リズムがあるんで、どうも寝るのが遅くなってしまって、朝に寝たりしてるわけじゃない？そうすると起きるのが５時とかになっちゃってさ、なんにも行動できないんだよね。だって起きてから６時間ぐらいは調子が悪いってことは、動けるようになるのって１１時からってことになるじゃん？で、１１時なんつったら店とか閉まってるよね。本屋にも行けないし。ってことでずーっと引き篭もりみたいになってるんだけど、読もうと思ってた本がやっと読めるなぁー・・・とかって思ったんだけど、意外と読まないのねっつーかツンデレしてて読んでない本って大半が読みづらいやつとか難しいやつが大半なんで、こうやって例えばフリータイムが多いときに読もう！って思うようなのってそんなのばっかでなかなかはかどらないんだよね。今はグラムシを読み返してるんだけど、いい加減、英語で読めるようになりたいな。元々言語系が難しくて抽象的な言葉もあったり、それは英語版の翻訳者も歎いていることなんだけど、文法的にもフラグメントっぽいのが多いらしくて、直訳しても真意が分からないっていうような文が多いらしいんだよね。まぁしょうがないよね。だって刑務所で殴り書きしてたやつでさ、んであのチターニャだかなんだかっていう妹への手紙でも、殴り書きをまとめるのは凄い重荷だとかって言ってるわけじゃない？だから思うにグラムシって釈放されてからもずーっと健康だったらプリズンノートをちゃんとした体系的な形としての論文としてまとめてたと思うんだよね。せめて見沢知廉ぐらいの著書は残しておいてほしかったよね。だからホント、グラムシのやつって読みづらいんだわ。ただ日本語だと分からん、翻訳はあるのかもしれないけど、漢字になると途端にややこしくなるっていう特徴があるんだよ。「知的成功の諸形態を発展させ・・・」とかって書いてあるとスラスラ読めないでしょ？でも英語って恐らく慣れちゃうとここまでややこしくはないんだよ。日本語の場合、諸形態というだけでも正直「ん？」って感じがしなくもないけど英語なら「forms」とかでしょ？翻訳本に諸という言葉が多いのは、元の言葉の意味が複数形だからなんだよね。俺も最近、いろんな翻訳本を読んでは原著と見比べるとかってことをやってたりするんで諸使いがうつっちゃったかもしれない。
でも英語的な感覚で書くとそういうことになるんだよってのは、基本的に日本語の場合、弁護士とかにしても弁護士は弁護士じゃない？でも英語の場合、ある特定の弁護士を指したりしない限り、それは一人じゃないってことで複数形になるんだよね。これって日本語だと全然意識しないことじゃない？まぁ「いろんな」とかいう言葉で複数形が表されているかもしれないけど、いろんなという意味だとvariousとかでいいわけじゃない？ってことでいろんなってのを意識して英語を話すならvariousを使うことは吝かではないんだけど、いろんな何かの何か自体を複数としては考えないんだよね。だからこれって習慣づけるのがすげー面倒っつーかまぁそれはaとかtheとかもそうだけどね。吾、んでまぁなんつーかあれなんだわ、原語ですらもジャーゴンなんかを振り回しまくっているような本ってのは日本語にするとわけのわからない聞きなれない漢字の集合体みたいになっちゃって、すんげー読み気が萎えるんだよね。で、なんで原語は楽かっていうと、その言葉自体に漢字から想起しなければいけないような二重のプロセスが必要じゃないことが多いんだよね。例えばグラムシがよく使うってほどでもないけど使う有機的とかいう言葉でも日本語で有機的っつーと有機野菜か？みたいな感じじゃない？で、英語の場合、organicとかなんだろうけど、明らかに英語のほうが楽じゃない？有機的っていう言葉を政治とかに絡めて使うと「ん？」とかってなりそうだけど、organicなら通りそうじゃない？これってのが言語のキャラクターなんだよね。あとは漢字とか日本語ってのが象形文字っつーかなんつーのかな、形で文字を判断するっていうタイプの言語じゃない？たぶん。それに比べてアルファベットってただの文字の組み合わせとかバリエーションなんだよね。だから英語の場合、その組み合わせさえ理解しちゃえばそれが語彙となって脳に蓄積されるんだけど、日本語の場合、形で理解している分、例えば有機という言葉にしても、どうも野菜っていうイメージがあるのは、スーパーとかで見かけるようなイメージが強いからだと思うんだよね。ん？でもこれだとアルファベットも一緒じゃんね？スーパーに行けばオーガニックの卵とか野菜を売ってるわけで。まぁいいや、日本語は難しいってことで。これだけは言えるよ。アルファベットで理解するのと日本語の特に漢字で理解するのとでは、明らかにアルファベットのほうが簡単なわけで、逆に日本語の訳本なんかで読めたもんじゃないような本ってのは原著かもしくは英語への訳本を読んだほうが全然楽なんだよね。もちろん英語で読むことに関して全く問題が無いっていうぐらいのレベルにならないと、それは難しいけど、でも今の俺ぐらいのそこそこ慣れてきたっていうぐらいのレベルでもこういう風に感じるわけだから、今後、もっと慣れてきたらもっと読書が楽になるなって思ったんだよね。ADHDの本なんだけどね、350ページぐらいあったんだけど全然読むのが楽だったんだよね。あれは絶対アルファベットのおかげだな。もちろん俺って日本語で読むのも早いけど、でもなんつーかまぁ速読という意味だとまた違ってくるんだけど、アルファベットっつーか英語って基本的に文法がシンプルだから分かりやすいんだよね。あとなんつーのかな、なかなか伝わらねぇーな。普遍的理性とかっていうと「ん？」って感じだけど「universal reason」とかだと少なくとも普遍的理性って言葉よりかはシンプルだよね。ユニバーサルっつーと簡単だけど普遍的っていうと難しそうっていうこの差が英語と日本語の差なんだよね。両方とも慣れちゃえばいいわけだけど、絶対ユニバーサルのほうが楽だね。その証拠にユニバーサル・スタジオ・ジャパンとかを全部日本語にすると、普遍的撮影所日本、とかになるわけじゃない？ならないけどさ、中国語みたいな感じになるじゃない？でも漢字ってリテラルに中国語だからさ、中国語ってのがややこしいってことなんだよ。impressionとかにしても印象とかっていう抽象的な概念になっちゃうしさ、impressionってそのままimpressionだけど印象っつーとなんかまた違うんだよね。まぁいいや、キリないわ。
で、今日書きたかったことってのはフェチについてなんだよね。で、ブーツフェチってのが男には多いらしいんだけど、ペルソナ３をやっててもFF11をやっててもとりあえず女にブーツを履かせればセクシーっつーか男の気を惹くみたいな、そういうのがあると思うんだよね。もちろんその出所はこんな二次元じゃなくて三次元なわけだけど、それにしても日本ってのはブーツだらけだよね。流行ってからはもう当たり前のファッションみたいになってる。で、思うに男がブーツに欲情する理由ってのは色々あるんだけど、人によっては形とかデカり具合だとかっていう、なんというか本当にフェチ寄りな人もいると思うんだけど、大半は女がブーツを履いていて、それがセクシーというような要素に欲情していると思うんだよね。もちろんあれは太ももを見せたりしているし、ましてやストッキング自体が男を誘惑するような見た目になっているけど、もっとマニアックなやつらっていうのはもうお気づきの通り臭いだと思うんだよね。もちろん街行く女性のブーツを嗅げるわけじゃないんだけど、その臭いを想像すると興奮するっていうマニアも多いと思うわけ。これは極端な例だけど、思うに普通の男もこういう感覚をブーツに対して持っていて、散々まぁテレビとかでも特集されているように、あれってのは凄まじい諸刃の剣なわけじゃない？見た目はセクシーに見えるけど死ぬほど蒸れるわけだし、水虫になったりする確率も高いってーのにそのセクシーさを取ってブーツを履くわけだけど、男はそのギャップと女の馬鹿加減みたいなのに物凄く興奮してると思うんだよね。ちなみに俺はギャップフェチで、ギャップっつってもブランドのギャップじゃなくて差のギャップね。こんな女の子が実はあんなに・・・！！とかっていうギャップに凄まじく興奮するんだけど、こういう要素って誰でも持ってると思うんだよね。で、そのギャップってのが、男としては蒸れるのにご苦労さんってところなわけよ。歩きにくいだろうし蒸れるだろうし、はっきりいって極寒の地とかじゃない限りブーツなんて意味無いんだよね。むしろ体に悪いことだらけでしょ。なのに性懲りも無くあんだけの女がブーツを履いているとなるとさ、そこまでして履きたいのか？っていう、その隠された女の助平心っていうか、そこまで気を惹きたいのね・・・っていうような、その象徴的な表れに本能が反応しているんだと思うんだよね。ハイヒールにしてもそうだけど、ファッション性ってのの犠牲になっているものって相当大きいんだよね。まぁ外反母趾とかさ、あと体の形とかも悪くなるんでしょ？でもそれを重視してスタイリッシュだからっていうので、その全く非合理的で機能性が無いものをわざわざ身につけているっていう、そのギャップが凄いと思うわけ。まぁ完全に俺の世界だけど、でも誰でもこういうのって持ってると思うんだよね。あと登山とかさ、秘境の温泉とかでもいいんだけど、そういう歩かなきゃいけないのが分かっている場所でミュールを履いてきたりしている女とかっているじゃない？で、俺は別にミュールフェチでもなんでもないんだけど、あの馬鹿さ加減っていうかさ、なんで？っていう場違いな格好に凄く興奮するんだよね。おかしくないそれ？っていうような。
俺って他にも人に言えないような様々な倒錯した趣味を持っているんだけど、こういうのが知りたくてさ、一時期まぁフェチに関する本とかね、まぁ秋田昌美経由ではあったにせよ
でも俺個人としてフェティシズムに凄まじい興味があったからさ、色々調べたんだけど、どうも原因ってのが分からないらしいんだよね。よく幼少期にレイプされた経験が強く残っていて、んで大人になってから幼児をレイプするようになるとかさ、そういう心理学的なことってまぁいっぱいあると思うんだけど、俺が知りたいのはタイヤフェチとかさ、ゴムフェチとかね、靴フェチとか髪の毛フェチとかうなじフェチとか耳フェチとかさ、ああいうのってどっから来るのかな？ってすんげー気になるんだよね。俺ってそういう色々なフェチサイトが大好きで、観覧していると夜が明けちゃうような日が少なくはないんだけど、フェチの種類ってすげー多様性があるんだよね。さっき書いたブーツフェチにしても、所謂、日本で流行っているようなスタイリッシュな感じのブーツではなく、エンジニアブーツフェチってのもいるし、バッファローっつー吉本のコンビではない靴の種類があるんだけど、そのバッファローフェチってのもいる。ハイヒールフェチはある程度王道だけど、コンバースフェチとか、特定のメーカーだの形の靴に対して凄まじいフェチを持っている人ってのが世界的にいっぱいいるんだよね。特にドイツとかフランスは激戦区だね。本当に大陸系には変態が多い。他にザーメンフェチってのもあって、これは男がザーメンフェチということではなく、ザーメンを弄んでいる女を見て興奮するっていうタイプの、まぁ体液フェチの種類に入るものだと思うんだけど、でも体液フェチとなると唾フェチとか汗フェチってのがいたりして、またニュアンスが異なるんだよね。ザーメンっつーかザーメンプレイが大好きな輩は多いんだけど、マニアになると、例えば男何十人が発射した精液をカクテルグラスに入れて女が飲み干すとか、あと基本的にテコキ系のサイトでも、cum swapっつーまぁ精子を女二人が口で交換するっていう、なんつーのかな、男が「ウッ！」って射精した後、その精液を女二人が口と口でやりとりしたり交換したりしてっていうようなやつなんだけど、まぁテコキサイトの要素の一つとしてあるようなところもあるんだけど、cum swapping専門サイトみたいなのもいっぱいあるんだよね。あと怪物チンポみたいなのにもファンが多い。これはもちろん男が男の異常にデカイナニを見て興奮するんじゃなくて、ソーセージの原型みたいなナニから発射される大量の精液を浴びている女っていうのを見て興奮するっていうやつらもいるんだよね。freak cockとかって調べればアダルトサイトはいくらでも出てくると思うんだけどね。
SMをフェチとするかは微妙だけど、SMでも所謂、プレイに執着するタイプと、SMとはいってもラテックスとか皮フェチの人とかもいて色々なんだよね。全身タイツフェチなんてのもいるし。あとまぁ日本特有のだと鼻フックフェチとかね、まぁ海外でもあるのかもしれないけど、羞恥系フェチってかなりいるんだな。ストッキングをかぶった変顔フェチとかね、どうやってその欲望を満たすんだ？っていうようなフェチが結構あるんだよね。で、これも単純に鼻フックをしている顔に興奮するっていうようなフェチもいれば、鼻フックをされて嫌がっていたり恥ずかしがっている女に興奮するっていうフェチもいるわけで、後者の場合、レイプマニアなんかに繋がるところがあるんだよね。強姦プレイマニアってのは相手が嫌がっていれば嫌がっているほど興奮するわけじゃない？で、望まない子供を孕ませるために中出しするとか、ここもポイントで、この望まない子供を無理やり孕ませるっていう願望は特にアニメのエロ同人誌なんかに多いよね。「あー精子が奥まで入ってきてるぅー！」とかっていう妙に詳しい実況をするんだけど、中出しフェチだけでも色々あるよね。アニメとかだと子宮断面図フェチってのがいるし、あれのパイオニア的存在がエヴァの同人ビデオの人類補姦計画だと思うんだけどね。あの中で出てる感じを実況するっていうのに興奮するやつが多いっていうのは、これまたなんというか種付けフェチみたいなのがあってさ、アメリカだとcream pieとかっていうんだけど、どっちかというとまぁ精液が垂れているマンコを見て興奮するっていうのが多いんだけど、アニメの場合、二次元の妄想の世界っていうのもあってか、憧れの女性キャラを孕ませるみたいな、そういうオタク男達の願望が凄まじく作品に表れてるのが多いよね。だからこういう観念的なフェチというか興奮素材の場合、よりディティールが細かいんだよ。さっきの鼻フックにしても、その顔に興奮するっていう意味だと、まぁクリームパイと変わらないっつーか、その見た目というか状態に興奮しているわけだけど、されている女が恥ずかしがっているとか嫌がっているとか、こういう世界になるとフェチの世界って無限なんだよね。それこそ色々な多様性があって既存のAVとかマニアックなAVですらもカバーしきれてないのが多いと思う。あ、んで俺の夢の一つはAVを撮ることなんだけどね。スカトロにしてもそう。糞尿に興奮しているのか、糞にまみれている女を見て興奮しているのか、嫌がっている女を見て興奮しているのか、色々あるよね。あと虫を食べたりするようなやつもあるけど、あれはどっちかというとヤコペッティ的なセンスで興奮とは違う感じがするな。まぁああいうのに興奮する人もいるんだろうけど、まぁフェチっつーか欲情ということから考えるとちょっと遠い気がするな。まぁ興奮する人にとっては関係ないんだろうけどね。
で、前置きが長くなったけど、本題はここからでね、俺が常に思うのはその境目なんだよね。例えばブーツフェチの場合、そのブーツを履いている女に欲情しているのか、ブーツに欲情しているのか、欠点だらけのブーツを履いている女に興奮しているのか、その隠された記号的なセクシャリティに秘境的な興奮を感じているのか、ブーツフェチにしても色々な要素があって分からないんだよね。女に興奮しているんだったらブーツは関係ないんだけど、んじゃあブーツに興奮してるならブーツだけでもいいわけで、その辺で買ってきてハァハァしてればいいわけだけど、そうじゃないわけだよね。まぁ中にはそういう人もいるけど、そういう人ってのはブーツフェチというよりかは靴フェチの類なんだよね。ブーツフェチと靴フェチって同じカテゴリだけど実は全然性質が違うんだよ。ブーツフェチの場合、さっき書いたような多様な欲望の要素というのがあるわけだけど、靴フェチの場合、リテラルな意味でのフェティシズムという要素が多い。もちろん女の子とのセットのほうがいいんだろうし、それだけでは興奮しない人もいるんだろうけど、でも靴フェチの特徴ってのは靴そのものの形態に興奮している可能性が高いので、女の子ってのはただの付随的な要素でしかなかったりするんだよね。それは下着フェチにも言えることで、ブラそのものに興奮する人は女性下着売り場でブラを買ってきて、それで煎ずればいいわけだけど、これってかなりマテリアリスティックなんだよね。そのものフェチ。で、付随物が無いとダメって人もいれば、付随メインなんだけど、んでも基本的にブラだの靴だのってのが大好きってのもいたりしてまぁ色々いるんだけど、俺が言いたいのはこういうフェチ全般に思うのは、それは物への愛なのか人への愛なのか？ってことね。ブーツフェチの場合、その子が仮にブーツを履いてなかったら興奮しないわけでしょ？これってブーツに興奮してるのかな？っていうとそうでもなく、靴フェチみたいな、それ単体としては全然ダメなんだよね。もしくは不細工が履いてたら全然興奮しないどころか吐気を覚えるとかね。この辺の境界線がすげー微妙だなって思うんだよね。ブーツに限らずだけど、その物自体の形も好きだけど、やっぱり誰かが装着しているというほうが興奮するんだけど、かといってそれだけでは興奮しなくて、かといってその装着している誰かだけで興奮するのかっていうとそうでもなくて・・・っていうさ、すんげー条件付なんだよね。極端な話、靴フェチっていうことだけだったらおっさんの靴にも欲情できるわけじゃない？まぁそういう人もいるだろうけど、あくまでマイナーだよね。そこでやっぱ男だったら女の子が履いていたほうが興奮するっつーんで、象徴的なのが上履きフェチだよね。よくニュースとかでやってるけどさ、上履きを何百足って盗んだとかさ、ブーツとか靴とか下着ってのもよくあるけど、あれって氷山の一角で、まぁ集めるまではいかないけど、それ自体に興奮する人って相当いると思うんだよね。これがなぜなのか？ってのが全然分からないんだよね。下着だけではダメで、脱ぎたてだと興奮するとかね、これも何パーセント持ち主に興奮しているのかも分からないし、何パーセントその物自体に興奮しているのかも分からないし、人によってはそのスリルを楽しんでいる人もいるらしいからね。見つかったらどうしよう？っていう焦燥感の中で興奮するっていう、このシチュエーション自体がたまらなくなって、下着だのなんだのっていうことよりかは、新鮮なものを盗んでオナニーするっていう、その一連の行動へのエキサイトメントを求めてるやつってのが恐らく常習犯だと思うのね。ホント、色々あるよね。
で、社会的な要素がフェチをジャック（惹起）するってのはね、社会的っていうと大げさなんだけど、日本のブーツブームの影響があって、ここ数年ですんげーブーツフェチ系のAVって増えたんだよね。もちろんフェチ系ビデオが90年代から活発になったってのはあるんだけど、それにしてもやっぱりあれだけ町中にブーツがあると、それだけ欲情している男も多いってことだよね。で、アメリカってああいうブーツフェチのビデオって無いんだよ。無いかどうかは分からないけど、ドイツとかフランスとかでは結構あるけど、アメリカとかだと完全にマイナーな部類で尚且つブーツに特化したやつってのは少ないんだよね。ブーツを履かせながらファックするっていうああいう欲望って、普段の男の妄想のリアリティを具現化しているっていう意味で、男の妄想ってのはやっぱり実際のものに影響されているんだよね。実際、俺がこっちに来てから洋モノで抜くのが多くなったっていうのも、俺のリアリティが洋モノなんで、妄想も米ベースになるっていうかね。だから妄想の種類とかも変わるんだよね。米ベースのものにね。これがホント、面白いなぁーとか思ったんだけどね。あとあれ、ブーツすげーなって思ったのがブーツフェチ系の動画の観覧数ね。何万とか何十万とかっていってるやつがあったりして世界中にブーツフェチがいるんだなって思ってビックリしたんだけど、やっぱブーツってのはそれだけ他のものに比べて欲望の要素がいっぱいあるからなんだよね。人によっては色々あるんだけど、基本的にブーツに帰結するっていうようなのがあって、だからあれだけのアクセスがあるんだなって思ったわけ。最近では中国とか台湾とかもあるからね。足フェチとかブーツフェチとかっていう動画。脇フェチとか鼻フェチとかに比べてメジャーな理由ってなんなんだろうね？しかも小間使いの日記みたいな感じの古典的な靴フェチのおっさんっていう、ああいうマニアックなレベルを超えてメジャー化してるでしょ？それはやっぱ時代があるんだろうなぁーってのはさっき書いたことね。元々持っているというよりかは、それに欲情するなぁーって思ってからずーっと欲情しちゃうっていうね。もちろん元々の性癖とかはあるんだろうけど、例えば一時期流行ったルーズソックスとかもそうね。相当高く売れたらしいからね。マニアはジップロックとかに包んで大切に保管しているらしい。
あれってのも一つの女子高生っていうものを象徴するような一つのアイテムだったわけだけど、それが凄まじく汚れていたり臭かったりするとそのギャップに興奮するわけだよね。ならパンツでもいいじゃん？って思うんだけど、ルーズソックスがフェチアイテムとしても人気だったっつーか、昔の女子高生モノのAVとかってルーズソックス履かせながらファックしてたりするのが相当多かったわけじゃない？あれってブーツとホント一緒だよなって思ったんだよね。女性を象徴するようなフェチアイテムの一つっていうかさ、そうなんだけど、まぁさっきも書いたんだけど、その境界線は曖昧なのね。ルーズソックスを履いている女子高生に興奮しているのか、女子高生に興奮しているのか、その衣装全般に興奮しているのか、ルーズソックスそのものに興奮しているのかっていうのの境目が無いんだよね。明確な境界線が無い。だからルーズソックスが廃れてからは紺のハイソックスに興奮するとかっていうようなやつが出てきたりしたじゃない？だからあれって靴下とか靴とかっていう形というよりかは、象徴としての何かに興奮しているんじゃないかな？って思ったんだよね。元々紺のソックスフェチってのがあったとしたら、そりゃ昔からあってもいいようなもんだけど、今の女学生がそういう格好をしているので、それに興奮するっていう二次的なフェチなんだよね。状況ありきっていうか。それがまた面白いんだよね。で、メディアなんかでも、ルーズソックスが流行ってたときに「夏だと蒸れないの？」とか「臭くならないの？」みたいなルーズソックスフェチ特集みたいなのをニュースとかが平気で組むでしょう？それはブーツも同じね。ああいうのが余計にフェチを増やしているんだと思うんだよね。これだけで臭いフェチとか羞恥フェチ（この場合だと臭いを嗅がれて恥ずかしがっている女の子を見て興奮する）ギャップフェチなんかの潜在能力を引き出しちゃってるわけだからね。でもあれなんだよ、ドゥルーズだかが言ってたんだけど、潜在性って言葉はアクチュアリティとは反対の言葉ではなくて、むしろ同意義っていうのは、潜在性っていう概念をアクチュアリティを包括するものとして捉えなきゃいけないっつっててさ、なるほどなって思ったんだけど、そう思うと男ってみんなフェチってことになるね。潜在性というのは現実性を包括しているわけだから、言えてなくもないでしょ。
まぁいいや、ブーツとかルーズソックスみたいなのって鼻フックとかラテックスフェチとかとは全然違う世界じゃない？だから思うにブーツフェチにしても皮フェチ系・ラテックスフェチ系・女性象徴系・臭い系・ギャップ系って色々あって、まぁ繰り返しになるけど、世界を見てもブーツフェチが多いのはブーツが抱える欲望の要素というのが他に比べて多いってことだからだと思うのね。あー気になるなぁーフェティシズム・・・。まぁこれも生涯研究の一つになるんだろうけどねぇー。でも俺の印象だとアメリカってセックスに関しては健全なのよ。動物的にファックしてそれでおしまいっていうね。日本の場合、ナースの格好をさせたり女子高生の格好をさせたりブーツを履かせたり特別なシチュエーションを作ったりっていう倒錯したファックが多いと思う。こういう性倒錯がなんで起こるか？っていうのも特定の性倒錯に関してはっつーかまぁ特にSMなんかでは分かりやすい説明があったりするんだけど、ナースとか女子高生とか靴下とかブーツとかっていうこういうのに関しては本当に分からないことが多いんだよね。あとイギリスの上流階級なんかでも性倒錯が多いというけど、なんだかねぇー、色々あるよねぇー。でも日本のファックの多様性って凄いと思うよ。マジで。日本のエロって世界に誇れる産業だと思う。マジで。あとエロ同人誌とか日本のエロ漫画とかって海外に熱狂的なファンがいて勝手に翻訳されてたりするんだよね。いやー性大国日本様様ですな。
- 作者: 秋田昌美
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