ダンエレ12弦購入。

mimisemi2010-12-04

輸入DVDとかゲームを買い取ってくれる場所を見つけたんだけどさ、なんで見つけたかってそりゃーダンエレ買うためだよ!もうギターを買って以来、それしか考えられないってぐらいまぁダンエレが欲しかったわけで。いや、ギター買ってまたギター欲しくなるってどんなだよ?って話だけどさ、んでまぁ最悪残りのレコードとかも売る覚悟で買うことにしてんでまぁ注文したら心のモヤモヤが一気に解消されたっつーか、そこまで俺はリンゼイの音が出したいのか!って唖然としたよね。これは物欲ならぬ音欲だよね。リンジーだね。リンジー aka 耳蝉みたいな。AKBリンジーとかね、AKB耳蝉とか。12弦ギターを四倍すれば48弦になるんで別に遠い話ではないっていう。意味分からんな。いや、ナンセンスやってないよねぇ。なんか。どうでもいいエントリーあんま書いてない気がしてさ、久々に外に出たし書こうと思って。


まぁでも結局まぁダンエレの話になるわけだが、まず結論から言うとあの音は容易くは出ないってことね。よく言われるようなノンチューニングとかギター弾けないとか全然噓だね。すげー計算され尽くされたギターノイズなんだよね。あれ。適当にチューニングしてもああいう風にはならないっていうのをダンエレ12弦買った俺が言うんだから間違いない。もちろんディストーションとかアンプとかサウンドメイキング的なところもあるけど、やっぱあの独自のチューニングって凄いんだよねっつーかまぁリンゼイ仕様だよね。前に書いたっけ?JOJO広重とかも書いてたことなんだけど、適当にやればやるほどなんにしても妙に音楽的になっちゃうんだよね。だからすげーめちゃめちゃな音ってめちゃめちゃやっても出なかったりすることもあるんだよね。


音楽から遠ざけるには意図的な非音楽的アプローチが必要ってことでつまりはなんつーか適当とか誰にでもできるとかめちゃめちゃとは違った一種のフォームなんだよね。そういう意味でまぁフォーマライズされてはいるんだが。なんつーかアートのギターは音楽的なんだよ。全然あれはノイズじゃないって最近まぁオブセッシヴになってる俺からすればまぁ大抵のリンゼイのノイズギター演奏が入ってるやつは聞いてたりして、そこだけ何回も聞いたりしてるけど、なんつーか聞けば聞くほど音楽的なんだよね。リズムが変だったりたまたま変なメロディが作られたりするんだけど、あれはめちゃめちゃやればできるものではなくて、それこそ健全なギター青年とかがクラプトンとかまぁロック分からんけどまぁコピーしたくなる定番ってあるじゃん?すげぇー!っていう動機からコピーしたくなるようなやつね。まぁそこまでじゃないにしてもでもまぁ同じギター買ってチューニング狂わせて適当に弾けばリンゼイの出来上がりってのはまぁまずないですよっていうのは本当に分かりましたね。


あとまぁなんとなく分かってはいたけど別にギターの音そのものってまぁ別に弦の音だしさ、あとはまぁピックアップの種類とかによるわけでギターでドラマティックに音が違うってことは無いんだよね。それこそサウンドメイキングってエフェクターとかアンプに依るっていうかさ、もっとまぁ外部的なものなんだけど、でも俺的に言わせてもらえばリンゼイの音ってのはある種のもう確立されたリンゼイアルゴリズムみたいな感じでさ、セッティングとかがあるんだよね。あの音を出すような。で、音だけ出せてもあんなにかっこいい弾き方はできなくてさ、これまたそれこそコピーしないとできないような代物なんだよね。


まぁベイリーのギターも一緒じゃん?俺でもできるじゃん!とか見たり聞いたりすれば思うんだけど、でも実際やってみると違うし、それこそベイリー流みたいなベイリーの真似をしないとあれはできなくて、んでまぁインプロという意味から言うとお門違いなんだが、まぁでもなんつーか適当にやればいいってわけじゃないんだよね。ベイリーはまぁギターの鬼みたいな人だからね。それこそベーシックな奏法からあらゆる曲調やらなにやらってのをすげー練習してたらしくてさ、んでそこからのイディオムの解体というか脱出だよね。解体ってまぁ何かが無いと解体できないじゃん?ビルでもプラモデルでもなんでも。で、その解体の心地よさというか解体の美学みたいなのはその解体される元ってのがしっかりしてないと解体の良さって出ない気がするんだよね。だから例えば俺ぐらいのギターのスキルを持ったやつが音楽解体とかいってインプロやってもクソみたいな演奏になるってことね。


やっぱ俺がやりたいのって前にも書いたようなリンゼイ+ベイリーみたいなギターなんだけど、でもこれはこれで正道ではないけど簡単にできるもんではないんだよね。こっちのほうが楽だからとかそういうことじゃなくてこっちを選んでるって感じだよね。で、こっちはこっちで練習とかまぁ慣れとかってのが必要とされるわけで。いや、恥ずかしい話だけどもっと簡単にできると思ってたんだよね。で、ギターで音作りをしてみたり色々な弾き方をしてみたりして思ったのは全然簡単じゃねぇーみたいな。あと俺がやりたいのってソロでずーっとギュワー!!みたいな感じで弾いてるやつでもなければ永遠インプロ続けるような感じでもなくてさ、あくまで音楽なんだよね。


ノイズギターが音楽的になるとかっこいいってのを体現したのがリンゼイでさ、俺はもっとハーシュなギターで非音楽的な音で音楽にチャレンジしたいんだよね。まぁとりあえず4ビートのドラムに合わせられるとかさ、パンク調の曲に合わせられるとかなんとかまぁなんつーかリズム感っつーとあれだけど、あくまで向かう先は音楽なんだよね。でも奏法は非音楽的っていう。イメージ的にリンゼイみたいなナイスな掻きむしり系の音がしているギターをベイリーが弾いてて、んでそれがクリックハウスみたいな感じでサンプリングされて4つ打ちのビートとかに乗っちゃってるみたいなそんな感じだね。ようはサンプリングを生でやるみたいな感じね。まぁこれは物理的なことだからコピーなんだけど、でも俺的には身体性を伴うサンプリングって感じなんだよね。


で、サンプリングするからには的確じゃないといけないからまずはリンゼイから完コピーしなきゃいけないっていう。まぁいけないっていうかまぁやりたいからやるだけなんだけどね。んでまぁ例によって気違いギターを録音してみたんだが、ここまでノイズ化するとなんつーかハーシュノイズとかと一緒でサウンドソースあんまり関係ありませんよって感じなんだよね。


爆音注意ね。特に二つ目。いつものことだけどオーディオとかへの配慮一切無しで音を出してるので自己責任でヨロシク。


http://mushroom.cage.to/mix/k-on!_10.mp3


http://mushroom.cage.to/mix/k-on!_side_b.mp3


K-ON! Take 10がダンエレ買う前にスピリットで録音したやつで、K-ON! Side Bがダンエレのやつなんだけど、Side Bのやつは実験的にコンタクトマイクをギターの弦につけて、んでそこにディストーションかけたりしつつギターはそのままGaragebandに行ってるんだけどダンエレ自体の鳴りが凄いんでハーシュノイズ化してるっていうかまぁ俺が躁状態になって弾き過ぎてるだけなんだけど、まぁサウンドの分厚さってあるよね。音は笑っちゃうぐらい一緒なんだけど。これじゃーダンエレ買った意味ないじゃん!って言われそうだけど、全然そんなことなくてノイズやるなら12弦しかないってぐらいまぁ鳴りが半端じゃないっすよっていう。6弦弾いてたときの物足りなさが解消されてる感じなんだけど、んでも大友奏法っていうか金属系の何かを弦に擦りつけてジョンゾーンのサックスみたいな音を出すのに関して言えばスピリットのほうが断然いいね。何より軽いからなんつーか振り回せるし。まぁそんな部屋広くないけどまぁ手が疲れないっつーかなんつーか。


コンタクトマイクなんだけどジャストポイントで弦の響きがコンタクトマイクに伝わってんで俺設定のエフェクターに行くとまぁエグい音がするんだけどっつーか今回ダンエレでやったやつなんだけど、んでもまぁ地鳴りっていうかダンエレ自体の鳴りも凄いからどっちかどっちなんだか正直分からんっつーか理想的に言えばもう一個ギターコントローラー的なエフェクターが欲しいね。で、コンタクトマイクはもう一個使いたい。で、ギターにもエフェクトかけたいね。ギターにかかってるエフェクトってGaragebandのエフェクトのみだからそれ以外の個別のエフェクトが欲しいってことね。いやーもう予算的に無理だけども、まぁでも長い目で見てなんとかしようかなと思って。


で、これがまぁそのコンタクトマイクなんだけどコンタクトマイクオンリーで録音してみたので。くどいようだが爆音注意ね。いや、ある種ブラクラみたいなもんだからなぁ。「へぇー」とか思って踏んじゃったらスピーカー壊れるかもしれないからね。耳ラボ時代とかは見る人少なかったらそんなに気にしなかったけどはてなに移してからは割と違うからだからまぁ一応書いてるわけですよ。本当は書きたくないんだけどね。ノイズのCDとかに「音量注意!」とかって書いてあったらダサいもんね。ホワイトハウスのCDとかには書いてあるけどね。ちなみにけいおん!ってのはたまたま俺的にタイムリーでんでまぁギターなんで勝手に名義にしたり仮想EPのタイトルとかにしてるけどまぁ偶然なんだけどセンス的になぜかノイズの連中がメジャーを馬鹿にするっていうかカリカチュアライズするみたいな意味での例えばカイリーミノーグをカイリーミーノイズみたいな名義でノイズやっちゃうみたいなノリぐらいの感じで受け止めておいてくれればオッケーですってどうでもいい話なんだが。


http://mushroom.cage.to/mix/k-on!_side_b2.mp3


↑ノイズコアの蝉ギターみたいな感じやね。


http://mushroom.cage.to/mix/k-on!_side_b3.mp3


↑で、これは両方ね。こういう感じのやつの場合、ギターはクリーンのほうがいいね。


http://mushroom.cage.to/mix/sazaesan.mp3


↑追加で。サザエさんのカバー。


http://mushroom.cage.to/mix/imymemine.mp3


PolysicsのI My Me Mine。平成ノブシコブシ吉村の脇の音でTry Meっぽいなと思った。


で、スピリットのほうはなぜか最近うちの妹も俺に触発されたのかまぁ楽器やりたいって言い出してて、んでまぁエレキバイオリンなんかいいんじゃない?ってまぁハーディガーディを薦めてたんだけどメンテナンスが大変ってことで却下でまぁんで最終的にバイオリンになったんだけどアコギもやりたいっつっててまぁちょうどいいからスピリット下取りしてくれってことでまぁ支払いはどの道先だから半分ぐらい出してくれると助かるってことでまぁ実質的に妹の手に渡ったんだけどね。困った兄だよなぁー。ホント。まともな親だったらもう泣くよね。金銭的にここまでルーズでんでギターで何やってるかっつーとこんな反社会的なノイズ出してるっていう。


んでもさ、こういうことなんだけどね、引用するけど、

エグザイルとか湘南のかぜとか、そういう最近の曲を聴いていると歌詞があまりにも世の中に対して肯定的でびっくりする。サングラスかけたり頭に線あったりダボダボの服着てるひとたちが、家族を大切にとか友だちを大切にとかぼくも役に立てるんだとか歌ってる違和感はすごい。あとは大概恋の歌で、世の中に反抗する歌はほぼひとつもない。  もうおじさんなんだと思う。作るもの作るものぜんぶ肯定的だなんて思考停止したおじさんとしか思えないし、またその歌に賛同する10代のひとたちはとても不健康だ。もう学生運動なんて二度と起こらないと確信する。これを平和と呼ぶのだったら、平和は思ってたよりすっからかんなかんじ。  幸せな歌は世の中にあるべきだとおもうけど、幸せで肯定的な歌しか作れないひとは、それはアーティストと呼ぶべきでないと思う。歌手で、エンターテイナーだと思う、芸術じゃなくて、芸能だと思う。エンターテイナーとか芸能を否定しているわけではなくて、ただあのひとたちがアーティストと呼ばれていることにものすごく違和感があるということだ。  世の中に「問う」人がアーティストだと思う

http://d.hatena.ne.jp/mekab/20090319#1237429295


まさしくこれなんだよね。まぁ別に俺は反社会的なものとしてギターをかき鳴らしてるわけじゃなくてやりたいからやってるだけなんだけど、ただ前に書いたフラストレーションってことなんだけどさ、そういうのを体現したような、それこそある意味でのゼロ世代的な音楽がなぜ無いのか?ってのがすげー疑問っつーか不気味に感じるわけね。けいおん!とか見ててもそうだけど「今を楽しもう」的なさ、遠回しに生きることを肯定しようとしてるようなメッセージってあるじゃん?それはまぁ自ら死ぬ人が多いから「死なないで!」ってメッセージなんだろうけど、なんつーかそのさ、なんでそれがバッファーみたいになるのかな?っていう。中和剤というかなんというか。


ギターの構造で言えば不安とか死にたいとか絶望みたいな振動を世の中に妙に肯定的なアニメとか音楽とかがバッファして出力されてるっていうかさ、それがなんでそのまま「ギャァぁぁぁ!!!」っていうような悲痛なノイズになって出ないのか?ってのに凄く不健全さを感じるんだよね。それこそ友川かずきみたいな歌を歌う若者が出てきてもいいような世の中だと思うんだけどなんでいないんだろうか?っていうよりかは友川かずきとかって健全じゃん?病んでるように見えるけどまぁ病んでる所とか暗部みたいなのを歌にしてギターかき鳴らしてるわけじゃん?生きてるって言ってみろ!みたいな。これってまぁ健全な出力だよね。


世の中的に友川かずき的な世界観なのにも関わらず出力が世の中の肯定とか頑張って生きよう!みたいな応援ソングみたいになってたりするとさ、それこそメガテン2に出てくる労働セクターのセイレーンの歌みたいなもんになるわけだよね。ほぼ労働しかしてないか社畜になれただけでもまだマシみたいな感じの世界観で生きてる人達がさ、労働を終えたりまぁ絶望的な日々を送りながらセイレーンが出す歌に耳を傾けてまぁ現実を誤摩化してるっていうかやり通してるっていうかさ、「あー明日も頑張ろう・・・」とかって怖いじゃん?「グワァァァァ!!」ってなってノイズとかパンクみたいな出力が発生したほうが健全だと思うんだよね。


世の中が絶望的なのに肯定するような歌とかってそれこそ屍体ジャケのノイズとかゴアグラインドとかより病んでると思うんだよね。それこそ現実を歪めてるとか、直視しないで生きよう的なもう絶望を通り越した絶望じゃん?だったらまだ絶望が絶望のまま出力された表現形体のほうが健全だと思うんだよね。まぁ別に俺は自分の音楽にしてもミックスにしても世の中に問うみたいな戦略性もなければスタンスも無くてただやりたいことをやってるだけなんだけど、まぁ俺の立ち位置っつーかやってることはまず別にしてほしいのね。それとは関係無くんまぁでもなんつーかイライラがそのまま出てるような歌とか音とかってなんで無いのかな?っていう。まぁあるんだろうけどね。俺が知らないだけで。いや、俺が言いたいのはこのリンク元のさ、mekabさんが言うような芸能的な歌ってのがそれこそ世の中的にゴアグラインドとか屍体ジャケのノイズが流行ってる以上にグロいことなんだよねってことなのね。


いつも書いてるけど特に10代なんかはやっぱパンク精神が無ければダメでしょう。怖いよね。10代がこんな世の中を肯定するような歌を好んで聴いてるなんてもうデフォで人生諦めたサラリーマンみたいなメンタリティじゃん?もうニーチェ的なThe Last Manもいいところだよなっていう。10代なんていかに親に泣かれてナンボみたいなところあるじゃん?まぁ無理に泣かす必要はないけど、んでもまぁ既成概念をぶっ壊す的なメンタリティって意味では年長者とかとのジェネレーションギャップとかがデフォであって当たり前なんだけど、それこそ思考停止したおっさんとかと同じメンタリティで特に争いも無くさ、そういうおっさんが言うことを従順に聞いてるみたいなさ、そんなのってもう終わりだよね。


ところでメキシコのLos Zetasって困った麻薬組織があるじゃん?ああいうのにもう警察っつーか政府すらお手上げなんだから日本なんてまだマシだとかさ、日本終わってるとかっていうけどこういうところに比べたら・・・的な言い方があるけど、それって物理的な終わってるか終わってない感ってことなわけでそもそも比較対象にならないよね。日本は物理的に言えば終わりからはほど遠いぐらい世界的に見ても平和だけど、日本が終わってるというのは大衆の従順なメンタリティなんだよ。よくもまぁこんなのに納得してやってますよねっていうそういう終わりかただよね。


海外だったら暴動が起きてますよっていうようなことでも暴動が起きなくて世の中を肯定するような歌が売れる社会っていうさ、そういう終わり方ってまぁ物理的な終わってるとは比べられないにしてもまぁメキシコといい勝負だと思うんだよね。そもそも自殺で人が死に過ぎだって。マフィアなら武力的になんとかすればいいけど自殺なんてどうにもならないじゃん?それこそ諸悪の根源みたいなのがさ、Los Zetasみたいなのがいればピンポイントで壊滅させて解決するかもしれないけど日本の自殺とかってそんなに簡単なことじゃないじゃん?だからまぁ比較にはならんのだけど、んでも日本はまだマシなんて言い方は違うと思うね。それなりにメキシコ並にヘビーだと思うんだよね。それこそ国民がLos ZetasにリクルートされるとかLos Zetasを賛美するような歌を買ってるみたいなさ、そんぐらいの終わってる感じだと思うんだよね。俺的に言えば物理的に終わってるよりもメンタル的に終わってるほうがよっぽど終末感が強いと思うんだよね。まぁそれは個人的な感じ方だし、まぁ物理的に終わってない場所で生きてるからこそ言えることなのかもしれないけど、んでも別にメキシコだって安全なところは安全だからね。まぁあれも構造的な問題だよね。ゲバルトの独占がいかに重要か?ってのが分かる良い例だと思うんだよねぇ。あれは。


暴力反対!って分かるけど、だからこそ暴力を誰かに委任して管理してもらわないといけないってことでやっぱ国家っつー暴力装置が無いと人々は安心して生きられないってことじゃん?だから反国家とかさ、反武力って構造的にありえない話なんだよね。いや、今の体制がクソだから反体制ってのはあるにしても、でも歯向かってる先が国家じゃダメなんだよね。あくまでそれは国家とか社会の「あり方」じゃないといけない。つまりは存在そのものの否定ではないってことね。そういうのは無駄だしさ、そういうことやってまぁ仮に革命が起きてもまぁ別にどの道、寡頭制の鉄則みたいな感じで同じ感じになるんだからさ、そういう意味で反国家ってのは成り立たない話なんだよね。


でもまぁどこがピンポイントとは言い辛いけども、でもまぁ自殺率が異常に高い世の中とか凄まじく人間的に生き辛い世の中ってのに疑問を投げかけるとか反抗するとかってのはむしろまぁ健全な人間の活動として当たり前なんじゃないかな?って思うんだけどね。まぁやり方が見つからないとか生存権が担保されてるからって意味で飼い馴らされるしかないってまぁ分からなくもないんだけど、でもそれじゃあまぁLos Zetasに支配されてるようなもんじゃん?歯向かったらバラバラにされるみたいな。それって構造的に一緒だと思うんだよね。だからすげー病んでるわけよ。それは。


で、別にギターかき鳴らしながらフラストレーションを表現するとかさ、まぁ別にそんなダイレクトなやり方しなくてもいいけど、なんかとりあえず暴れるみたいなことをしても日本は物理的に安全な国なんだからまず殺されたりしないからやればいいんだよね。そういう余地があるのに世の中を肯定する歌みたいなのが売れ続けているってのに俺は終末感を感じるわけ。もう何しろ立ち向かう余地とか思考とかが無いってことでもう実質的にそれって壊滅状態じゃん?メキシコは全然そういう意味で望みがあるよね。まぁ麻薬の顧客であるアメリカがなんとかするしかないからまぁ結局、軍とかで鎮圧するしかないと思うけどさ、この余地があるのと無いのとって全然違うじゃん?Los Zetasの天下だ!みたいな世の中は終わってるけどでもまぁそうじゃないわけで。


で、今の日本においてはさ、そのLos Zetas問題における望みが例えばアメリカの軍であるみたいなのと同じような構造で結局それは人々なんだよね。だからLos Zetas肯定とか世の中的にありえないわけでさ、そういう病んだ社会にはここがレジスタンスじゃないと病理は跋扈するばっかりになるからね。ましてやネットっつー情報ツールがあるわけでさ、それこそメキシコのマルコス副司令官みたいな非暴力のゲリラって可能なわけだからさ、それは個々が担えばいいんだよね。それこそ個々が軍の一員になってLos Zetasを壊滅させることができるわけだからやらない手はないですよねっていう。


そこで「いや、でもいいんです。もう疲れました」とかって言われたら「えー!!」ってならない?仮にアメリカの軍が「疲れました。降参です」なんつったらなんつーか世界的にかなり驚異だよね。Los Zetas。武力によって権力をコントロールできるみたいなことを変な形で証明しちゃうようなことになっちゃうわけでさ、そこはやっぱ国家が機能してその暴走を止めないといけないよね。で、まぁ日本においてもまぁその俺がさっきレジスタンスって書いたことがつまりは個々の機能ってことなんだよね。で、機能不全はまさしくまぁそういう世の中肯定的な歌を聴くみたいなことでさ、そんなのが蔓延したらえらいこっちゃ!じゃん?まぁだからギター掻きむしれって言い方はまぁアレなんだけどでも言いたいこと分かるでしょ?肯定したら終わりよ。マジで。麻薬カルテルの存在を公で肯定しちゃダメじゃん?そんなのを肯定する歌なんて屍体ジャケのノイズより病んでるってことなわけね。


トイレ行きたいからもうやめるわ。大体書きたいこと書いたし。んじゃまた。




この二枚がモロにリンゼイのギターを堪能できるやつなんだけど特にジョンゾーンのやつが最高やね。かき鳴らしというよりかは後期リンゼイの低音が出てるリズミカルな感じっつーかなんつーかまぁとにかくリンゼイに限らずかっこよさが全体を通して尋常じゃないね。リンゼイのやる気なさ男的なおとぼけ感も演奏の合間合間に出てていいなぁーって感じ。



俺的坂本ベストっていつも書くようにこれだけど何気にやっぱリンゼイギターがいいよね。中2ぐらいの時に聞いてた坂本ベスト盤にリンゼイギターがフューチャーされたAdelic Penguinが入ってたけど、思えばこの頃にすでビンビンにこのサウンドに反応してたんだよな。あの変なノイズの音が最高だ!って思ってたんだけど当時は勘違いして坂本龍一が何かのノイズを出してるもんだと思ってたんだよね。あれがリンゼイによるものだって知ったのはかなり後のことだった気がするっつーかどうでもいい思い出話だね。


ビデオクリップがあるらしい。


http://www.youtube.com/watch?v=TE8QTgT5t2I