イスラム国とかについて。

薬をマックスに戻してからは調子いいですね。ただ猛烈に眠くなるんで起床後に軽くなんか食べて薬飲んでまた寝るみたいな感じになってて時間感覚が四次元っぽいっていうか夢と現実の区別がつかなくなるぐらい夢を見てる時間が長いっつー体感がありますわ。現実では夢が無さ過ぎて困ったなぁーとか思いつつさ、調子が良いときにまぁすげー集中して読書できるじゃん?そうするとなんか急に自分の中のオネエの部分っつーかゲイっぽい部分が急に爆発するときがあっていきなり「神木君に掘られたい!」とかって思うようになるんだよね。謎だわ。ホントに。相変わらず少年好きなのは変わらないけど美青年ってことになるとやっぱ範囲外だし基本的に掘られたいなんて思わなかったんだけど最近はなんかあるね。で、色々と考えてみたんだけど多分、外界との接触が無さ過ぎて常に対人関係と言えば「自分対自分」になってて色々と内部フィードバックを起こしてそれが人格になってるんじゃないか?ってことなんだよね。だから普通に女性とかと接してれば普通の男の部分が出てきて正常でいられるんだけどあまりにそういうのが無さ過ぎると倒錯してくるんだろうね。あとまぁ男だけの世界とかで目覚めるやつもいるっていうけどやっぱ環境って大きいよね。


でも相変わらず思うのはさ、青年でも神木君レベルなら普通にいけるっていう人多いと思うんだよね。で、これはやっぱゲイとは違うんじゃないかと思う。ゲイってまぁ普通に男が好きなわけじゃん?それこそコンビニの店員のおっさんとかも異性として見るわけじゃん?でも神木君ならいけるっていうのは全然レベルが違うよね。まぁようは中性的な少年っぽい子ならいけるってことなわけでさ、やっぱこれはゲイとは違うよね。例えば海軍に入ったとして海軍の屈強な男達に掘られたい!って思わないじゃないですか?そういう意味で掘られたい!って思うのがやっぱガチのゲイだと思うんだよね。だからまぁ全然ゲイじゃないよね。やっぱ。この辺の葛藤はキューティーと同居してたときにもあったけどやっぱさ、マンハッタンに行って可愛い女の子とかと接するようになってからキューティーが相対化されたからね。やっぱ俺は女のほうが好きじゃん!っていう。


でもなんかあれだよね、本当に脳内はカオス状態だよね。常に。基本まぁ色々と読んでることの内容と急にフラッシュバックする過去の記憶と夢の残像と映画の内容とかだもんね。まぁでもこれでいいんじゃないかな?って思うようになってきたっつーのはさ、月1で病院行ってるけど外に出ても本当に何の興味も無いんだよね。いや、社会に興味がないとかってことじゃないのよ。そりゃワープア問題だのブラック企業問題だのってそりゃ関心あるよ。ただそういうのじゃない自分と外の世界ってのを考えたときに本当に何にも興味が持てないんだよね。で、この興味が無い感じが内面世界にも及んできててさ、例えばさ、いや、面白い!っつってたThe Blank Swanって本なんだけどさ、なんかどんどんと文芸評論みたいになってきてさ、なんつーか大陸系の哲学書を読んでるみたいな感覚になってきて、んでも昔は読めてたんだよね。でも今はもうなんかそういう文系のものが凄まじく意味無い!って思えてきちゃってさ、まぁ逆にこれは数学に目覚めた結果だからなのかもしれないけど、でもとは言え肝心の数学もそれこそ根源的な数学の理論ってレベルだと興味がなくなってきてるってのはあるわけだよねって最近散々書いてることだけどさ、なんたら空間とかなんたら曲線がどうのっていう話とかは「だから何なの?」ってなるわけよ。かといってもじゃあ物理数学とかはどうなのか?っていうと理解できなくはないけどやっぱ得意じゃないよね。


まぁそんなのもあってむしろ自分の関心の中ではファイナンス系しか無くなってるっていうのがあるのよ。それはなんか色々とレベルが上がってそうなったっつーよりかはどんどん興味が薄れていた結果、現在のマイブームしか残らなくなったって感じなんだよね。まぁこれは正直ここ2年ぐらい感じてたことで一時期は文芸に目覚めよう!とかって思って小説とか買って読んでみたけどイマイチハマれなかったし、クラシックも然りなんだけどね、ハマろうと思ったけどまぁようはそんなに好きじゃないんだよね。


なんかこうなってくるとヤヴァいのが生きる理由がなくなってくるってことなんだよね。あ、んでさ、最近イライラしたのがさ、なんかね、こういうまぁ先進国独特の空虚感をさ、紛争地帯とかの人たちの実存と比べて「恵まれすぎているから何を悩むことがあるのか分からない」とかって言ったりする論法あるじゃないですか?あれってめちゃめちゃ間違いだよね。そもそも実存って自分だけの話じゃなくて自分が生まれた場所とかやってきたこととか家族とか友達とかっつーまぁ人間関係全般とかさ、そういう複合的なものの所産じゃん?で、まぁそこで急に唯一神と自分みたいな超越的な関係性を持ち出してきてそれで解決するとかってまぁ分からなくもないけど本当に適当だよね。俺が宗教嫌いなのはこれもあるんだよな。いや、最近なんかイスラム国とかって話題になってるけどさ、正直ああいうタイプのムスリムってこの世から無くなったほうがいいですよねっていうかさ、なんであれがあんな市民権を得てるのか分からないよね。ムスリムって意味だとまぁあっちにいた頃にトルコ人とかシリア人とかあとウズベキスタンの人とか10人近くのムスリムと宗教について話をしたことがあるんだけど誰一人として過激派を認めてなかったよねっていうか基本的にみんな一致してたのがどうやったら異教徒を抹殺するとか自爆テロみたいな話になるのか?ってことなんだよね。ようは仏教の感覚で言えばまさにそれだよねっていうかようは仏教からどうやって異教徒殲滅とか仏教で世界を統治とかってことになるのか?ってことなんだよね。


いや、なんでこんな話をしてるのか?っていうとさ、「An Engine, Not a Camera」って本があってね、これがすげー面白いのが金融理論がマーケットを作り出してるって話なんだよね。いや、マーケットがあってそれで理論があるんじゃないの?って思うだろうけどこれって枠組みとしてはイデオロギー全般そうじゃん?っつーかむしろ政治学とかでは当たり前の話なんだよね。社会があってそれで理論があってそこでまぁマルクス主義だとかイスラム原理主義とかってのが生まれてくるって話なんだけどさ、んでもそれだったら何で同じ社会ってのを見ててそんなになんたら主義ってので分かれるのか?ってところがまぁようは文化とかさ、あとはマルクス主義内にしたってそもそも色んな党派があるし大体はちゃんとマルクス理解してないしさ、まぁイスラム原理主義も元はあれじゃん?サイイド・クトゥブっつー西洋文明に失望したイデオローグが作り出したドグマじゃん?それ言い出すとそもそも世俗化された宗教自体がそもそも大衆に分かりやすいように色々と難しいところは簡素化されたものなわけじゃん?それはどんな宗教でも同じだよね。まぁ俺はそんなに宗教に詳しいわけじゃないんだけど多分原点のレベルで他と戦争が起こるようなことが書いてあるのって多分無いと思うのよ。バカが曲解して勝手に戦争を始めてるってのが宗教戦争なんだと思ってるんだよね。なんかを拡大解釈したりさ、マルクスとかもそうじゃん?武力闘争なんてただのone of themの方法論ぐらいな感じでしか書かれてないのに昔の毛沢東とかポルポトみたいなさ、どうやったらあんな風になるの?っていうマルクス主義の人たちって武装して戦うべし!ってことになるんだよね。


いや、マルクス的にはデモをやったり石を投げたりするとかさ、暴動を起こすのも方法論の一つであるぐらいの感じなんだと思うのよ。んでも過激派になると武器を取って戦え!になるんだよね。これが過激派の共通する部分ね。イスラム原理主義もそうだけどみんな基本的に武器を持って戦え!でんで考えが違うやつは抹殺するべし!って話になるんだよね。これはバカの論理ですわ。ようはちゃんとマルクスを理解してたら武力闘争よりもいかに人間疎外を無くすのか?っていうようなさ、実存的であり社会的でもあるような難しい問題にいかに取り組むのか?ってことになると思うんだよね。もちろん資本主義が人間疎外を作るようになってるシステマティックなものなのでそれは無くさなきゃいけないってことになるのは分かるんだけど、んでもマルクスは資本主義か否か?みたいな二元論の話をしてるんじゃなくてもっと深い実存的な話をしてるわけじゃん?だからまぁ哲学なんですよ。資本主義ってのはそういう人間疎外を作り出すシステムではあるけど別に資本主義以外でも疎外が起こる要素って色々あるわけだし、そこがようはさっき書いたさ、そこそこ恵まれた環境にいても虚しさを感じる人々みたいな話にもなるわけじゃん?資本主義化でサバイブしてても虚しさを感じるわけでさ、いや、これってまぁ簡単に処方箋が出せるような問題じゃないよね。


で、簡素化された宗教ってさ、とりあえず神を信じればいいんだっつーインスタントジョンソンな感じの処方箋を出すじゃん?っつーかまぁそういう安易な処方箋を出せば信者が増えるからマーケティングとしては上手いんだけど哲学的には最高の堕落ですよねっていうかそれは宗教的にもそうでしょ。もっと宗教ってディープなことを語ってたりするわけじゃん?まぁそういう意味でマルクスと同じでさ、本当はディープな話をしてるわけで、資本主義打倒!なんつって武装すれば済むって話をしてるわけじゃないわけじゃん?でも行動あるのみ!なんつってそういう風になりがちなのはやっぱバカだからですよね。ちゃんと読んでないし考えてないからそういう風になるわけだよね。そういうやつらが戦争始めるわけよ。だから基本バカだよね。イスラム圏にしたってさ、ああいうイスラム国みたいなものに勧誘させる方法ってようはあれじゃんね?知的水準が低い連中を簡単なドグマで洗脳して「君の使命はこれなんだ!」なんつって教義を信じさせて運動にコミットさせるわけじゃん?この構造って基本的に宗教的なものを動因として使う場合大体どこもそうだよね。アメリカなんかも貧困層知的水準が低いやつほど神を絶対だと思ってたりするじゃん?ようはバカだからなんですよ。まぁ貧困層って元々まぁそういうレベルのやつらなんでもともとの遺伝子のレベルで知能が低いっつー血筋の連中っていう誰も語りたがらないような事実があるよね。科学者とか哲学者とかで神を信じてる!なんていうやつが少ないのはようは知的水準が高ければ宗教の論理のおかしさにいやでも気づいちゃってそんなもの信じなくなるって話なんですよ。別にそれは元々貧困層で育っても学を身につければ人によってはそんなのもう信じられねぇーやってことになると思うんだよね。遺伝子云々っつーよりかは後天的な教育でなんとでもなるって話なんだよね。


んでイスラム圏っつーかイスラム原理主義とかに走るような連中の国々の大体は後進国の頭の悪い連中なわけじゃん?教育が行き届いてないっつってまぁんでもその教育って結局は西洋化するってことなんでしょ?みたいなコロニアリズム的な考えも分かるけどただやっぱさ、画一的なスタンダードってわけじゃなくてまぁ最低限達してなきゃいけない水準ってあるじゃないですか?最先端のIT企業の重役でヒンドゥー教徒って理解できるよね。でも平気で侵略を考えるような連中ってこういう水準じゃないじゃん?後進国で宗教を持ちながら生きている人でもこれなら分かるんだよね。あと多分そういう人ならテロしないですよ。よほどのことが無い限り。で、まぁ大雑把に言うとテロとかやっちゃう連中ってのはやっぱりオツムが弱い連中ばっかだと思うんだよね。あとはまぁ一部の狂信者が頭の悪いやつらを兵隊としてリクルートしてるみたいな感じだよね。いや、だから最初のほうで書いたことなんだけどさ、知的水準がちゃんとしてるムスリムって普通の人ばっかだと思うのよ。その俺が接したムスリムの人たちみたいにね。だからまぁニューヨークとかでも生きていけるわけじゃん?いや、特に敬虔なウズベキスタンのおばちゃんは凄く心を痛めてるって言ってたな。自分が信じている神聖な宗教の名の下であんな残虐なことが平気で行われてるってのが本当に悲しいっつってたよね。それでまぁ世界的にイスラム教のイメージも悪くなるわけじゃん?だから同じムスリムでもああいうちゃんとした人たちは俺らが思うのと同じくあんな危険なものは無くさなきゃダメだって思ってるわけよ。いろんな国のムスリムが口をそろえて「あんなものはありえない」って言ってるわけでさ、いや、だからあれなんだよね、ポルポトが立国しようとしてるようなもんなんだよね。イスラム国って。


じゃあマルクス主義者は世界を共産主義にするべくテロも厭わない連中なのか?って違うじゃないですか?いや、これってなんたら主義ってものにつき物の話なんだよね。アナーキズムもそうだよね。一部の過激なやつらがテロとか破壊活動をするんでアナーキズム=無秩序みたいに思われちゃうんだけど実際のアナーキズムって政府に頼らない相互扶助の精神を説いてるわけでさ、だから別にアナーキズムの実践って例えばやろうと思えばコミューンみたいなのを作ってそれこそシェアハウスみたいな感じで誰かが困ったらその時はみんなで助け合うみたいなさ、そういう相互扶助のネットワークなんだよね。あいつが失業中だから食費ぐらいはみんなで出してやろうとかさ、まぁそういうことよ。世界的に今は政府に頼れないしみんな金ないからこそこういうのって重要になるわけじゃん?あと実際に実践してる人たちはアナーキズムなんて知らないで自分達で考えて結果的に相互扶助的なシステムを個人間で作り出したりしてるわけじゃん?いや、ようはね、シェアハウスだとか仲間内での相互扶助ネットワークとテロって結びつきようがないじゃん?これって宗教全般同じなのよ。隣人を愛するだとか日々生きることができているということを神に感謝するみたいなことがどうやって自爆テロに繋がるのか?って話なんだよね。だからそういう意味で宗教に罪は無くて変な解釈してたり戦略的に宗教を利用してバカをリクルートしてるような連中が罪深いわけよ。まぁそういう意味でアメリカのネオコンなんかもリクルートのやり方としてはイスラム原理主義と変わらないよね。っつーかバカを鉄砲玉に使ったり人間魚雷として利用したりすることが正当化される宗教なんてこの世に存在しないでしょ。存在するとすればそれは絶対に人工的なものですよね。そもそも論理が功利主義的じゃん?バカを爆弾代わりに使うって発想自体がそもそも「それは安上がりで便利だね」っていう人間の考えじゃん?そんな考えをするようなものに思想の自由なんて無いわけよ。それは宗教でもなんでもないしね。


っつーかちょっと調べれば分かるけどキリスト教イスラム教も基本的に共同体を上手く回すためのものなのよ。まぁそれ言い出すと仏教もそうだけどね。あと共通してるのは自分なりのミッションを見つけてそれに向かって努力するべし!っていうことだよね。まぁようはこれって俺が数学とかに「これだ!」っつーのを求めて実存的問題が何かをやることで解決されるっていうような話と同じなんだよね。そういう意味でまぁようは何かハマれることとか「これだ!」ってことを見つけてコミットするべし!って別に宗教関わらず普遍的に言えることじゃないですか?「桐島、部活やめるってよ」なんかでもまぁようはなんで映画を撮るのか?って好きだからっていうそれだけなんだけど?って話じゃん?ようはいかに好きなことがあるってことが凄いことなのか?ってことじゃん?あと好きなことをやるのに理由はいらないっていうことだったりね、まぁそれで実存問題全部解決ってわけにはいかないんだけど、人生の中でそういう掛け値なしに好きなことがあるってことは凄く強いことなんだっていうさ、ようは宗教にしたってようはサバイブ術を教えてるようなものなわけだからさ、だからこそ生きてるってことに感謝して共同体を大切にしてミッションに打ち込め!っていう話になるわけじゃん?で、まぁウェーバープロテスタンティズムの枠組みがそのまま資本主義の精神に写像できたんで資本主義がプロテスタンティズムを信仰する人たちの中で発達したんだって話をしてるわけじゃん?


んだからなんつーのかな?生きてて空虚だからイスラム国に参加するって全然話が違うってことなんですよねっていうかなんつーのかな?背景が違いすぎるよね。先進国の中にもイスラム国に共感する若者が増えてるっつー話があるけどまぁようは凄まじい勘違いってことだよね。俺が書いたイスラム国の頭の悪い連中を大量にリクルートする狂信者っつー構造は大体合ってるとしてさ、んでまぁ恐らくその実存に空虚さを感じる若者が何かに燃えているイスラム国の人たちに何かを感じるのってまぁ完全に無知によるものじゃん?「なんかアツいなあいつら」的なことなのかもしれないしさ、あとまぁ実際の内情を知ったら参加しようなんて思わないはずなんだよね。あとまぁすげー安易だよね。自分が虚しいからなんかアツい感じのものに参加すればなんとかなるとかって考えるとか唯一神みたいなデカイもん持ってきて解決させようとするとかさ、deux ex machinaですよね。演劇とかで言えば最低の手抜きじゃん?あとあれね、アメリカがやってきたことは間違いだったとかさ、金が世の中を支配しているっていうことに疑問を感じる人がイスラム国的なものに共感するってのも全然違うよね。先進国の連中がアメリカって結局どうなの?って漠然と感じてたりなんなの?この結局全部は金みたいな世界って?って言うのとさ、イスラム国が反米で金が何もかもを支配するっていう体制を変えようとしてるって全然ベクトル違うじゃん?確かに大枠で見れば反米とか脱資本主義とか共通するものはあるかもしれないけどそもそもコンテキストが違いすぎるわけで全然意味は違いますよね。そこを勘違いしてイスラム国に共感をするっつーのもなかなかの知的な堕落というか本当に頭使ってないんだなぁーって感じがするよね。


んでもまぁ何かと言えばそういうのはイスラム国側からしたら好都合だからね。とりあえず共感して入ろうと思ってくれるならいいわけだから。イスラム国ってマーケティングもそこそこ上手いんだろうけどあとはまぁまぐれで色んな思惑の人たちが参加してるって話だと思うんだよね。まぁそれ言い出すと何かの下に連帯するってこと自体がそもそも色んな思惑の人たちが集まってくるって話なわけでさ、最近流行のしばき隊と反安部運動なんかもようは同じ感じだよね。まぁでも特に反対する理由も無いのが方法とかには賛否両論あるにしてもとりあえず彼らが言ってることの大枠は間違ってないからね。だからまぁ人が集まるんだよね。で、まぁその大枠の理由ってのが真っ当な人間なら普通そう思うよねっていう理由なんだよね。だからあんだけ人が集まるわけよ。それと支持ってのはまた別なんだけどさ。だって逆にあれじゃん?人種差別万歳!ってまずありえないよね。あと安部政権最高!っつーのもイスラム国最高!って言うのと同じぐらい馬鹿げてるよね。だからむしろ反対がデフォなわけで。ただそこでまぁ運動内で色々と問題があったりするわけじゃん?それがまぁなんつーか連帯すること自体が抱えてる問題なんだよね。


まぁでもさ、あれなんだよね、イスラム国に関して言えばイスラム云々は別として反米っていうこととなんかのオルタナティブが派生しそうだなっていうような漠然とした期待を感じるのって大きな間違いだよね。先進国でイスラム国に共感してる若者って多分そういう間違いをしてるバカが相当多いんだと思うわ。いやいや、そんな一筋縄の話じゃないんですってことなんですよね。あとあれよね、先進国特有の空虚感を古臭い宗教の論理で救済するってまぁ構造的にオウムと一緒ですよね。宗教的なドグマの解釈が間違いだらけって意味でもオウムと一緒でまぁそういう意味でイスラム原理主義全般がそもそもサイイド・クトゥブをオリジンとするようなカルトなわけよね。ちなみにサイイド・クトゥブは方法論的に原理主義を生み出したんであってイデオローグとしては凄いよね。やっぱ。まぁようはこの辺の手腕に関してはヒトラーとか毛沢東とかと同じ類の感じだよね。あ、毛沢東は微妙か。


いやーでもマルクスも「あちゃー」って思っただろうね。文化大革命とかポルポトの大虐殺とかを見たとしたら。ムハンマドも全く同じだと思いますよ。イスラム原理主義とかそれに関係するようなものを見たらね。なんかそういう意味でね、なんかまとめみたいになるけどさっき書いたさ、金融理論自体がマーケットをshapeするみたいなのって本当にそうだろうなぁーって思うわけよね。それ自体が完全な理論じゃなくてもんでもなんかの理論があればやっぱそれがベースになって行動原理とかが決まるわけじゃん?それが間違いであれなんであれ「これが正しい」って思ってる人はそれを信じてそれを使うわけじゃん?なんかそういうのが積み重なって金融危機とかになるわけよね。基本的に間違った理論とかあとは理論の間違った使い方とかさ、CDOなんかにしても結局悪用だよね。そういうのがマーケットに反映されるわけだからまぁ大雑把に言えばようは金融モデルとかモデル的なものがマーケットを作り出してるってことになるよね。これってマジで宗教と同じなんだってば。教義を曲解しまくった変なカルト集団が出来たりさ、理論の解釈の違いで戦争が起きたりだとかなんだとか、んでも教義とか金融にしても理論のレベルで見れば世界をミスリードするような決定的なヤバイものが含まれているか?っていうとそうでもないんだよね。大体使う側のミスなんだよね。


あとは勘違いね。所詮はただの利益の効率化の理論だとかさ、結局はただの処世術みたいな宗教だとかさ、それだけでは戦争とか金融危機が起こりそうにないものからそれが起こるわけだよね。それを使う側が原因を作ってるってのは明らかだよね。まぁ金融危機とかに関してはそれだけじゃないけど「これが悪いんだ!」って言えるものはないと思うんだよね。金融危機とか宗教戦争に共通してるのって両者ともに大量の人が勘違いして問題起こしちゃうって話だと思うんだよね。んでこれまた両者の言い分で共通してるのが利益の追求をして何が悪い?ってのと教義の実践をして何が悪い?って話なんだよね。両者共にすげー原理的な思考なんだよね。倫理とか度外視な感じの。やっぱさ、傍から見ると勝手にやる分にはいいんだけど世界を巻き込むなって話になりますよね。それが原因で世界に大打撃を与えるとか大量の人が失業するとか死ぬとかさ、馬鹿げてますよね。んだからまぁ世界を巻き込むギャンブルみたいな類の金融には規制がかかってしかるべきだし、宗教にしたって異教徒を殲滅するみたいなことを言ってるようなものに関しては根絶しないといけないってことになるよね。まぁ両方とも端的に言えばエボラみたいなもんじゃん?パンデミックだよね。なんかあれなのよ、長く書いたのはさ、「アメリカも人のことは言えない」的な話とかね、「今までの西洋的な価値観ってのが崩れてきた」とかさ、実際に我々は幸福にはなってないじゃん!的な話とかさ、そういうことが安易にイスラム国みたいなものへのオルタナティブのあり方みたいなのを認めるような感じが無くもないってところなんだよね。


なんかそれって思考停止じゃないですか?あと今の先進国の人たちのあんまり幸福じゃない感じってのが全部資本主義とか西洋的な価値観によってもたらされたって決め付けるのも安易過ぎるよね。そもそも空虚感ってそんなに簡単なものじゃないと思うのよ。で、そこを唯一神とか持ってきて解決させようとするとかなんかその知的に退廃した感じってのがすげー嫌なんだよね。まぁあとさ、確かに経済的な原因ってのはあると思うよ。基本的にどこも借金だらけなんで普通かそれ以下の人の生活が厳しくなるってのはどこの国でもそうだと思うんだけど、んじゃあ経済的に安定したら幸せになるのか?って違うじゃん?まぁ相当楽になるし悩みは少なくなるとは思うんだけどんでも空虚感って永遠について回ると思うんだよね。んでまぁ今って貧すれば鈍するの極みだと思うんだよね。それがまぁあれだよね、一部の先進国の若者がイスラム国に共感してるみたいなことなんだよね。結局その背景には絶望とどうしようもなさがあると思うんだよね。どうしたってこの世界は変わりっこない・・・的な意味でのどうしようもなさね。で、それでなんか新しい国家を樹立しようとしてるところがある!なんつってしかも反米だ!ってことでなんかそういうものに期待するって完全にパラダイムが世界系だよね。なんか色んなの飛ばして「イスラム化した世界で生きる自分」みたいな妄想にいっちゃってるんだよね。


いや、イスラム圏ってだからまぁすげー極端だよね。後進国だから知的水準とか教育のバランスが悪すぎてちゃんとした人が大半でもやっぱ色んな意味でもバカが多いじゃん?ドキュメントとか見ててもナイーヴにジハードだなんつって世界に対して戦争をしようとしてるような連中って原始人みたいな感じだもんね。なんかまともに文明国の人たちと議論できそうな連中が一人もいないもんね。一時期は理解しようと思って色々と調べたりしてたんだけど、なんか結局バカが「アラーは偉大なり!」って言いながらRPGとかぶっ放してるのを見ると「ホント、どうしようもねぇーなー」って思うんだよね。あとまぁどうしようもねぇーなーって思うからこそ他の西洋圏に移住したりするんだよね。もちろんイスラム教徒=バカってことを言いたいわけじゃないんでね。まぁ色々と批判はあるにせよさ、やっぱ最低限のことぐらいは身につけないといけないからやっぱ学校って必要じゃん?それを植民地化だといえばそれまでなんだけどんでもそれを放置してると過激派に洗脳されるっていうさ、なんかその悪循環だもんね。まぁなんか色々と誤解を招くような書き方をしたかもしれないけどさ、イスラム系の人たちへのディスじゃないんだよね。ようは貧困層とかをリクルートしてるわけでしょ?っていうことに尽きるわけよ。アメリカで言えばアメリカ軍のリクルーターが田舎のゴーストタウンみたいなところで頭の悪い若者を勧誘してるようなもんなのよ。この人命をなんとも思わない感じってのが非常に許せないんだよね。無知な人を洗脳するってホント最悪だと思うのよ。


あ、あとバランスの悪さで言うとアメリカもそうよ。ニューヨークとテキサスでは知的水準が違いすぎるでしょ?っていうかアメリカの田舎と都市部の両方を経験してる俺としてはっつーかそれを経験してるからこそこういうことを実感するわけだよね。あ、んでまた話が長くなるけどさ、イスラム国みたいなのが出来てる国は核で吹っ飛ばせ!みたいな意見ってまぁアメリカの田舎のやつらなら大体みんなそんな風に思ってるわけじゃん?で、その一方で俺みたいに西洋化と言っちゃえばそれまでだけど過激派みたいなのを根絶してあとそういうもんにリクルートされないようなある程度の知的水準を持たせなきゃいけないって意味でなんらかのレージムを入れないとダメだって思う人もいるわけじゃん?んでもあっちから見ると両方同じなんだよね。攻めてくる側なんて同じだっていうさ、まぁあっちがバカだからってのもあるんだけどね。そもそも「攻めてくるやつらはみんな同じだ」って原始人みたいな思考だよね。いや、これが諸悪の根源だと思うわけよ。こういう原始的な思考をなんとかしなきゃいけないからちゃんとした教育を受けさせないとダメだろうって思うんだよね。まぁそれは別にアフリカとかでも同じなんだけどね。病気になるっつってんのにこうもり食べ続けちゃうとかさ、それがパンデミックの原因になりますとかって勘弁してくれよって話なんだよね。「病気になるので食べてはいけません」とか「異教徒だっていうことで他の人を殺してはいけません」とかさ、植民地化じゃないよね。別に西洋化でもないだろう。あ、んであれなのよ、結局、金融関係のやつらも再教育しなきゃいけないっつーのも同じことよ。「こういうことをしていると他の人を巻き込むとんでもないことになります」ってことをちゃんと分からせないといけないわけでしょ?あとへんな考え方になっちゃうような間違った経済理論をもう教えないようにするとかね、やっぱ基本教育じゃないですか?


なんかでも本当にヤバイよね。適当に放置してるとさ、バカがやりたい放題やって世界をめちゃめちゃにするからね。なんかやっぱそう思うと俺は基本アナーキストだけど強い統制の必要性を感じずにはいられないよねっつっても全体主義とかそういうのじゃなくてrobustnessなんだよね。むしろそれが無いと自由ってのは結果的になくなっちゃうでしょっていうことなんだよね。


まぁそんな感じで今日はこの辺で。