9月からはフレンチです。

mimisemi2008-07-10

テストパスしてたけど75点とかでさ、割とギリギリだったんだよね。70点が合格点だから。まぁでもクラスでパスしてた人の大半は70点台だったけどね。いやぁーでも良かった。ってことで帰国するね。まぁまだチケット予約して無いからいつになるか分からないけど、来週ぐらいには帰れると思う。コステンコは今日は来てなかったなー。昨日がリテラルにお別れだったのか。あー話しかけておけばよかった。まぁいいか。手持ち無沙汰だ。あんな美人。2年半ぐらい帰ってないわけだから、日本がどうなってんのか?とかって思うんだけど、日本がどうなってんのか?なんて感じられないぐらいお金が無いからさ、ずーっと家にいると思うんだよね。行けるとしたら週末だけだね。親父の定期で。だってDJ JR Dionte高いんだもん。馬鹿みたいに高いからね。そんな気楽に都内にいけないよ。なんかでも久々に帰る割にあんま楽しみじゃないんだよね。もう目標がでかすぎてさ、俺の今の目標が。だからなんつーか例えば今一番楽しみなのって4大で勉強することなんだよね。っつーか趣味的に遊びにいけるような感じで楽しめるクラスが4大にあれば最高なのよ。退屈しないでしょ。馬鹿みたいな宿題出されたら困っちゃうけどさ、でも自分の好きなことが学校でやれるって凄いよね。マジで。だからそれが楽しみでしょうがないのよ。だからそれに比べると帰国なんてどうでもいいっていうか、まぁ例えばおばあちゃんが入院しちゃったからお見舞いに行くとか、心療内科に行くとかね、行く必要性はあるし、行かなきゃいけないんだけど、でも俺としては別にそんな大きな出来事でもないんだよね。それだけこっちが好きってことなんだろうな。帰るのが死ぬほど楽しみってことは日本が好きっつーかこっちより日本のほうがいいってことなんだろうけど、それが全然無いんだよね。まぁ八重洲ブックセンターとかそういうところに行くのは楽しみだけどね。数少ない友人に会えるのも楽しみだし、そういう意味だと凄くいいんだけど、でも友人に会えたり本屋に行ったりするなんて一日とかで終わっちゃうじゃん?じゃあ一ヶ月ぐらいどうしてるの?っつーとたぶん部屋に篭って本を読んでると思うんだよね。あとツタヤで映画借りてきて見るとかさ、ホント、実家にいたころと生活が全然変わってないから、帰国してもそのまんまなんだろうなって思うんだよね。だからあんま違いがないっつーかね、引き篭もりにとってあんま外って関係ないからね。なんか日本に帰りつつも部屋にばっかいるような図が浮かぶんだよね。リアルに。だからあんま楽しみじゃない。


俺ってなんかホント老けたなって思うね。一喜一憂するようなことが本当に無くなった。元々落ち着いた性格だけど(内面では凄まじい波があるんだけど)今日にしてもテストの結果を知ったときも、そこまで嬉しくなかったんだよね。まぁパスしてないよりかはマシだけどさ、ただなんつーかはしゃぎたいじゃない?「やったー!」みたいな感じで。そういうのが無いんだもん。そういう「やったー!」みたいなのが本当になくなったよね。些細なことで騒がなくなったっつーか、それはゲームにしてもそうだけどっつーか、ずーっと保留にしてたけど、ゲームね、なんかやってても楽しくないのよ。それはPS2買ってからもそうだったけど、なんつーか昔みたいな新しい機種を買った喜びみたいなのが思ったより無かったんだよね。最初にやったのがライドウだったけど、ライドウってそこまで悪くないんだよ。でもなんかすげー落ち着いてる自分がいてさ、だって昔なんて大変だったよ。FF7なんて最初にやったときは手が震えてたもん。凄すぎて。グラフィックが。スーファミの時もそうだよ。最初にやったのがファイナルファイトだったけど凄くてしょうがなかった。まぁ子供だったからっつーのが大きいんだろうけど、ある程度大人になるというとかっこいいけど、老けるとそういう既存の刺激では反応しなくなるんだろうね。どのくらいの歳がこういう境目なんだろう?外出て友達と遊び歩いたりしなくなるような歳っていくつぐらいなんだろうね?もともとの性格にもよると思うけど、俺ってジジグライスだと思うんだよね。だからもう全然クラブとか興味ないもんね。イベントとか。興味あったのは10代後半ぐらいだもんな。20代に入るともうおっさん化してったからね。凄まじく。


授業中にボーッっとしながら扇子で扇いでる俺を見て先生がいきなり「カルマって信じてる?」とかって聞いてきてさ、まぁ俺は「Kind of」とかって答えたんだけど、先生曰く俺はオールドスピリッツの持ち主らしいんだわ。すでに前の人生を生きてきている古い魂なんで、色々なことが古風っつーかおっさん臭いっつーか歳相応じゃないっつーかね、なるほどなって感じだけど、そうだといいね。そうなるとソクラテス風の人生観になるよね。失った記憶を取り戻すっつーのが人生みたいなさ、そういうのも面白い見方だよね。だから今俺が色々と読んでいる本とかも前の魂がすでに吸収したことを現世で取り戻してるっていうプロセスなだけで、そこに因果があるみたいなね、だから時代遅れな革命とかって言ってるのかもしれん。昔の革命で死んだ革命家の魂が俺の魂だったらいいよね。かっこいいなぁー。マジで。幸徳秋水の生まれ変わりとかね。いや、調子に乗りすぎだ。これは。まぁせいぜい革命に参加して死んだ人ぐらいだろうな。イデオローグが前世なわけない。スピリチュアルカウンセラーじゃないんだからさ、そんな前世がみんな凄い人達なわけないよね。前世があったとしても大半が農民とかでしょ。普通の人。あ、んで幸徳秋水大逆事件で処刑されたんで革命で死んだわけじゃないんだけどね。


ところであんま音楽とかに入れ込まなくなったのも、さっきのゲームと同じじゃないかと思うんだよね。ゲームと音楽を同じにするつもりはないけど、なんつーかゲームも音楽も一時期に凄まじく集中的にコミットしてたんで飽きたっつーと変だけど、ある程度は経験しちゃったんだよね。映画にしてもそうだけど。だから新しいのっつーのが色々経験しすぎちゃったから昔みたいになくなっちゃってさ、だから後は惰性みたいになってるっつーかね、経験するってこういうことだよね。つまりは。昔は無知ゆえに何もかもが新しかったわけだけど、アングラから何からある程度は掘りつくしちゃった今だともう無いんだよね。残ってるのは。もちろんまだ聞いてないのとかはいっぱいあるんだろうけど、ただ昔みたいな発見っつーか驚きってのはもう昔ほどは無いんだろうなって思うっつーのが経験なのね。昔みたいに無知じゃなくなったから無知ゆえの新鮮さってのはもう無いなっつーのは凄く思うね。だからって音を作らなくなるわけじゃないんだけど、でもなんつーか「音楽だ!」って情熱的になる感じでは無くなったよね。もう人生の一部化しちゃったっつーか、もうサブジェクトじゃないんだよね。糞をしたり飯を食ったりっつーのと同じことになっちゃってる。だからそこに情熱も糞もないんだよね。昔みたいな特別なものじゃなくなっちゃったからね。


今は知らないことっつーとやっぱり今まで読んでこなかった古典とかさ、現代思想とかにしてもそうなんだけど、今まで読んできたのが偏ってたから、自分の好みとかはともかくとして、とりあえずコンテキストの中によく出てくる名前の連中のやつは大体読んでおこうかなとかってなるわけね。いや、もちろん読もうかなって思うベースは俺の好みなんだけどさ、だからそういう意味だと学問全般に関しては知らないことだらけだから、この辺は経験値が少ないんで、だから面白いんだと思うんだよね。それが時代遅れのものであれなんであれ、知らなかったことを知るっつーのは音楽とか映画とかの感覚的なものにしても、思想的なものにしても楽しいんだよ。基本的にはね。で、思想とかってハマると底なし沼じゃない?人生かけても無理ってぐらい膨大だから、だからなんつーか寄りかかれるかなって気がするんだよね。一生飽きることなくできるかなとかって勝手に思ってるわけ。その点では音楽とか映画ってやっぱ生まれて間もないものだから、俺ぐらいの歳で自分の好きなものは大体知り尽くしちゃうってのはしょうがないと思うんだよね。何千年っつー歴史があるものに比べたら絶対数が少ないのは当然だよね。そう思うと何百年後とかの連中って楽しいだろうね。何百年前の音楽とかも普通にデータとして残ってるわけだしさ、科学とか思想とかにしても、今よりよっぽど発達してるわけじゃない?百年後なんてね。そういう意味だと今って様々なもののアーカイブ化ってのが始まった時代で、これからはそれが当たり前っつー時代になるんだよねっつーかなってるけどさ、そう思うとそういうアーカイブを享受出来る人ってのはラッキーっつーか幸せだよね。音楽なんつって100年前のクラブミュージックとかさ、100年後の人間が「1990年代のダンスミュージック」なんて研究したり出来るわけじゃない?もしくは「1990年代のダンスミュージックに対する当時の批評」とかね、批評とかもまた相対化されちゃうわけよね。いやー楽しいねーそれって。今のブログなんかもデータとして残るわけだから、物凄い研究材料になるよね。今までの時代では全く考えられなかったぐらい、パンピーの意見だの日常生活ってのが事細かに記録されてるわけじゃない?おじいちゃんの日記とかじゃなくておじいちゃんのブログとかいって孫がおじいちゃんの若い頃に書いてたブログにアクセスできたりするわけだよね。それってすげーな。マジで。写真やら動画なんかも普通にあるから、なんつーか過去っつーのが記憶か限られたデータとしてしか残ってなくて、全ては語りつくされなかったことってのが今後はもう完全に語りつくされるわけだよね。それは語る人がいなくてもデータがあるからそれが勝手に語っちゃうわけだよね。おじいちゃんのハメ撮り動画とかさ、おじいちゃんのズリネタが入ってるHDDとかを孫が見つけたりしちゃう時代が来るわけだよね。100年後のポルノとかってどうなってんのかな?こういうことを書くと100年後とかにこれを見たやつが「いつの時代もこういうことを言うやつがいたんだな」って言うだろうね。


まぁいいや、今日はそんな感じで。帰国日が分かったら股掻くわ。ところでリベラルアーツのリクワイアメントでさ、外国語ってのが入っててね、モダンランゲージっつってさ、俺にとっては英語も外国語なのに、またさらに外国語をやらなきゃいけないわけよ。で、選択肢はスペイン語・フランス語・中国語・イタリア語とかってあったと思うんだけどやっぱ日本人ってミーハーで西洋への憧れがあるからフランス語を選ぶよね。なんか喋れたらかっこいい言語っつー鼻持ちなら無い雰囲気がある。実際は中国語とかスペイン語とかを勉強したほうが実践的なのに、あんま役に立ちそうに無いフランス語とかを選んじゃうんだよね。やっぱ中国語にすればよかったかな・・・。漢字が分かるからすでに楽だよね。ちょっと。日本人にとってはね。ただ単純に俺の場合、英語もそうなんだけど、映画とか音楽とか本でさ、元の言語で分かったらいいなーっつー他国の文化を翻訳無しに享受したいっつー理由でやるんだよね。っつーかフランス映画とかフランスの現代思想が好きだから、それをただ元のまま理解したいってだけなんだよね。で、外国語を学ぶための方法論ってある程度自分なりに英語で確立してるからさ、だから全く一からやるよりかは楽なんじゃないかなとかって勝手に思ってるのね。でもリスニングとかスピーキングとかライティングとか全部あるんだろうなー。うわーめんどくせぇー。それを考えると中国語が一番楽そうだね。しかも2セメスター通して取らないといけないのね。だから結構な選択なんだよね。これって。でもスペイン語もプラクティカルだよね。こっちってヒスパニックが多いから、普通にスペイン語会話を練習できるわけだよね。それは中国語も同じか。でもねぇーマジでわけわからねぇーな。英語を勉強しなきゃいけないのに他の言語やってる場合じゃないんだよな。でも先延ばしするほど今の大学にいれるわけじゃないからやらなきゃいけないんだけどね。どの道。フランス語かぁー。いや、もう取っちゃったんだよ。フレンチ。だから9月からはフレンチです。

Undercurrents: The Hidden Wiring of Modern Music

Undercurrents: The Hidden Wiring of Modern Music

↑Worship the Glitchっつーやつが面白いです。他はどうでもいいのも多い。

最近、音楽に没入してないんで、表現という生々しいものから引き気味なOvalみたいなのが好きになってきた。