トロツキーです!

mimisemi2008-12-05

あれだよ、例の8ページのモダンアートの宿題さ、終わったんだよねっつーか今日が締め切りだったので。よくもまぁあんなに書いたなって感じだったけど、大半が本からのコピーやパラフレーズだったんだけど、インフォーメーション的なのってもうどうしようもないよね。誰がどこでこうしたってのは事実なんでデータを元にそれを盗まない程度にパラフレーズするしかない。まぁでもまたあれなんだよな、MOMA行ってないのがバレるんだろうなぁー。MOMAに行ってムーブメントの代表作品を見て来るってのも宿題の一環なんだけど、MOMAのコレクションは全部じゃないけど、ネットから見れるやつがあるんで、それを取ってきてさ、で、行ったふりしてペーパーに貼付けたのは前のセザンヌの時やってバレたっつーか、過去のセザンヌの特別展でやったやつとかもコレクションリストに入ってて見分けがつかないんだよね。今回のダダのやつも勘で選んだんで、どれが特別展のやつで、どれがコレクションのやつか分からないんだけど、まぁ賭けみたいなもんだね。なんかでも意味が分からないよね。代表作っつって全部がMOMAにあるわけじゃないのに、なんでMOMA縛りがかかってるんだろう?っつーかそれは前に書いたか。作品のアウラを感じ取って来るってのが重要なんだろうね。まぁ俺はMOMAが閉まるぐらいの時に起きてるんでどの道、行けるわけがないんだけど。その見てきたやつから選んで、んで直接見た作品について言及しつつペーパーを書くらしいんだけど、そんなこと言ってたら何も書けないんで、もう無理矢理色々書いたね。ダダを語るのは昔から得意だからいつもの調子で。まぁどうせ「行ってこなかっただろう!」とか書かれつつ内容も散々批判されるんだろうな。ダダとアナーキズムの類似点とか勝手に色々書いたりしたから先生怒るだろうな。まぁこれこそがダダの精神だけどね。


この先生ってパーソンズとかでも教えてたことがあるぐらいまともな先生で、好きにはなれないんだけど知識が凄いんだよね。ある意味、美術の教師の鏡みたいな感じかな。本当に感心するね。あれは。美術歴史家も名乗ってるぐらいだからね。そういえば今日の授業でさ、アンドレ・ブルトントロツキーとあとメキシコの名前忘れた、なんたらって人が並んで写っている歴史的な写真がスライドで紹介されてたんだけど、「真ん中の人は誰だか分かるかい?」って先生が生徒に聞いてたんだけど、そこそこなやつも「レーニン?」「フロイト?」とか言ってたりしてさ、で、先生が「あー誰も知らないのかなぁー?」なんて言いつつ答えを明かそうとしてたんで、さすがに左翼の俺としては黙っていられなくて「トロツキーです!」って言っちゃった。先生は笑顔だったけども。トロツキーってメジャーじゃないから普通の人は知らないかもね。名前ぐらいなら知ってるって感じで顔までは分からないかもね。ペーパーでは革命がどうのって書いてたりしてたんで、先生は呆れるだろうなぁー。「こいつ、気違い左翼だな」と。まぁこれは俺の良いところでもあるんだよ。ありがちなエッセイとか退屈過ぎて書けないんで、それについて書きたいことばっか書くっていう、まぁこれと同じウォール伝スタイルね。ダダについては愛情が半端じゃないから色々書けたね。8ページどころか10ページぐらいになったけど、まぁ半分位は引用とかコピペだけどね。


それはともかくさ、hackのpart1買ってきたんだよ。12ドル。感染拡大ってやつね。なぜかレポート仕上げる前の日に買ってきたんだけど、最悪なことに付属のアニメのDVDしかついてなくてさ、で、今日、「これしか入ってなかったんだけどゲームディスクは?」っつったらね、在庫が二つあったらしいんだけど、アホなことにその2つってのがさ、アニメDVDとゲームディスクなんだよ。ようは知らずに両方バラ売りして在庫二つって言ってたわけ。酷いよね。こっちのやつって前にも書いたけど、パッケージとかも無くてさ、たぶんなんかあれだと思うんだよね、廃棄になったやつとか、使い物にならないようなやつを磨いて売ってるんだと思うんだよね。だからパッケージが無い。安いのはいいんだけど質がねぇ・・・とか思ってたらhackさ、フリーズしやがんの。特定のイベントで。最初はあるイベント内のデモでフリーズしてたんでデモをスキップすればなんとかなったんだけど、次はさ、イベントなんだよね。イベントそのもの。このイベントそのものを読み込む時に完全にフリーズするんでさ、「おかしいなぁー」とか思いつつ検索かけてみたんだわ。これはhackだけあってhackそのもののバグなのか、それともディスクが痛んでるからなのか?ってのを知りたかったからね。


で、まぁ結論は出ないんだけど、まぁ傷だろうと。あれだけの確立でフリーズしてたらネットに死ぬほどクレームが書かれてると思うんだけどバグ報告は俺が見たところ無いんだよねってことでディスクかと思ってさ、このゲーム屋のやつって大概ディスクが汚いんだけど、昔やったような歯磨き粉で磨くとかさ、中性洗剤で洗うとか色々やったんだけど、かなり傷が深いっつーか、表面の細かい傷とかじゃないんだよね。だからなんか決定的っぽい感じの派手な傷がなかなか取れない。で、ゴシゴシやってたら傷だらけになっちゃってさ、「うわーこれじゃー返品すらもできねぇー!」とか思って戻そうと思ったんだけどもう遅いって感じだったのね。もう取り返しがつかないぐらい傷だらけになっちゃった。まぁそれでもゲームは出来るんだよね。ただ例のイベントで百パーセントフリーズする。ってことはやっぱあれだよね、買った時点でついてたどっかの傷が致命的なダメージを与えてたんだろうね。はぁ・・・・・。下手なことしないで素直に返品しておけばよかった。アメリカだから返品なんていくらでも出来るんだよ。と思って最終手段に出たのねっつーのはディスクを火であぶってその後、5分間煮るってやつね。最初はいい感じだったんだよっつーか傷は完全に消えかかってた。半分だけ。で、残りのも消そうとあぶってたら「パキッ!」とか言う音がしてディスクが変形しちゃった。火が近過ぎたみたい。でもこれ上手くやればイケると思うんだけどリスクが高過ぎるね。使いものにならないCDRとかで練習すればいいのかな。いや、練習するほどのことではないだろう。


あーあー・・・・こんな少ない残金から買ったゲームなのに・・・。今月、仕送りが入ったらペルソナ4を買おうと思ってたけど自粛しようかな。あまりに無駄にゲームを買いすぎた気がする。サイレントヒルとかFF類はいつかやるだろうからいいんだけど、バロックとかローグギャラクシーとかこの先やる気がしないんだよね・・・。安かったとは言え新品で買ったのに・・・。だからあれだね、この分を取り戻すために本買うのを一切禁止にするね。一ヶ月半ぐらい。ペルソナ4を買わないわけにはいかないんで。俺、何やってるんだろう?って思っちゃったよ。親の金でゲーム買ってそれを火で炙ってるってなんなんだろう?ってね。


それにしてもハックだけど、これが7000千円とかしてたら全然ダメだな。12ドルの割にはいいじゃんって感じだったんだけど、まぁ結果はこの通りです。なんでまぁまぁ良いかっていうとまぁ俺の最近のマイブームであるシミュラークラムね。ゲームの中のゲームをプレイするなんてさ、メタフィクションをプレイするわけじゃん?これって凄いよね?これがゲームのメインなんだから凄い。昔からゲームの中にあるネットの存在とかさ、現世でも実態が無くておぼろげなものがフィクションの世界にも存在するっつーモチーフが凄く好きでさ、だからクーロンズゲートとかソウルハッカーズとかが好きだったんだけど、まぁ昔から哲学少年だったってことだね。意識的じゃなくて感覚的にね。だから俺は哲学学者が大嫌いなんだろうな。まぁ自分のことを哲学者と言うつもりはないけど、思索する人なのは確かだからね。これが世の中に認められると哲学者になるわけだ。まぁようは社会学的なラベリングだね。まぁそれはともかくだな、あのあれじゃんね、Rainみたいなああいうモチーフが大好きってのは前のRainに関するやつで散々書いたけど、hackもそれ系だよねっつっても最初しかやってないんで分からないんだけど。ゲーム自体ははっきりいってクソなんだよね。デザインとかキャラクターとか最低。これが普通のゲームだったらただの糞ゲーなんだよね。それこそもう糞ゲーの典型みたいなダメなキャラが出てきてさ、んでまたダメなイベントとダメな戦闘ね。どうやってこれを気に入ればいいの?っていうようなダメさ加減なわけ。でもね、これがゲームの中のオンラインゲームなんだって思い込むだけで逆にそのチープさっつーかいかにもなRPG感っていうのが凄く良くなるわけ。これは狙ってやってるのかそうじゃないのか分からないけどね。良いキャラを作れる才能が無かったんで、こういうモチーフで誤摩化したとも言えなくもないけど、どの道、まぁ試みは大成功だね。


世にも奇妙な物語みたいなさ、ああいうテレビドラマで出て来るゲームってあるじゃない?ゲーム自体が人間をハッキングするみたいなモチーフって昔からあるんだけど、さっきも書いたようにこういうドラマとかで出てくるさ、その当時にしてはもうベタ過ぎてありえないような、まぁある意味で伝わりやすいシンボリックなゲームってのが出てくるじゃん?架空のやつ。あ、ちなみにいとうせいこうは何もかもが早い人だからね、こういうのをモチーフに小説を書いた最初の人かもね。まぁ分からんけど、とりあえずまぁ日本最初のラッパーっつのは確実。まぁそれはともかくね、この象徴的な感じの架空の世界の架空のゲームってのが大好きなんだよね。あとライブアライブキャプテンEOマイコーか。キャプテンなんたらってやつとかね、あれもいかにもって感じでしょ?ああいうのがいいわけ。メタフィクションなんだもの。メタシミュレーションっつーか、メタゲームっつーかさ。


とにかくそういう風にして考えるとhackって悪くないんだよ。あのチープでどうしようもないRPGの感じというのが凄くいいわけ。って感じで意外と気に入った割にダメになったわけですよ。まぁ元々ダメだったんだけどさ、それにしても三顧の礼だよね。まぁ3回じゃないけど、こんだけ面倒な思いをしてやっとやれると思ったゲームが動かないなんて踏んだり蹴ったりだよね。こういう時に本当に何らかの意図的に俺の生活に介在している何らかの悪意みたいなのを感じるんだよね。超越的な何かを。こういうのを北欧だかではグレムリンとかって言うんだよね。元々確かグレムリンってそんなニュアンスだったと思う。映画みたいなああいう派手な実体があるもんじゃないんだよ。悪さをする妖精みたいな感じなんだよね。ポルターガイストもそうね。日本みたいな怨念というよりかは、なんか悪戯をするようなニュアンスがあるんだよね。これって霊ってのが元々は人間の思念だから死後もそのキャラクターを霊体になっても保ち続けるっていう良い例だよね。霊だけに。だから怨念だとかっていうような陰気くさい霊が多いのは東洋っつーか韓国とか中国とか日本とか台湾が恨めしい感じじゃない?で、欧米ってやんちゃなんだよね。はちゃめちゃするイメージがある。まぁ呪いってのもないわけじゃないんだけど。たださ、一人だけ事故で助かった人がさ、事故車に乗って死んじゃった他の友人に連れて行かれるとかなんか日本の村社会的な同調圧力を感じるんだよね。


「お前も来い!」っつーか「なんでお前だけが・・・!」みたいな凄まじい思念があるんだよね。生に対する妬みっつーか。まぁこれを日本的と言っちゃうのは安易過ぎるのは分かるんだけど、でも日本の霊の陰気さとかって日本人が持ってる根底の陰気さと通じるものがあるよね。なんかさ、霊的な事件を社会学とか心理学的な面から分析するとかってのも面白いと思うんだよね。霊がこう考えるのはこういう環境が生前にあって、それが死後に妬みとなって必然的に出てくるみたいなさ、まぁ社会学も科学だから霊的なものとは両立できないのかもしれないけど、でもまぁ不謹慎ながらも面白いと思うんだよね。これでなぜ霊が妬んでいるのか?ってのが霊能者とかを介さなくても分かるようになれば凄いよね。霊分析学とかね。その霊がなんで井戸にこだわり続けるのか?なんてのを霊能者が直接その井戸に住まう霊に聞くのではなく、色々な調査と分析をして原因をあぶり出すみたいなね。あ、あぶり出すでまたhack思い出した。はぁー・・・・。落ち込むなぁ・・・。12ドルっつってもやっぱり惜しいよ。で、仮に同じような値段でhack買ったとしても二倍じゃない?だからまた買うのも気が引けるんだよねぇ・・・。


でもさ、セールとかで得した!とかっていうようなさ、何かで浮いたとかたまたまのセールで得した!とかっつーのも俺の考えだとこういうのって全部ゼロサムゲームでさ、その得した分を俺の今回みたいに損してチャラになってたりするんだよね。ポジティブに考えれば損した分も後で取り戻せるってことなんだけど、これを意識的にやると、例えば一切本を買わないとかさ、ペルソナ4以外は何も買わないとかってことになるんだよね。ようはその損した分を他の何かを買わないことで取り戻すっつーか自分の過失だから反省するっつーかね、まぁこういう話になるとまた別のことになるんだけど、こういう意図的なのとは別にしてもゼロサムってことね。だから俺は何かで得した時とかはさ、あ、どっかで損をしてチャラになるんだろうなって考えるし、こうやって損をした時は自分で埋め合わせるか、何か前に得したことを思い出して、あの得がチャラになったなとかって考えるんだけど、こういう風になると細かい金についてはあんまり気にしなくなるね。昔は本当にニートだったし持ち金ゼロだったんで凄まじくケチで細かい金でも気にしてたけど、まぁ今は仕送りがあるからってのがあるにしても、でもやっぱ考え方は相当変わったよね。100円や200円の世界で損得っつったってそんなの日々の生活で調整されてゼロになってるんだよね。だからそう思うからちょっと高くてもWhole Foodsとかで買い物が出来るわけ。パスタが1ドルぐらい高かろうがさ、そんな1ドルなんてどっかでトントンになるんだよね。だからあんま安いパスタを買うのとオーガニックの良いパスタを買うのって値段の差が対したことないんで、全然大事じゃない。まぁそういう日々のことをやりくりして金を浮かせるのが節約なんだろうけど、節約なんて意識的にやらないと自動的にそのゼロサムゲームに巻き込まれちゃって結局プラマイゼロになるわけね。安い食材を買った分なんで、知らずに買った意外と高かった本とかなんとかでチャラになるわけよ。こんなに払うつもりはなかったのに・・・・みたいなので無効になっちゃう。まぁ本当に無効かどうかは分からないけどさ。


今日は久々にどうでもいいことばかり書けてスッキリしたな。っつーかまぁどの道、アメリカっておおざっぱな国だよね。それは中古ゲームの状態を見れば彼らのキャラがすぐ分かるよね。よく言えばダイナミックで細かいことを気にしないんだけど、悪く言えば大雑把だよね。デリカシー無しっていう。日本人はまさしく逆でさ、細かいディスクの傷とかでもすんげー気にするでしょ?よく言えば繊細だけど、悪く言えばみみっちいよね。俺はこのみみっちさが大嫌いなんだよね。CDとか買っても周りのビニールとか残してるやついるでしょ?ああいうのありえないよね。あとアンケートはがきとかも丁寧に残してあったりさ、ただ邪魔になるだけの出版社の広告とかさ、新しい本に挟まってるやつあるじゃない?ああいうのまで取っておくやつとは友達になれないね。まぁ俺って元々友達のレンジ相当狭いけどね。だから自ずと生き残っている友達ってのは質が高い。本当に良いやつばっかり。贔屓目に見なくても良いやつばっかり。で、前の話に繋がるけど、こういう気の合う人とだけ付きあえれば人生って相当楽なのにね。


なんかあれだと思うんだよね、俺の守護霊だかがさ、「読書をしろ!」って言ってるような気がするんだよね。最近、ゲームに傾きつつある俺に喝を入れてくれたような気がするね。守護霊ってのは変か。まぁ超越的な何かがね。いや、本読んでるんだけどなぁー。一応。前にも書いたように、こういう明らかに損なことってのは何かに活かさないと損なままなんだよねってことでゲームはしばらく封印だな。まぁやるようなゲームも無いからいいんだけどね。あーでもペルソナ4が出るのか・・・。びみょーだ。

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↑こういうダメな感じね。hackのRPG感。