King of Dickkin’ Vol.14。

mimisemi2009-01-21

時間が無駄にあると凄いね。創作意欲が。またミックス作っちゃった。これで冬休みに3つもミックスを作ったことになるなぁー。すんげープロダクティブ。もっと時間があれば昔作ってたようなコラージュとかコンクレート系も作るようになるんだろうなぁー。暇な時間と創作というのは切っても切れない関係にあるんだなと痛感した一ヶ月でした。ウォール伝もいっぱい書いたし。まぁ来週から学校なんですけどね、さすがに伸びすぎて毒キノコみたいになった髪を切りに行きつつ本番に備えることにしますよ。何が楽しみって女の子だよね。今回取った学科はSocial PsychologyとかポリサイのAmerican Governmentとかあんま馬鹿が取りそうじゃない学科が割とあるんで、クオリティの高い女の子がいるかもしれん。前もそうだったしね。社会学とかサイコロジーとか割と高度な学科にかわいい子が多い。遺伝子レベルの問題なんだろうか?


ヌケルコ・サンディカリズムって覚えてるでしょ?抜ける子を探しに学校に行くことをこう呼ぶんだけど、サンディカリストの俺としては学校が待ち遠しくてしょうがないんだよね。可愛い子に会えるかもしれないっつーのがやっぱりニューヨークの学校に行く醍醐味だと思うんだよね。もうこれだけで生活変わるからね。大きな楽しみが増える。いや、別に抜けなくてもいいんだよ。逆に可愛いと抜く気にならないからね。むしろオカズみたいなのは電車とかが多くて、学校だと妄想恋愛紙芝居が頭の中で始まるわけじゃない?それがいいんだよねぇー。イデアな恋愛。これに勝るモノ無し!俺の場合、3次元の可愛い子で脳内恋愛をしてるわけで、オタクとの差は2次元かそうじゃないかって差なんだけど、まぁこれって意外とデカイんだけどね。最初のセメスターは天国だったからなぁー。社会学のあのクレオパトラみたいな人と補修の英語の授業の幼妻ね。日本人の。で、次はリア二千でしょ。やっぱり。あとまぁ哲学のクラスで二人ばかりいたじゃない?で、夏はコステンコだったわけだ。ここまではストレート!しかぁぁぁし!!!前のセメスターは全滅だった!学科もアート以外クズだったし、可愛い女の子は一人もいなかった・・・。いや、だからこそ次に期待するしかないんだよ。授業には何の期待もしないけど、女の子には期待するぞ。まじで。これが無いと学校に行く気になれないし、わざわざ見た目に気を使ったりお洒落をしたりする必要がなくなるからね。またあのさ、可愛い子に変に思われないために頑張るお洒落がいいんだよねぇー。寝る前に明日着ていく洋服について考えるとかっていうこういうルーティンが生活に組み込まれると思考が自ずとポジティブになっていくような気がする。またリア二千のようなドラマ(仮に脳内であれ)が生まれればまたウォール伝も盛り上がるっつーか出力が増えるだろうし、何より生活の強度が増すから楽しみだわな。


まぁ心配事も多いけどね。ゴミカレとはいえ割とちゃんとした学科を取ったからライティングの宿題とか無駄に多かったりしたらアレだし、何より前回二つもクラスを落としてるから今回は割と多めに取ったんだよね。授業。あとはまぁ基本の英語の2とかね、あとなんだったっけな?あ、あれだ、バイオロジーだ。別に生物学者になろうとしているわけじゃなくてリベラルアーツのリクワイアメントでサイエンス系を取らなきゃいけないのね。天文学と迷ったんだけど、バイオロジーのほうがまだ若干知っていることがあるんで有利かなと。天文学なんて何がなんだか分からないし、色んな星座の名前を暗記とか苦痛でやってられなさそうだし。


あとあれだ、クリティカルシンキングっつーやつ。アメリカっつーか欧米ってクリティカルセオリーなるものがあるんだけど、ようはモロに日本に導入した方がよさそうな、物事を批判的に見るような観点を養う授業なわけで、内容は恐らく文章を批判的に分析してみたり、本をこれまた批判的に分析してみたりっつーまぁメディアリテラシーみたいなのも含まれるかもね。これはもう俺には備わっていることだからまぁ授業は分かってることだらけだから楽だろうなとは思うんだけどちょっと楽しみね。


あとなんだったかな?忘れた。あ、数学だったかもしれない。まぁただこれ終わっちゃえばもう数学やらなくて済むんだけどね。どうせ高校レベルのをやるだけだし。


で、ミックスなんだけど、シリーズ初のムンベなのよ。ムンベは前にもあったけど、クラシックなアートコアと今のアートコアみたいなやつしかなかったけど、今回のはストレートに男臭いムンベなのよ。ムンベ好きにしか聞けないような感じなんで、全作のハウスみたいにメジャーな感じじゃないんだけど、でもまぁハードでいいですよ。凄く。大体ディッキンはあれなのね、個人的な音楽史なのね。自分で色々聞いてきて、んですんげー気に入ってるのを思い入れを入れながら配列しつつっつー感じなんだけど、改めて思ったのは自分で言うのもなんだけど、俺ってカバーしてる割とジャンル広いよね。まぁ別にジャンルで音楽を聞いているわけじゃないんだけど、こないだディッキンのシリーズを1から聞き直してみて、なんか改めて「色々聞いてんなぁー」って思っちゃったね。ましてやミックスって曲を知り尽くしてないと出来ないからさ、ホント、ハイフィデリティーの世界だよね。あ、あのあれね、映画にもなったあれね。小説ね。


まぁいいや。ってことでまたwaxdjにアップしたから是非、聞いてみてください。あと個人的にお気に入りのディッキンの2を再アップしたんでよろしかったらどうぞっつーか横にありますんで。すげーな。初期作品がクラシック扱いになるなんて歴史を感じるね。


http://waxdj.com/djs/3044/


ところで床屋どうしよう?行くのが面倒だ。夜に起きてるから、夜から起き続けているという前提での朝か昼ぐらいに行くしかないんだよねっつーかまぁ今みたいな時間なんだけど。昼の1時とかね。もう寝る時間だけどね。帝国主義な俺としては。まぁバンパイア主義者という意味なんだけども。日光が苦手っつーよりかは日光と逆のルーティンで生活してるってだけであれなんだよね、シャドウハーツのバンパイアみたいに実際は別に溶けたりしないんだよね。


あ、そうだ。見終わった映画の話でもしようかっつーかあれだ、Teethみたんだけど、なんか主演の女優が何かの賞をもらったらしいんだけど、確かに主演の女優の演技は凄く良かったけど映画的にはイマイチだったなっつーかコメディなのね。スプラッタコメディみたいな感じだけど、キラーコンドームとかエビボクサーほどB級じゃないっつーかなんつーか。アメリの配給会社がなんでアルバトロスなのか?っていうと、アルバトロスの名物バイヤーっつーかあの色んな変な映画を拾ってくる名物キーマンみたいなのが断片的な情報からアメリっつーのはパリの可愛い女の子がかわい子ぶりながら色んな男を食っていくっていう話だったんで配給を決めたんだけど実際はあんなキュートな内容で思わぬ大ヒットって感じだったんだけど、分かる人なら分かるけど「なんであれがアルバトロス配給なの?」って話なのよね。で、Teethはこのアルバトロスの担当者が勘違いしていたアメリに近い話かもしれない。オドレイの女性器に歯が生えていたら嫌だな。一気にファンじゃなくなりそうだ。まぁなんつーかこの主役の子の葛藤なんだよね。好きな男とヤッてもコントロールできずに相手の男のチンポを噛みちぎっちゃうみたいなさ、それがたまにシリアスに、そしてコミカルに描かれているだけで、特出したものは無いんだよね。別に葛藤が深いわけじゃないし、なんらかのドラマがあるわけでもないわけ。せっかくモチーフがいいのに映画の作り込みがイマイチっつーもったいないパターンになっちゃってるタイプの典型的な映画だね。これは。まぁ日本だったらそれこそアルバトロスが配給してそうだけど。いや、分からんけどね。


あとはなんだろうな、In the soupか。一昨年ぐらいにリバイバル上映したらしいけど、まぁブシェミがいいよね。これ。なんつーかジムジャームッシュな雰囲気のあるアメリカンインディー映画の金字塔って感じだよね。まぁこれについてはいいか。普通に良い映画だから見てみるといいよ。


あとはあれだ、アメリカンサイコね。M字ヒーローのジャスティン・セローがちょい役で出ているんだけど、これまたまぁあれだわ、Teethと一緒で作り込みがイマイチで原作は恐らくいいしモチーフもいいのになんかイマイチな映画になっちゃってる感じね。80年代の狂ったマネーゲームっつーかスノッブウォール街の連中を風刺する映画としては痛快なんだけど、どうせならもっとスプラッタシーンをえげつなくするとか、スプラッタに頼らないなら風刺の部分とか主人公の葛藤をもっと細かく描くとかやりようは色々あったと思うんだけど本当に惜しいね。まぁモチーフが良いってことでまぁ許せるんだけど、まぁこれは原作のおかげだよね。まぁ話にリアリティが無いのは言うまでもない。まぁリアリズムを追求している映画じゃないんでそこはいいんだけど。


あとあれ、個人的大ヒットだったのがウンベルトDね。派遣村やらワーキングプアやら路上生活者が問題になっている今の日本みたいな場所でこそタイムリーな作品。資本主義が暴走すればするほどこういう映画の価値は相対的に高まる。何も資本主義が悪いんじゃない。それをコントロールできない無能な政府やら人々が悪いわけで、多くの罪の無い人達がまた貧困を苦に自殺をしたりするのかと思うと心が痛みまくります。そんな絶望に差す一筋の光がこの映画って感じかな。それは別に希望とかってことじゃないんだけど、まぁ生きるってことだよね。本当に泣けた。泣けたっていうのは形容詞ではなく本当に号泣してしまった。個人的に泣いたのは久しぶりだし、映画で泣いたのも久しぶり。「全米が泣いた」みたいな陳腐なコピーをこんなコピーで粉砕してみよう。「耳蝉が泣いた」なぜなら俺は凄まじい愛犬家っつーのもあるし、なにしろおっさんに自分の実存を投影してしまって、なおかつ実家のジャックラッセルテリアをこの主人公の犬に投影してしまったので涙が止まらなかったのだよ。犬の演技が秀逸だし。明日は我が身だと思うと余計に泣ける。世知辛い世の中だね。こんな昔の映画がいまだにリアリティを保持し続けているなんて皮肉なもんだよ。


ってことでウンベルトDは凄く良い映画なんで是非見てみてください。耳蝉がオススメする映画はその辺のくだらない評論家が薦めている映画より100倍ぐらい良いはずなので。ってことで今日はこの辺で。起きていると腹が減るから寝ることにします。っつーのを書いてアップしようと思ったらまだ日付が昨日のままだった。昨日更新したと思ってたらまだ昨日じゃないんだよねっつーか俺が日付とか関係ないような生活を送っているからこういうことになるんだ。三田フリーマン。



ウンベルトDってDVD出てないのかしら。

とりあえず動画があったんで。