マイモニデスがマイブーム。

mimisemi2009-05-05

シュトラウス経由っつーか、あ、その前に久々の学校だったんだけど、学校行く前っつーか前日とかってマジで行きたくないって思うんだけど行っちゃうとそうでもないのね。俺が思ってるほど退屈じゃないっつーね、まぁ退屈だけど、想像の中ではもっと退屈だから思ってたよりマシっつーか。で、間接的に告白された例のクリティカルの子なんだけど、まぁ可愛いけどね、まぁ興味無いんだけど、一応ミックスは渡しておこうと思って作ってきたんだよね。mp3をCDRに焼く形で。一個一個オーディオで焼いてたら膨大な量になるからね。で、クラスが終わってさ、渡そうかなと思って鞄をガサゴソ探してたらさ、例の二人がいなくなっててさ、まぁあまりに視線を合わせすぎないっつーか栗子とかでもそうなんだけど、基本的に俺は童貞でシャイだからダメなんだよね。極端に目を合わせなくしちゃうっつーか童貞乙女心っつーのかな?ただアメリカってさ、according to my research、彼氏彼女って感じじゃないらしいんだよね。ボーイフレンド・ガールフレンドってーのはさ、彼氏彼女ほどヘヴィーじゃないらしいんだわ。あくまで興味がある男/女友達って感じでさ、恋人ってほどディープじゃないらしいんだよね。もちろん付き合っている間は不倫禁止だけど、日本より絆が重くないっつーかさ、日本の場合、マジで恋人って感じじゃない?でもこっちっつーか欧米だと恐らくガールフレンドボーイフレンドなんだよねってまぁ言葉の差じゃん!って気がするけど、ようは日本で言うところの友達以上恋人未満みたいな感じね。


で、セックスとかキスとか普通にするらしいんだけど、かといってそれが恋人の条件か?っていうとそうでもなくて、ようは色々試してみてお互い性器も含めた品定めをするんだそうだ。さすが市場主義の王国だけあって恋愛も徹底的に市場主義なんだね。だからアメリカの可愛い女の子ってプライド高いんだと思うんだよね。市場原理で恋愛が動いているんで可愛いと何かと声がかかるっつーかさ、常に選べるっつーかボーイフレンドに困る必要がないんだよね。だからあのお転婆娘みたいなさ、色んな男に愛嬌を振るまいてキープしとくっつーかさ、色んな男を誘惑して、んでそれに群がる男達をはべらかして満足してるっていうね、基本的になんかさ、色々見てると男のアプローチが凄いんだよね。気になったら当たり前のように声をかけるっつーか手を出すっつーかさ、つまりは手を出さないイコール興味が無いってことにもなっちゃうんだよね。口説かないのが失礼にあたるってイタリアかよ!って感じだけど、基本的にまぁデフォルトエドガーみたいな感じじゃないと恋愛市場主義アメリカでは勝てないってことなんだろうね。


俺としてはこれが許せんのだよね。なんで男が必ずアプローチしなきゃいけないの?っていうさ、女から来たっていいじゃん!っつーさ、そういうのもあって逆になんつーかあっちから具体的なアプローチとかがあったら俺は答えると思うし、答えなきゃ失礼だと思うけど、俺から何か積極的に始めなきゃいけないっつーんだったら俺はそんなクソゲーやらねーよって感じだね。いや、マジで自慢出来る程可愛いんだけどね、お転婆娘もクリティカルの子も。でもやっぱ見た目じゃないんだよね。中身だよね。結局。で、変な話さ、中身って意味だと例のキャリアウーマンの人が大好きなんだよねっつっても恋愛じゃなくて友達としてね。これがまぁ微妙だよね。恋愛感情は全くないんだけど、でもどっか行ったりするのが普通に楽しいっつーさ、こういう男女交際ってあってもいいと思うんだよね。必ずしもセクシャルだったり恋愛が絡んでいる必要はないよね。俺はこういう関係ってのが女性との関係ではベストだと思ってるんだよね。プラトニックラヴでもなんでもなく純粋な友達っつーかさ、逆に男だったらああいう感じでどっかいったりご飯食べに行ったりしないと思うんだよね。まぁ気持ち悪いっつーとあれだけど、まぁ俺はやらないかな。実際、俺ってこっちの友達っつーか知り合いは女の人ばっかなんだけど、女の人とのほうが気があうっつーか女友達のほうが一緒にいたりすると楽しいよね。そういう意味で男友達って全然いないんだよな。こっちで。


ところでさ、栗子のことはマジで好きだけど、かといって声をかけてどうのって話でもないんだよね。目が合うと「ハーイ!」ってお互い笑顔になるんだけど、恋愛と良き友の境界線がさっぱり分からないんで、俺はこの良き友の関係を壊したくないっつーのもあって下手にアプローチとかしたくないんだよね。お転婆娘とかにしてもね。まぁそこまで興味が無いっつっちゃーそれまでだけど、かといって何も話さないと寂しいんだよね。ちょっと。「あーあ、帰っちゃった」みたいな感じがある。すんげー矛盾してるんだけど。かといって別に特に喋る話題も無いしさ、あ、ところで男友達といえばロバートはまぁ一応友達になった感じかな。卵はまだ微妙だけどロバートとは結構仲が良いかもしれない。あ、んでまぁ境界線だけどさ、みんなどうしてるんだろうね?普通の感覚ってのがさっぱり分からない。リア二千ほどの大恋愛だったらまぁやり方っつーかもう玉砕覚悟だろって感じだけど、今はそうじゃないんだよね。リア二千はなんかあれだね、人生最大の大恋愛だったね。マジで。可愛さとか半端じゃないしね。なんかでネット投票とかやれば1位になるぐらいのクオリティだったからね。ただまぁ全然気があう感じはしなかったし後悔してないんだけどでもやっぱ可愛かったなと。まぁそれはともかくさ、やっぱあんま興味ないんだろうね。「あーあ、また喋れなかった」みたいな深い心のダークネスが来たりしないしさ、興味があったら考える暇もなく何かやってるよね。リア二千のときはマジで頑張ったと思うんだよね。俺。まぁ凄まじい醜態だったけども。あんな凄まじいやけ酒したのは久々だったしなぁー。


ん?去年になるのか。うえーもう一年半ぐらい前ぢゃん!こえー!確実に時が経っておる。音楽とかにしても90年代後半とかに作られたやつって割と最近のやつみたいな感じが全然あるけど実際は10年前ぐらいなんだよね。歳を取ってる証拠かな。でもさ、これは前にも書いた事だけど、90年代って映画にしても音楽にしてもすんげー進歩してたから96年時点での10年前の86年って相当古いじゃん?YMO解散って86年だったっけ?で、96年はケンイシイのエキストラとかまりんのクロスオーバーとかが出てたわけで、ぜーんぜん時代が違ったよね。でも今ってそうでもないよね。今から数えて10年前の99年とかの音楽ってすでにエレクトロニカみたいなのってあるしさ、UKガラージとかがちょうど出始めの頃だったと思うけど、全然古くないよね。それだけ音楽が進歩してないっつっちゃーそれまでだけど、逆に音楽はもう進歩し切ったって言えるかもね。所謂90年代前半とか80年代って古いじゃない?スタカンとかさ、スーサイドとかイエローとかレジデンツとか聞いたら明らかに古いじゃん?96年の時点でも古いと思うんだよね。でも今さ、例えば99年ぐらいに作られた映画とか音楽聞いてもそこまで古くないよね。それどころかミニマルテクノなんてピークだったんじゃねーか?って感じだよね。今でもこのぐらいの年代のミニマルのミックスってやっぱ聞くんだよね。テクネイジアの片割れのミックスとかさ、ホーティンの909のやつとか卓球のDJFとかね、この辺の音って全然現在形なんだよね。全然懐メロって感覚で聞いてないっつーかさ、フミヤのミックスアップなんかもそうね。


あの頃のミニマルって思い出補正があるにしてもやっぱかっこいい。フューチャージャズとか呼ばれてた打ち込み系のジャズのやつとかも90年代後半のやつってかっこいいの多いからね。それこそ音楽の全盛期が90年代って感じだよねっつーかまぁ特にクラブ音楽ね。ラウンジとかフューチャージャズとかテクノとかミニマルとかムンベとかハウスとかガラージとか死ぬほどミックスが出てたしコンピも死ぬほど出てたしさ、凄かったと思うんだよね。それこそ追いつけない感じってのがあったと思うんだけど、今って全然だよね。まぁ俺が新譜をあんまチェックしてないっつーのもあるのかもしれないけど、基本的に今のやつって90年代に出てきたやつの派生物か延長上の音楽だよね。ただのさ、ミニマルのクリック化っつーのかな?あれがあんま好きになれないね。フミヤとかも積極的にかけてるみたいだけど、昔みたいなさ、ジェフミルズとかアドベントとかサージョンみたいなゴリゴリのミニマルってさすがにもう流行ってないっつーか廃れたのかな?あとリージョンとかフィメールとかね。クリックテクノはあれはあれでいいけど、俺はあんま好きじゃないんだよね。あとあれ、ミサイルとかね、あのあれ、Daz SaundのジャッジメントだったかYo-Cのミックスとかにも入ってたやつあるじゃない?ああいうアッパーなミニマルね。ああいうのってもう無いの?ハネまくってるやつっつーかさ、あとカリレケだったかヴォーゲルのドントテイクモアとかね。あれすげー俺の悪口言われてるように聞こえるんだよね。いつも「どどどどどどどどどどどどどど童貞。童貞童貞童貞童貞童貞童貞童貞モーア童貞童貞モーア」って聞こえる。


ノーフューチャーとかになると2000年代に入るんだろうけど、ノーフューチャーとかになるとさ、スーパーコライダーとか割と変体系っつーのかな?まぁマイクインクみたいなやつもいたんだけど、マイクインクみたいな変態系テクノが割とメインストリームになった感じだよね。あとサブヘッドとか。サブヘッドのさ、すんげー印象的なトラックがあるんだけど、なんかのB面でさ、すんげービートがヨレヨレでタイ語みたいなので「んちゃかぽんちゃかぽーんちゃかちゃかぽーんぽんぽんちゃーかちゃーか」みたいなふざけたヴォーカルが入ってるやつがあったんだけどああいうサブヘッドの壊れ方は好きだったな。あとあれベンシムズね。トライバル系っつーかさ、まぁジェフミルズの真似なんだけど、ユーザーとかさ、良かったよね。あの辺の音がダイレクトなんでだからやっぱ今でも卓球のDJFとかホーティンの909とかが好きなんだよね。で、俺が言ってるクリック系っつーのはホーティンのあの白いジャケのやつね。あと金髪のやつとかさ、ああいう音になったじゃない?テクノっつーかミニマルテクノって。で、俺ってああいうのは積極的に聞かないんだよね。なんかずーっとベーチャンとかチェインリアクション系の音源が続いてるだけって感じがしちゃうんだよね。いや、ベーチャンとかチェインリアクションは大好きなんだけど、ずーっとそればっか続いたら飽きるよね。あとあれ、完成度が高いとは思えないんだけどフミヤのunknown possibilityね。ソニテクから出てたやつね。トレゾーから出てたセカンドは全然好きじゃないんだけど、ファーストはシンプルながらもなんつーか当時のミニマルのダークな感じっつーのがすんげー凝縮されてる感じだよね。全部なんかの真似なんだけどさ、フミヤのトラックって、でもなんつーか音の雰囲気っつーか感覚を掴むのが上手いんだよね。フミヤ。エレクトロニカとかカチカチいってるのをかけるのはカラフト名義だけにしてフミヤの時で回すんだったらやっぱハードなミニマルテクノ流してほしいって思うよね。え?思わない?いんやーでもテクノとか全然最近のはミックスも含めてチェックしてないから全然分からん。


なんか俺の中で全ての音楽は2000年代前半に完結しちゃってる感じなんだよね。で、あんま音楽に熱を入れなくなったのが2003年とか2004年ぐらいでさ、まぁジャズのヴァイナルとか生音系にハマってた時期だけど、これっつーのも打ち込み系を散々聞き尽くしたからなんだよね。だからもう生音しか残ってなかったっつーかさ、一時期まぁガラージロックとかにもハマったけど、まぁ今でも好きだけどね。デスメタルとかブラックメタルはメルツ経由で好きになったけど、これはまぁノイズを聞いていた時期に同じ感じで聞いてたんだけどね。そう思うと俺ってもう大体の音楽聞き尽くしてるんだよね。所謂、俺が好むやつっつーのはもう聞き尽くしちゃってる感じがある。あんま好んで聞かないのってロックとかレゲエとか歌謡曲とかはいうまでもないけど、あとはまぁR&Bとかね、でもR&BっつってもUKガラージってハウスとR&Bって感じだから聞かないってわけじゃないんだよね。R&B自体は聞かないって感じでああいう雰囲気のは十分聞いてるんだよね。そうそう、だからさ、色々聞く人ってそうだと思うんだけど、好きなジャンルより聞かないジャンルを言ったほうが早いんだよね。ロックとレゲエは聞きませんみたいなさ、でもまぁラガジャングルとかダブは聞きますっつーかあのHigh Fidelity Dub SessionsのVol.1系の音ね。あれとラウンジとかダウンテンポをクロスオーバーさせるとシーベーリーコーポレーションになるっつーね、シーベリーも一時期死ぬほど聞いてたな。ロックは所謂、ツェッペリンとかさ、ビートルズとかああいう王道のロックは聴きませんってことなのね。同じ編成でもデスメタルブラックメタルは好きなんだけどね。実験音楽とか現代音楽みたいなのはもう10代の後半ぐらいに制覇してたからさ、それこそあれね、20代の中頃ぐらいになるともう一周回っちゃった感じがあったよね。


で、30代の俺と同じような音楽マニアの友達の話を聞くとさ、あんま音楽聞かなくなったとかさ、新しいのとかに興味が無くなったとかって言うんだけど、その気持ちが凄く分かるんだよね。今。掘り尽くしちゃうっつーか聞き尽くしちゃう感じっつーのかな?まぁこれは悲しい事だけどね。もちろんさ、普通じゃ手に入らないようなDJ用のヴァイナルとかのレベルですげートラックとかはいっぱいあるだろうし俺は聞いてないんだろうけど、でもそれってさ、例えばムンベでもブレイクコアでもハウスでもさ、そのコロラリーの中のキラーってことで大枠はもう聞いてるじゃない?だから細かい話とかになるとさ、もうある意味どうでもいいんだよね。あともう追うだけになっちゃうじゃない?


で、なんの話だったっけ?すんげー話が逸れた気がするな。あ、学校か。んで恋愛ね。あ、んで最初にシュトラウス経由って書いたのはさ、最近のまた俺の大発見でMaimonidesっつーユダヤの賢人みたいなのがいてね、で、シュトラウスは好事家だからこの人の研究なんかもしてたんだけど、シュトラウスが結構この人について書いててさ、んでそれで興味を持ったんだけどっつーかまた改めてパイとか見たりしたのもあってユダヤ関係に結構興味がいってるんだよね。最近。で、今日はまぁMaimonides入門みたいなのとユダヤの司祭が書いたプラクティカルなユダヤ教神秘主義のトレーニングっつーかまぁ日々での利用法みたいなのを書いた本があったんでね、買ってきたんだけどっつーか本ばっか買ってるけどさ、最近あれだよね、シュトラウスの影響なのか分からないけど、昔っつーよりかはもう古代みたいなさ、それこそイニシエみたいな文献にすげー惹かれてるんだよね。近年になればなるほど知の体系って科学とか合理化とかシステム化で汚れていく気がするんだけど、昔のって素朴でピュアで本質的なのが多いんだよね。だから最近はあれなんだよね、たまたまなんだけどまぁ笑っちゃうのがさ、まぁシュトラウスとかね、ホッブズとかの政治関係っつーのは左翼も含めて常にまぁ読むものとしてあるけど、最近加わったのがタオとか儒教みたいな昔の中国のやつと日本の禅と古典仏教とかチベット密教なんだけど、それプラス今日はそれにユダヤ教が加わったって感じで結構ヤバいことになってるよね。学校とか世の中とか関係なくどんどん我が道を進んでる感じがするんだけど、こういう感じで知への欲望みたいなのがどんどん広がっていくのが自分でも分かるんだよね。


基本的にあとまぁサイコロジー全般とかさ、あと脳科学とかね、そういうのもまぁ哲学の延長上で好きなんだけど、最近は古典的な宗教っつーのが仲間入りした感じなんだけど、読むのが多過ぎて時間がどれだけあっても足りないって感じなんだよね。で、この良い本とか読みたい本を見つけたときってのが最高に幸せなんだよね。「はぁー人生意味ねぇー」とか落ち込んでても基本的に知識欲で色々な虚無が誤摩化せるっつーさ、だからまぁあえて恋愛とかに行く必要も無いんだよね。これがまぁ前に書いた恋愛的なものにルサンチマンを持たない喪男的立場ね。あ、んでユダヤのさ、トーラってあるじゃない?モーセの五書って言われるやつ。あれがさ、ヘブライ語と英語が両方載っててなおかつ解説みたいなのがついてる死ぬほど分厚いトーラ本みたいなのがあってさ、まぁさすがにアメリカだなって思うんだけど、ユダヤ系のパブリッシングが凄いんだよね。今日は買わなかったっつーかまず手元にあるのを片付けてから読もうと思ったっつーか膨大過ぎるし大変そうだから今日は買わなかったんだけど、そのうちトーラを読もうと思ってるのね。すんげー興味あるのよ。で、どう旧約聖書に影響を及ぼしたか?とかね、マジで気になるわけ。あとカバラね。カバラとかは易経とかに似ているようなところがあるよね。っつーかこれがアメリカの強みだよね。移民社会なんで色んな文化みたいなのが劣化する事無く英語で吸収できるっつーか存在してるっつーかさ、中国系のやつにしてもアメリカに帰化した中国人が書いた本とかさ、ユダヤ教然りだけど、この辺の混ざりっぷりがまぁアメリカって凄いんだよね。あとまぁシュトラウスみたいなさ、アーレントとかもそうだけど、20世紀半ばぐらいにアメリカに移住したインテレクチュアル達ね。こういう人達のおかげでドイツ観念論っつーか大陸的な哲学とかもまぁ伝わってるわけじゃない?そう思うとアメリカって最強だよね。色んな文化が混ざってるんで、情報量が半端じゃない。パブリケーションがマジで半端じゃないんだよね。ホント。その恩恵を俺はマジで受けてるなって感じがするよね。


ホント、だから学校とか行ってる場合じゃないっつーかなんつーか。んでMaimonidesに話を戻すとね、基本的にまぁなんつーか賢人っつーか哲人の哲人による哲人のための書物っつー雰囲気のが多くてさっつーかそういう雰囲気なんだけど、なんつーか知識とは何か?とかね、知ることについて、とか人間のあり方とかさ、そういう感じねっつーか単純化して言っちゃえば老子とか孔子とか仏陀系っつーかさ、格言とか処世術とか箴言系っつーのかな?まぁあれじゃん、結局、俺の最近の風潮の影響っつーか延長なんだよね。魂を磨くとかヴァーチューとは?みたいなことを考えだしたらやっぱ古代に行き着くっていうさ、そういうことだよね。面白いんだよ。マジで。ヴァーチューとか道徳とか知の神聖な感じっつーのがさ、色んな国で場所は違えど大抵の賢人が同じようなことを言ってるんだよね。Maimonidesはアリストテレスユダヤ教が混ざったりしてるんだけど、とにかくなんつーのかな、くだらないレトリックとか晦渋な言葉とかじゃないね、ズバッ!と真相を言い当てている言葉の数々っつーのかな?そういうのに俺は魅了されるんだよね。だから学術的なやつとか全然興味ないのね。なんたらセオリーみたいなのでさ、こうなるとこうなるんでだからこうなる・・・みたいなのが永遠と続くやつね。特にアメリカの今の学者みたいなのが書いた政治学とか社会学とかの本に多いんだけど内容はまぁ興味あるにしてもとにかくつまんねぇーんだな。文書がめちゃめちゃコールドっつーかさ、なんの息吹も感じないっつーかなんかただの実験結果のレポートを読んでいるような気分になるのね。それは現代の哲学学者が書いたような本も一緒かな?それに比べて古代の書物ってのは知的刺激があるよね。魂をダイレクトに揺さぶられるっつーかさ、これがたまらんのよね。そういう意味だと俺って学問としての政治学とか社会学にあんま興味無いのかもね。あくまで自分を軸にした何かに興味があるだけで、特定の学問のジャンルってわけじゃないんだよね。


ってことでまぁヴァーチューを軸とした俺の果て無き知への旅は永遠と続くのでした。なんとか一生これを続けられるぐらいの社会的身分ってのを手に入れないとな。マジで。これさえ出来れば基本的に俺ってハッピーだからいいんだよね。


PS


あ、んで話が逸れたんで書き忘れてたけど、まぁ日本の女の子のことはさっぱり分からないけど、なんつーかこっちの子って特に可愛い子は男から話しかけてくるのが当たり前みたいな雰囲気があるんだよね。だからそれをやらないとやらないってことが「ノー」っていうお答えになっちゃうみたいなね、おかしなことが起こってるわけ。所謂、日本の草食系男子みたいなのとアメリカの肉食系女子とではもう同じ人間でもさ、コアラとライオンぐらいの差があるよね。で、この声をかけてこないとアウトっつーこの風潮っつーか雰囲気が嫌なのね。興味があるんだったらそっちからもちょっとは話しかけて来いよって思っちゃう。で、あっちが話しかけてくるほどじゃなかったら気になるone of themってことなんだってことでまぁどうでもいいやーってことになるんだけどね。元々あんま興味ないんだけど、相当好かれてたらちょっとは話は変わってくるよね。そこまで好いてくれているっていう事実に答えてあげたくなる。ただなんつーかただの気になるヤツぐらいだったら派遣社員みたいに代替可能なただの流動性の高い労働力みたいになるじゃない?これがムカつくんだよね。可愛い子の手中に収まってたまるか!っつーのがすんげーある。やつらは男を転がすことで満足感を得るわけだしさ、金持ちみたいなもんだよね。なんでもカードでお支払いで何でも手に入るみたいなね。でもそうじゃないやつもいるんだぜーっつのを見せつけてやりたいっつーかさ、ただの言い訳みたいね。これ。いや、でもなんか浅いんだよな。これがまぁアメリカン流の恋愛なのかもしれないけど、入り口がすんげー浅いの。ちょっと興味あったからぐらいのノリっつーかさ、まぁ日本でもそんなもんかもしれないんだけど、俺にとってはそういうのって大事だからさ、そんな軽いノリの恋愛に飲み込まれてたまるか!っつーのがあるのね。


いや、偉そうなのは分かるし、本当の喪男からしたらさ、メインディッシュが目の前にあるのにあえて食べないみたいな選択をしているように見えるかもしれないけど、実際は恐らくメインディッシュってほどでもないんだよ。これが恋愛の怖いところね。可愛いなぁーって思う動物的反応が判断力を鈍らせちゃうっていうね、よくよく考えてみるとコミットする価値がある恋愛なんて滅多に無いと思うんだよね。まぁ経験値を稼ぐって手もあるんだけど、そういう意味だと俺はマジでそういうのに興味ないから全然必要ないっつーかさ、だからまぁ仮におっさん化してモテなくなってもファウスト博士みたいな後悔はしないだろうね。「本当は付き合いたいんだけどなぁー」みたいな本心がマジでないからね。で、逆に熱狂的なぐらい俺の事を好きになってくれた子がいたら逆に俺のどこがいいのか?っつーのを問いつめたいっつー意味で答えたいんだよね。で、その子の幻想をぶっ壊してやりたい。実際はキミが思ってるほど素敵な人間じゃないよ。俺はっていうね。そこは俺がモテているとかそんなんじゃなくて、恋愛っつー幻想が嫌いだからリアリストでありたいのね。そういうリアリズムを承知した上で付き合える子がいたとしたらそりゃー理想の子だろうね。まぁ俺みたいにめちゃめちゃ冷めているところがある子だと思うけど、まぁそんな子いないよねってことで、だからまぁあんま期待しないのね。


なんつーかさ、ギャルゲーに出てくるようなお堅い文科系の女の子っつーか常に図書室にいる子みたいな感じをなんで男が持っちゃいけないの?って話なんだよね。攻略したかったら女が主人公になって攻略しろよ!って思っちゃう。なんで常に男が攻略側に回らなきゃいけないのか、この恋愛においての女性上位な感じって俺は大嫌いなんだよね。女も可愛い子とかだと「あいつから反応ないからいいや」みたいな感じでしょ?リア二千とかがそういう感じだと思うんだけど、あのお姫様な感じが許せないんだよね。one of them扱いすんな!っつーさ、俺はてめぇーのおもちゃじゃねぇーんだ!立派な人間だ!っつーさ、そういうリスペクトが無いとダメだよね。だからなんつーか可愛い子って男を代替可能な労働力程度にしか思ってないところがあるような気がしてさ、だからなんつーか嫌なのね。まぁ可愛いから直接会うと心は揺らぐんだけど、でもまぁ冷静に考えるとそんなに悩むようなことでもないなっつーね。いや、ただのオタク男っつーか喪男の妄想なのかもしれないけど、ワニトカゲキスのヒロインみたいな積極性が女子にあったっていいじゃねーか!ってマジで思うんだよね。なんで女子は声をかけてくることを期待しているっつーか声をかけられるのがデフォルトみたいになってるのかマジで許せないんだよね。男だってギャルゲーの文科系女子みたいなマインドを持ったやつだっているわけだからさ、そういうのもちゃんと配慮してほしいよね。全ての男がマッチョなわけじゃないんだぜっつーね、だからまぁそういう意味でアメリカの女の子って可愛い子は苦労しないのね。恐らく。男がみんなアグレッシヴですぐに声をかけるっつーカルチャーがあるんで、常に5人から10人ぐらいからのアプローチがある中から誰かを選ぶみたいな、そういう贅沢なさ、自分勝手なやり方をしてると思うんだよね。で、この常に5人から10人っつーのが自己満足っつーかステータスでさ、これがまた気に食わんのよね。だから俺はそのone of themにはならねぇーぜ!ってことなわけ。言ってる意味分かったでしょ?別にモテを自慢しようとか自信があるとかそんなんじゃなくてね、マジなんだったらそっちから攻略してこいって男が思ったっていいじゃねーかっつー話なのね。one of them系の姫系だったら付き合っても絶対上手くいくわけないでしょ?だからまぁ結局待ってるのが一番いいんだよ。で、声をかけてきたら「お、こいつマジだな!」って思うわけ。孔明三顧の礼みたいなもんだね。


男がそれ言うな!って感じだけど、いや、男にそういうのがあったっていいんだよ。俺はまぁ政治的にはフェミニストだけど、恋愛に関しては平等主義者だね。女性上位っつーのがマジで気に食わないわけ。ってことなのね。だからまぁモテようがモテまいがあんまかんけぇーねぇーっつね、モテようと思ったら変なメガネとかかけられなくなるし、そのまたかっこよくしようと思う自分ってのがまた嫌だしね。だからまぁ自然体でいたいわけね。アグレッシヴな恋愛っつーのは俺の川の流れを激流に変えるっつーかさ、流れてるんだから一緒に流れましょうっつーのがあったっていいじゃん!ってマジで思うんだよね。なんで男が女の流れにあわせなきゃいけないのかマジで分からないっつーか、これがまぁ女性上位ってことなんだよ。で、恋愛市場主義においては常にイケメンと美女がウハウハでしょ?だったら俺は神の見えざる左手でシコりながら自分で社会政策してたほうがいいわけ。市場主義にはのらねぇーぜぇー!っつー神の見えざる左手ね。この現象ってのは社会学とかでも言われてるけどさ、ネットとかで性欲とかを解消できるようになるっつーのが草食系男子を増やす原因になるっつーのもあるけど、でも別にそれいいじゃんね。男が常に性欲に惑わされなくて良くなったってことなわけでさ、男は常に性欲によってコントロールされていて、んでその解消として女子を探すっつーような下品なサイクルが無くなって何よりだと思うんだよね。だから神の見えざる手ってネットのことなんだよね。いや、本来の意味とは違うんだけど、俺の意味では神の見えざる手が介入して市場原理を変えたり抗ったりすることが可能になるってことね。草食系男子の台頭!みたいなのが微妙な調整によって出てくるわけだけど、それは別に悪い事じゃないってことなのね。みんな神の見えざる手であるネットでシコってるっつーさ、それが恋愛市場主義社会に影響を及ぼしてるってナイスだと思うんだよね。名付けてオナニ・スミス論。受容と供給のバランスが自然に調整されてるって意味だとまぁアダム・スミスの概念と一緒よ。基本的にはね。


あ、んでね、恋愛市場主義に対抗する方法の一つとしてはボイコットがあるよね。つまりは最初からゲームに参加しないっつーやり方ね。これをやることで美女がウハウハにならないと同時にたいした事無いランクの女も勘違いしないっつーかさ、女の方に余りが出てくるぐらいのバランス調整をしないといけないわけね。で、そのためにはボイコットが有効なわけね。女にダマされてると結局、恋愛市場主義に加担することになっちゃう。だから最初からそんなゲームやらねぇーよって断っちゃえばいいの。実際の社会みたいにそれに依存しなけりゃ生きていけないってわけじゃないんだしさ、嫌な思いをするぐらいならゲームはやらないほうがいい。まぁ勝ち取る恋愛もあるのかもしれないけど、こういうのは発想がマッチョで凄く嫌だな。俺って内面は女の子みたいだからね。マジで。性同一性障害とまではいかないけど、全然マッチョさっつーか男らしさが無い。まぁそういうやつがまぁ草食系男子とかって呼ばれるんだろうけど、草食系はマジで恋愛市場主義における自然発生的なレジスタンスなわけよ。それこそ神の見えざる手によってもたらされたレジスタンスなわけ。それによって需要と供給のバランスが調整されるっつーのは実にナイスなことだね。あとイケメンとかでも全然恋愛に興味が無いとかっつーんで女子が好きな男子を手に入れられないっつー苦痛を味わうとかね、少なくとも大半の先進国では女がいい気になってるから多少のバランス調整は必要でしょう。これがさ、個々の自発的な抵抗によるものじゃないところがオナニ・スミス的なんだってば。個々が自発的に恋愛をボイコットするっつーのはレジスタンス運動だけど、自然発生的にイデオロギーとか無しに恋愛とか肉体関係に興味が無いやつが出てきて、んでそいつらはただ自然体でいるだけっつーね、そういう自然発生的に草食男子ってのが生まれてきたっつーのがナイス!神の手!って話なわけ。分かったべ?