マッドサイエンティスト・耳蝉。

mimisemi2009-05-09

久々のポリサイのクラスだったけどさ、卵と久しぶりに会ったけどある意味ガッカリしたのがさ、特に最近のオバマの不祥事っつーとあれだけど、期待と違ったっつー絶望感が凄いんだよね。それもあってかさ、卵はもう政治は諦めたとか言っててさ、まぁ気持ちは分からなくもないけど、でもさ、政治的信念とかパッションって時事問題とかでどうこう揺らぐもんじゃないじゃん?自分がどうするか?って話なわけでさ、俺みたいにイデオローグになるとか馬鹿げた夢でも持ってればさ、それがずーっと俺を政治的なものにスティックさせる動機にもなったりするじゃない?まぁ俺の場合はただの趣味なんだけどね。「世界をどう変えるか?」なんて一人じゃ出来ないようなことを無理だって思わないで考えるっつーかさ、まぁそれが俺の政治的なものに関する思索の一部であったりするんだけど、卵は元々俺みたいな大志はなかったみたいだね。頭が良いやつではあるんだけど、そこまで政治に没頭するっつーかシリアスな感じじゃないんだなってガッカリしたね。良いヤツなんだけどね、でもまぁ同志だって思ってたのは勘違いだったなっていう。


でさ、政治学のクラスのブレイクの時に卵と話しつつ、卵がスモーカーなんて俺も付き合おうっつーかまたもらっちゃおうとか思ってさ、んで結局、卵は一本しか持ってなくて、俺はその辺で吸ってた姉ちゃんに一本もらったんだよね。で、久々に吸ったら最高だった。体に悪くなかったら完全にずーっとこれやってるなっつーのがタバコだよね。忌野さんなんかが死んじゃってさ、あの人はあらゆる意味でスモーカーだったと思うんだけど、ああいう人が喉頭がんになっちゃうのはまぁ必然的だよね。ちょーさんとかもそうだったし。やっぱタバコはダメだね。んでタバコ吸ってる時にさ、自衛隊にいたってやつがジョインしてきてさ、んでクラスの黒人のおばさんやら卵やらお転婆娘やらこの自衛隊のやつやらと喫煙所でいろいろと政治について語ってたりしたんだけど、基本的にアパシーなんだよね。みんな疲れてるっつーさ、お転婆娘もロビー活動とかやってるんだけど、それに一生捧げるつもりはないみたいなさ、まぁそれが普通だと思うんだけど、俺は老婆心でいつもお転婆娘にこう言っちゃうんだよね。


「世界を変えたいんだったら縦軸の力を利用するしかない。すなわち権力を握るしかないんだよ。だからキミはヘゲモニーを立ち上げなきゃいけないんだよ」とかって言うんだけどさ、やっぱダメなんだよね。そこまでの意志が無いっつーか、あくまで自分の生活の一環としてやれることをやってるって感じでさ、一気にそれが権力とかまでに飛躍しないのね。まぁ俺が飛躍し過ぎなんだろうけどでもさ、まぁ結局あれだよね、権力を握っちゃうのが一番手っ取り早いし現実的な方法だよね。自分が何かを決められたり何かを決める会議とかに参加出来る立場になるっつーかさ、活動家とかってロビー活動とか啓蒙活動じゃない?でも縦軸の力って権力行使だよね。結局ようはさ、世界を変えたいんだったらフレーマーになるしかないんだよね。つまりはアーキテクト側に回るしかない。だから結局、政治的エリートになるしかないんだよね。それは別に政治家になるってことだけじゃなくて、政治家に影響を与えるような学者になるとかさ、そういうのでも全然いいっつーかそれが一番いいんだよね。


まぁそれはともかくさ、自衛隊にいたやつとちょっと色々喋ったんだけど、なんかね、こいつがすげー俺のプレゼンを褒めてくれてさ、「あれ、本当に凄かったぜ!お前のインテリジェンスに感服した!」とかもうべた褒めでさ、まぁ上手く行ったのは確かだけど、ここまで褒められると照れるよね。で、この話は後に続くんだけど、放課後にさ、これまた自衛隊にいたっつー妻子持ちの黒人のやつとこの自衛隊のやつとで飲みに行く事になってさ、全然酒なんで飲んでないし、何より腹が減ってたから酔いが回っちゃって大変な事になるだろうからっつーので断ろうとしたんだけど、すんげー誘われたから一緒に行く事になってね、んでタランティーノの映画とかに出てきそうなさ、ジュークボックスがおいてあってオールディーズやらロックやらがガンガンにかかりまくってるめっちゃアメリカンなバーでさ、色々と話す事になったんだけど、まぁ話の詳細を書いてもキリがないんであれなんだけどさ、んで途中で黒人じゃないプエルトリカンの自衛隊のほうの友達っつーのがジョインしてさ、んで色々とまぁ話したんだけど、自衛隊の話っつーのが凄くてさ、いや、具体的な話を聞いたわけじゃないんだけど「お前どこにいた?」みたいな会話が普通にあるわけ。ちなみにプエルトリカンの友人も自衛隊にいたってことで俺以外はみんな自衛隊だったやつらだったんだけどね、イラクだのクエートだのバグダットだのそれこそニュースでしか見ないような場所にふつーに配属されてたらしくてさ、すげーなって思っちゃったんだよね。そういうやつらが今はポリサイのクラスをとって、アメリカ政府は間違っていたっていうのに気がついて政府に対して凄く怒っているっていうさ、彼らの憤りって半端じゃないと思うんだよね。


アメリカっつーのをナイーブに信じていて自衛隊にジョインしたんだけど、結局、自衛隊の内容も酷かったっつってたし、何よりイラク戦争とかの大義名分とかがさっぱりなかったっつーんで彼らとしては「俺らって何をしてきたんだろう?」っていう憤りと虚無感があるんだよね。まぁもちろんベテランってことで学費とかは免除されてるんだろうけどさ、それにしても彼らは怒ってるんだよね。政府に。そういうやつらと政治の話とかが出来るって凄い良い環境だよね。逆にそこそこの大学とか行ったらボンボンとかガリ勉みたいなやつばっかりで、こういう自衛隊上がりみたいなやつと喋ったりできないと思うんだよね。いや、自衛隊上がりイコールバカとかっていう意味じゃないんだけど、凄く地に足がついてるっつーのかな?リアルを生きてるやつらっつーの?呑気な学生とかじゃなくて戦場にいたやつらだからさ、なんか話とかがリアルなんだよね。マジで。で、そんな中でさ、プエルトリコのやつがさ、酔っぱらいながら「ビルのプレゼンは凄かったよなぁー」なんて言い出してさ、そしたら黒人のやつも「彼のプレゼンは俺の人生を変えたよ!そのぐらい凄かった!」なんてべた褒めでさ、で、特に面白かったのがね、俺がブラックボート2面を全面使ってグチャグチャなダイアグラムで何かを説明し始めたっつーのが相当インパクトがあったらしいんだよね。誰かがプレゼンやってるときに俺は黒板に色々と書き出してたんだけど「うるさいからちょっとやめてくれる?」とかって先生に言われつつさ、まぁこの話は前に書いたけど、笑っちゃったのがね、プエルトリカンのやつも黒人の妻子持ちも「こ・・・・こいつ何をし始める気だ?」って心配してたらしいんだよね。で、黒人の妻子持ちのやつが「なんつーのかな?マッドサイエンティストが分けの分からないダイアグラムを書きまくってるって感じだったけど、最終的に全てのダイアグラムがビルの話通りに点と点で繋がっていて、んで最終的に全部のコンセプトが理解出来るようになってるっていう凄いプレゼンで度肝を抜かれた」ってことだったらしいんだよね。


ようはあれだよ、あのあれ、ビューティフルマインドのジョンナッシュが図書室の窓に数式を書きまくってる感じ?ああいうマッドな感じがやっぱ相当あったみたい。ただそれが全部実は統合されたものだったっていうのが最後に分かった時にもう感動してどうしようもなかったらしいんだよね。で、黒人の妻子持ちは国家イデオロギー装置の話を家に帰った後、すぐに奥さんに興奮しながら説明したらしいんだけど、俺の英語ってまだまだブロークンだし、グラマーも変だし、発音が下手なところもあって、半分ぐらい伝わってないだろうなって思ってたんだけど、黒人の妻子持ちがさ、プレゼンを知らないプエルトリカンの友達に俺のプレゼンの内容について説明してたんだけど、驚いたことにすんげー覚えてるのよ。それこそ細部まできちっと説明しててさ、よくもまぁあんなグチャグチャなダイアグラムとブロークン英語の説明でここまで理解出来てるなって関心しちゃったんだよね。それとも俺の英語は俺が思ってるほどヘタクソではないのかもしれないね。


で、そのバーってのが面白くてさ、テーブルに紙がひいてあって、んでクレヨンがおいてあって何か知らないけどお絵描きが出来るようになっててさ、会話の潤滑油っつーかこれって意外と効果があるのかな?って思ったね。退屈してるやつも落書きとかできるし、話題によっては図で説明できたりするしさ、見た目バカみたいだけど凄いなって思ったね。で、空きっ腹に4杯もビールを飲んだ俺は結構酔っぱらっちゃってさ、酔っぱらいながらもプラトンの洞窟の話とかをまた色々お絵描きで説明し始めたりさ、まぁとにかく凄い楽しかったね。俺みたいな変わったやつがナイーブに哲学の話とかの話をして、それを真剣に聞いてくれて共感してくれるやつがいるっつーのが凄く嬉しいんだよね。前にも書いたように嫌がられることも多いんだけど、その一方で今日飲んだ自衛隊連中みたいに共感どころか驚きだ!なんて感動してくれるやつとかもいるっつーのは嬉しいねっつーか結構味をしめたっつーのはあるんだよね。プレゼンで何かを説明するってことが結構楽しいことなんだなって分かったっつーのもあってそれでちょっと教職に興味を持ったっつーのもあるんだけどね。結構楽しいっつーか結構俺って上手いんじゃん!って関心したわけよ。ここまで感動されてるとは思ってなかったからね。上手く行ったぐらいの認識だったからっつーかこれでもう十分なのに、ここまで感動されてるとは思わなかったわけよ。そう、こうやって評価されないと分からないよね。そんなにあの時の俺凄かったんだ!って今日気がついたわけだからね。かなり自信ついたな。でもホント、この自衛隊3人はマジでいいやつらだね。白人じゃないからだろう。恐らく。大抵のエスニック系マイノリティのやつっていいやつばっかなんだよねってのはいつも書いてることだけどね。嫌なやつには白人が多い。これは揺るぎない事実。


それにしてもマッドサイエンティストの件はマジでウケたなっていうか嬉しかった。俺って素でそんな感じなんだってマジで嬉しかったっつーかマッドサイエンティスト系って小学校の頃からの憧れだったからね。で、さっきも書いたけど、黒板を2つもフルに使って色々と説明して、んでそれが理解に役に立つダイアグラムだったっつーのがね、ああいうのを即興で書ける俺ってのも凄いなって思ったし、意外と才能あるのかもなって結構な発見だったわけよね。無言でずーっと何かを書き続けて、んで結果的に黒板2つをフルに使っちゃったっつーのが相当インパクトがあったみたいだね。こういう天然の能力が俺に備わってるなんて気がつかなかったんだよね。こうやって色々と書くのはもうウォール伝を何年もやってるから分かるんだけど、ダイアグラムとかを使って説明するっていうことも割と上手いっつーのは知らなかったわけよっつーかあのぐちゃぐちゃなダイアグラムがあそこまでワークしてるとは思ってなかったので。だからまぁ意外と教職って向いてるんじゃないかと思ったわけね。まぁ狂ってるタイプの先生には分類されると思うけどね。でも変な教授とかっているじゃん?すんげー異様な教授とか。ああいう感じになれたら最高だなって思ったねってことで俺の目標は研究者=大学教授=イデオローグに決まりました。まぁ実際は二年前から密かに思ってたことだけどね。今はまぁアナウンスができるぐらいの自信がついたっつーかなんつーか。草なぎ剛が韓流スターを見て「あれぐらいのレベルでスターになれるなら俺でもできる」とかって思って韓国進出したっつー話があるけど、厭らしい話だけど、俺にもそれはあるね。特に今の学校のダメな先生とか見ててさ、あんなので教職が務まってるんだったら俺はこういうやつらより何百倍もの良くて面白いコースを提供出来るなって思っちゃうんだよね。大学教授っつーと響きが仰々しいけど結局まぁピンキリだからね。


それにしても空きっ腹にビール四杯も飲んじゃったからさ、家に帰ったからもう頭が痛くて大変だったよ。泥酔ってほどではなかったけど、もう全然アルコール摂ってないからダメだね。あとあんまもうアルコールってよいもんじゃないなって感じがしたね。大好きなハイネケンを飲んでいたんだけど、そんなの美味しく感じなかったっつーかなんつーか。あとね、あの例のクリティカルガールズ二人組だけどメール来てないね。これだからメアド交換とかって嫌なんだよな。来てないかなー?って期待してメールチェックして来てないとすげーガッカリするじゃない?だから最初からメールってやりたくないんだよね。興味がないとか言っておきながら心のどこかで返事を待ってるんだよね。やっぱ俺も男だなって思うよね。っつーかさ、来週でクラスは全部終わりでさ、再来週にファイナルがあって、んで今セメスターは終わりなのね。どうすればいいんだろうな?俺。お転婆娘は可愛いけど、まぁまず無いなって感じだけど、クリティカルの片割れと栗子はどうしようかなー?って感じだよね。いや、選べるほどもう余裕ないよ。全然。俺ってシャイでさ、ちょっと気になりだすと無愛想になっちゃうから、あっちが「あ、そうなんだ。そんな風に思ってるんだ」とかって思っちゃうんだよねっていうか妄想レベルだけど。まぁとりあえず次は「ミックスどうだった?」って聞こうかな。でもさ、あれなんだよね、俺がちょっと気があるっていうのを見せるためには電話番号教えてくれる?とかさ、メールアドレス交換しようよみたいなことを言わないと相手も分からないよね。「ミックスどうだった」「あ、気に入ったんだ。それは良かった!じゃあね」じゃやっぱダメだろう。相手も「は?」って感じだろうし。この辺が分からないんだよね。俺は。あと世間話が出来ないからコミュニケーションが続かないんだよね。「趣味何?」って聞いて「哲学」とかって答えたらもうパートナー決定みたいなもんだけどさ、趣味とか違ったりするともう話す事ないじゃん?クラスがどうだとかさ、生活って大変だよねーとかさ、そういう話って限界があるじゃん?で、ふつうのだんすぃーがどうやって女の子と会話してるのか本当に気になるね。いや、普通の会話は出来るんだよ。所謂さ、「ぼぼぼぼぼ僕はあのそのあの・・・」みたいなそこまで童貞が酷いわけじゃないからね、会話は出来るんだけど、一対一でさ、んで学校とか関係ないプライベートとかになるともう全然分からないよね。俺って自分の領域の話しか出来ないからね。だからあれなんだろうな、男ってのはシニフィアンがブランブランな差異の戯れを女子と楽しむわけだよね。こういう意味無いことが俺には出来ないんだよな。よくさ、まぁ日本でだけどカップルの立ち話とか聞いてても全然中身がないっつーかどうでもいいことばっか喋ってるじゃない?よくあんな会話で男女交際が続くよなって感心しちゃうんだよね。なんなんだあいつらは?って思っちゃう。


可愛い顔してる割に言葉遣い悪いから所謂、ギャル系なんだろうけど、でもなんつーか俺の前では凄くシャイな感じっつーか、まぁそりゃーそうか。好きって言われちゃったんだから。どうすればいいんだぁー!俺はぁ!!困ったなぁー!なんかそのまま無視っつーのもあれだしな。あとは可能性としてはもう彼女は俺の事をどうとも思ってないっつーのはあるだろうね。そのくらい好きなのかも分からんし。ちょっと気に入ってるぐらいだったらまぁ他をあたってくれってなるけど、そこまで好きになられてたら答えたいんだよね。でも緊張するんだよなー。でもこの感覚ってリア二千以来なかったから結構楽しくもあるけど、でもリア二千の時もそうだったけど、大抵がさ、話が盛り上がるのがセメスターの後半っつーかほぼ終わりみたいな時期なんだよね。で、俺はいつも「もう終わっちゃうよーセメスター」とか思いつつ戸惑うっていうさ、結局なんだ興味無いとか書いておいて俺は興味があるんじゃんっつーかこれは始めてだったからね。相手が明らかに好いているってのが分かったっつーのは始めてだったから。試しに付き合ってみるか。でもなぁー。自信ねぇーんだよな。「つまらない」とか言われて終わりそうなのが目に見えてるんで怖いっつーかさ、相手が変わってる子だったらいくらでも変わった映画の話とか音楽の話とか芸術の話とか出来るけど、共通の趣味が無い子って難しいよね。いくら顔が可愛くても中身が合わないんじゃ付き合いようがないっていうかなんていうか。でもなんか後悔するのも嫌だしなぁー。学生ビザとかがオッケーでさ、んでまぁ次のセメスターとか取って全滅だったら「あーやっぱ声をかけておけばよかったー!」とかって思うわけじゃん?どうすりゃーいいんだろな。付き合い方っつーか入り口の開け方がさっぱり分からん。電話もってないし、電話っつっても喋る事無いし。そもそもこっちから声をかけるっつーのがやっぱ大変だよね。だから攻略してこいって思っちゃうんだけど。声をかけたところで何も喋る事が無いっつーね。困ったもんだね。「最近どう?」「どこに住んでるの?」「メジャーは何?」とかそんなのばっかだもんな。喋ったとしても。「今度どっか行かない?」っつってもどっか行きたくないし、ずーっと家に籠ってるからGスポットじゃなくてデートスポットとか分からないし。まぁ美術館とか行けばいいんだろうけど、それにしてもなぁー。「あいつ、たいしたことなかった」って思われるのが怖いね。そうなるともう落ち込みが半端じゃなくなるから、それを回避したいっつーのもあってやっぱコミットしたくないんだよね。まぁ恋愛におけるヘタレってやつですね。


ってことで今日はこの辺で。